おかちゃん1030さんが投稿した浅草じゅうろく(東京/浅草)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

おかちゃん1030の旨い物巡り

メッセージを送る

おかちゃん1030 (男性・神奈川県) 認証済

この口コミは、おかちゃん1030さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

浅草じゅうろく浅草(つくばEXP)/そば、日本料理

17

  • 夜の点数:4.9

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.8
  • 昼の点数:4.8

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.9
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.6
17回目

2021/04 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

第三次緊急事態宣言前日に訪問しました!!

今年の4月に訪問しました。

本日もカウンターは7名で満席、個室は2部屋とも4人用テーブル席に2名+3名ですので粗満席です、
相変わらず人気店ですね!!

私達がカウンターの左手前に着席にしていると、暫くして大将がデリバリーから帰って来ました。
これから出掛けるとの事を聞きましたので、大将しか作らない揚げ物を聞きますと、
「トンカツ」は今日の仕入れで旨味が未だ載っていなんですよ!

それでもお願いすると皆さんに「トンカツ」が食べたい方と聞くと、全員が食べたいとの事で食欲は一緒でした(笑)
兎に角この大将の揚げる、「天婦羅」&「トンカツ」は専門店の職人以上でもあります。

女将さんは、「日本蕎麦」を打たれる天才的な名人クラスの腕です。
角さんは、銀座の有名店でお鮨を握られていた経験方法な秀逸な寿司職人です。
この三人が揃うと當店は、何屋さんか分から無くなる、「お蕎麦屋」さんなのですから(笑)


飲み物、
①生ビール 680円 x 2杯
②冷酒 眞澄 900円 x 4合
③芋焼酎 幸蔵 ロック 680円


本日は、お鮨 & 「メヌケ」しゃぶしゃぶの特別お任せコース、¥16,000- x 2 人


蕎麦前①:突き出しー1
     鱈子の昆布締め
 

蕎麦前②:突き出しー2
     ー1 葉トウガラシ
     ー2 浅蜊(アサリ)の佃煮
   
    
蕎麦前③:突き出しー3
     桜海老の佃煮
      
      
蕎麦前④:明石産 蛸の柔らか煮 & 新じゃが


蕎麦前⑤:握りー01
     佐賀県産 小鰭(コハダ)
     
      
蕎麦前⑥:握りー02
     千葉県房総産 真子鰈 2.4㎏
     酢橘の爽やかさが良いです。
     
     
蕎麦前⑦:握りー03
     春子鯛


蕎麦前⑧:握りー04
     千葉県勝浦産 金目鯛


蕎麦前⑨:握りー05
     青森県大間産 本鮪 赤身浸け
     昨年の11月に獲れた鮪を、マイナス60℃で冷凍した個体との事でしたが、赤身の鉄分が感じられて、
     美味しかった。       


蕎麦前⑩:握りー06 
     本鮪 ヒレトロ
     同上。
     背鰭の下の部位の、木目細かい脂が大変に秀逸でした。 


蕎麦前⑪トンカツ  追加料金 600円 x 2人
    ヒレ肉ですが、大将が仰る様に確かに豚肉の旨味は少ないのです。
    女将さんが冗談で、大将は10年振りにトンカツを揚げたので、衣が剥がれ気味ですと仰っていました。
    取り敢えず、肉質と衣の事は置いといて、その食感は素晴らしく、この柔らかい嚙み心地。
    最高の火入れでした!!


蕎麦前⑫握りー07
    赤烏賊
    赤烏賊は白烏賊と同じ「ケンサキイカ」で、獲れる地域により様々な呼び名があります。


蕎麦前⑬握りー08
    鯵
    土佐清水産の味で、上には、紫蘇、長葱、生姜が刻まれて薬味として載せられています。


蕎麦前⑭握りー09
    魳
    千葉県産 カマスは皮目が炙ってあり、薫香が良いですね。


蕎麦前⑮シャブシャブ 「メヌケ」 4日熟成
    千葉県千倉産 メヌケ 4.8㎏
    熟成されていますので、素晴らしい脂の載り具合が旨味になっています。 


蕎麦前⑯雑炊
    この脂身の「メヌケ」から旨味が抽出されて、美味しく無い訳はありません。


蕎麦前⑰握りー10
    根室産 馬糞海胆


蕎麦前⑱握りー11
    煮穴子
    此方のお店のスペシャリテ、兎に角素晴らしい、今の時期にしては考え難い品質です。
    年間を通じて安定してたレベルを保てるのが最高です。


二八蕎麦で玄蕎麦は福井県丸岡在来種だそうです。


お蕎麦①福井県丸岡在来種 二八せいろ蕎麦
    写真をアップして、ご参照下さい。
    この艶々感、半透明な仕上がり。
    大好きな好みの見た目、最高です。
    星の降り方も素晴らしいです。
    更に、良い喉越し、言う事は有りません。
 
     
デザート:杏シャーベット
     生の杏から作られていて、実が入っていてフレッシュな美味しさがあります。


お鮨11貫、雑炊、せいろ蕎麦まで頂き、自分でも驚きの健啖家になった一日でした。

又、来店させて頂きます、ご馳走様でした。
マイレビ様ありがとうございます。

  • 鱈子の昆布締め

  • 葉トウガラシ&アサリ

  • 桜海老の佃煮

  • 葉トウガラシ&アサリ

  • 桜海老の佃煮

  • 生ビール

  • 蛸の柔らか煮&新じゃが

  • 蛸の柔らか煮&新じゃが

  • 冷酒 眞澄

  • 小鰭

  • 小鰭

  • 真子鰈

  • 真子鰈

  • 春子鯛

  • 春子鯛

  • 金目鯛

  • 金目鯛

  • 本鮪 赤身浸け

  • 本鮪 赤身浸け

  • 本鮪 ヒレトロ

  • 本鮪 ヒレトロ

  • トンカツ ヒレカツ

  • トンカツ ヒレカツ

  • トンカツ ヒレカツ

  • 赤烏賊

  • 赤烏賊

  • シャブシャブ

  • シャブシャブ

  • メヌケ

  • メヌケ

  • メヌケ

  • 出汁

  • 出汁

  • メヌケ

  • 馬糞海胆

  • 馬糞海胆

  • メヌケ

  • 煮穴子

  • 煮穴子

  • 白胡麻&本山葵

  • 二八せいろ蕎麦

  • 丸岡在来種

  • 二八せいろ蕎麦

  • 二八せいろ蕎麦

  • 蕎麦湯割り

  • 杏シャーベット

  • 杏シャーベット

2021/06/06 更新

16回目

2021/01 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

鴨鍋!? 魅力的ですが鴨鍋を食べると満腹になり過ぎ他のお料理が愉しめなくなります。

二度目の緊急事態宣言が出されて、昨日の感染者は2,000人を超えました。
そんな事も有り當店の予約も皆さんの自粛によって、本日はカウンター席には5人だけでした(個室に後3人)。
私達の個人的には、3M&SDを気にせず食事が出来るので安心なのですが、大将&女将さんには大変なご苦労だと思います。

そんな事も有り、鴨鍋を遠慮した事もあり、大将が本日は何を食べましょうか?
今日は何も無いよ!
え、え、でしたが、そのお尋ねには色々な思惑がありました。
結果的には、八寸に、お鮨を中心に最後に、お蕎麦で締めましょうでした。

私は思わず尋ねました、何かの天ぷらは提供できるのですか?
大将は自信あり気に、竹岡産の「白鱚」をお用意させて頂いています。

私としては最高としか申し上げられません。

その後に判明しましたのは、お正月は休まずに営業をされたので、明日から三連休を取って「お伊勢参り」
に行かれるのです、名字が「伊勢谷」さんだからかな。。。


と、言う事で本日の「蕎麦懐石・会席料理」が始まりました。
最近は益々カテゴライズする事が難しくなって来ました。
お蕎麦、お料理にお鮨が加わったのですから。。。
 

飲み物:
熱燗 菊正宗 1合 680円 
冷酒 真澄 900円 x 3 (2,700円)
抹茶割り グラス 880円 x 1杯
芋焼酎 幸蔵 ロック 780 x 1杯


お任せコース、12,000円 + 途中からお鮨が食べ放題 3,000円   2人
 
当初大将がこの様に仰っていたのですが、女将さんから明細書を頂き価格訂正させて貰います、
お鮨が食べ放題こコースその物が、13,000円でした。
3連休の前と言う事もあり、特別価格にして頂いた様です。


頂きましたお料理の実食順に、


蕎麦前①突き出し
    雲子(鱈の白子)の茶碗蒸し
    軽く湯通しされた白子は、トロトロでクリーミーな味わいが素晴らしいですね。
    
    
蕎麦前②:八寸
    -1、茹で車海老と青柳の芥子酢味噌和え、プリプリの海老と柔らかい青柳の食感の違いの妙が愉しめます
    -2、山葵菜お浸し
    -3、明太子の昆布締め
    -4、牛蒡の醤油漬け、白胡麻を塗して
    -5、北海道風連湖産 若鷺(ワカサギ)の山椒煮
    -6、竹岡産 細魚の昆布締め棒寿司 閂サイズと言う事でした
    -7、松島産 穴子の煮凝り
    -8、ずわい蟹味噌と蟹身和え
    
   どれもこれも、手間を掛け、時間を掛けて仕上げられた逸品で素晴らしいです
   盛り付けられたお皿の「貫入」が素晴らしい!!、北海道鹿追町製造。 


蕎麦前③握り-1:有明産 こはだ
    本日の1貫目ですが、赤酢の舎利のバランスが素晴らしいです。
    そして、2枚付けのこはだの〆方が更に素晴らしいです。
     
     
蕎麦前④握り-2:房州産 鮃
        寒鮃としては珍しい産地で初めて食しました。
        赤酢なのですが、何故か白身魚にも大変合うのは何故かと思いました。 
   

蕎麦前⑤握り-3:竹岡産 白鱚
    昆布締めにされた鱚は、その風味が素晴らしいです
    

蕎麦前⑥握り-4:福岡産 白烏賊


蕎麦前⑦握り-5:伊豆産 本鮪 赤身浸け
    伊豆産の近海物ですが、180㎏近い大物です。
    中とろとは違う産地なのですが、浸け時間が短くてもトロミが素晴らしく、鉄分を感じます


蕎麦前⑧握り-6:大間産 本鮪 中トロ
    200㎏近い大物だそうで、その脂の載りが言う事が無い位素晴らしいです
    大間としては今シーズン最後になるかもしれないそうです


蕎麦前⑨竹岡産 白鱚の天ぷら
    本日の個体は竹岡産としては、小ぶりですが鱚の淡い食味は変わりません   


蕎麦前⑩握り-7:閖上産 赤貝
    流石、赤貝の二本でのトップの産地で、素晴らしい食感です


蕎麦前⑪握り-8:閖上産 赤貝ひも
    感想は赤貝と同じコリコリでした


蕎麦前⑫握り-9:鹿児島県出水産 鯵
    日本での鯵のトップの産地ですから、語る必要が無い位素晴らしいです


蕎麦前⑬蒸し鮑
    蒸し上げに時間を掛けて、歯がスーと入る食感です


蕎麦前⑭握り-10:煮穴子
    當店のスペシャリテです、いつも安定したフワトロ感が素晴らしいです。


蕎麦前⑮巻物-11:太巻き
    今までの色々な肴を使用した、オールスター太巻きで美味しく無い訳が有りません
    本鮪切れ端、白烏賊、鮃縁側、赤貝、鯵、等々にガリ、白胡麻でした
     
    
蕎麦前⑯握り-12:こはだ
    追加で2貫目のこはだを頼みましたが、一枚付の為か少し酢が立っていました。


蕎麦前⑰握り-13:氷見産 鰤
    一通り戴いたとの事でしたが、他のお客さんの注文で鰤を食べていない事に気付き、追加注文しました。
    脂の載りの素晴らしさが凄かったです。


前回の感想です
「玄蕎麦は福井県大野産在来種 二八蕎麦!
 私は當店にこさせて頂いたのは、15回目になりますが、その中でも最高のお蕎麦に仕上がっています。
 女将さんの腕は限りなく、上がっていてどのお蕎麦屋さんにも引けを取る事は無いと個人的に感じました。」


お蕎麦⑱玄蕎麦は福井県丸岡産在来種 新蕎麦の二八せいろ蕎麦 
    この艶々感、更なる半透明な仕上がり、更に、新蕎麦の香り、風味、喉越し、腰等全てが美味しかった。
    ですが、1ヶ月半前に食べさせて戴きました、大野在来種の方が個人的に好みでした。


デザート⑲女将さんお手製の、ほうじ茶のアイスクリームに蕎麦のキャラメリーゼ、揚げ蕎麦
     淡いほうじ茶アイスに、甘味のある蕎麦のキャラメリーゼがカリカリ美味しいですね。


本日は、カウンター5人、小上がり個室テーブル席3人 x 1組、でした

大変美味しかったです、ご馳走様でした♪

  • 雲子(鱈の白子)の茶碗蒸し

  • 雲子(鱈の白子)の茶碗蒸し

  • 熱燗

  • お猪口

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • こはだ

  • こはだ

  • 竹岡産 白鱚

  • 竹岡産 白鱚

  • 白烏賊

  • 伊豆産 鮪赤身漬け

  • 大間産 本鮪中トロ

  • 白鱚の天ぷら

  • 白鱚の天ぷら

  • 白鱚の天ぷら

  • 白鱚の天ぷら

  • 白鱚の天ぷら

  • 閖上産 赤貝

  • 赤貝ひも

  • 出水産 鯵

  • 蒸し鮑

  • 蒸し鮑

  • 煮穴子

  • 煮穴子

  • 抹茶割り

  • 太巻き

  • こはだ 

  • こはだ 一枚付け

  • 丸岡産 二八せいろ

  • 丸岡産 二八せいろ

  • 丸岡産 二八せいろ

2021/01/24 更新

15回目

2020/11 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

4ヶ月振りの訪問、訪問以来最高の新蕎麦登場!!

鴨鍋が今月から提供される様になったのですが、今回は鴨鍋は戴かずに軽いコースにして頂きました。

毎回書かせて頂くのですが、女将さんが手打ちで打つお蕎麦が素晴らしい、ご主人が創作するお料理も秀逸で、
お蕎麦屋さんの領域には収まら無い、特に最近は原価超えのお鮨を始められ、素晴らしさを増しています。


然しながら、ご主人の揚げ物(天麩羅・フライ)は、専門職人の領域に有り素晴らしいのです。
羊の皮を被った狼の如くなる為に、自分が納得出来る美味しさを追求して、影で相当努力していると思います。
本日も、唸った秀逸な仕上がりを味合わせて頂きました。

ご主人も修善寺には週一位のペースだそうですので、本日はご主人の揚げ物が戴けます!!


