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昼の点数:4.1
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 3.5
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.3
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| サービス3.5
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| 雰囲気4.0
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
香りで、音で、目で、そして舌で楽しめる
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2015/01/01 更新
もともとフレンチから転向されたという店主の右近さん。
でも店名はなぜか『さこん』。
別館と本館があり、こちらは別館に当たるのですが、
なぜか、本館は食べログでは見つからず。
中に入った事の有無に関わらず、
恐らく広島の人なら一度は前は通ったことがあるはず。
中央通りのY電機の近く。
福屋とパルコの間辺りにあるタリーズの道路挟んだ向かい側辺り、
カラオケ館の隣にあるのですが、まあ、迷うことはないでしょう。
通りから半分くらい地下へ降りたところに入り口があります。
入口へ近づくとたまたまなのかどうかは分かりませんが、
お店の方に中からドアを開けてくれて、店内へ促されます。
通された所は鉄板に向かい合って座る6席だったか7席だったかのカウンター席。
個室ではないですが、のれんや天井の開いた壁で仕切られており、
それなりの個室感があります。
私達は平日のお昼に訪問したからか店内ガラガラで、
カウンターの真ん中にどーんと座らせてもらいました。
奥の方にも同様の席があるようで、計12~14席ということでしょう。
混雑時にはおそらく相席になるのでしょう。
メニューは基本的にはコース。
今回選んだのは、一番人気らしいランチのAコース。
サラダ、海鮮2品、野菜が数種類、肉、ごはん、お吸い物、デザートとコーヒーが付いてくる。
こちらのお店はガーリックライスなるものが人気とのことで、
もともとはガーリックライス入りのコースにしようと思って注文しようとしたのですが、
その意図を汲んでくれたのか、
『Aコースの方がお得ですよ。
もしガーリックライスを食べたいなら、プラス500円でご飯をガーリックライスに変更できますよ』
と、ありがたいお言葉。
という訳で、Aコースのごはんをガーリックライスに変更して注文しました。
ちなみに、追加料金でお肉のグレードを上げることもできます。
まずはサラダ。
大抵、こういうサラダはペロリと食べてしまうのですが、
けっこうたっぷり入っているので、あとあとのために取っておけそうです。
甘いとトマトが美味しい。
次は海鮮二品。
今回はホタテと鯛。
火を通す前に見せてくれて、軽く説明してもらえるのですが、
もう刺身でそのまま食べたいくらいにキレイ。
でも、鉄板焼きなので当然焼きます。
まずたっぷりのバターを鉄板の上で溶かして、
それからホタテと鯛をON。
鉄板の上にのせると、イイ音。
味付けはおそらく塩とコショウのみ。多分。
焼くときはフタをするのですが、ひっくり返す時などにフタを開けると、
そのたびにフタの内側にこもったバターと素材の香りがふわっと広がり、期待が高まります。
焼きあがると、目の前に置かれたお皿にのせてくれます。
あらかじめお皿に盛られたピリ辛のチリソースをつけて食べるように説明されます。
確かにチリソースをつけて食べると美味しいのですが、
そのままでも最低限の味付けがなされているので、
しっかりと素材の味を味わうために、とりあえずはそのまま食べたいところ。
調理中に漂ってきた香りの期待を裏切らない味で、食感もフワッフワです。
肉はロースとヒレが選べます。
霜降りのお肉を味わいたいならロース、赤身の旨みを味わいたいならヒレを。
今回は奥様と二人だったので、それぞれを注文したら、
ちゃんとシェアしてくれました。
