レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2018/04訪問 2018/05/04
無事、出張先である黒崎の仕事を終わりました。
さあ、念願のお昼です。
と、言うのも以前から、狙っていたお店がありました。
「黒崎田舎庵 日日屋」さん。
小倉でいただいた「田舎庵」さんと同等、またはそれ以上との呼び声高い鰻店です。
訪問時刻は11:10。
混み合う前のベストなタイミングです。
店内に入ると瓢箪の暖簾がお出迎え。
やはり「田舎」と言うネーミングから受ける印象と違い、落ち着いた和モダンな造り。
この辺りは小倉の田舎庵さんと同じですネ。
(他の方の口コミによると経営は別だそうです。)
早い時間帯でもあり、2人での訪問ながら4人用テーブル席に案内されました。
メニューを見ると、値段が一番高いのが『梅』。
『松』→『竹』→『梅』の順に値段が高くなる構成です。
ここで悩んだのが鰻重と鰻丼。
お店によっては、鰻の質が違ったり、使う部位が違ったりと鰻重と鰻丼の使い分けは様々。
(例.鰻丼~鰻1本分の部位をまんべんなく利用。鰻重~小骨の多い頭近辺、身の細い尾の部分を避け、脂の乗った胴体部分のみを使用など。)
鰻重の方がややお高めな設定ながら、黒崎田舎庵さんではどこが違うんでしょうか?
ここは、店員さんに聞いてみます。
すると、鰻の質に違いはなし。
しかも、『鰻重・松』と『鰻丼・梅』に使用する鰻の量と部位は同じ。
さらに、値段は、どちらも吸物・漬物付の同一料金、3,550円(込)。
ほんと、どこが違うの? (・・?
すると、店員さん、「お客さんから教わったんですが、鰻重は重箱のため、タレがご飯に均一にかかりますが、鰻丼はどうしても、タレが底溜まりしてしまうので、そこが違います。」とのこと。
これは予想してない面白い答え。 (笑)
で、『鰻重・松』を注文しました。
そう待つことなく、着丼ならなぬ着重です。 (#^^#)
蓋には『鰻』の文字が記された立派な重箱。
品のある高級感を覚える器です。
蓋を開けると、重箱のご飯の上に鰻が敷きつめられて・・ません。 (^^;)
2割ほどは白いご飯がのぞいてます。
(田舎庵さんもそうでした。)
いただいてみます。
最初にパリッとした皮の食感。
噛みしめると、程よい身のふっくら感が続き、次に皮裏の脂から旨さが滲み出てきます。
まさに芸術的な焼き方。 !(^^)!
鰻にかかるタレは、さっぱり系。
筑後地方の鰻屋さんでは、甘めのタレを使いますが、全く違います。
鰻の下のご飯と一緒にいただくと、これまた美味しいですネ。 (#^^#)
ただ、真っ白なご飯部分が気になります・・。
店員さんにお願いし、別途にタレのみをいただきました。
ご飯に掛けていただきます。
さっぱりとしたタレと思ってましたが、ご飯のみには意外と醤油が強く感じます。
付合せは、かぶの漬物。
口のなかをすっきりリセットするのに程よい味付けです。
肝吸いは注文方式なので注意が必要です。 (ここ大事!)
最初にしっかりと確認しましたので、こちらは事なきを得ました。
(気付かないと肝のない別のお吸い物がだされます。)
大ぶりの肝です。
臭みも全くなく、一緒に入れられた桜の塩漬けの香りがふわっと鼻をくすぐる絶品の肝吸いでした。 !(^^)!
これ、イイね!
鰻重・肝吸い・漬物、どれをとっても味的には満足のいく非常に高いレベルです。
むしろ、個人的な財布の状態が問題でしょうか?
だんだん手が届きにくい食べ物になってきました。 (涙)
ごちそうさま。
2位
1回
2018/06訪問 2018/07/03
先輩と2人、お仕事in熊本。
ランチにどうしても行きたいお店がありました。
「勝烈亭 新市街本店」さん。
食べログで、熊本県>すべてのランチ部門で検索すると堂々第1位に輝くとんかつ店です。
その評価は☆3.88。
実は支店である南熊本店には、何度か訪問したことがあります。
料理はもちろん、その雰囲気、接客の素晴らしさも経験済みです。
その本丸である本店はいったいどんなお店なんでしょう?