ですのでこのお店をカテゴライズすると、タイトル通りになってしまいますが、「蕎麦懐石・会席料理」
にプラスお鮨が加わったですから、行き着く先が見えません。
 

飲み物:
生ビール アサヒ樽詰 グラス 680円 x 2杯
冷酒 真澄 900円 x 2 (1,800円)
茶割り グラス 880円 x 1杯
芋焼酎 幸蔵 ロック 700 x 1杯


お任せコース、12,000円 x 2人

頂きましたお料理の実食順に、


蕎麦前①突き出し
    海老芋にゆり根葛餡かけ
    少し硬めの周りと中のトロトロ具合が良いですね。
    崩れるの優しい味わいに、胃袋・心が癒されます。


蕎麦前②:八寸
    -1、茹で海老と生帆立の酢味噌和え、プリプリの海老と生帆立の柔らかい食感の違いの妙が愉しめます
    -2、唐墨(カラスミ)に、インカの目覚めのポテトサラダ、マヨネーズ不使用で唐墨との相性が良いです
    -3、胡麻豆腐に田楽味噌と共に、淡い胡麻豆腐に濃厚な田楽味噌が一味加わります
    -4、北海道函館産 つぶ貝
    -5、牛蒡の醤油漬け、白胡麻を塗して
    -6、若鷺(ワカサギ)の山椒煮
    -7、烏賊を通常の塩辛の塩の替わりに麹を使用した塩辛
    -8、鴨肉の味噌味
    -9、丹波産新栗の毬栗仕立て

   どれもこれも、手間を掛け、時間を掛けて仕上げられた逸品で素晴らしいです
   盛り付けられたお皿の「貫入」が素晴らしい!!、北海道鹿追町製造。 


蕎麦前③:お造り:高知県産 縞鯵 & 千葉県勝浦産 金目鯛 2㎏
     意外だったのは縞鯵の特徴であるプリプリでは無く、熟成された柔らかな仕上げで、味わいは濃いです。
     金目鯛は更に熟成が進み脂の載りが凄いです、部位は通常の部位が2切れ、
     腹皮の部位はその脂の載りが更に凄く、皮との食感の違いが愉しめます。


蕎麦前④握り:煮穴子
    當店のスペシャリテです、いつも安定したフワトロ感が素晴らしいです。
   

蕎麦前⑤:雲子(鱈の白子)
    軽く湯通しされた白子は、トロトロでクリーミーな味わいが素晴らしいですね。


蕎麦前⑥:焼き物:鴨と長葱焼
     ローストされた鴨肉と、脂が非常に美味しいです。
     11月から始まる鴨肉は美味しいに決まっています。
     長葱の焼きの火入れが素晴らしく、中がツルっとと滑り出る感じが甘みと共に良いですね。


蕎麦⑦山形県産原木滑子(なめこ)茸の掛け蕎麦
   掛け蕎麦の出汁が素晴らしいです、その中の蕎麦は素早く食べ無いといけません。
   蕎麦が熱に溶けていく前に、蕎麦の食感を楽しまなければいけません。
   新蕎麦は星が降り、半透明の仕上がり具合が最高です。
   せいろで戴くのが待ち遠しくて堪りません。
   貴重品の原木なめこ茸の風味、食感が素晴らしいですね。


蕎麦前⑧:北海道余市産 鮟肝
     蒸されて仕上げられた鮟肝に奈良漬けを挟んであるのが、最高のマッチングです。
     その相性が演出する非常に味わい深くなるのが素晴らしいです。

    
蕎麦前⑨:天麩羅:大分県産 白甘鯛 2.3㎏ ㎏/2万円
     本日の白眉の逸品でした、この様に素晴らしい白甘鯛を天婦羅戴いたのは初めてかもしれません。
     白甘鯛の大きな半身を切り落としながら、角さんが呟きます。。
     大将には内緒です(笑)


蕎麦前⑩:フライ
   ⑩-1 妻は、三陸産広田湾の牡蠣フライ

      凄く大きいので岩牡蠣と勘違いしますが、この大きな広田湾産牡蠣は、御徒町のポン多さんと、
      當店が取り扱う同じ中卸さんが競って取り扱っているそうです。


そのポン多さんのレビューで詳しく説明させて頂きました。
以下その時の私のレビューのコピペです。

「そのまま何も付けずに食べ、牡蠣の味を確認します、牡蠣の味が濃く素晴らしいです。
次はお勧めの塩で一口、しかし、油の強さを感じてしまいます、その次にレモンを軽く絞ってます、
その次に、ウースターソースを掛けて頂き、味の変化を楽しみます。

丁寧に仕事をしたカキに粗めのパン粉のフライはサクサクした食感で、一口毎に噛み進めると
牡蠣がプリプリジューシーで、牡蠣の旨味が非常に感じられ口の中に広がります。
やはり何も付けずに食べるのがベストだと思います。

このお店の拘りの牡蠣の産地は、岩手県陸前高田市広田湾です。
大船渡の赤崎、気仙沼の唐桑、陸前高田の広田湾、牡蠣の一大生産地で有り、津波で消滅全てを破壊される前は、
岩手県産牡蠣生産量の数十%を誇っていました。

その中でも、広田湾の生産者は、手間暇を掛け復興を目指しどこよりも努力を重ね、

① 「温湯処理」、海から上げて70℃のお湯に浸すのですが、普通はお湯に浸して大丈夫?と思いますが、
「ワカメ」「フジツボ」「ムール貝」等の寄生物だけが死滅し、生命力の強い牡蠣だけが生き延びれるのです。

②「耳釣り」沢山固まって育った状態を、海から上げ、一旦バラバラに外し、蝶番の部分に一つ一つ穴を開け、
その穴にテグスを通し、そして、その牡蠣をロープに等間隔に繋げていくのです。
とても手間の掛かる、この作業ですが、塊でぎっしりとぶら下がっている、通常の牡蠣養殖と違って、
ゆったりとした中で大きく育ち、同時に殻の形も綺麗に育つそうです。

未曽有の大震災から7~8割の方復旧したそうです、これらの生産者さんの拘り情熱に頭が下がる思いです、
美味しい牡蠣が食べられる事に感謝致します。」


   ⑩住-2 私は、鹿児島県出水産の鯵フライ
      私の牡蠣アレルギーを覚えていて下さり、ご配慮して頂けたのが嬉しいです!
      出水の鰺フライは、聞いた事も無いし、食べさせて戴きましたのも初めてです。
      日本で一番贅沢な鰺フライで有る事は間違いないですね。
      何故か、申し訳ない気持ちになっております。


蕎麦前⑪酢の物
    海月がメインの食材なのですが、脇役の和布が素晴らしい食感です。
    上に載せられた、刻み茗荷が一味良い仕事をしていますね。


蕎麦前⑫握り 千葉県竹岡産 細魚 追加1貫 追加 600円
    かなり満腹でしたが、竹岡産の細魚と聞いてしまえば、注文せずにはおられません。
    それは、今までに戴いた事が無いと思う位の、風味と食感でした。
    何故に竹岡産の魚は、皆が美味しいくなるのか不思議ですが、兎に角、最高です。


玄蕎麦は福井県大野産在来種 二八蕎麦!
私は當店にこさせて頂いたのは、15回目になりますが、その中でも最高のお蕎麦に仕上がっています。
女将さんの腕は限りなく、上がっていてどのお蕎麦屋さんにも引けを取る事は無いと個人的に感じました。


お蕎麦⑬玄蕎麦は福井県大野産在来種 二八せいろ蕎麦 
    この艶々感、更なる半透明な仕上がり、更に、新蕎麦の香り、風味、喉越し、腰等すべてが最高です。
     
女将さんが、お蕎麦は香りと喉越しの相反する仕上げを、自分の好みだ作りますと、キッパリ!!
      星も振っていて蕎麦の味わい深さが感じられ、腰が有り咽越しがとっても良いでした。


デザート⑭女将さんお手製の、ほうじ茶のアイスクリームに蕎麦のキャラメリーゼ、揚げ蕎麦
     淡いほうじ茶アイスに、甘味のある蕎麦のキャラメリーゼがカリカリ美味しいですね。


本日は、カウンター7人、小上がりテーブル席3人 x 1組、2人 x 2組で、全14人で粗満席!


次の新蕎麦が入荷するのが待ちきれません、早く来ないかな!
大変美味しかったです、ご馳走様でした♪

  • 生ビール

  • お椀

  • 海老芋にゆり根葛餡かけ

  • 海老芋にゆり根葛餡かけ

  • 八寸

  • 海老と生帆立の酢味噌、唐墨、胡麻豆腐

  • 烏賊麹&ワカサギ&牛蒡

  • 鴨肉味噌煮&栗毬栗

  • 眞澄

  • お造り

  • 高知県産縞鯵

  • 千葉県勝浦産 金目鯛

  • 千葉県勝浦産 金目鯛

  • 煮穴子握り

  • 煮穴子握り

  • 雲子

  • 鱈の白子

  • 芋焼酎 幸蔵

  • 鴨と長葱焼

  • 鴨と長葱焼

  • 鴨と長葱焼

  • 抹茶割り

  • 抹茶割り

  • 鴨と長葱焼

  • なめこ茸の掛け蕎麦

  • なめこ茸の掛け蕎麦

  • お蕎麦

  • 出汁

  • 余市産 鮟肝

  • 鮟肝&奈良漬

  • 眞澄

  • 白甘鯛天婦羅

  • 白甘鯛天婦羅

  • 白甘鯛天婦羅

  • 牡蠣フライ

  • 牡蠣フライ

  • 鯵フライ

  • 鯵フライ

  • 鯵フライ

  • 鯵フライ断面

  • 牡蠣フライ断面

  • 牡蠣フライ断面

  • 鯵フライ断面

  • 酢の物

  • 海月&若布

  • 竹岡産 細魚握り

  • 竹岡産 細魚握り

  • 大野産在来種 二八せいろ蕎麦

  • 大野産在来種 二八せいろ蕎麦

  • 大野産在来種 二八せいろ蕎麦

  • 大野産在来種 二八せいろ蕎麦

  • 大野産在来種 二八せいろ蕎麦

  • そば汁割り

  • ほうじ茶のアイスクリーム

  • ほうじ揚げ蕎麦茶のアイスクリーム

  • 揚げ蕎麦&キャラメリーゼ

  • 入り口

2020/11/30 更新

14回目

2020/07 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

7月に入って全国の鮎の産地が解禁され始めましたが、大雨による不漁が心配です。

7月に入って全国の鮎の産地が解禁され始めました、稚鮎から若鮎になり待ちに待ち再訪しました。


飲み物:
①梅酒ソーダ 580円
②生ビール  680円 x 3杯
③冷酒 真澄 900円 x 3合
④抹茶割り 880円
⑤芋焼酎 ロック 880円
 

本日お願いしましたのは、お任せコース、¥12,000- x 2 = \24,000-
追加注文、
握り:新子 800円 x 2貫
天麩羅:鱚 1,000円 x 2枚


蕎麦前①天麩羅:淡路島産 白鱚 コースでは無く別に追加注文:天麩羅:鱚 1,000円 x 2枚
    一言、素晴らしいです、ホクホクのふかふか鱚の食味は元々淡いのですが、その特徴が確り感じられます。
    江戸前の物に比べて、勝るとも劣らない素晴らしい上がり具合です。
    お世辞では無く、此方のお店の大将が揚げる天麩羅やカツは専門店以上と言っても過言では無いと思います。


蕎麦前②八寸:
    -1、めんたい子の燻製、真子の味わい深さと皮のスムークが馨しいです、これだけで日本酒2合はいけます
    -2、土佐紅(薩摩芋)の甘露煮、この細いサイズを入手するのが大変だそうです
    -3、鰻の肝の山椒での佃煮
    -4、生湯葉の刺身
    -5、カマスの押し寿司
    -6、鱧蒲鉾、本山葵が載せられ、蒲鉾の味に良い刺激。
    -7、対馬産穴子の煮凝り。
    -8、車海老の出汁漬け
    -9、牛蒡の醤油漬け白胡麻纏
    -10、琵琶湖産稚鮎の焼浸し、酢橘浸け

どれもこれも手間隙掛けられ丁寧に作られています♪♪ 


蕎麦前②お造り:塩釜産 本鮪と鹿児島県産 縞鯵 1.8㎏
    今の時期の鮪は脂が載っていないと思いましたが、然に非ず、爽やかな脂身を愉しめました。
    縞鯵はいつもの食感では無く、熟成をさせた様な感じでした。


蕎麦前④お椀:鱧梅肉載せ と 秋田県八郎潟産 蓴菜(ジュンサイ)のお澄まし
    素晴らしい旨味が抽出された出汁の旨味が素晴らしい!
    鱧は骨切を丁寧にして有り、夏を感じる逸品です、梅肉とのバランスが良いです。
    熱々ですので、フーフーしながら飲ませて戴ました。
       
    
蕎麦前⑤握り:対馬産 煮穴子の握り
    此方のお店のスペシャリテ、兎に角素晴らしい、旬の走りにしては考え難い良い品質です。
    江戸前物にも、勝るとも劣らない、年間を通じて安定してたレベルを保てるのが凄いです。


蕎麦前⑥焼き物:高知県仁淀川産 焼き若鮎
    何時もに増して焼き時間は、1時間40分間もの時間を掛けて焼き上げられています。
    いつもの様に、鰭を外し箸で身を押し、頭蓋骨&背骨抜きをしようと思いましたが必要無く。
    頭からムシャムシャ食べ、骨は全く問題無かったです。
    やはり、若鮎は苔の香りも淡く、腸も苦味無く食べられました。
    しかし、若鮎だけにもう一尾頂きたいのが本音です(笑)


蕎麦前⑦茶碗蒸:茶碗蒸し
    茶碗蒸しに海胆を載せて仕立て上げられています。
    茶碗蒸しのベースには、玉蜀黍(ゴールドラッシュ)を使っているので甘みが強いです。


蕎麦前⑧箸休め:海月&和布
    海月がメインの食材なのですが、脇役の和布が素晴らしい食感です。


蕎麦前⑨カツ:鹿肉カツ
    先月のレビュアーさんが絶賛する鹿カツ、無理やりお願いして提供して頂きました。
    しかし、若干のパサつきが有り、今まで頂きましたカツを凌駕する事はありませんでした。
    今後は自分勝手な注文をせずに、大将が仕入れて美味しいタイミングでの提供を頂く事にしたいと反省しました。


蕎麦前⑩握り:コースでは無く別に追加注文:新子 800円 x 2貫
    新子の酢の〆方が素晴らしく4枚付けでの提供です。
    しかし、シャリとのバランスは私の好みでは有りませんでした・


本日の二八蕎麦は、福井県丸岡町産在来種です。


お蕎麦①二八せいろ蕎麦
    在来種を守られている「丸岡町」で、安定した美味し品種を生産しているのは驚きでした。
    女将さん曰く、納得のいく蕎麦を打てた時にお客さんが少ない、此のところ毎日200人超えのコロナ感染者
    の影響でしょうか、それともエピセンター化を心配するので控えたのか。。。
    今の時期にこれだけのお蕎麦を打てる事は素晴らしいですね。
    喉越し、コシが大変良いですね♪
    見た目は少し白っぽく映りますが、その出来は秀逸でした。


デザートは何時もの水羊羹に抹茶味の2色でした。
それに、キャラメリーゼにナッツ仕上げ、大変美味しいのですが甘さが罪悪感を齎します。

又、来店させて頂きます、大変ご馳走様でした。

  • 鮎焼き

  • 鮎焼き

  • 白鱚

  • 天麩羅

  • 白鱚

  • 梅酒ソーダ

  • 生ビール

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • 冷酒 真澄

  • お猪口

  • カマスの押し寿司

  • お造り

  • 本鮪&縞鯵

  • 鮎焼き

  • 鮎焼き

  • お椀

  • 鱧&蓴菜

  • 鱧梅肉載せ

  • 鱧梅肉載せ

  • 秋田県八郎潟産 蓴菜

  • 対馬産 煮穴子の握り

  • 対馬産 煮穴子の握り

  • 焼き若鮎

  • 高知県仁淀川産

  • 生ビール②

  • 茶碗蒸し

  • 茶碗蒸し

  • 茶碗蒸し

  • 海月&和布

  • 海月&和布

  • 抹茶割り

  • 鹿肉カツ

  • 鹿肉カツ

  • 鹿肉カツ

  • 新子

  • 新子

  • 新子

  • 新子

  • 二八蕎麦

  • 二八蕎麦

  • 水羊羹に抹茶味の2色

  • 水羊羹に抹茶味の2色

  • キャラメリーゼ

  • 蕎麦茶

  • 鮎焼き

  • 新個室

2020/07/19 更新

13回目

2020/02 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

蕎麦前日本料理 + 鮨 + 天麩羅 + 日本蕎麦 = 何屋さんでしょうか!!