焼き加減はどちらもミディアムでお願いしました。
鉄板をキレイにしたら、今度は油を敷いてから肉の調理にかかります。
肉をじっくりと焼きながら並行して野菜を焼いて行きます。
野菜の中では甘みの強いかぼちゃが特に美味しかったです。
奥様などは、野菜は全部かぼちゃで良いと言っていたくらいです。
ヒレは中にほどよくレアの部分を残して焼き、フランベで仕上げ。
いやー、初めて見ました、生フランベ。
テンション上がりますね。
使ったのは見間違いでなければ、ヘネシーのV.S.O.P.だったと思います。
フランベによるものかどうかわかりませんが、表面のほんの薄い部分にカリッとした部分ができていて、
反面、中は柔らかく、旨みたっぷりに仕上がっていて、感動的な美味しさ。
最低限の塩・コショウの味付けが肉の旨みを引き立たせます。
今まで食べてきた肉の中で、最高に美味しい。
神戸に行った時に食べた神戸牛の鉄板焼きより美味しかった。
私達の注文したのはどちらかというとベーシックなグレードなので、
更に上のものがあると思うと恐ろしい・・・。
酸味の抑えられたオリジナルのポン酢に、大根おろしを入れたものが用意されるのですが、
ほとんど使わずにいただきました。
大量に盛られたガーリックチップは少々使いました。
次に出てきたロースは上述の通り、きれいな霜降りの入ったお肉。
こちらはとろけるようなお肉で美味しいのですが、
そこそこお腹いっぱいになっている上に、
そもそも私たちは脂身があまり得意ではないので、ヒレの時のような感動は得られませんでした。
まあ、これは好みの問題ですけどね。
こちらはポン酢を結構使いながらいただきました。
個人的な意見にはなりますが、ロースとヒレならヒレをお勧めします。
フランベも見られますし(笑)
さて、ここで終わりではありません。
ご飯のかわりに注文したガーリックライスの登場です。
たっぷりのガーリックとキノコ系の具材をご飯と炒めます。
醤油系のシンプルな味付けなのですが、これがまた美味しい。
かなり大きめのどんぶりが登場するのですが、
その下の方にちょこんと軽く盛られる程度なので、満腹に近い状態でしたが、
難なく食べられました。
食後しばらくして、抹茶のアイスが登場。
抹茶系デザートがあまり得意ではない私でも、美味しくいただけました。
最後はシメのコーヒー。
今回注文したランチのAコースは4000円で、プラス500円でご飯をガーリックライスに変更。
決して安くないというか、むしろランチにしてはかなりイイお値段なのですが、
満足度はかなり高いです。
高級料理の味を理解できない私にとって、3000円以上を出してこれだけの満足感が得られることは、まずありません。
ちなみに、ランチならもっとリーズナブルな2000円台のコースもあり、
ハイエンドなコースになると、鮑や伊勢海老、フォアグラ、グレードの高いお肉を使った20000円を超えるものもあり、
ちょっと奮発して良いもの食べたいな~と思う我々庶民向けのものから、
せれぶりてぃな方々向けのものまで、幅広いグレードが用意されています。
『ゴチになります』でも、スペシャルではない日の設定金額は2万切りますからね~。
唯一気になった点があるとすれば、
フロアにあまり店員さんがいないこと。
人数としていないのではなく、時間的にいない。
今回は他のお客さんがいなかったこともあり、繁忙時は違うのかもしれませんが。
目の前で調理してくれている間は良いのですが、
そうでない時は、基本、裏の方に引っ込んでいます。
まあ、食事中に視線や気配が気になるのも嫌ですけどね。
何かお願いしようと思っても、裏に引かれるとそれも難しくなります。
当然、なにかしらの作業等があるでしょうし、
お客さんも多くないのにレジにぼーっとしている人を配置するのはかなり無駄になるかと思いますので、
もう少しだけフロアにも気を回してもらえるとありがたいです。
呼び鈴などがあればベストかなあ・・・。
今回は、会計をしてもらおうと思っても、なかなか店員さんがいらっしゃらなかったので。。。
声を張ればおそらく聞こえるのでしょうが、私たちはあまり声が通る方ではなく、
また、そういう雰囲気のお店でもないですからね。
最後に気になる点を書いてしまいましたが、
それ以外は本当に良いお店です。
いつかは、もっと上のコース食べてみたいなぁ。