1回
2019/09 訪問
鮨とひやおろしのコラボ、雲丹の競演。
玉露ほうじ茶 香焙
鯛身を贅沢に使った卵焼き
穴子は白焼きとタレ
贅沢なとろたく
大間の大トロ炙り
小肌
のどぐろ
楯野川・ひやおろし
蟹と蟹味噌の茶碗蒸し
作(ざく)凝縮
雲丹の食べ比べ
メヌケのちり蒸し
鶴齢ひやおろし
いくら丼(キャビアと飛子と卵黄のおぼろ)
車海老と秋野菜の炊き寄せ
漬けまぐろ
鹿児島の鯵
石垣貝(岩手・青森)
ヒラメの縁側
かますの冷製の燻製
かますの冷製の燻製
北寄貝の紐
北寄貝の紐
明太子のカラスミ
蟹の砧巻き
甘エビの酒盗和え
茄子の翡翠煮
大間の鮪
松茸のおすまし
その時の旬のお酒が。
2019/10/02 更新
個人的にはお鮨の際のお酒は日本酒一択なのですが、こちらのお店においては素晴らしいお酒の数々があって唸りました。
今の時期は冷やおろしが五臓六腑に沁み渡る感じ。
さて、お寿司ですが何より驚いたのが最初の握りが「大間の鮪」だったこと。
板前さんいわく「一番いいものを真っ先に食べて欲しくて」とのことで、真っ先に口に放り込んだ時の感動ったら。
その後も、つまみに、握りに、いわゆる寿司の定石的な提供を敢えて崩し、挑むように、試されれるように味に緩急をつけて提供されるので、「えっ?そうくるの?」「ここで小肌?」みたいな、まるでめくるめくジェットコースターみたい、めくるめく大人の時間を楽しむことができました。
きわめつけは雲丹の食べ比べ。
北海道茅部郡馬糞雲丹
九州の赤雲丹
青森の紫雲丹
余市の塩水紫雲丹
利尻の塩水馬糞雲丹
5種類を贅沢に食べ比べ。
私の舌なんて鈍いので、後日思い返して「あの店の雲丹は美味しかったなー」くらいにしか残らないのですが、雲丹を5種類、並べられて食べ比べすると、否応無しに味の違いを思い知ります。
甘いもの、クリーミーで滑らかなもの、やや苦味を含んだもの、
こんな贅沢な時間を過ごすのは初めてだったかも!
さらに雲丹に合わせていただいたのは、シェリーグラスでいただく「作(ざく)凝縮」
日本酒を凝縮させる技術は最近確立されたそうで、キンキンに冷やしたものを、少し戻し、ゆっくり香りが広がる変化を楽しませていただきました。
基本的にお好みなどはなく、コース一本なのでお勘定の心配をしなくて良いのもありがたかったです。