期待に胸をふくらませ、運転に危険を感じるほどの 大雨のなか、お店に向かって突き進みます。
お店に到着したのは平日水曜日の13時。
隣のコインパーキングに車を駐め、たった10m移動するだけで、ずぶ濡れになるほどの豪雨です。
こんな天候なら、さすがにお客さんも少なかろうとタカをくくって入ったところ、店内は順番待ちのお客さんで大混雑 。
Σ( ̄□ ̄;)
タッチパネルの受付で番号札を受け取り、順番待ちとなりました。 (^^;
どうやら団体さんも2グループほど入っている模様で客溜りも一杯です。
店内は禁煙ですが、その客溜まり脇には別途スモーキングルームが作られてありました。
軽く30分以上は待ち、ようやく順番がまわってきました。
案内されたのは、2人用のテーブル席。
狭くもないが広くもない中庸な大きさです。
(食事フロアは中央に円形状の共有テーブルのカウンター席、それに4人用テーブル席が主体となってました。
また、待ち時間中に店内を探検したところ、階段を上ると2階にも4人用テーブル席が連なり、それなりのキャパがあります。)
さて注文は何にするか、ここが悩みどころです。 (^^;)
平日ですので、日替わりランチを選択するのが1番コスパがいいんですが、かといって、こちらにいつ再訪できるかも分かりません。
悩みに悩んだ末、全てが堪能できる「勝烈亭定食(1,500円、別)」に決定です。
なんと言っても、ロースカツ・ヒレカツ・海老カツの豪華3本立ての構成です。
注文したあとは、最初にソース用のすり鉢が用意されますが、こちらのソースは2種。
店員さんにお願いして、すり鉢をもう1つ用意してもらいます。
デミグラスソースと胡麻をすりおろした和風ソースを準備し、万全な受入れ態勢です。 (きっぱり!)
しばらくして運ばれてきた「勝烈亭定食」。
まずはデミグラスソースでロースからいただきます。
なんか見た目から『美味いぞ!』ってオーラを感じます。
口に運ぶとこれまた油のいい香り。
外側はパリッ、内はうっすらローズピンクの絶妙の揚げ具合。
厚めのとんかつから滲み出る肉汁とデミグラスソースのマリアージュ。
「旨っ!」自然と呟くほどの美味しさです。
上品なヒレ、1本ながら圧倒的な存在感を放つ特大海老カツ。
最初はデミでしっかりと、途中から和風ソースでさっぱりと。
もちろん海老カツはお店特製のタルタルでさっぱりと。
全てが美味しい。 (#^^#)
しかも、この高品位な美味しさが南熊本店と同等の美味しさっていうのが、妙に嬉しい。
上手く書けませんが、本店のこの美味しさをそのまま支店で再現できるってことは凄くないですか?
味の完成度・接客・雰囲気は支店と互角。
ただ、お客さんの混み具合やテーブルスペースを含めたゆったり度は、やや南熊本店が優勢でしょうか?
これも、本店という宿命でしょう。
お店を出たのは14時半。
ゆったり堪能させていただきました。
ごちそうさま。
3位
2回
2025/07訪問 2025/07/20
お仕事 in 八代市。
現場での仕事を終え、八代駅を見てから高速に乗ることにします。
駅の近くで「より藤」さんを発見です!
九州を代表する駅弁の1つ、鮎の甘露煮が入った「鮎屋三代」を作るお店です。
八代に来たのは7年ぶり。
せっかくならと立ち寄ってみました。
自分用のお土産に購入したのは、鮎の甘露煮。
きれいな姿モノもありますが、自分用ならコスパのよい「割れ(1,080円)」の方がお買い得。
1つ購入し、持ち帰っていただきます。
自宅に戻り、冷酒のあてとしてゆったりと。
購入する時は気づきませんでしたが、子持ち鮎。
なんだかお得な気分です。
(^^)v
醤油や砂糖などで甘辛く煮込まれた鮎。
骨まで柔らかく頭から尻尾まで全ていただき幸せな気分に。
美味しくいただきました。
ごちそうさまです。
今回の旅行でどうしても寄りたかった駅弁屋さん。
八代の「より藤」さん。
熊本、いや、九州を代表する駅弁の一つ、鮎の甘露煮が入った「鮎屋三代」はあまりに有名。
福岡では三越で売ってあり、何度か購入させていただきました。
味の確かさは、既に確認済み。
いよいよ、その本丸に乗り込みます。
こちらのお店では、駅弁のテイクアウトのほか、イートインも可能です。
せっかくですので、いただいていきましょう。
席はテーブル席と座敷の個室があります。
2人で個室を利用させていただくことにしました。
メニューを開くと、鮎は球磨川の天然モノと書かれてあり、テンションUPです!