毎回書かせて頂くのですが、女将さんが手打ちで打つお蕎麦が素晴らしい、ご主人が創作するお料理も秀逸で、お蕎麦屋さんの領域には収まら無い、特に最近は原価超えのお鮨を始められ、素晴らしさを増しています。


然しながら、ご主人の揚げ物(天麩羅・フライ)は、専門職人の領域に有り素晴らしいのです。
羊の皮を被った狼の如くなる為に、自分が納得出来る美味しさを追求して、影で相当努力していると思います。
本日も、唸った秀逸な仕上がりを味合わせて頂きました。


ですのでこのお店をカテゴライズすると、タイトル通りになってしまいますが、「蕎麦懐石・会席料理」
にプラスお鮨が加わったですから、行き着く先が見えません。


さて本題です。
セリ鴨を食べさせて頂けました、セリは宮城県産、鴨肉は山形県蔵王産でした!! 

飲み物:
生ビール アサヒ樽詰 グラス 680円 x 2杯
冷酒 真澄 900円 x 2 (1,800円)
   九頭龍 純米酒 980 x 1杯
抹茶割り グラス 880円 x 2杯


本日、山形県蔵王産鴨肉と仙台産セリ鍋と、天麩羅3種、千葉県竹岡産 太刀魚、熊本県産 グリーンアスパラガス、鹿児島県産 安納芋がメインです。

お任せコース、12,000円。

実食順に、


蕎麦前①:八寸
    -1、沖縄県宮古島産 枝豆 この時期に枝豆が提供戴く等考えていなかった初物です。
    -2、丹波産 黒豆
    -3、鱧の蒲鉾、山葵載せ
    -4、穴子の煮凝り、寒天がプルプル。
    -5、明太子の燻製、真子の味わい深さと、林檎チップの薫香が馨しい。
    -6、琵琶湖産 鮎の稚魚 ども氷魚(ひうお)とは違うらしいです。
    -7、竹岡産細魚の握り
    -8、花山葵のおひたし
    -9、信州産新栗の甘露煮

   どれもこれも、手間を掛け、時間を掛けて仕上げられた逸品で素晴らしいです
   盛り付けられたお皿の「貫入」が素晴らしい!!、北海道鹿追町製造。 


蕎麦前②:京都府大原産 筍のお椀
     やはり、初物の大原産は甘味が有り、お汁の昆布出汁の優しいお味が素晴らしいです。


蕎麦前③:北海道余市産 鮟肝
     蒸されて仕上げられた鮟肝は、最高の産地の最高の品質で、非常に味わい深いです。


蕎麦前④:お造り:京都府産 メジ鮪、 根室産 馬糞海胆 写真失敗ボケボケ
     爽やかな脂のメジ鮪、甘味を感じる馬糞海胆は、とても美味しいですね♪
     
     
蕎麦前⑤:仙台産セリと山形県蔵王産の鴨肉の鍋
     鴨生肉セリの鍋に大盛に盛り付けられ、別皿に山形県蔵王産の鴨肉が8枚と蕎麦ガキ。
     先ずは未だ煮えていないが少しシンナリしたセリの葉と茎を摘み始めます、
     
     最近のセリはマイルドになっています、昔のセリってもっと蘞く苦味が有った記憶が有るのですが。。。
     さあ煮えてきました、根っ子と牛蒡を残して、セリの葉と茎を食べ進めます。
     
     セリを食べた部分に、鴨生肉を2枚づつ入れ、煮過ぎて硬くなら無い様に、細心の火入れ時間を見計らいます。
     その鴨肉は柔らかく、噛んだ断面の中央はかなり赤色、鴨団子&蕎麦ガキも最高です。
     
     鴨肉を食べ終え、いよいよメインのセリ根っ子を頂きます、全く違和感無くむしろ甘味を感じます♪
     牛蒡も長葱も美味しい~
     
     仙台産のセリは香り高く甘味が有り、いよいよ冬の到来を感じさせてくれます。 
     仙台産の葉&茎は香り高く柔らかく、根っ子は管理が大変だなと感じました。


蕎麦前⑥:鮪赤身浸け、寒鮃、煮穴子の3貫握り
     鮪赤身浸けされていますので、まったり感が素晴らしいです。

     寒鮃と舎利の間に、柚子を隠し味に忍ばせて有り、爽やかな香りと寒鮃の食感が素晴らしいです。

     このお店のスペシャリテの穴子は、天麩羅用と煮物にする穴子の品質を換え、
     夫々に最適な目利きが素晴らしいです♪
     しかし、舎利も良いし、この煮穴子がトロトロで素晴らしいです♪

    
蕎麦前⑦:天麩羅3種、千葉県竹岡産 太刀魚、熊本県産 グリーンアスパラガス、鹿児島県産 安納芋、
     千葉県竹岡産 太刀魚は鮨種になる品質で、脂の載りが素晴らしいです!!
     本日の白眉の逸品でした、この様に素晴らしい太刀魚を戴いたのは初めてかもしれません。

     熊本県産 グリーンアスパラガスの初物ですね!!
     やはり、熊本県の出荷は早いのですね!

     鹿児島県産 安納芋は甘味が素晴らしいです。
     此方の仕上がりは、対象が丁寧に時間を掛けて数度揚げていて、素晴らしい仕上がりになります。     


蕎麦前⑧:海月&和布
     海月がメインの食材なのですが、脇役の和布が素晴らしい食感です。


本日は、大将カウンター8人、小上がりテーブル席3人 x 2席、全14人で粗満席!


玄蕎麦は福井県丸岡産在来種 二八蕎麦 一年分を仕入れ確保したそうです!


お蕎麦① 白、玄蕎麦は福井県丸岡産在来種 二八蕎麦 
     この艶々感、更なる半透明な仕上がり。
     
女将さんが、お蕎麦は香りと喉越しの相反する仕上げを、自分の好みだ作りますと、キッパリ!!
     星も振っていて蕎麦の味わい深さが感じられ、腰が有り咽越しがとっても良いでした。


この時点で大将から黒も有りますよ!
でも満腹感との相談で一度は断念しましたが、
思い直して「やはり戴きます!」と、私が告げると、妻を初めてして皆が反対しました。
優しい大将は他のお客さんと、一笊を3:1に分けて、私に1の25%を味見で提供頂きました。


お蕎麦① 黒、玄蕎麦は福井県丸岡産在来種 二八蕎麦 
     写真をアップしてご参照下さい、確かに全体量は非常に少ないのですが、見た目が素晴らしいです。
     これは繋ぐのが難しいと思いましたて、女将さんに訊ねるとその通りでした、女将さんの技術に驚愕です!
     この艶々感、半透明な仕上がり。
     大好きな好みの見た目、最高です。
     星の降り方も素晴らしいです。
     更に、良い喉越し、言う事は有りません。


デザート : 苺、水羊羹。


本日は、大将カウンター7人、小上がりテーブル席4人 x 2席、全15人で粗満席!

大変美味しかったです、ご馳走様でした♪

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • 生ビール

  • 生ビール

  • 眞澄

  • 眞澄

  • 筍のお椀

  • 筍のお椀

  • 鮟肝

  • 鮟肝

  • 抹茶割り

  • 鮪赤身浸け、寒鮃、煮穴子の3貫握り

  • 煮穴子の握り

  • 鮪赤身浸け握り

  • 寒鮃握り

  • 煮穴子の握り

  • 鴨肉の鍋

  • セリの鍋

  • 鴨肉の鍋セット

  • 鴨肉

  • 鴨肉

  • 鴨肉

  • セリ根っ子

  • 天麩羅3種

  • グリーンアスパラガス

  • 安納芋

  • 太刀魚

  • 鴨肉の鍋

  • 鴨肉の鍋

  • 鴨肉の鍋

  • 鴨肉団子

  • 九頭龍

  • 九頭龍

  • 鴨肉の鍋

  • 葱&蕎麦ガキ

  • 鴨肉&蕎麦ガキ

  • 海月&和布

  • 海月&和布

  • 蕎麦湯

  • 蕎麦湯割り

  • 蕎麦湯割り

  • 苺&水羊羹

  • 入り口

  • 入り口

  • 外観

  • 銭塚地蔵尊

  • 銭塚地蔵尊

  • 銭塚地蔵尊

2020/02/24 更新

12回目

2019/12 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

妻は忘年会で一人飯!

此方が年末最後のレビューになります。
皆様、本年中は沢山の「いいね」と「コメント」を戴き、大変ありがとうございました、感謝申し上げます。
又、来年もよろしくお願い致します♪

そしてタイトル通りの一人での訪問になりました。
前回に鴨セリ鍋を堪能させて戴きましたので、
今回は鍋では無く「年末お任せコース」13,000円をお願いしました。


飲み物:
冷酒 眞澄 純米吟醸 辛口生一本 900円 1合 x 2 (1,800円)
冷酒 雪の茅舎 山廃純米 1合 
抹茶割り 880円

実食順に、

蕎麦前①雲子の葛餡お椀
    本日は少し寒いので、此方を飲まれて温まって下さいと、優しい気遣いが嬉しいです。
    その葛餡は、朧昆布の風味がほんのり感じられる、優しい味わいです。
    雲子は表面を炙ってあり、中のクリーミーとの食感の妙を感じる事が出来ます。


蕎麦前②八寸
    -1、京都山科産 海老芋の揚げ物
    -2、沖縄県宮古島産 枝豆 余りにも早い初物ですが、非常に味が濃く驚きです。
    -3、小田原産蒲鉾、本山葵が載せられ、蒲鉾の味に良い刺激。
    -4、針魚のお寿司、赤酢の舎利。
    -5、めんたい子の燻製、真子の味わい深さと皮の薫香が馨しいです、これだけで日本酒1合はいけます。
    -6、胡麻豆腐
    -7、手作り松前漬
    -8、加賀新蓮根と牛蒡のキンピラ。
    -9、黒豆煮、私には甘さが抑えられていて、煮方が大変良いです。

どれもこれも手間隙掛けられ丁寧に作られています♪♪  
      
      
蕎麦前③鴨セリ鍋を注文しなかったので、お椀で鴨セリ汁を1杯提供されました。
    鴨肉は3枚入っていて、その上にセリが載せられています。
    今日は鍋のスープが、非常に味わい深いので伺うと、丸鶏を何羽も使用して出汁を抽出し、
    鰹節出汁をブレンド調合して味を調えたとの事でした。
    いつもに増して素晴らしい仕上がりになっていて、大変に美味しいです。
    鴨肉の火入れ具合も素晴らしく、サックリと噛み切れ、その上に鴨の脂身が甘く非常に美味しいです。


蕎麦前④煮穴子の握り
    此方のお店のスペシャリテ、兎に角素晴らしい、旬の走りにしては考え難い良い品質です。
    年間を通じて安定してたレベルを保てるのが凄いです。
       
    
蕎麦前⑤宮崎県産九絵の塩焼き
    9kgの九絵を丸で仕入れ、身は勿論ですが後程提供される内臓類が素晴らしいです。
    

蕎麦前⑥余市の鮟肝と長崎県産唐墨(カラスミ)
    余市の鮟肝は何時も伺うお鮨屋さんがスペシャリテにしていて最高なのですが、
    味付けを強く付けていない状態の鞍肝としては素晴らしい味わい深さが有ります。
    又、唐墨(カラスミ)は角藤さんが丁寧に時間を掛けて作られたとの事で、素晴らしい塩梅でした。
    やはり、お鮨屋さんに於ける長年の経験が成せる業でしょう。

    
蕎麦前⑦お造り
   -1青森県産 寒平目 今のこの時期の寒平目に説明は不要です、縁側の食感が良いですね♪
   -2大間産 本鮪中トロ 脂が本格的に載ってきて、脂と鉄分のバランスが良いですね。
   -3北海道産 蝦夷馬糞海胆 甘味が凄く強く美味しいですね。


蕎麦前⑧和布&海月の酢の物
    シャキシャキの和布とコリコリの海月の酢の物に、茗荷の風味が良いアクセントになります。 


蕎麦前⑨豚肉のヒレカツ
    レビュアーさんが絶賛するヒレカツは、正しく衝撃的な食感でした。
    ある意味、阿佐ヶ谷に移転した「とんかつXX」以上の素晴らしさです。
    これほどのトンカツを食べた事が無い位です。
    私の最後の晩餐には、此方のお店のヒレカツ以上の「豚肉ロ-スカツ」を食べさせて頂ける約束を、
    大将から取り付けました。(笑)
   
 
蕎麦前⑪宮崎県産九絵の内臓の酢味噌和え
    先程の9kgの九絵を捌いた時に、内臓を丁寧に湯引きして臭みを消しています。
    部位は、胃袋、肝臓、腸を酢味噌に絡めて食すると、お酒の当てに最高ですね。
 
     
蕎麦前⑫大将のスペシャリテ、ご自分用に作ったお酒の当てをお客様に提供して戴きました。
鴨肉の土手煮、切り落としの鴨肉を繊維がばらばらになるまで6時間も煮込み、
    八丁味噌で合えて仕上げお酒が進みます。
         
    冷酒 雪の茅舎 山廃純米 1合を追加で頼んでしまいました(笑)

本日の二八蕎麦は、福井県丸岡町産在来種です。

お蕎麦① 二八せいろ蕎麦
     在来種を守られている「丸岡町」で、生産している在来種玄蕎麦はやはり素晴らしいです。
     女将さん曰くこの蕎麦粉はザラザラしているのが十割より、打つのが大変との事でした。
     それをここまで繋ぎ、仄かな芳醇が大変素晴らしいです。
     本日のお蕎麦は、星が降っていません。
     見た目は少し白っぽく映りますが、その出来は秀逸でした。


又、来店させて頂きます、大変ご馳走様でした。

  • 雲子の葛餡お椀

  • 雲子の葛餡お椀

  • 雲子の葛餡お椀

  • 雲子の葛餡お椀

  • 抹茶割り

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • 眞澄

  • 眞澄

  • お椀で鴨セリ汁

  • お椀で鴨セリ汁

  • シメジ

  • 鴨肉

  • 煮穴子寿司

  • 煮穴子寿司

  • 九絵の塩焼き

  • 九絵の塩焼き

  • 余市の鮟肝と唐墨

  • 余市の鮟肝と唐墨

  • 余市の鮟肝と唐墨

  • 本鮪&寒平目

  • 本鮪&寒平目

  • 馬糞海胆

  • 本鮪

  • 和布&海月

  • 和布&海月

  • 豚肉のヒレカツ

  • 豚肉のヒレカツ

  • 九絵の内臓の酢味噌和え

  • 豚肉のヒレカツ

  • ユニオン・ソース

  • 福井県丸岡産在来種

  • 二八蕎麦

  • 大将のスペシャリテ

  • 雪の茅舎

  • 雪の茅舎

2019/12/31 更新

11回目

2019/11 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

鴨よセリ鍋の季節到来しました!!

