全国食べ歩き人けーじさんが投稿した温石(静岡/焼津)の口コミ詳細

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温石焼津/日本料理

1

  • 夜の点数:4.7

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.4
1回目

2025/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

焼津「温石」で味わう、季節と技が織りなす口福の宴

今回の食事は、瑞々しいアジのきゅうり巻きから始まりました。脂の乗ったアジとシャキっとしたきゅうりが織りなす、意外性と爽快感。箸を入れた瞬間、清涼な香りと旨味が口中に広がります。

まずは喉を潤そうとジンジャーエールを注文したものの、程なくして日本酒へ。料理の流れが酒を呼びます。

甘長唐辛子は米粉を纏わせ香ばしく焼き上げられ、生白子をそっと忍ばせるという、発想の妙。地元の名産を、誰もが想像し得ないスタイルでいただける贅沢さに驚かされます。

続いて現れたのは、練りたて胡麻豆腐の上に鎮座する甘鯛。ふっくらとした身の甘味と胡麻豆腐の上品な香りが重なり、口福そのもの。中でも特筆すべきは、金目鯛の鱗焼き。パリッと焼き上げられた皮目と、ギリギリの火入れで仕上げられた身の柔らかさが見事なコントラストを描きます。

はもは、少量の湯で皮目だけを温めた絶妙な火入れ。その上にモロヘイヤを合わせて提供されるという意外性に、唸らされます。モロヘイヤという選択肢は、そうそう出会えません。

ご飯はバリエーション豊富で、おかわりのたびに味が変化。何杯でも飽きずにいただけ、結局おかわりを重ねてしまいました。今回特に印象に残ったのは、生姜ご飯。その香りとピリッとした刺激が、最後まで食欲を後押ししてくれます。

お席は焼き台前で少し暑かったです笑

2025/08/09 更新

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