注文したのは甘露・塩焼定食2,500円(込)。
鮎の甘露煮と塩焼、それに鮎だし炊き込みご飯・お吸い物の定食です。
塩焼には20分ほどの時間がかかるとの案内があり、先にそれ以外のものを出していただきました。
鮎の甘露煮。
丸々1尾の鮎の甘露煮です。
じっくりと煮込まれ、骨を気にすることなく頭から尻尾までそのままいただけます。
鮎の炊込みご飯。
とび抜けて秀逸なご飯です。 (≧▽≦)
焼鮎のダシとキノコの香りをまとったご飯。
最初に感じるのは、甘くバターぽい香り。
噛み進めるうちに炊込みご飯のうま味が口の中に広がります。
ご飯じゃなく、香りを食べてるよう。
これ、駅弁の「鮎屋三代」の炊込みご飯と同じと思うんですが、出来立ての温かい炊込みご飯がこんなに美味しいとは!
なまじ、駅弁を何度か食べてただけに、想定外の嬉しい誤算です。 (^^♪
このあと、立派な鮎の塩焼きが運ばれてきましたが、その印象が霞んでしまうくらいの美味しさでした。
いや~、訪ねてよかった。
ごちそうさま。
PS. 自宅用に「鮎屋三代(1,250円、込)」を買い求めました。
帰宅後、いただいてみると、甘露煮の美味さは同じですが、やはり、あの炊込みご飯の美味しさは、現地ならではですネ。
4位
1回
2018/12訪問 2018/12/21
いよいよ北九州での忘年会の開催です。
宿は黒崎にとりましたが、集合場所は折尾。
早めにホテルにチェックインしていたのでこの際、黒崎から折尾まで歩いてみました。
65分かかりました。 (笑)
集合場所からは総勢約20名、マイクロバスで会場まで移動します。
向かった先は「魚庵 千畳敷」さん。
干潮時に現れる岩礁が畳1,000枚の広さに例えられる「千畳敷」。
この名所と隣接するような場所にあるお店です。
まるで江戸時代の奉行所を思わせるような大きな門をバスがくぐり抜けお店に到着。
その規模と風格に既に圧倒されます。 (◎_◎;)
マイクロバスを降りると仲居さんがお出迎え。
仲居さんが先頭となり会場へ案内されます。
さらに敷地内にも門。
その門をくぐると、ドドン!
歓迎の太鼓が鳴り渡ります。 (≧▽≦)
面映ゆい程の厚遇ぶりに戸惑いながら、石段を一歩一歩おりていきます。
その一歩ごとに非日常の世界に足を踏み込んでいってるよう・・。
母屋に着くと、これまた趣のある風格を感じる建物。
壁には空から撮影したお店の大きな写真が飾られてます。
建物自体の敷地が既に福岡ドーム超え、所有している周りの山林を加えると1万坪ほどの広大さとお見受けします。
<ちなみに、福岡ドームの建築坪面積は約2,100坪ほどです。>
母屋からさらに別の建物に移動。
どんだけ広いねん!
案内された別棟は、畳敷きの広間。
既に食事の用意がなされたテーブルが畳の上にズラッと1直線に並べられてます。
席につくと、魚の形を連想させる幾何学的なデザインのお皿に6種の前菜。
「ワカサギの南蛮漬け」「合鴨うま煮」「穴子煮こごり」等々。
これと別に「もずくの三杯酢」がガラスのお猪口に。
計7種の前菜です。
ビールでの乾杯のあと、さっそくいただきます。
まずは、南蛮漬けからいただいてみます・・。
ウン、これ日本酒やネ。 (#^^#)
さっそく、日本酒にスイッチを図ると、今回特別に用意されていたお酒がありました。
『鍋島』です。(今回特別枠ですので、ドリンク☆には算入してません。)
いただいてみると、これが激ウマ。 (≧▽≦)
個人的にはこの時期ですと、岩の蔵(おなじ佐賀県のお酒です)の『ターコイズ』がお気に入りですが、同じ微発泡酒で前菜との相性が抜群。
そして、また前菜の一つ一つがきっちり丁寧に作られ、それぞれに美味しい。
お酒と同様会話も弾みイイ雰囲気です。 (#^^#)
もう少し、前菜とお酒と会話を楽しみたかったんですが、次から次へと魅力的な料理が登場です。
『鯛の活造り』
まるで黒田節を思わせる大きな朱杯のような器で登場です。
美しく盛られた活造りは、ドライアイスの演出付き。
あちこちから、歓声があがります。
鯛の刺身はネギを巻いて、柚子胡椒と醤油で食べるのが魚庵風。
仲居さんの親切丁寧な説明を受けいただきます。
そして、『刺身3種盛り』『サーモン千草焼き』『湯葉と茸の吸い物 』『茶碗蒸し』が続きます。
もっとも楽しみにしていた『活き鮑の陶板焼き』。
かがり火を模して組み上げた台の上には活き鮑。
陶板で焼きあがる鮑に期待感が高まります。
いただいてみます。
優しく歯を押し返すような弾力が心地いい。
そして、噛むたびに鮑の旨味が出てきます。 (*''▽'')
これまた、日本酒との相性は最高です! (きっぱり!)