やっと繁忙期の第三四半期の決算が済みました、この歳で月間60時間越えの残業はキツイくなりました。

術後の定期健診に一昨日にいったのですが、冠動脈は良くなったのですが、今度は心臓の弁が硬くなり、3ヶ月先に定期検査を受ける事になり、やはり3ヶ月先に頭部のMRIの大動脈瘤と乖離も比較し、その結果によって対処が決まります。


毎回書かせて頂くのですが、女将さんが手打ちで打つお蕎麦が素晴らしい、ご主人が創作するお料理も秀逸で、お蕎麦屋さんの領域には収まら無い、特に最近は原価超えのお鮨を始められ、素晴らしさを増しています。


然しながら、ご主人の揚げ物(天麩羅・フライ)は、専門職人の領域に有り素晴らしいのです。
羊の皮を被った狼の如くなる為に、自分が納得出来る美味しさを追求して、影で相当努力していると思います。
本日も、唸った秀逸な仕上がりを味合わせて頂きました。

ですのでこのお店をカテゴライズすると、タイトル通りになってしまいますが、「蕎麦懐石・会席料理」
にプラスお鮨が加わったですから、行き着く先が見えません。


さて本題です。
セリ鴨を食べさせて頂けました、セリは宮城県産、鴨肉は山形県蔵王産でした!! 

飲み物:
冷酒 真澄 900円 x 4 (3,600円)
   大信州 x 1杯
赤ワイン ハーフボトル Bourgogne Pinot noir ミディアムボディ 2017年 2,940円


本日、山形県蔵王産鴨肉と仙台産セリ鍋がメインです。


蕎麦前①:八寸
    -1、京都府産海老芋 2週間熟成
    -2、丹波産 新銀杏
    -3、鱧の蒲鉾、山葵載せ
    -4、穴子の煮凝り、寒天がプルプル。
    -5、明太子の燻製、真子の味わい深さと、林檎チップの薫香が馨しい。
    -6、新秋刀魚竜田焼き
    -7、竹岡産春子鯛の昆布〆
    -8、千葉産落花生の手作り豆腐
    -9、信州産新栗の甘露煮

   どれもこれも、手間を掛け、時間を掛けて仕上げられた逸品で素晴らしいです
   盛り付けられたお皿の「貫入」が素晴らしい!!、北海道鹿追町製造。 


蕎麦前②:赤座海老のお造り
     角藤さんが丁寧に解体して、この高級海老のお造りを提供してくれました。
     あっと言う間に尾の身のお刺身を頂きました。
     その後、鋏や足の身を取り出して、サービスして下さりました。
     美味しい物は、あっと言う間に惜しまれて無くなりました。


蕎麦前③:仙台産セリと山形県蔵王産の鴨肉の鍋
     鴨生肉セリの鍋に大盛に盛り付けられ、別皿に山形県蔵王産の鴨肉が8枚と蕎麦掻き。
     先ずは未だ煮えていないが少しシンナリしたセリの葉と茎を摘み始めます、
     最近のセリはマイルドになっています、昔のセリってもっと蘞く苦味が有った記憶が有るのですが。。。
     さあ煮えてきました、根っ子と牛蒡を残して、セリの葉と茎を食べ進めます。
     セリを食べた部分に、鴨生肉を2枚づつ入れ、煮過ぎて硬くなら無い様に、細心の火入れ時間を見計らいます。
     その鴨肉は柔らかく、噛んだ断面の中央はかなり赤色、鴨団子も最高です。
     鴨肉を食べ終え、いよいよメインのセリ根っ子を頂きます、全く違和感無くむしろ甘味を感じます♪
     牛蒡も長葱も美味しい~
     仙台産のセリは香り高く甘味が有り、いよいよ冬の到来を感じさせてくれます。 
     仙台産の葉&茎は香り高く柔らかく、根っ子は管理が大変だなと感じました。


蕎麦前④:宮崎県尾崎牛のロースト
     大将が柔らかく焼き上がりがとの、依頼で預かった試供の様です。
     最近の傾向で何でも柔らかければ良いと言われていますが、確かに噛み応えが有り、 
     尚且つ牛の肉自身に旨味が有ります。


蕎麦前⑤:煮穴子の握り
     このお店のスペシャリテの穴子は、天麩羅用と煮物にする穴子の品質を換え、
     夫々に最適な目利きが素晴らしいです♪
     しかし、舎利も良いし、この煮穴子がトロトロで素晴らしいです♪


蕎麦前⑥:海月&和布
     海月がメインの食材なのですが、脇役の和布が素晴らしい食感です。


蕎麦前:⑦鹿児島県産鯵フライ
     今までに食べた鯵フライの中でもトップクラスです。
     揚げ方が素晴らしく、その食感味わい深さが大変美味しいです。
     何も出水産だけが鹿児島産では有りません、油で揚げて火入れする調理には、
     出水産を使う必要は無いと思いました。


本日は、大将カウンター8人、小上がりテーブル席3人 x 2席、全14人で粗満席!


玄蕎麦は福井県福井市産在来種 二八蕎麦

お蕎麦① 玄蕎麦は福井福井市産在来種 二八蕎麦
     この艶々感、更なる半透明な仕上がり。
     女将さんが、お蕎麦は香りと喉越しの相反する仕上げを、自分の好みだ作りますと、キッパリ!!
     喉越しが素晴らしいです。

     これからの永平寺産→丸岡産→大野産在来種が次から次へと素晴らしくなるのが愉しみです。


デザート : 水羊羹。


本日は、大将カウンター8人、小上がりテーブル席3人 x 2席、全14人で粗満席!

大変美味しかったです、ご馳走様でした♪

  • 真澄

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • 赤座海老

  • 赤座海老

  • 赤座海老

  • 赤座海老

  • 赤座海老

  • 赤座海老

  • 赤座海老

  • ツクネ&蔵王産鴨肉

  • ツクネ&蔵王産鴨肉

  • セリ鍋

  • セリ鍋

  • セリ鍋

  • 牛蒡&長葱

  • Pinot noir

  • Bourgogne

  • 鴨鍋

  • 煮穴子握り

  • 長葱&舞茸

  • 団子&シメジ

  • 長葱&舞茸長葱&舞茸

  • 舞茸&芹根

  • 長葱&舞茸

  • 長葱&舞茸

  • 大田牛

  • 大田牛

  • 海月&和布

  • 海月&和布

  • 真澄

  • 真澄

  • 鯵フライ

  • 鯵フライ

  • 鯵フライ

  • 大信州

  • 蕎麦湯

  • 水羊羹

  • 水羊羹

  • 福井市産在来種

  • 二八蕎麦

2019/11/04 更新

10回目

2019/09 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

本日のスペシャル食材、松茸、鹿カツ、蔵王鴨のお狩場焼、出水の鯵。。。

長野の産地から鹿肉の調達が難しい中、特別に調達して頂きました。
私の我侭を叶えて下さり、感謝申し上げます。

今の夏場は蕎麦にとって、一番難しく厳しい時期です。
その中でも、女将さんが手打ちで打つお蕎麦が素晴らしいのです。
大将はお蕎麦屋さんの範疇にには収まり切ら無い、料理の修行経験の無いご主人が創作するお料理も秀逸で、
お蕎麦屋さんの領域には収まら無いのです。

このご主人の揚げ物(天麩羅・かつ)、及び、魚・お肉の焼き具合、専門職人の領域に有り素晴らしいのです。
火入れって難しく、多くの天麩羅屋・とんかつ屋さんでも、火入れが長く固い揚げ物を食べた事が有るので、
このご主人は、羊の皮を被った狼の如くなる為に、自分が納得出来る美味しさを追求して、
影で相当努力していると思います。


さて本題ですが。 

飲み物:
抹茶割り 880円 x 2(1,760円)
冷酒 真澄 900円 x 4 (3,600円)
瓶ビール エビス 780円    


本日、お願いしていたのは、長野県産日本鹿のカツです。


お蕎麦は福井県丸岡&栃木県在来種の2:8蕎麦です。 


蕎麦前①:松茸蕎麦
     松茸が素晴らしく、産地を訪ねると中国産との事ですが、小さな国産と比べても劣らない品質で、
     某有名店も此方を選択したそうです。
     これって素晴らしい判断ですね、良い物は産地に拘らず使用する、良い物は良い!!
     しかも、理不尽な国産の仕入れ値に比べ、安くは無いのですがリーズナブルだそうです。

     お汁も素晴らしく松茸とのバランスが最高でしたが、花山椒の時と蕎麦の違いを感じました。
     それはお汁の温度の為と思います、お汁と蕎麦のバランス奥が深いです。


蕎麦前②:お造り3種盛り
    -1、大間の鮪、中トロ 2切れ 夏の時期ですが素晴らしい脂のバランスと、味わい深さに感心しました。
    -2、2kg以上の肉厚な平目縁側、とんでもない食感です、噛む度にピチプチ 2切れ
    -3、喉黒、2切れ まったり感と味わい深く、香ばしいです。
    
    
蕎麦前③:八寸
    -1、丹波の黒豆煮、ご主人が私の好みに甘さ控えめで作って下さいました。
    -2、蒲鉾、本山葵が載せられ、蒲鉾の味に良い刺激。
    -3、めんたい子の燻製、真子の味わい深さと皮のスムークが馨しい。
    -4、穴子の煮凝り、寒天がプルプル。
    -5、出水の鯵、小口切りしてあり、微塵切り紫蘇と白胡麻で和えてあり、マッタリ感が増し最高です。
    -6、春子鯛の昆布〆。
    -7、生湯葉、大豆を在来種使用でまろやかで、味わい深いです。
    -8、レンコン鷹の爪入りピリ辛キンピラ。
    -9、新イクラをいい飯に載せ。イクラの中身がご飯に浸み込み、今年の新物を愉しみました。
   どれもこれも、手間を掛け、時間を掛けて仕上げられた逸品で素晴らしいです
   盛り付けられたお皿の「貫入」が素晴らしい、数が増えていたので聞いた処、追加購入したそうですが、
   40枚焼いて納得の出来が7枚だけだったそうです、しかも、釉薬が別バージョンでした、北海道鹿追町製造。 


蕎麦前④:握り寿司
     1貫目は、小肌に近づく新子2枚付け
     お酢の〆方が、少し好みとは違いました。
     
     
蕎麦前⑤:握り寿司
     2貫目は、出水の鯵
     八寸に入っていた小口切りとは違う食感で、この素晴らしさを伝えるのは難しいです。
     関鯵の6倍もする、鯵界の日本一の品質です。


蕎麦前⑥:握り寿司
     3貫目は、千葉県産棚物の金目鯛です
     こんな事を書くと何ですが、伊豆物とは次元が違う程の味わい深さが感じられます。
     
     
蕎麦前:⑦握り寿司
     4貫目は、平目です
     普通は寒平目と言いますが、今年は走りが非常に早いそうです。
     大将も、今の時期にこれ程の身が厚い個体は稀と言ってました。


蕎麦前:⑧じゅうろくの気紛れサラダ
     マイクロトマトが目新しいです。
     上に載せられた、ミズと赤紫蘇も新鮮な味わいですね。


蕎麦前⑨:蔵王鴨のお狩場焼、万願寺唐辛子、焼き葱添え
     鴨肉の火入れが素晴らしいです、未だ此れからでしょうがジュシーな脂身が素晴らしいです。
     この鴨肉は、鴨鍋で使用する物と同じとの事ですから、これから益々美味しさが増していきますね!


蕎麦前⑩:石川小芋を鴨肉のそぼろ餡
     静岡県産の石川小芋は、里芋の仲間で「石川早生丸」と言う品種の孫芋で、
     小振りの球形で美しい白い肌が特徴です。
     孫芋は親芋・小芋から栄養をたっぷり貰う為、最も美味しくねっとりした食感とコクのある味が素晴らしいです。


蕎麦前⑪:握り寿司     
     5貫目は、江戸前穴子の握り
     このお店の穴子は、天麩羅用と煮物にする穴子の品質を換え、夫々に最適な目利きが素晴らしいです♪
     しかし、舎利も良いし、この煮穴子が素晴らしいです♪
     米粒も大きく粒々感が感じられ美味しかったです♪


蕎麦前⑫:長野県産の鹿カツ
     鹿カツは素晴らしい香りを纏って提供されました。
     これまたレアで仕上げられていて、素晴らしい火入れです♪
     一つは、塩で頂きました、素晴らしい味わい深さが有りますね!
     もう一つは、匠の三段仕込みで作られた「とんかつソース」で頂きました。
     南極探検隊が、厳しい環境に臨む際に、限られた持ち物の一つに選んだと言われる「ユニオンソース」
     だったそうです。
     その味は、野菜(玉葱、人参、セロリ)果実(トマト、りんご、みかん、等)醸造酢、砂糖、食塩、
     コーンスターチ、香辛料、カラメル色素、でんぷん等の拘りで作られており、とんかつソースとしては最適です。
     但し、ソースが素晴らしい為に鹿カツの風味が負け気味になるので、使用は極力少量がお勧めです。
     

蕎麦を打っていらっしゃる女将さん曰く、

玄蕎麦は福井県丸岡産と栃木県の在来種 二八蕎麦です。

お蕎麦① 福井丸岡産と栃木県の在来種 二八蕎麦
     この艶々感、更なる半透明な仕上がり。
     女将さんが、お蕎麦は香りと喉越しの相反する仕上げを、自分の好みだ作りますと、キッパリ!!
     食感優先か、味優先か、悩ましいところです。


デザート : 試作と言う、カリカリの蕎麦実が載せられた、蕎麦のブランマンジェ。
       パンナコッタに近い仕上がりですね、今後、進化していくのでしょう!


本日は、大将カウンター8人、小上がりテーブル席3人、全11人で粗満席!


大変美味しかったです、ご馳走様でした♪

  • 松茸蕎麦

  • 松茸蕎麦

  • スシタネ

  • 金目&平目

  • 手前出水の鯵

  • 抹茶割り

  • 新しくなったカウンター

  • 刺身、大間中トロ、平目縁側、喉黒

  • サシミ、オオマチュウトロ、ヒラメエンガワ、ノドクロ

  • 八寸

  • 八寸

  • 新子

  • 出水の鯵

  • 金目鯛

  • 平目

  • スペシャルサラダ

  • スペシャルサラダ

  • 万願寺&葱焼

  • 蔵王鴨のお狩場焼

  • 蔵王鴨のお狩場焼

  • 石川小芋

  • 石川小芋

  • 煮穴子

  • 煮穴子

  • 瓶ビール

  • とんかつソース

  • 鹿カツ

  • 鹿カツ

  • 蕎麦の実載せ

  • パンナコッタ的ブランマンジェ

  • 二八蕎麦

  • 二八蕎麦

2019/09/16 更新

9回目

2019/07 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

日曜日お昼の営業を止められているのに、カウンター8席限定の天麩羅メインコースにて開店して頂きました!!

大将、女将さんお休みの昼時間にもて成して頂き、大変ありがとうございました。

と言う訳で此方のお店で偶遭遇した、マイレビ様から天麩羅メインコースにてオフ会を遣って
下さいとの打診でした。

このマイレビ様は以前は東京にて勤務されていた時代に、オフ会を数回させて頂きました間柄でしたが、
大阪に転勤されたのに此方のお店で偶然再会したのでした。


天ぷらメインコースを昼に特別価格で提供しますので如何ですか?
はい勿論結構でございます、とお願い致しました。


今日の大将は出だしからハイピッチで噛まされました!!
大将:本日は皆さんがレビューアーとの事で、ブラインドで提供致します。
様は産地、食材をお伝えせず、情報の先入観を持たずに食べて、その感想を読ませて頂きます!


