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夜の点数：4.7
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￥2,000～￥2,999 / 1人
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料理・味 4.7
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|サービス 4.7
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|雰囲気 4.6
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|CP 4.6
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|酒・ドリンク -
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昼の点数：3.4
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￥1,000～￥1,999 / 1人
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料理・味 3.9
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|サービス 3.3
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|雰囲気 3.5
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク -
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テイクアウトの点数：4.8
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［ 料理・味4.6
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| サービス4.8
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| 雰囲気4.5
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| CP4.3
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| 酒・ドリンク- ］
鳥取にこんなラーメン店が存在する奇跡
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2020/01/21 更新
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毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
外食することの意味を考えると、単に美味い料理を食べるためではないと思います。わざわざ外出し、それなりに出費し、時間を費やすのは、やはりその場にいなければ味わえない経験をしたいためなのでは。その意味で、こちらのお店は、すべての面で、行って後悔することはないと思います。
こちらのお店は、以前私がホルモン焼きそばを求めて入店した「ベル」という喫茶店があった場所にあります。地元情報HPを見て新規開店を知り、興味が湧いて早速向かいました。開店15分前に着きましたが、前に1組、私が並んだ後に続々とお客さんがやって来ました。新規開店直後にこれだけの人気があるということで、大いに期待が高まりました。
待っていると、店員（店長？）さんが開店10分前に、「お待たせしておりまして申し訳ありません。もうしばらくお待ちください」と丁寧な挨拶。また、開店5分前には、別の店員さんが「お待ちのお客様、大変申し訳ありませんが、こちらにお並びください。」と列の場所を丁寧に指示してくれます。鳥取のお店でここまで丁寧な対応を見たことがなく、この時点でこの店はちょっと違うぞと思いました。
11時になり、店員さんに「こちらの奥から順番にお座りください。お席の順番でお出しいたします」と誘導されて着席。店内はクリーム色に塗られた壁に開店祝いが掲示されているだけで、余計な装飾がなくシンプル。席はカウンターの11席のみ。この感じも名店ぽい。なお、開店祝いの中には、私は未訪ながら大阪では有名なラーメンの名店「麺や而今」の名前が。これだけで、まずいわけがないだろうとさらに期待大に。
注文したのは、塩ラーメンとレアチャーシュー丼と唐揚げ。店員さんは大きな声を張り上げるわけでなく、確実に注文を確認して調理を始めました。カウンター席なので厨房の様子がよくわかるのですが、作業が素早い。しかも、「唐揚げの設定2分でお願いします」などと店員さん同士が丁寧な言葉でやり取りしている。その上、「今日の塩のスープキレキレだわ」とか言って楽しそうに会話しながら調理されている。さらに、店長？さんが、まだ不慣れな店員さんに、丁寧に盛り付けの指導をされている。見ていて不快な場面が全くなく、調理自体がエンターテイメントだなと感動しました。
待つこと6分ですべての料理が、店員さんの言葉どおり3番目に到着。塩ラーメンは、透明度の高いスープにレアチャーシューのピンク色がアクセントになっていてきれい。レアチャーシュー丼にはカットされたレアチャーシューにワサビが添えられている。唐揚げは1個ながら、なかなかの大きさ。早速ラーメンを食べてみると...
ここまでラーメン鉢の中身が「総体として」素晴らしいラーメンは食べたことがありません。チャーシューを売りにしている店、合わせスープを売りにしている店、豚骨のドロドロ感を売りにしている店など、それぞれのお店のアピールポイントがあると思いますが、このお店は、「過不足ないトータル感」が素晴らしい。ラーメンのスープ、麺、チャーシューなどの具が、他を補完し合って存在しています。スープは無化調で塩辛くなくかつコクがあり、麺は細くて柔らかめ（こちらでは麺の硬さの注文は受けていません）ですが、このスープの旨味を受け止めてスープと一体になっている。レアチャーシューもスープの味を邪魔せず、かつチャーシューがラーメンの箸休め的ポジションであり、かつ旨い。つまり、こちらのラーメンは、ラーメン総体としてのレベルが高い。何か超インパクトを与えるものではないので、普通じゃないかと思う人もいるかもしれませんが、私は感動しました。
唐揚げは大きく、しかも味が濃すぎず肉質が良い。これで150円なら安いです。レアチャーシュー丼は、塩味がほんのりあり、ワサビと合わせて食べると最高。ローストビーフをワサビで食べている感覚です。ラーメンの友として最高です。なお、レアチャーシュー丼はサビ抜きもできます。
至福の10分が終わり、レジに向かうと、店員さんが、「お待ちいただいて申し訳ありませんでした、本日はありがとうございました」と丁寧に挨拶。こちらも思わず、「こちらこそありがとうございます。美味しかったです」と、滅多に言わない返事（普段は「どうも〜」くらい）。人間関係の基本は「贈与」である、という誰かの言葉を思い出しました。
店を出て車に向かおうとした時、別の店員さんが私のところに駆け寄って来て、「お客様、大変申し訳ありません。実は現在お店の体制が整っておりませんで、営業時間を11時から15時までにしております。次にお越しの際には、その点ご了承ください。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします！」と、入店する前にはなかった張り紙を指差して教えてもらいました。そして店員さんは深々お辞儀。私は有名ブロガーでもレビュアーでもないのに、と思いつつ、「わかりました、また来させてもらいます。ありがとうございます」と返事して車に乗り込みました。
結論。このお店は、料理、店舗、店員さんの総体として素晴らしい。絶対に再入店します。次は醤油ラーメンにします。ただ、次に行くときにはもっと早く行かないと長時間待つことになる人気店になっているでしょう。なお、しばらくの間は11〜15時の開店時間だそうなのでご注意ください。