まだまだ続きます。
『天ぷら盛合せ』。
海老と野菜の組合わせでした。
『味噌汁』『ご飯』、『デザート』で〆。
料理の合間に、獅子舞や女将さんの「黒田節」の舞などの披露があり、あっという間の時間でした。
付け加えて、仲居さんの料理の食べ方のアドバイスや丁寧ながらも気の利いた目配りや会話がより美味しさを引き立ててくれた様に思います。
最後にもっとも感謝したいのは幹事さん。
よくぞこのお店をセッティングされました。
出欠確認、バスの手配、宴会中のイベントの企画・・・。
数え上げれば切りないほど。
題名は『忘年会』の案内でしたが、個人的には『忘年会』に『盆』と『正月』と『クリスマス』と『誕生日』が一緒に来たくらい楽しく過ごさせていただきました。
有難うございました。
ごちそうさま。
5位
1回
2018/05訪問 2018/05/14
先輩と2人の飲み会。
お店の選択は任せるとのことで、一度行ってみたかった「炉ばた雷橋 」さんに予約しました。
お店に電話すると「19時からでしたら、21時までとなりますが宜しいですか?」との話がありました。
どうも2時間での入替え制のようです。
福岡でも炉端焼きの超人気店。
いよいよ初訪問です。
予約した19時の10分ほど前にお邪魔しました。
上着や荷物は、壁際に設置されたガラス扉のキャビネットの中に預かってくれます。
おかげで(煙を気にせず)食べることに専念でき、これは助かりますね。
店内はカウンターのみの12席。
事前に読んだ口コミから、狭げなイメージがありましたが、そんなに窮屈ではありません。
ゆったりとまでは言いませんが、食事には十分なスペースです。
2人に1つの割合で目の前に炭を置く炉が設置されてます。
各々の目の前の炉で注文した分を、焼いてくれる趣向です。
まずは突き出し。
うるめいわしの丸干し。
生ビールをいただきながら、先輩と炙り具合を眺めます。
丸干しの内臓部分が沸々となり、焼き目がついたとこで、いただきます。
カーッ! ビールに合いますね。 (#^^#)
一気にテンション上昇!
王道の鶏のセット・野菜セットをはじめ、あげまき・焼牡蠣などを次々注文です。
(ちなみに、野菜セットは1人前より2人前用の方がお得な値段になってます。)
最初に登場したのは、あげまき。
大ぶりのあげまきは、貝の中で身がふっくらと蒸焼きにされてます。
後半で登場した牡蠣もそうですが、『あげまき、焼牡蠣の一品一品がもはやメインを張れる逸品です!』
ふっくら、はち切れんばかりの身から貝の旨味がしっかり堪能できます。
こりゃ、日本酒でしょ。
メニューから、「古都の雫」続いて「東一」をチョイスです。
枡の中にコップが置かれ、なみなみと・・・。
堪りません。 (^^♪
その途中で他のメニューに織り込んで出される、お店看板メニューの鶏セットと野菜焼セット。
柚須胡椒や塩・生玉子+タレなど、お勧めの食べ方を教えてくれます。
味はもちろん、言わずもがなの美味しさ。 (#^^#)
なにより、感心したのは注文したメニューから店員さんが順番を組立て、丁度良い順番とこちらのペースに見合ったタイミングで出されてきます。
途中で、おつまみ代わりの「島らっきょ」や「たたみいわし」・「のどぐろ (1尾、手のひらサイズ)」を追加しても、これまた上手い具合に先に注文した料理に織り交ぜた順番で出されます。
これを口福というんでしょう! (きっぱり!)