今日は、大将が採算度外視で食材を揃えて頂いたとの事で気合いが入りまくりで、半ばヤケクソ気味です。
まあ、ゲームみたいなものなので、あれでも無い、これでも無いと愉しみます。


蕎麦前①: 鮎塩焼き:長良川天然鮎
     本日は名物の八寸の提供は無く、初っ端から行き成り焼物から開始です。
     産地は砕いた氷を丁寧に張った発泡スチロールの白い箱に明記してたのを見てしまった!!
     ですので、判明しましたが食味だけで産地が分かる神の舌が欲しい!
     でもないか、全国津々浦々の川の違いが分かるなんて不可能でしょう。
     しかし、魚体を見て、食べれば養殖か天然かは分かります。
     獰猛な顔付き、若鮎で淡いですが腸の苦味、間違い無く天然物ですね。
     1時間15分ゆっくりと炭火で焼かれている若鮎は、頭からバリバリと三口で食べ終わります。


蕎麦前②:海胆のシャリと和えて 噴火湾か利尻島の蝦夷馬糞海胆だと思いました。
     塩水海胆ですのでシャリと和えたので、塩味が和らぎ丁度良い塩梅です。
     海胆だけですと高血圧の私には少し辛いですね。
     一粒載せられた実山椒の刺激が愉しめます。


蕎麦前③:生湯葉
     滋賀県産在来種を使用した濃厚な生湯葉だと思います。
     最初は本山葵にマイシオで頂きましたが、このお店の醤油との相性が素晴らしかったです。


蕎麦前④:天ぷら :鹿児島県紅はるか(この品種は纏めて仕入れ熟成させていると思います)
     ゆっくり低温で40分揚げたそうです。
     おそらく、ずっと揚げ続けるのでは無く、揚げては取り出して余熱で火入れをして、
     何回か繰り返している筈です。
     衣が薄くてもサクサクの食感で、色も黄色が濃く、食味は凝縮された甘味が際たつっていて秀逸です。

     
蕎麦前⑤:蛸柔煮:これだけ柔らかいので明石産の様です
     蛸を柔らかく仕上げる為には、活け物を使用されていると思います。
     素晴らしい食感で秀逸です。
 

蕎麦前⑥:茶碗蒸し
     茶碗蒸しの表面には、蒸し鮑に肝と常節が2枚載せられています。
     汁巻きが入った茶碗蒸しの出汁が前回より味のバランスが改良されていて良いですね!

     鮑は、千葉産雌貝鮑か黒鮑を両方仕入れたとの事で混同してしまいました。
     

蕎麦前⑦:天ぷら:江戸前メゴチ(残念ながら写真が保存出来ず)
     大将が又もや噛まします、此方は冷凍です、このお店は冷凍は使用しません。
     そんな訳無いのは食感・食味で直ぐに分かります、ホクホクの食感が素晴らしいです♪


蕎麦前⑧:天ぷら:豊後産か天草産の幻の天然大車海老かな、
     またもや大将が噛まします、冷凍のブラックタイガー!!
     しかし、色をみればそんなジョークは通じません。
     大将は女将さんに産地等々喋るな!
     と言っておきながら、自分でポロポロ!!
     エアーポンプを貸して貰ったから、返しに行かなきゃならないしそうすれば又、買わされるし!!
     輸送方法、活け、オガクズでなければ、答えは「活け天然大車海老」が導き出されました。 
     とんでもない貴重品ですね、仕入原価を考えるとヤケクソにも理解出来ます(笑)
     流通量を考えるとこれだけの天然大車海老は、中々入手困難だと思います。
      揚げ具合はミディアムレア揚げで、レア部分はギリギリですね。
     しかし、その紅色の鮮やかさが、錦鯉の様で素晴らしいです!
     そして、冷凍か活けは、海老は分かりやすい食材ですので、言うには及びません。
     大将のセリフではもう少しレアで仕上げたかったとの事でしたが、その意味は分かります。
     
     一番悩んだのは産地です、前述した様にその様な舌を持ってい無いので、調べるしか有りません。
     全国の産地、豊洲の海老専門中卸しさんの取り扱う産地!
     「活け天然大車海老」は非常に少なく、天草か豊後だと思います!!
     非常に愉しかったブラインドゲームでした、勉強になりました、ありがとうございます!!


蕎麦前⑨:天ぷら:大分県産幻の天然大車海老の頭
     最高のカッパ海老煎ですね。
     多少角が口の中で刺さるのですが、構わず足もパリパリの食感でビールのお供に最適です。


蕎麦前⑩:煮黒豆
     八寸にも使用されている丹波産の黒豆ですね。
     少しエンジ色がかっているのが特徴でしょうか。


蕎麦前⑪:天ぷら:千葉県竹岡産の白鱚かな
     素晴らしいです、大将の腕が凄いのか、素材が持っている素晴らしさでしょうか
     大将は前者を選びます(笑)
     食感、食味どちらもフワフワの旨味が素晴らしいですね。


蕎麦前⑫:茶豆
     新潟県産の茶豆で、茶豆の味わい深さが美味しいですね。


蕎麦前⑬:房州産常節(トコブシ)
     身が厚く限りなく、鮑に近い常節ですが、食味、食感は鮑とそん色無いです。
     大将曰く黒鮑と食べ比べしても、殆ど変わらないとの事でした。


蕎麦前⑭:天ぷら:江戸前の穴子1本
     身が厚く旬の今の淡い穴子の旨みを愉しみます。
     

蕎麦前⑮:味噌汁:蜆は大きい青森県小川原湖産の大和シジミでしょうか?
     大変大きな蜆でしたが、思わず呑んでしまい、食べた後の写真が残念です。


お蕎麦① 群馬県赤城産のキタワセ 二八蕎麦
     この艶々感、更なる半透明な仕上がり。
     女将さんが、お蕎麦は香りと喉越しの相反する仕上げを、自分の好みだ作りますと、キッパリ!!
     星も振っていません、蕎麦の味わい深さが感じられ、腰が有り咽越しがとっても良いでした。


お蕎麦② 玄蕎麦は栃木県産在来種 十割蕎麦
     写真をアップして、ご参照下さい。
     この艶々感、半透明な仕上がり。
     大好きな好みの見た目、最高です。
     星の降り方も素晴らしいです。
     更に、良い喉越し、言う事は有りません。


デザート:焙じ茶ゼリー
     上に 蕎麦の実が振り掛けられていて、食感の変化を愉しめます。


油:綿実油 & 太白胡麻油だと思います。


我々の食事が終わる頃にカウンター取り外し、7/30以降は、蕎麦 & 寿司 & 揚げ物に焼きが加わり、
提供料理の幅を広げる様です。


飲み物:
生ビール 680円
冷酒 真澄 900円
FCCJ限定日本酒 980円

本日、日曜日お昼の営業をして下さり、挙句の果てに採算度外視のサービスには頭が下がります。


今日も美味しかったです、ご馳走様でした!!

  • 長良川天然鮎

  • 獰猛な顔付

  • 生ビール

  • 塩水海胆ご飯

  • 塩水海胆ご飯

  • 真澄

  • FCCJ限定日本酒

  • 生湯葉

  • 生湯葉

  • 薩摩芋

  • 薩摩芋

  • 煮蛸

  • 煮蛸

  • 茶碗蒸し

  • 茶碗蒸し

  • FCCJ限定日本酒

  • FCCJ限定日本酒

  • 鮑&常節

  • 天然車海老

  • 天然車海老

  • レア

  • 黒豆

  • 黒豆

  • 白鱚

  • 白鱚

  • 新潟茶豆

  • 新潟茶豆

  • 常節

  • 常節

  • 穴子

  • 穴子

  • 二ハ蕎麦

  • 二ハ蕎麦

  • 十割蕎麦

  • 十割蕎麦

  • 十割蕎麦

  • 十割蕎麦

  • デザート

  • デザート

  • 無くなるカウンター

  • 無くなるカウンター

  • 無くなるカウンター

  • 無くなるカウンター

  • 無くなるカウンター

2019/07/30 更新

8回目

2019/07 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

八寸、お刺身、天麩羅、トンカツ、お蕎麦が秀逸なお蕎麦屋さん!!

タイトル通りなのですが、5月の訪問時の特に白鱚の天麩羅と花山椒蕎麦の素晴らしさが鮮明に残っています♪
7月に入って全国の鮎の産地が解禁され始めました、稚鮎から若鮎になり待ちに待ち再訪しました。


飲み物:
冷酒 真澄 x 3 (2,700円)
抹茶割り 880円
GARGERY BLACK 980円 ロースト麦芽、チョコレート麦芽のローストにより深く豊かな香ばしさ。
             麦芽とホップをたっぷりと使用したフルボディのフレーバーリッチだそうです。 

本日お願いしましたのは、鮎のお任せコース、¥9.800- x 2 = \19,600-


蕎麦前① :八寸
    -1、めんたい子の燻製、真子の味わい深さと皮のスムークが馨しいです、これだけで日本酒2合はいけます。
    -2、鰻の肝の山椒での佃煮。
    -3、枝豆:新潟産茶豆、思いもよらぬ美味しさに、お気に入り。
    -4、黒豆煮、私には甘さが抑えられていて、良いです。
    -5、新潟県産白烏賊の塩辛。
    -6、京蒲鉾、利尻島海胆と本山葵が載せられ、蒲鉾の味に良い刺激。
    -7、穴子の煮凝り。
    -8、秋田県産新蓮根のキンピラ。

どれもこれも手間隙掛けられ丁寧に作られています♪♪ 


蕎麦前② :本日の主食材、長良川産焼き若鮎 岐阜県郡上市八幡町
      いつもの様に、鰭を外し箸で身を押し、頭蓋骨&背骨抜きをしようと思いましたが必要無く。
      頭からムシャムシャ食べ、骨は全く問題無かったです。
      やはり、若鮎は苔の香りも淡く、腸も苦味無く食べられました。
      しかし、若鮎だけにもう一尾頂きたいのが本音です(笑)


蕎麦前③ :。。。。


蕎麦前④ :煮穴子の握り
      此方のお店のスペシャリテ、兎に角素晴らしい、旬の走りにしては考え難い良い品質です。
     年間を通じて安定してたレベルを保てるのが凄いです。
       
    
蕎麦前⑤ :出汁巻き玉子の茶碗蒸し
      新しく料理人さんを迎え入れ、大将が焼いた出汁巻き玉子焼きを、新料理人さんが茶碗蒸しに仕立てた合作し       た、新トライメニューです。


蕎麦前⑥ :黒鮑柔らか蒸し & 蛸の柔らか煮 & どんちっち鯵のナメロウ
    -1 黒鮑を柔らかく蒸し上げて、自身の肝和えに仕上げています、肝のコク&旨味が秀逸です♪
    -2 蛸の柔らか煮、あまりにも柔らかくて良い意味で拍子抜けしました、素晴らしいです。
    -3 島根県浜田市でブランド化されている、「どんちっち鯵」を、茗荷、葱と一緒に丁寧に叩いてあり、
      そのネットリした旨味に日本酒が進みます。


蕎麦前⑦ :湯葉&重ね豆腐
      本山葵載せでお刺身感覚。
      湯葉も素晴らしいのですが、大豆の在来種を用いた重ね豆腐が味わい深くミルキーでした。


蕎麦前⑧ :豚肉のヒレカツ
      レビュアーさんが絶賛するヒレカツは、正しく衝撃的な食感でした。
      ある意味、阿佐ヶ谷に移転した「とんかつ成蔵」以上の素晴らしさです。
      これほどのトンカツを食べた事が無い位です。
       
      
      私の最後の晩餐には、此方のお店の「豚肉ロ-スカツ」を食べさせて頂ける約束を大将から取り付けました。      (笑)


本日の二八蕎麦は、福井県丸岡町産キタワセ種です。
そして、十割蕎麦は、栃木県鹿沼市産在来種です。


お蕎麦① 二八せいろ蕎麦
     割と全国的生産されている「キタワセ」ですが、あの在来種を守られている「丸岡町」で、
     キタワセ品種を生産しているのは驚きでした。
     女将さん曰くこの蕎麦粉はザラザラしているのが十割より、打つのが大変との事でした。
     しかし、今の時期に夏新でも無い「キタワセ」で、ここまで芳醇な事が大変素晴らしいです。
     見た目は少し白っぽく映りますが、その出来は秀逸でした。


お蕎麦② 十割せいろ蕎麦 (追加980円)
     来週から、栃木県鹿沼市産「夏新」の供給が始まるそうですが、此方では夏新では無く「在来種」だそうです。
     写真をアップして、ご参照下さい。
     この艶々感、星の降り方も素晴らしいです。
     更に、良い喉越し、言う事は有りません。


又、来店させて頂きます、大変ご馳走様でした。

  • 八寸

  • 八寸

  • 焼き若鮎

  • 真澄

  • 穴子握り

  • 穴子握り

  • 出汁巻きの茶碗蒸し

  • 出汁巻きの茶碗蒸し

  • 黒鮑&蛸&鯵

  • 黒鮑&蛸&鯵

  • 湯葉&重ね豆腐

  • 湯葉&重ね豆腐

  • 豚肉ヒレカツ

  • 豚肉ヒレカツ

  • 豚肉ヒレカツ

  • 二八蕎麦キタワセ

  • 二八蕎麦キタワセ

  • 十割鹿沼在来種

  • 十割鹿沼在来種

  • 水羊羹

  • 入り口

2019/07/15 更新

7回目

2019/05 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

千葉県竹岡産白鱚と香り高い花山椒蕎麦が素晴らしい!!

お店が在るこのエリアは通称裏浅草(観音裏)と言って、昔は花柳界、今はグルメスポットです。

本日は比較的空いていると言っても、カウンターは9名で満席、小上がりは4人用テーブルが2卓に2名ずつ4名ですので粗満席です、昨日は21名の超満席だったそうです、相変わらず人気店ですね!!