さっきから、先輩が飲んでいるグレンフィディックのハイボールが気になります。
試しにいただいてみると、これが鶏に良く合います。
(シングルモルトがこんなに合うとは意外・・・・当然、お代わりしました。)
入店前には、予算4千円を目安にしてましたが、この味、この雰囲気、この店員さんの心遣いにリミッターOFF。
心ゆくまで楽しむことに。 (笑)
そんな至福な時間のなか、さり気なく店員さんから「あと40分ほどになります。」のご案内が。
なんなんでしょう?
その言い方までが心地よい。
お店に迷惑かけてはと、「焼きおにぎり」と「お茶漬け」で〆に入ります。
ただお互い、相手の注文したものが気になるもの・・。
それぞれの注文をシェアしていただき、半人前ずつで提供してくれた店員さんの気配りがこれまた嬉しい。
お会計は2人で13000円。
予算をオーバーしましたが、その価値は十分に納得できる内容でした。
先輩もご満悦のご様子。
美味しくいただきました。
ごちそうさま。
6位
1回
2018/06訪問 2018/06/27
食べログの口コミを見て気になったお店がありました。
玄海寿司さん。
実はこのレビューを書く前に、あまりのコスパの良さに再訪済みです。 (笑)
お店の場所は、甘木鉄道小郡駅より歩いて1分。
高速道路の北側に位置します。
最初は1人、車での訪問です。
お店の西側に広い砂利敷きの駐車場があり、「玄海寿司」と名前が書いてあるスペースに車を駐め、いざお店へ。
開業して27年、二代目ご店主が切り盛りする個人営業のお寿司屋さんです。
お店に入ると、にこやかに若女将さんがお出迎え。
入口脇の水槽には鯛や鯵が泳いでます。
座席はカウンター席のほか、4人用テーブル席×3 。
こじんまりとしていますが、建物の造りから推察すると、別途座敷席があるかもしれません?
先客は1人のみ。
こちらも1人ですので、カウンター席に案内されました。
日曜日でしたが、ランチメニューがあります。
大別すると、にぎりのランチとちらしのランチの2種。
さらに、にぎりのランチは「玄ランチ」と「海ランチ」に分かれますが、どちらも800円(別)の同料金です。
にぎりが5種ある「海ランチ」を注文しました。
ちなみに、「海ランチ」の内容は、
にぎり5種、細巻2種、巻きずし、いなり。
茶碗蒸し、汁物、デザート。
これだけついて864円。
ちょっとあり得ないお得価格です。
肝心の味ですが、まずはにぎりの赤身から。
シャリは水分を含んだ、やや粘りのあるタイプです。
しっかりと赤身の旨みを堪能できるにぎりです。
とても、この値段でいただけるシロモノじゃありません。 (驚!)
個人的にはもう少し固めのパラっと感があるタイプが好みですが、問題なく美味しい。
と言うか、ネタが信じられないくらい凄いんです!
脂のノリがすごい間八。
烏賊は食べ易いよう隠し包丁が賽の目に入れてあります。
丁寧な仕事です。
味噌汁の具材は浅利。
貝のダシもよく出て、いかにもお寿司屋さんの味噌汁って感じで美味しい。 (^^♪
他の料理も言わずもがな、これにデザートのムースをいただいて864円。
回転ずしチェーンも真っ青なコスパの良さと、段違いに高い仕事レベルに感動すら覚えます。
帰りには、お土産で1日5本限定のオリジナル太巻、「玄海巻(756円、込)」を買って帰りました。
これが好評で、翌週にはランチに3人で訪問しました。
これも皆さんご満足。
これだけ素晴らしいランチを提供しながら、お客さんが少ないのが不思議でしょうがありません?
穴場的な場所にあり、自分も口コミを読むまで知りませんでしたが、自信をもってお勧めできるお店です。
ごちそうさま。
7位
1回
2018/12訪問 2018/12/24
丁寧な仕事が施された『限定10食のランチにぎり』、自信をもってお薦めできるお値打ち価格のランチです
北九州忘年会の翌日。
ホテルをチェックアウトし、車で移動です。
時間に縛られた予定もなく独りでの運転。
お気楽です。 (#^^#)
途中、飯塚付近で休憩を兼ねお昼を取ることにしました。
ただ、ホテルの朝食無料ブッフェでしっかりいただいたので、軽く済ませたい。
で、思い出したのがBMしていた「寿司 まつばら」さん。
お店は国道201号バイパス沿い。
ボタ山をイメージした商業施設、NERO BOTANICAの2Fにあります。
お店の前には「限定10食 ランチのにぎり(2,160円、込)」の看板があります。
「先付・にぎり8貫・手巻き・赤出し」の構成です。
座席はカウンター6席、他にお座敷やテーブル席があります。
1人での訪問ですので、当然、カウンター席へ。
カウンターには、江戸前らしいネタ箱。
ガラス蓋越しに旨そうなネタがずらり。
最初に出されたのは、冷奴。
さっぱりした先付ながら、ほのかな大豆の旨味が心地いい。
今考えると、あとに続くにぎりのため口をリセットする目的があったのかも知れません。
にぎりは鮃、鮪のヅケ、縞鯵、間八、生海老、生帆立、槍烏賊、蛸 (順不同)。
全てに醤油や煮切りが塗られ、そのままいただけます。
お寿司自体は小ぶりで 上品な作り。
1品1品毎に、ネタの説明をしていただけるのも非常に嬉しい。 (#^^#)
その中でも特に印象に残った、にぎり3貫。
槍烏賊。
塩でいただきました。
ねっとりした食感、松笠状に丁寧に包丁が入れられてます。
生帆立。
紅葉おろしのピリッとした食感が、帆立の甘みを一層際立たせます。
蛸。
にぎりの〆の一品。
ツメが塗られた状態で出されました。
この蛸が特段に美味しい! (≧▽≦)
桜煮されたようなほど良い柔らかさながら、簡単には噛み切れない蛸。
噛むたびに蛸の旨味が口の中にじわりと広がります。
しかも噛む回数が多いため、にぎり8貫でもそれなりの満足感を覚えます。
途中で出された赤出しやにぎりのあとの手巻き(カッパ)も上々。
日本料理の凛としたものを感じながらも、サービスも良く、居心地良いゆったりとした雰囲気。
で、なぜかBGMはアメリカンオールドロック?
にぎり終えたご店主(40歳くらい?)とひとふた言話しましたが、気さくな方で初見でも楽しめます。
最後は和服姿のおかみさんが見送ってくれました。
非常に満足度が高く、特にCPは自信をもって☆4クラスの良店です。
ただ、この日は運が良かったよう・・?
後日、人を連れて行こうと予約の電話を架けてみれば既に満席とのこと。 (>_<)
特に遠方から来られる方は電話での確認と予約をお勧めします。
ごちそうさま。
8位
2回
2019/06訪問 2019/06/27
諸々の事情は割愛して、女の子と2人で飲み会です!
さて、どこにするか・・?
居酒屋では親爺っぽいし、ホテルのレストランもなんだかな~。
と言うことで、時々LP(ランチパスポート)利用している「Terrace Restaurant COMFORT HOUSE」さんに決定です。 (#^^#)
エレベーターでビル最上階の6Fにあがります。
エレベータードアが開くとそのまま店内の造りです。
あれっ?昼と夜とではシェフもスタッフさんもメンバーが違うんですネ。
スタッフさんに予約していた旨を告げ、テラス席に案内されます。
予約したのはシェフが目の前で焼いてくれるBBQとフリードリンク2時間のコース。
食べログクーポンで4,800円→4,500円(込)とちょっぴりお得なのも嬉しいとこです。 (#^^#)
ちなみにテラス席は初めて。
垂直部分の開放感はありますが、見晴らしといった点ではもう一歩?