私達がカウンターの奥に直積していると、奇遇にも入店して来られたお客さんが、大阪のHiroさんでした。
奇遇に二人して驚きあいました。
その後、桜さんがHiroさんに送ったメッセージを私に託され、
私が大将に桜さん知っていますでしょ?
大将:はい、良い方ですね! 
私はそのメッセージを伝えさせて頂ききました。

5月ですが、花山椒のご用意が有るそうで、掛け蕎麦での提供をして下さるそうです。


飲み物:
生ビール x 2(1,380円)
冷酒 真澄 x 2(1,800円)
   浦霞 x 1(700円)
芋焼酎ロック x 4(3,000円)

本日お願いしましたお任せコース、¥11、000- x 2 = \22,000-


蕎麦前①:八寸
   -1、野菜のピクルス(ニンジン、パプリカ、レンコン、カボチャ、大根)カボチャの食感に驚き。
   -2、玉子焼
   -3、京蒲鉾、本山葵が載せられ、蒲鉾の味に良い刺激。
   -4、穴子の煮凝り、
   -5、めんたい子の燻製、真子の味わい深さと皮のスムークが馨しい。
   -6、牛蒡
   -7、枝豆、思いもよらぬ美味しさ。
   -8、蛍烏賊の酢味噌載せ、味わい深いプリプリの食感。
   -9、氷魚の佃煮、もう春も終わりですね。
   -10、葉山葵の酢物 、ピリ辛スッパさが大好き。
 

蕎麦前②:お造り
   -1、宮城県産真子鰈、縁側 1 & 刺身 3
     鰈の淡い独特の食感と食味が逸品でした。
   -2、根室産馬糞海胆、甘味が素晴らしいです。 
    

蕎麦前③:煮穴子の炙り握り
     此方のお店のスペシャリテ、兎に角素晴らしい、今の時期にしては考え難い品質です。
     年間を通じて安定してたレベルを保てるのが最高です。
      
      
蕎麦前④:蛤の吸い物
     千葉産の大きな蛤から抽出された、素晴らしい風味です。
       
    
蕎麦前⑤:焼き若鮎
     今月まで養殖での提供になります、来月の解禁が待たれますね。
      いつもの様に、鰭を外し箸で身を押し、頭蓋骨&背骨抜きをしようと思いましたが必要無く。
      頭からムシャムシャ食べ、骨は全く問題無かったです。
      やはり養殖は、苔の香りも無く、腸も苦味無いですね。
      しかし、1時間30分掛けた焼きが、素晴らしいのが本音です(笑)
       

蕎麦前⑥:本日のスペシャリテ:花山椒掛け蕎麦 
     この時期ですので香りが薄いとの事でしたが、結果を先に言うと素晴らしい仕上がりでした。
     この時期としては旬と同じレベルで、花山椒の芳醇さが素晴らしいです。
     他のレビュアーさんも書かれていますが、この味わいを愉しむと間違い無く同じ思いです。


蕎麦前⑦:いぶりがっこ
     薫香が良いです。
      
       
蕎麦前⑧:黒豆煮、
     今回は八寸の1種としての提供では無く。
     煮ている最中で提供されたたので、未だあの柔らかな食感とは異なります。
     段々、甘さが控えめになり、私好みでした。
     

蕎麦前⑨:天麩羅 千葉県竹岡産白鱚白
     昨年11月に食べさせて頂き、感動的な美味しさだった事も有り、リクエストさせて頂きました。
     今回も、その淡い仄かな白身魚で旨味が素晴らしいです。


蕎麦前⑩:三陸産和布と水母の酢の物
     三陸産の和布は身が厚く、歯応えが素晴らしかった。
     和布でこんなに感動した事は有りませんでした。      


ご主人が仰るには、挽き業者に八割挽いて貰い、残りの二割を自家挽きしているそうです。
そのブレンドの二八蕎麦です、玄蕎麦は福井県丸岡在来種だそうです。

女将さんが打って下さったお蕎麦!!
それに対して何か言えますでしょうか。
しかも、二八蕎麦と十割蕎麦の食べ比べをさせて頂きました。

お蕎麦①栃木県在来種 十割蕎麦(妻と半分ずつ)追加980円
    この蕎麦粉を繋ぎを使用せず、打てる技術が素晴らしいです。
    更に、その良い喉越し、言う事は有りません。


お蕎麦②福井県丸岡在来種 二八蕎麦
    写真をアップして、ご参照下さい。
    この艶々感、半透明な仕上がり。
    大好きな好みの見た目、最高です。
    星の降り方も素晴らしいです。
    更に、良い喉越し、言う事は有りません。
 
     
デザート : 水羊羹


又、来店させて頂きます、ご馳走様でした。
マイレビ様ありがとうございます。

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • 真澄

  • 真子鰈&海胆

  • 真子鰈&海胆

  • 穴子握り

  • 蛤吸物

  • 蛤吸物

  • 鮎塩焼

  • 鮎塩焼

  • 花山椒蕎麦

  • 花山椒蕎麦

  • いぶりがっこ

  • 黒豆

  • 黒豆

  • 白鱚

  • 白鱚

  • 白鱚

  • 浦霞

  • 和布&水母

  • 和布&水母

  • 十割蕎麦

  • 十割蕎麦

  • 十割蕎麦

  • 二八蕎麦

  • 二八蕎麦

  • 二八蕎麦

2019/05/13 更新

6回目

2019/04 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

外出自粛で良い機会なので、下書き一覧に溜まってしまったArchiveレビューを整理投稿!!



飲み物:
生ビール x 2(1,380円)
冷酒 真澄 x 4(3,600円)
抹茶割り x 2(1,760円)

本日お願いしましたお任せコース、¥12、000- x 2 = \24,000-


蕎麦前①:八寸
   -1、丹波産 黒豆
   -2、石垣島産 枝豆
   -3、春子鯛の握り
   -4、そら豆
   -5、明太子の燻製、真子の味わい深さと皮のスムークが馨しい
   -6、氷魚(稚鮎)の佃煮、もう春も終わりですね
   -7、鴨ロース
   -8、新牛蒡の醤油浸
   -9、穴子の煮凝り、
 

蕎麦前②:お造り
   -1、宮城県産真子鰈、
     鰈の淡い独特の食感と食味が逸品でした。
   -2、千葉県勝浦産 金目鯛
     脂の載りが素晴らしいです。
    

蕎麦前③:お椀 玉子焼きかに身餡掛、ゆり根、里芋の唐揚げ
     蟹肉から風味を感じて、美味しさが倍増します。
     
      
蕎麦前④:握り 2貫
   -1、淡路島産 真鯛
   -2、那智勝浦産 本鮪

     
蕎麦前⑤:尾崎牛の薄切り花山椒含め煮
     あの歯応えの有る尾崎牛を、すき焼き用の薄切りにして柔らかく、素晴らしい花山椒の香りを纏っています。
牛肉の部位がロースなので、尚更柔らかったでした。
       

蕎麦前⑥:酢味噌和え
     青柳と蛍烏賊を和布と一緒に、ヌタ風に酢味噌和えに仕上げてあります。
     

蕎麦前⑦:鮟肝と奈良漬を挿み
     某有名鮨店で大人気

     
蕎麦前⑧:本日のスペシャリテ:花山椒掛け蕎麦 
     香りが薄いとの事でしたが、結果を先に言うと素晴らしい仕上がりでした。
     花山椒の芳醇さが素晴らしいです。
     この味わいを愉しむ為に、間違い無く食べたくなる4月です。

     
蕎麦前⑨:天麩羅 千葉県竹岡産 太刀魚
     その淡い仄かな白身魚ですが、素晴らしい厚みの太っちょ。
     

そのブレンドの二八蕎麦です、玄蕎麦は福井県丸岡在来種だそうです。

女将さんが打って下さったお蕎麦!!
それに対して何か言えますでしょうか。
しかも、二八蕎麦と十割蕎麦の食べ比べをさせて頂きました。

お蕎麦①福井県丸岡産 在来種 白 せいろ蕎麦
    この蕎麦粉を繋ぎを使用せず、打てる技術が素晴らしいです。
    更に、その良い喉越し、言う事は有りません。


お蕎麦②福井県丸岡産 在来種 黒 せいろ蕎麦
    写真をアップして、ご参照下さい。
    この艶々感、半透明な仕上がり。
    大好きな好みの見た目、最高です。
    星の降り方も素晴らしいです。
    更に、良い喉越し、言う事は有りません。
 
     
デザート : 定番の水羊羹 & 苺


又、来店させて頂きます、ご馳走様でした。

  • 八寸

  • 丹波産黒豆&枝豆

  • 春子鯛の握り

  • そら豆&明太子

  • 鴨ロース&氷魚の佃煮

  • 八寸

  • 生ビール

  • 眞澄

  • 眞澄

  • 春子鯛の握り

  • 金目鯛&真子鰈

  • 金目鯛&真子鰈

  • お椀

  • 玉子焼きかに身餡掛

  • 玉子焼きかに身餡掛

  • 握り

  • 淡路島産 真鯛

  • 那智勝浦産 本鮪

  • 尾崎牛花山椒含め煮

  • 尾崎牛花山椒含め煮

  • 酢味噌和え

  • 青柳と蛍烏賊

  • 鮟肝と奈良漬

  • 鮟肝と奈良漬

  • 花山椒掛け蕎麦 

  • 花山椒掛け蕎麦 

  • 天麩羅太刀魚

  • 天麩羅太刀魚

  • この厚み

  • 厚みが凄い

  • デザート

  • 水羊羹&苺

  • つけ汁割カウンター

2020/05/31 更新

5回目

2019/02 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

福井県産大野在来種のお蕎麦がどうしても食べたくて、始めて昼に伺いました。

先週の水曜日に予約を取らせて頂いた時に、優しい女将さんから提案されたのは、
お昼のお任せコースは3、800円で提供していますので如何ですか?
はい勿論結構でございます、大野在来種のお蕎麦が食べたいので、

白と黒をお願い致しますとお願いしました。

改めてコース内容を確認するとこの価格で、
八寸、重ね豆腐、天ぷら盛り合わせ、せいろ蕎麦、甘味ですから、思わず最高と叫びたかったです。

このお店の推しの、八寸、天ぷら、せいろ蕎麦が入っているコースですから。
後は当日に含まれていない、スペシャリテが有れば追加させて頂ければ良いのですから!!

毎回書かせて頂くのですが。

この女将さんが此方のお店の蕎麦を打つ、女流蕎麦打ち名人なのです。
お蕎麦がこの上なく美味しくて、しかも、美人なのですから素晴らし過ぎて、神はこんなにも。。。(笑)

ご主人の「座右の銘」は、全国でも指折りの産地から、素晴らしい食材を使用すれば、不味くなる筈が無い!!
この単純だが、言うは易く行うは難し、なのだが、優れた経営者なのだと思います。

然しながら、ご主人の揚げ物(天麩羅・フライ)は、専門職人の領域に有り素晴らしいのです。
火入れって難しく、多くの天麩羅屋・とんかつ屋さんでも、火入れが長く固い揚げ物を食べた事が有るので、
このご主人は、羊の皮を被った狼の如くなる為に、自分が納得出来る美味しさを追求して、
影で相当努力していると思います。


さて本題です。


飲み物:
生ビール 680円 x 2杯 
冷酒 真澄 900円 x 2 (1,800円)


本日、日曜日お昼のランチお任せ、3、800-円


単品追加注文:

お蕎麦、白の福井県大野産在来種玄蕎麦の2:8蕎麦 
予約時にお願いしまして、私だけ白と黒のせいろを2枚頂きました。


蕎麦前①お椀
    蜆の味噌汁
    あっと驚きです、昨日の痛飲を癒してくれる、優しい大粒の蜆が最高です。

蕎麦前②:八寸
    -1、丹波の黒豆煮、前回同様、甘さ控えめで作って下さいました。
    -2、蒲鉾、本山葵が載せられ、蒲鉾の味が感じられる。
    -3、めんたい子の燻製、真子の味わい深さと皮のスムークが馨しい。
    -4、鰊の棒煮。
    -5、玉子焼き
    -6、鰻の肝の山椒の実で煮込んだ佃煮風
    -7、秋田県産、レンコン鷹の爪入りピリ辛キンピラ。
    -8、山葵菜醤油漬け
    
    どれもこれも、手間を掛け、時間を掛けて仕上げられた逸品で素晴らしいです   


蕎麦前②:重ね豆腐
     滋賀県産在来種を使用した濃厚な豆腐に生湯葉です。
     最初はマイシオで頂きましたが、このお豆腐にはこのお店の醤油との相性が素晴らしかったです。
     
     
蕎麦前③:天麩羅の盛合せ
   -1穴子、
    小さめの一本。
    いつものホクホク感よりもさっぱりしています。
    しかも、そのは食味は野趣溢れ、時期が時期だけに違った印象が面白いです。
    一片を塩で頂、一片を天つゆで頂きました。
    驚いたのは、天つゆで頂くと野趣は感じられ無くなりました、天つゆ恐るべし!!
    時期を勘案しなければ習いのに、それににしても素晴らしいと思いました。


   -2鹿児島県産金時芋(サツマイモ)
    前回伺った際には4回揚げだったのですが、
    本日は1回目を170℃の高温で、2~5回を140℃の低温で蒸す様に揚げるのだそうです。
    そにしても5回揚げるのに、合計何時間掛かるのでしょうか、想定すら出来ません。

   
   -3大葉 
    箸休め!?     


お蕎麦① 白、玄蕎麦は福井県大野産在来種 二八蕎麦 追加注文 980円
     この艶々感、更なる半透明な仕上がり。
     女将さんが、お蕎麦は香りと喉越しの相反する仕上げを、自分の好みだ作りますと、キッパリ!!
     星も振っていて蕎麦の味わい深さが感じられ、腰が有り咽越しがとっても良いでした。


お蕎麦① 黒、玄蕎麦は福井県大野産在来種 二八蕎麦 妻と2枚
写真をアップして、ご参照下さい。
     この艶々感、半透明な仕上がり。
     大好きな好みの見た目、最高です。
     星の降り方も素晴らしいです。
     更に、良い喉越し、言う事は有りません。

玄蕎麦は端境期でそろそろ丸岡在来種に変更するか検討中だそうです。

デザート : 水羊羹。

本日は、大将カウンター8人、小上がりテーブル席1席、粗満席!
今日も美味しかったです、ご馳走様でした!!

  • 蜆の味噌汁

  • 蜆の味噌汁

  • 生ビール

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • 真澄①

  • 重ね豆腐

  • 重ね豆腐

  • 重ね豆腐

  • 天つゆ

  • 真澄②

  • 天ぷら穴子

  • 天ぷら金時芋

  • 天ぷら大葉

  • 水羊羹&お茶

  • 看板

2019/02/11 更新

4回目

2019/01 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

一人でも寂しく無い空間が有るお店!!

この日は妻がインストラクターを遣らせて頂いている本社で新年会が有ります。
故に、私は一人飯を頂く事になり、美味しい物を食べさせて頂け、愉しい会話が出来、素敵な時間を過ごす事が出来る
空間がこのお店には有ります。

又、新年早々に大将に一発噛まされました。

大将:明けましておめでとうございます、本年もよろしくお願い致します。
私: 明けましておめでとうございます、本年もよろしくお願い致します。
大将:奥さんと離婚したのですか。
私: そうなんです、今日だけですが(笑)
大将:今日は初日で立て込んでいますが、ゆっくりしていって下さい。

私が一人で来たので言葉とは裏腹に、私の事を気遣って下さる優しい大将です。


昨年の12月に伺った際にこの日の予約を取らせて頂いた時に、優しい女将さんから提案されたのは、
2回続けてセリ鴨鍋でしたので次回は違う物を用意致します、この女将さんが此方のお店の蕎麦を打つ、
女流蕎麦打ち名人なのです。
お蕎麦がこの上なく美味しくて、しかも、美人なのですから素晴らし過ぎて、神はこんなにも。。。(笑)

毎回書かせて頂くのですが。
ご主人の「座右の銘」は、全国でも指折りの産地から、素晴らしい食材を使用すれば、不味くなる筈が無い!!
この単純だが、言うは易く行うは難し、なのだが、優れた経営者なのだと思います。

然しながら、ご主人の揚げ物(天麩羅・フライ)は、専門職人の領域に有り素晴らしいのです。
火入れって難しく、多くの天麩羅屋・とんかつ屋さんでも、火入れが長く固い揚げ物を食べた事が有るので、
このご主人は、羊の皮を被った狼の如くなる為に、自分が納得出来る美味しさを追求して、影で相当努力していると思います。


さて本題です。


飲み物:
生ビール 680円 x 1杯 
冷酒 真澄 900円 x 3 (2,700円)
抹茶割り 880円 x 1杯

本日、お任せコース、8.500-円


単品追加注文:
コースに刺身の追加を、お願いしようと思いきや、本日のコースには刺身が付いているとの事でした。


お蕎麦、白の福井県丸岡産玄蕎麦の2:8蕎麦 


蕎麦前①:八寸
    -1、丹波の黒豆煮、前回同様、甘さ控えめで作って下さいました。
    -2、鱧蒲鉾、本山葵が載せられ、蒲鉾の味に良い刺激。
    -3、めんたい子の燻製、真子の味わい深さと皮のスムークが馨しい。
    -4、鰊の棒煮、。
    -5、秋田県大仙市産、いぶりがっこ、その歯応えを愉しみます。
    -6、鴨肉の燻製。
    -7、秋田県産、レンコン鷹の爪入りピリ辛キンピラ。
    -8、穴子の煮凝り、寒天がプルプル。
    

   どれもこれも、手間を掛け、時間を掛けて仕上げられた逸品で素晴らしいです
   盛り付けられたお皿の「貫入」が素晴らしい!!、北海道鹿追町製造。 


蕎麦前②:煮穴子の握り
     このお店の穴子は、天麩羅用と煮物にする穴子の品質を換え、夫々に最適な目利きが素晴らしいです♪
     しかし、舎利も良いし、この煮穴子が素晴らしいです♪

    
蕎麦前③:お造り 青森産 活物 平目
     高濃度酸素の生簀で生かされていて、餌も食べていたのでお正月休みに痩せる事も無かったです。
     縁側等は、通常に物と全く遜色無く、素晴らしい歯応えでした。
     身は本山葵にマイ塩で頂くと、寒平目らしさが感じられました。
      
      
蕎麦前④:海老芋の煮物に生車海老載せ
     トロトロに煮られた海老芋が素晴らしいです、葛の餡かけが素晴らしい出来栄えです。
     車海老がお椀の中で蒸され、しっとりした歯応えの対比が素晴らしい出来栄えでした。
          
    
蕎麦前⑤:お雑煮:天然鴨肉、セリ、鱧蒲鉾、お餅。
     昆布、鰹節、そば汁の返しの複合出汁を使用した少し甘い味付け。
     天然鴨肉の野趣溢れる歯応えが素晴らしい!!
     味わい深く、いつまでも噛んでいたい!


蕎麦前⑥:天麩羅:楤の芽の天麩羅
     春を感じさせる、走り過ぎ、今の季節は?
    
   
蕎麦前⑦:天麩羅:穴子
     名残の穴子、小さめの一本。
     ホクホク感よりもさっぱり感が有ると思います。
     一片を塩で頂、一片を天つゆで頂きました。
     今の時期にしては素晴らしいと思いました。


蕎麦前⑧:天麩羅:帆立
     いつもの帆立の天麩羅じゃ無い、私の勝手な推測ですが、下処理に脱水をした如く、
     帆立のプニュプニュ感は無く、水分が抜けて繊維質が感じられる素晴らしい仕上げです。
     今までに感じた事が無い、目新しさがとても良いです。


蕎麦前⑨:河豚の皮と若布のポン酢和え
     コリコリの河豚皮と、まったりした若布の食感の違いの妙を感じました。


蕎麦を打っていない大将曰く、

白の玄蕎麦は福井県丸岡産在来種 二八蕎麦


お蕎麦① 白、玄蕎麦は福井丸岡在来種 二八蕎麦
     この艶々感、更なる半透明な仕上がり。
     女将さんが、お蕎麦は香りと喉越しの相反する仕上げを、自分の好みだ作りますと、キッパリ!!
     星も振り仄かな香りに、蕎麦の味わい深さが感じられ、咽越しがとっても良いでした。


デザート : 苺 & 水羊羹。


本日は、大将カウンター8人、小上がりテーブル席3人 x 2席、全14人で粗満席!

ちょっとしたハプニングの有りましたが、大変美味しかったです、ご馳走様でした♪

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • 生ビール

  • 女将さんお気に入り

  • お猪口

  • 真澄

  • 真澄

  • 煮穴子握り

  • 煮穴子握り

  • 青森平目

  • 青森平目

  • 青森平目

  • 本山葵&マイ塩

  • 小皿

  • お椀

  • 海老芋の煮物

  • 生車海老載せ

  • 生車海老載せ

  • お雑煮

  • 天然鴨

  • 天然鴨

  • 天然鴨

  • 天然鴨

  • 楤の芽

  • 楤の芽

  • 天麩羅穴子&帆立

  • 天麩羅穴子&帆立

  • 河豚皮&若布

  • 河豚皮&若布

  • 蕎麦湯割り

  • 福井県丸岡産

2019/01/06 更新

3回目

2018/12 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

仙台産と秋田産のセリ根ッ子の食べ比べをリクエストしての訪問!!

前回、「大将と色々なお話をさせて頂いたのですが、一番驚いたのは、大将ご自身が人見知りで物怖じするので、
初見のお客さんと中々話しが出来無いとの事ですが、大将の事を知っているお客さんが聞いたら、
多分吹き出しそうです(笑)」

先日のオフ会で、このお店の来店経験者と、この話しをしましたら二人で噴出してしまいました(笑)


さて本日、入店し大将に挨拶すると、一発目から咬まされました。
大将:本日、仙台産のせり&根っ子がご用意出来ませんでした。
私:そんな事も有るかと。。。
大将:冗談で~す(笑)
女将:大将演技が下手なので、隣で藁ってしまいました。
仙台産の根っ子の状態を保つ為に、必死に努力して頂いたのです、それが照れ隠しの冗談だったのです。
私の我侭を叶えて下さり、感謝申し上げます。

今回はこのお店の事を書かせて頂きたいと思います。
女将さんが手打ちで打つお蕎麦が素晴らしいのですが、お蕎麦屋さんの範疇にには収まり切ら無い。
料理の修行経験の無いご主人が創作するお料理も秀逸で、お蕎麦屋さんの領域には収まら無い。

昔、ご主人は証券会社系だったらしく、バブルの頃に稼ぎ捲くって、豪遊し食べ歩きをして、
全国の素晴らしい産地や食材を、知らず知らずのうちに勉強したと思うのです。

ご主人の「座右の銘」は、全国でも指折りの産地から、素晴らしい食材を使用すれば、不味くなる筈が無い!!
この単純だが、言うは易く行うは難し、なのだが、優れた経営者なのだと思います。

然しながら、ご主人の揚げ物(天麩羅・フライ)は、専門職人の領域に有り素晴らしいのです。
火入れって難しく、多くの天麩羅屋・とんかつ屋さんでも、火入れが長く固い揚げ物を食べた事が有るので、
このご主人は、羊の皮を被った狼の如くなる為に、自分が納得出来る美味しさを追求して、影で相当努力していると思います。

ですのでこのお店をカテゴライズすると、タイトル通りになってしまいますが、「蕎麦懐石・会席料理」
話しが長すぎるわりに平凡ですが、この様な表現になってしまいました。

私は、この1ヶ月間で牡蠣フライを2回食べて、2回とも中ってアレルギーになってしまった様で、
大将に本日は、牡蠣フライは提供されますか? はい、との事でしたので、私は他の物をお願いしました。
代替品は、雲子の天麩羅を頂きました。

牡蠣の産地をお聞きしましたら、驚きです、何と陸前高田市広田湾産との事でした。
私が、御徒町の「ぽん多本家」で頂き、感動した牡蠣ですと言うと、
大将が実は中卸さんが一緒で、先ずぽん多さんの分を確保し、その次に、当店の分を確保して頂いているそうです。
この、陸前高田市広田湾産の牡蠣の説明は、揚げ物の欄にさせて頂きます。
そして、更に愛情の籠もったプレゼントが。。。後程。


さて本題です。
セリの食べ比べをさせて頂ける!! 

飲み物:
生ビール 680円 x 2杯 (1,360円)
冷酒 真澄 900円 x 4 (3,600円)
   浦霞 x 1 サービス
抹茶割り x 2(1,760円)

本日、お願いしていたのは、鴨セリ鍋の仙台産と秋田産の食べ比べ、お任せコース、8.500- x 2 =  17,000円

単品追加注文:
コースに追加で、氷見産鰤刺しと青森産平目の昆布〆と噴火湾産うに刺を、お願いしました。
お刺身3種盛り、 2,000円 x 2 = 4,000円


お蕎麦、白、黒、の2種類の福井県丸岡&永平寺町在来種の2種類の2:8蕎麦 


蕎麦前①:八寸
    -1、丹波の黒豆煮、ご主人が私の好みに甘さ控えめで作って下さいました。
    -2、鱧蒲鉾、本山葵が載せられ、蒲鉾の味に良い刺激。
    -3、めんたい子の燻製、真子の味わい深さと皮のスムークが馨しい。
    -4、鰊の棒煮、。
    -5、秋田県大仙市産、いぶりがっこ、その歯応えを愉しみます。
    -6、鰻の肝の実山椒、肝の尻尾の細い部位を使用し、山椒の廃品利用料理と説明有り(笑)
    -7、冷たい玉子焼き、。
    -8、秋田県産、レンコン鷹の爪入りピリ辛キンピラ。
    -9、穴子の煮凝り、寒天がプルプル。

   どれもこれも、手間を掛け、時間を掛けて仕上げられた逸品で素晴らしいです
   盛り付けられたお皿の「貫入」が素晴らしい!!、北海道鹿追町製造。 


蕎麦前②:お造り3種盛り(追加2,000円 x 2人)
    -1、氷見産鰤 刺身 2切れ
    -2、青森県産平目の昆布〆 3切れ
    -3、噴火湾産海胆刺、(蝦夷馬糞海胆)

    先ず、平目の昆布〆をマイ塩で頂きます、少し昆布の表皮が平目に乗り移り、でも凄く美味しいです♪
    次に、平目の昆布〆に火湾産海胆を巻き、マイ塩、次に、このお店の旨み醤油で頂きました。
    この噴火湾産海胆は途轍も無い甘味です、大将曰く小箱で万円!!流石の仕入れです。
    最後に、氷見産鰤ですが、久し振りに本物の鰤を頂いたと思う位、味わい深いでした♪
    
    
蕎麦前③:鹿児島県産筍煮物
      まさか12月中旬に筍が食べられるなんて、季節感が狂いますが、3年位寿命が延び。。。!?
      かなり意識した薄味で、筍の風味を活かして有ります。

    
蕎麦前④:煮穴子の握り
     このお店の穴子は、天麩羅用と煮物にする穴子の品質を換え、夫々に最適な目利きが素晴らしいです♪
     しかし、舎利も良いし、この煮穴子が素晴らしいです♪
     舎利は、山形県の「つや姫」ですが、粒も大きく粒々感が感じられ美味しかったです♪
    

蕎麦前⑤:秋田産三関産セリ鍋、
蕎麦前⑥:別皿盛りの仙台産セリの食べ比べをさせて頂きました、
     鴨生肉セリの食べ比べ分だけに多め、蕎麦掻き。
     先ずは秋田産セリを頂きました、少しシンナリした葉と茎を、摘み始めます、
     他のお客さんは良いですと言われるまで待ちです。
     最近のセリはマイルドになっています、昔のセリってもっと蘞く苦味が有った記憶が有るのですが。。。
     さあ煮えてきました、根っ子と牛蒡を残して、セリの葉と茎を食べ進めます。
     セリを食べた部分に、鴨生肉を2枚づつ入れ、煮過ぎて硬くなら無い様に、細心の火入れ時間を見計らいます。
     その鴨肉は柔らかく、噛んだ断面の中央はほんのり赤色、鴨団子も最高です。
     鴨肉を食べ終え、いよいよメインのセリ根っ子を頂きます、全く違和感無く、むしろ甘味を感じます♪
     牛蒡も美味しい~
     残した汁に、仙台産のセリ、及び、根っ子を蕎麦掻きと煮込んで食べると、最高!!!
     セリは、根っ子は秋田産がピンピンで長い、葉&茎は仙台産が香り高く柔らかいと思いました。

      
蕎麦前:⑦私は、北海道産雲子の天麩羅
     まだ時期的に淡いあっさりタイプです、十分にクリーミーでした。


蕎麦前:⑧妻は、陸前高田市広田湾産牡蠣フライ
     凄く大きいので岩牡蠣と勘違いしますが、この大きな広田湾産牡蠣は、御徒町のポン多さんと、
     当店が取り扱う同じ中卸さんが競って取り扱っているそうです。


そのポン多さんのレビューで詳しく説明させて頂きました。
以下その時の私のレビューのコピペです。

「そのまま何も付けずに食べ、カキの味を確認します、牡蠣の味が濃く素晴らしいです。
次はお勧めの塩で一口、しかし、油の強さを感じてしまいます、その次にレモンを軽く絞ってます、
その次に、ウースターソースを掛けて頂き、味の変化を楽しみます。

丁寧に仕事をしたカキに粗めのパン粉のフライはサクサクした食感で、一口毎に噛み進めると
牡蠣がプリプリジューシーで、牡蠣の旨味が非常に感じられ口の中に広がります。
やはり何も付けずに食べるのがベストだと思います。

このお店の拘りの牡蠣の産地は、岩手県陸前高田市広田湾です。
大船渡の赤崎、気仙沼の唐桑、陸前高田の広田湾、牡蠣の一大生産地で有り、津波で消滅全てを破壊される前は、
岩手県産牡蠣生産量の数十%を誇っていました。

その中でも、広田湾の生産者は、手間暇を掛け復興を目指しどこよりも努力を重ね、

① 「温湯処理」、海から上げて70℃のお湯に浸すのですが、普通はお湯に浸して大丈夫?と思いますが、
「ワカメ」「フジツボ」「ムール貝」等の寄生物だけが死滅し、生命力の強い牡蠣だけが生き延びれるのです。

②「耳釣り」沢山固まって育った状態を、海から上げ、一旦バラバラに外し、蝶番の部分に一つ一つ穴を開け、
その穴にテグスを通し、そして、その牡蠣をロープに等間隔に繋げていくのです。
とても手間の掛かる、この作業ですが、塊でぎっしりとぶら下がっている、通常の牡蠣養殖と違って、
ゆったりとした中で大きく育ち、同時に殻の形も綺麗に育つそうです。

未曽有の大震災から7~8割の方復旧したそうです、これらの生産者さんの拘り情熱に頭が下がる思いです、
美味しい牡蠣が食べられる事に感謝致します。」


私が牡蠣フライ食べられなかったので、最後に大将から広田湾産の牡蠣をプレゼントされました。
この牡蠣で駄目なら。。。明日でもバターソテーして食べてみて下さい!!


蕎麦前⑨:豆腐、豆乳、生湯葉
      本山葵載せでお刺身感覚。


本日は、大将カウンター8人、小上がりテーブル席3人 x 2席、全14人で粗満席!


黒と白の食べ比べをさせて頂きました。
蕎麦を打っていらっしゃる女将さん曰く、

白の玄蕎麦は福井県丸岡産在来種 二八蕎麦
黒は玄蕎麦は福井県永平寺町産在来種の二八蕎麦です。

お蕎麦① 白、玄蕎麦は福井丸岡在来種 二八蕎麦
     この艶々感、更なる半透明な仕上がり。
     女将さんが、お蕎麦は香りと喉越しの相反する仕上げを、自分の好みだ作りますと、キッパリ!!
     食感優先か、味優先か、悩ましいところです。


お蕎麦② 黒、玄蕎麦は福井県永平寺町産在来種 二八蕎麦
     写真をアップして、ご参照下さい。
     この艶々感、半透明な仕上がり。
     大好きな好みの見た目、最高です。
     星の降り方も素晴らしいです。
     更に、良い喉越し、言う事は有りません。


デザート : 苺(xxあかり)& 水羊羹。


本日は、大将カウンター8人、小上がりテーブル席3人 x 2席、全14人で粗満席!