とはいえ、屋外ならではの品のある大型リゾート風パラソルや座り心地のよいソファー席は大きな魅力です。
フリードリンクはセルフサービス。
まずはスタッフさんから用意されたドリンクの紹介とサーバーの使い方の説明がありました。
説明が済んだところで、2人で『香るエール』で乾杯です。
ほどなく、ボールに入れられたサラダと鯛のカルパッチョが席に運ばれてきます。
自然な流れで連れの女の子が取り分けてくれるので助かりますネ。
(普段のオッサン同士の飲み会では酒に気を取られていると、自分の分の大皿料理が食われてしまうのはよくある話。
決して悪気があるわけでなく、単にみんな酔っ払てるだけなんですけど・・。)
メニューはほかに、めんたいバケット、あご出汁ミニ五島うどん、じゃがバターのロースト。
シェフが焼いてくれたのは、とうもろこし等の野菜のほか糸島ソーセージや霧島豚のグリル・・。
最初は自分で取りに行くフリードリンクシステムは面倒だと思ってましたが、
①グラス交換ではないので、赤・白ワインなど複数のアルコールが同時に楽しめます。
②店員さんにお代わり注文しないので、心理的な負担を感じず遠慮なくガンガン飲めます。
結局、心の赴くままに飲ませていただきました。 (#^^#)
ビールは3種、香るエール・埼玉のクラフトビール・海外ビール(カールスバーグ) 。
特にクラフトビールの『COEDO Ruri』の美味しさは格別でしたね。 (≧∇≦)
白・赤ワインはそれぞれ1杯。
ほかにビーフィーターの炭酸割りやピーチカクテル。
カクテルも自分好みに作れますので、結果オーライのシステムでした。
料理は美味しいことは知ってましたが、ドリンクの待遇の良さは想定外の嬉しさ。
いや~美味しく飲み食べさせていただきました。
ごちそうさまでした。
LP (ランチパスポート)に掲載されていたコンフォートハウスさん。
素敵なお店のようですが、何しろ職場から遠い 。(ーー;)
ランチパスポートの使用期限が迫るなか、思い切って昼休みに行ってみました。
この酷暑の昼ひなか、途中の道はほぼ小走りです。(笑)
お店は国体道路に面したビルの6F。
店内は L 字型のカウンター席とテーブル席。
屋外にはテラス席があります。
(当然この酷暑ですので、テラス席に人はいませんが)
季節が良い時にはいいでしょうね。
1人での訪問でしたので、カウンター席に案内されました。
注文はもちろん LP メニュー「カジュアルランチ(1,500円→1,000円)」。
コース料理なんですが、時間がない旨を告げると、一生懸命対応してくれました。
まず、すぐにパンが用意されました。
ほうれん草とかぼちゃのパンにバゲットです。
そして、3段重ねの球状の器。
上段は太刀魚のカルパッチョ。
中段に前菜5種。
そして下段は冬瓜のジュレが入った冷製スープ。
メインは魚か肉かを選べます。
魚を選択しました。
鯛のグリルです。
付合わせの色とりどりの焼野菜が、品位と華やかさをupさせてます。
皮がパリッとして、身はふっくら。
バルサミコ酢仕立てで味はもちろん、 食感も楽しめます。
実は、コースのアイスティーを最初に注文し、いただきましたが 、その時に退店時刻も告げていました。
すると、「予定の時刻まで、まだ時間がありますよ。」と、もう一杯無料でサービスしていただきました 。 ( 〃▽〃)
各料理を提供する時に、その料理内容を説明 されるのも非常に好感が持てました。
またシェフからも「時間がないときは言っていただければ精一杯対応しますので、またご来店ください」との嬉しい言葉が!
滞在時間ジャスト30分。
美味しくいただきました。
ごちそうさま。 (*^^*)
9位
1回
2018/04訪問 2018/04/17
一品一品が店名どおりに香り立つ隠れた名店です。 (#^^#)
食べログで見つけた「香炉」さん。
2人でランチに行ってみました。
お店は池町川沿いにあるマンション1Fにひっそりと。
周りの雰囲気に溶け込んでしまい、知ってないとスルーしそう。
また、この佇まいが、却って高級感を醸し出してます。
お店の前に、控えめな告知ボードがありました。
ランチはA~Cの3種。
お値段は1,200円~3,000円(込)まで。
値段の予想がつくのは安心ですネ。
これなら、払えそうです。 (笑)
訪問時刻は11時半。
お客さんの入りは半分ほど。
入って正面にはカウンター席。
右手はテーブル席のフロア。
2人用テーブル×8。
人数での組合わせ対応とされているのでしょう。
テーブル自体はやや広め。
隣席とも十分な感覚を取ってあり、ゆったり落ち着けます。
明かり取りとして、壁の上部に窓ガラスが設置されてます。
店内は暗めの落ち着いた雰囲気ながら、東側の壁には、採光の役割も兼ねたマンション敷地の庭が望める大型窓。
いいですネ。
注文したのはBコース。
税込み2千円のコースです。
まず、最初に出されたのはスープ。
運ばれたとたん、パセリの香りが際立ちます。
人参、豆、ズッキーニ、白菜などがたくさん入った野菜のスープ。
いわゆる、食べるスープです。
野菜のほか、小さく切られたベーコンから味やダシの旨みが口の中に広がります。
キャベツとアンチョビのパスタ。
やや固めのアルデンテに仕上げられてます。
アンチョビのほか、なんとなくアサリの風味も感じましたが、気のせいでしょうか?