カウンターには仙台のお客さんがいらっしゃっていて、セリが食べたいので調べて来ましたとおっしゃっていました!!

大変美味しかったです、ご馳走様でした♪

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • 生ビール&マイ塩

  • 鹿児島県産新筍

  • 長野県産真澄

  • 三種盛り

  • 鰤・平目・海胆

  • 鰤・平目・海胆

  • 抹茶割り

  • 煮穴子握り

  • 仙台産せり&根っ子

  • 仙台産せり&根っ子

  • 仙台産せり葉

  • 秋田産せり&根っ子

  • 秋田産せり&根っ子

  • 秋田産せり&根っ子

  • 手前秋田&奥仙台

  • 鴨肉&蕎麦掻

  • 鴨肉&蕎麦掻

  • 鴨肉&蕎麦掻

  • 浦霞

  • 雲子天麩羅

  • 雲子天麩羅

  • 鴨肉

  • 豆腐&生湯葉

  • 広田湾産牡蠣フライ

  • 広田湾産牡蠣フライ

  • 広田湾産牡蠣フライ

  • 蕎麦湯

  • 蕎麦湯割り

  • 苺(あかり)

  • 苺&水羊羹

  • お茶

  • メニュー

  • 説明書

  • 入り口

  • お土産牡蠣(巨大)

  • お土産牡蠣ソテー

  • お土産牡蠣ソテー

  • 牡蠣ソテー断面

2018/12/16 更新

2回目

2018/11 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

セリの根っ子が食べられる!! 鴨セリ鍋を頂きに5ヶ月振りの再訪!! 長野県産新蕎麦!!

女将さんが無事に出産を終え、お蕎麦を打ちに来て再会!!
女将さん、大将、大変遅くなりましたが、ご出産おめでとうございます!!

大将と色々な、お話をさせて頂いたのですが、一番驚いたのは、大将ご自身が人見知りで物怖じするので、
初見のお客さんと中々話しが出来無いとの事ですが、大将の事を知っているお客さんが聞いたら、
多分吹き出しそうです(笑)
でも人って他人はそう感じないのですが、自分自身はそう思う事は有る、私もそうですから(笑)

赤ちゃんの写真を見せて頂き、私に似ていると満面の笑顔で、親バカ振りでした(笑)
しかも、この子場を読む事が出来、余り泣きもせず、雰囲気で寝るそうです。。。
幸せそうな大将と女将さんの幸せを見ているだけで、私達も幸せを頂きました♪

さて本題です。
セリの根っ子を食べさせて頂ける!! 鴨セリ鍋の季節になりました。

飲み物:
瓶ビール(780円)
冷酒 真澄 x 4 (3,600円)
   浦霞 x 1(700円)
抹茶割り x 2(1,760円)

本日、お願いしていたのは、鴨セリ鍋のお任せコース、8.500- x 2 =  17,000円

単品追加注文:
コースにもう一品のメニューに、江戸前佐島産星鰈刺と根室産うに刺を発見しては、頼まずには居られません(笑)
お刺身二種盛り、江戸前佐島産星鰈刺と根室産うに刺、1,500円 x 2 = 3,000円

更に、根室産生本ししゃも天麩羅 二本 1,680円

お蕎麦、黒、福井在来種の2:8蕎麦 980円


蕎麦前① :八寸
    -1、丹波の黒豆煮、妻のお気に入り、私には少し甘い。
    -2、京蒲鉾、本山葵が載せられ、蒲鉾の味に良い刺激。
    -3、めんたい子の燻製、真子の味わい深さと皮のスムークが馨しい。
    -4、卵黄の西京味噌漬、卵黄の濃さが際立っています。
    -5、秋田県大仙市産、いぶりがっこ、その歯応えを愉しみます。
    -6、鰻の肝の実山椒、肝の尻尾の細い部位を使用し、山椒の廃品利用料理と説明有り(笑)
    -7、身欠き鰊、ニシン蕎麦に載っかている感じ。
    -8、秋田県産、レンコン鷹の爪入りピリ辛キンピラ。

盛り付けられたお皿の「貫入」が素晴らしい!!、北海道鹿追町製造。 


蕎麦前② :お造り(追加1,500円 x 2人)
    -1、江戸前佐島産星鰈刺、縁側 1 & 刺身 3
    -2、根室産うに刺、蝦夷馬糞海胆
    
    大将が一言、原価が高いものばかり頼む!!(笑) 大将のジョークです(笑)
    
    先ず、縁側を塩で頂きます、夏が最盛期の星鰈ですが、凄く美味しいです♪
    次に、星鰈で海胆を巻き山葵を載せ塩で頂きます、更にその美味しさが増幅されます♪
    
    初めて醤油の登場です、醤油に旨み出汁を加えた逸品です。
    同じ様に、星鰈で海胆を巻き、山葵を上に載せて醤油に付かない様に頂きます、旨い♪

    この11月に、この美味しさ、季節感覚が少し狂いますが、美味しければ良いか♪


蕎麦前③ :生湯葉
      本山葵載せでお刺身感覚。

            
蕎麦前④ :煮穴子の握り
      このお店の穴子は、天麩羅用と煮物にする穴子の品質を換えていて、夫々に最適な目利きが素晴らしいです♪
      しかし、舎利も良いし、この煮穴子が素晴らしいです♪
      舎利は、山形県の「つや姫」ですが、粒も大きく粒々感が感じられ美味しかったです♪
    

蕎麦前⑤ :鴨セリ鍋、盛り付けられた割と小鍋、鴨生肉、蕎麦掻き。
      待ち切れず、少しシンナリした葉と茎を、摘み始めます、他のお客さんは良いですと言われるまで待ちです。
      最近のセリはマイルドになっています、昔のセリってもっと蘞く苦味が有った記憶が有るのですが。。。
      さあ煮えてきました、根っ子と牛蒡を残して、セリの葉と茎を食べ進めます。
      セリを食べた部分に、鴨生肉を2枚づつ入れ、煮過ぎて硬くなら無い様に、細心の火入れ時間を見計らいます。
      その鴨肉は柔らかく、噛んだ断面の中央はほんのり赤色、最高です。
      鴨肉を食べ終え、いよいよメインのセリ根っ子を頂きます、全く違和感無く、むしろ甘味を感じます♪
      牛蒡も美味しい~
      残った汁に、鴨団子と蕎麦掻きを煮込んで食べると、最高!!!
      蔵王の鴨も良いけど、冬のシャラン鴨が最高らしい。。。
      

蕎麦前⑧ :天麩羅-1、金時草&薩摩芋、
      前回伺ったのですが、薩摩芋の天麩羅は最高の甘味を出す為、4度揚げては休みを繰り返すのだそうです。
      新品種で「紅はるか」は、高い糖度の糖質.の中でも麦芽糖が占める比率が高い傾向にあり、
      その食味は強い甘さにもかかわらず後口は、スッキリした上品です。


コースの天麩羅は選択出来、私は白鱚、妻は穴子をお願いしました。
      
蕎麦前⑦ :天麩羅-2、白鱚
      写真見た目は穴子の様ですが、片面こげ茶色の穴子に対して、両面が白いく見分けが出来ます。
      実は本日の白眉が二つ有り、そのうちの一つです。
      これだけの大きさの白鱚は珍しく、その淡い仄かな白身魚で旨みが感じられ素晴らしいす♪
 
蕎麦前⑧ :天麩羅-3、穴子
      名残の穴子、小さめの一本。
      前回に比べてホクホク感が足りない、多分余熱時間が少ないと思います。
      妻の穴子を半分に切り、一片を塩で頂、一片を天つゆで頂きました。

本日は、大将カウンター8人、小上がりテーブル席8人(その後、テーブル席4人が第2ラウンド)で、
対象はてんやわんやの大忙し、お客さんに食べるのが早い! と言っていました。
お客さんも負けずに、だってお腹が空いているんだもん!!

デザート : 水羊羹

黒と白の食べ比べをさせて頂きました。

ご主人が仰るには、
白は長野県信濃1号の十割蕎麦です。
黒は玄蕎麦は福井在来種の二八蕎麦です。

お蕎麦① 白、長野県信濃1号の十割蕎麦
     この艶々感、更なる半透明な仕上がり。
     女将さんが、お蕎麦は香りと喉越しの相反する仕上げを、自分の好みだ作りますと、キッパリ!!
     食感優先か、味優先か、悩ましいところです。


お蕎麦② 黒、玄蕎麦は福井在来種 二八蕎麦
     写真をアップして、ご参照下さい。
     この艶々感、半透明な仕上がり。
     大好きな好みの見た目、最高です。
     星の降り方も素晴らしいです。
     更に、良い喉越し、言う事は有りません。

お蕎麦③ 黒、玄蕎麦は福井在来種 二八蕎麦
     素晴らしいのでお変わりしました。

仙台のセリも食べたいので、我侭を聞いて下さり、仙台と秋田のセリの食べ比べをして下さるとの事で、
来月の予約をさせて頂きました(笑)

大変美味しかったです、ご馳走様でした♪


  • 鴨セリ鍋

  • 鴨セリ鍋

  • 鴨セリ鍋

  • 鴨肉&蕎麦掻き

  • 鴨肉&蕎麦掻き

  • 八寸

  • 生湯葉&冷奴

  • 生湯葉&冷奴

  • 星鰈&馬糞海胆

  • 星鰈&馬糞海胆

  • 星鰈縁側

  • 塩&醤油

  • 煮穴子寿司

  • 抹茶割り

  • 鍋セット

  • セリ葉&茎

  • 焼きねぎ

  • 鴨肉&団子

  • 鴨セリ鍋汁

  • 金時草&薩摩芋

  • 金時草&薩摩芋

  • 白キス

  • 穴子

  • 穴子

  • ししゃも

  • 黒①

  • 黒①

  • 黒②

  • 黒②

  • 蕎麦湯濃い

  • 蕎麦薄い

  • 水羊羹

  • 水羊羹

  • お茶

  • エビス瓶ビール

  • コースにもう一品

  • 入り口

  • 自宅でセリ根っ子

  • 自宅でセリ根っ子

  • 自宅でセリ根パック

  • 自宅でセリ根パック

  • 自宅でセリ茎

2018/11/04 更新

1回目

2018/06 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

マイレビ様のお勧めで訪問。

先月の初旬に予約の電話を掛けさせて頂くと、女将さんが6月から鮎が解禁になるのでお勧めですとの事で、6月9日に決め手頂いての訪問です。

このお店が在るこのエリアは、一本浅草寺側の通りに在る「喜美松」さんと言う焼き鳥屋に通っていたので、場所感は有りました。

飲み物:
瓶ビール(780円)
冷酒 真澄 x 3 (2,700)
   浦霞 x 1(700円)
抹茶割り x 2(1,200円)

本日お願いしましたのは、鮎のお任せコース、¥9.800- x 2 = \19,600-


蕎麦前① :八寸
    -1、めんたい子の燻製、真子の味わい深さと皮のスムークが馨しい。
    -2、卵黄の西京味噌漬、卵黄の濃さが際立っています。
    -3、ずわい蟹の身とカニ味噌の和え物、カニ味噌が味わい深いです。
    -4、岩手牛A5タタキ、柔らかくジューシー。
    -5、京蒲鉾、本山葵が載せられ、蒲鉾の味に良い刺激。
    -6、野菜のピクルス(ニンジン、パプリカ、レンコン)ニンジンの食感に驚き。
    -7、黒豆煮、妻のお気に入り、私には少し甘い。
    -8、枝豆:神奈川県葉山産、思いもよらぬ美味しさに、お気に入り。 


蕎麦前② :お造り(追加2,000円)
    -1、星鰈、縁側 1 & 刺身 3
      1.1Kg、3日間熟成させ、旨みを抽出させた逸品。
    -2、間八、 
    

蕎麦前③ :本日の主食材、焼き若鮎
      仕入れ価格の高さにお客様全員で驚きます。
      いつもの様に、鰭を外し箸で身を押し、頭蓋骨&背骨抜きをしようと思いましたが、必要無く。
      頭からムシャムシャ食べ、骨は全く問題無かったです。
      やはり、若鮎は苔の香りも淡く、腸も苦味無く食べられました。
      しかし、若鮎だけにもう一尾頂きたいのが本音です(笑)

蕎麦前④ :焼き椎茸
      汗が零れ無い様に箸で折りたたみ一口で頂、美味しさ満喫。 
    
蕎麦前⑤ :湯引き鱧の梅肉載せ
      少し水っぽかった。 

蕎麦前⑧ :生湯葉
      本山葵載せでお刺身感覚。

蕎麦前⑦ :天麩羅-1、
      グリーン & ホワイト アスパラガス。
      シャキシャキ感が堪りません。 

蕎麦前⑧ :天麩羅-2、
      旬の走りの穴子、小さめの一本。
      小さめの身薄の穴子を、ここまでホクホクに揚げられていて素晴らしいです。
      半分に切り、一片を塩で頂、一片を天つゆと思いましたが、止めて同じ塩で頂きました。

蕎麦前⑨ :天麩羅-3、
      鹿児島県産薩摩芋
      安納芋と見間違う、食間違える?最高の甘味を出す為に4度揚げては休みを繰り返すのだそうです。
      見間違うのでは無く、同じですが新品種で「はるか」甘くで命名だそうです。

デザート : 水羊羹

ご主人が仰るには、挽き業者に八割挽いて貰い、残りの二割を自家挽きしているそうです。
そのブレンドの二八蕎麦です、玄蕎麦は福井県丸岡在来種だそうです。

女将さんが臨月前の状態の中で、打って下さったお蕎麦!!
それに対して何か言えますでしょうか。
しかも、黒と白の食べ比べをさせて頂きました。

お蕎麦① 黒
     写真をアップして、ご参照下さい。
     この艶々感、半透明な仕上がり。
     大好きな好みの見た目、最高です。
     星の降り方も素晴らしいです。
     更に、良い喉越し、言う事は有りません。

お蕎麦② 白 (追加980円)
     写真をアップして、ご参照下さい。
     この艶々感、更なる半透明な仕上がり。
     星の降り方も素晴らしいです。
     

此方のお店のご主人は、昔レースを遣られていたとの事で、2~3日前にもレーサーの千代勝正氏が来店していたとの事でした、私もレースの世界選手権に帯同し、日本人のF1パイロットのマネージメントを遣っていたので、生活の為では無い好きな事を仕事として出来ていた事が懐かしいく、話が盛り上がりました。

更に本日は、マイレビ様のM様とオフ会を遣られている、N様と偶然にも同席させて頂き楽しかったです(笑)

又、来店させて頂きます、マイレビ様ありがとうございます、ご馳走様でした。

  • 概観

  • 概観

  • メニュー

  • メニュー

  • メニュー

  • メニュー

  • メニュー

  • メニュー

  • 内観

  • 瓶ビール

  • 八寸

  • 八寸

  • 真澄

  • 星鰈&間八

  • 鮎焼き

  • 焼き鮎

  • 焼き鮎

  • 浦霞

  • 椎茸

  • 湯引き鱧

  • 湯引き鱧

  • 抹茶割り

  • 生湯葉

  • グリーン&ホワイト

  • ホワイト断面

  • 穴子

  • 穴子断面

  • 安納芋はるか

  • 蕎麦湯2種類

  • 水羊羹

2018/06/11 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