豚ヒレのカツレツ。
食べる前から、「美味い」と感じさせる香り。
こちらの、粉チーズとビネガーソースの香りにやられました。
カツは、トッピングされたミックスリーフやトマトに覆われ、パッと見、サラダのよう・・。
その中にあるカツレツ。
外カリッ、なかジューシィー。
カツ自体の美味さもありますが、野菜とのコラボが最高。
胡麻が練り込まれたパンと一緒に美味しくいただきます。
デザートは、パイナップルとチーズケーキ。
そして、コーヒー。
非常に満足度の高いお店で美味しくいただきました。
ごちそうさま。
10位
1回
2018/08訪問 2018/09/05
先輩の部内異動でのお別れで、内々3人での飲み会です。
お店の選択を任されましたので、一度行ってみたかった百式さんを予約します。
電話での予約時には「カウンター席へのご案内」ということでしたが、訪問時には運よくテーブル席が空き、そちらに案内されました。
カウンター席を抜け、奥へと移動すると、靴を脱いであがる小上がり席が数ヵ所あります。
最奥には大きな樽を横に向けた半個室のテーブル席などがあり面白い趣向です。
そんななか、案内されたのは堀ごたつ式の3人用円卓。
ちょうど手頃な大きさで、スタートから先輩も大満足のご様子です。 (#^^#)
最初にドリンクの説明がありました。
お酒の注文は自分で取りに行くと50円割引という変わったシステム。
3人とも乾杯は生ビール。
もちろん、取りに行きます。(きっぱり!)
ジョッキをセットし、ボタンを押すと全自動で機械が注いでくれます。
ドリンクを受取時に、おはじきを1つもらって50円の割引です。
席に戻ると3種のお通しが用意されていました。
自分がいただいたのは「茄子と椎茸の煮びたし」。
茄子の甘みと椎茸のうま味、糸唐辛子のピリッとした辛みが、味を引き締めます。
注文したものが、順に出されてきます。
「穴子の藁炙り刺し(1,060円)」。
藁の匂いがほのかに香り、アナゴはふわふわ。
薬味は塩・梅肉和え・わさび。
どれでいただいても其々美味しい 。
続いて出された「パリパリ ピーマン」。
カウンター上の大きなガラス瓶に入って目立っていたメニューです。
見た目の地味な印象を違い、これが実に旨い!
たっぷりと水分を含みながらも、パリッとした歯応え。
まったくエグミもなく、軽快にいただけます。
付合わせの肉味噌との相性もいいですね。
飲み物は日本酒へ。
三重県のお酒で「而今(ジコン)1,300円/合」なるものを。
お酒を自分で取りに行くと、更に好きな酒器を選べるのでより酒が美味く感じます!
錫の酒器を選びました。(*^^*)
(ここまでは取りに行きましたが酔いもまわり、途中からは持ってきてもらうことに。 )
日本酒に合わせるよう到着したのは「貝焼セット(1,200円)」。
サザエ・蛤・アサリ・巻き貝の構成でした。
好きな貝を3人でシェアです。
「甘鯛の鱗焼き」。
これはもう絶品!
ふわふわした身にパリパリした鱗。
最高に美味しい! ( 〃▽〃)
「残ったアラは味噌汁にできます」との案内がありましたが、綺麗に食べ過ぎて他の2人から「味噌汁に身が入ってない・・」とクレームを受けるほど。(笑)
「雲丹の炙り肉巻き(1貫 480円)」。
3つに切り分けていただき、仲良くシェアです。
あと、煮玉子やハムカツなど・・・。
どれをとってもハズレがなく、お酒もガンガン進みます。
お会計は21,320円。
結構、いっちゃった気がしますが、でもその価値はありました。
店員さんの対応もよく、噂通りの良店です。
美味しくいただきました。
ごちそうさま。
日々のレビューはCPに換算して☆を付けてますが、マイ★ベストレストランへの登録は『味』と『特に記憶に残るお店』から選出してますので基準が異なります。
(もちろん、接客対応がひどいお店はどんなに美味しくても論外です!)
今年はのっけから、鰻の不漁のニュースが話題となりました。
その結果、従来の年に比べうなぎ店への訪問が多かった気がします。
他にもいいお店がかなりあり、特に7位以下はほとんど差はなし。
翌日に再検討すれば別のお店を推してしまうかも? (笑)