おかちゃん1030さんが投稿した北島亭（東京/四ツ谷）の口コミ詳細

本日、本来は貸切営業でしたが、前回の７月下旬の訪問時に、大石スーシェフに妻の誕生日に再訪します、と約束しまして、席を設けて頂きました。

ガッツリ系フレンチのジビエ肉も扱う名店の北島亭です、正統派フレンチ料理が好きな方には最高のお店です。
今回の訪問で愉しみにしていた食材は。
１１月６日に解禁された、オスのズワイガニ（越前、松葉、加納蟹等）
更に、１１月１６日に、フランスで狩猟解禁された、ジビエの鴨肉です。

さて、注文です、
コースは、４品選べるフルポーションコースの12,000円（税・サ別）にしました。


スーシェフの大石さんがメニューを持って来て頂き、色々な可能性の提案を頂きました。
ですので、あれも、これも食べたい！　で、余計に迷いっていると、

オードヴルの冷製は：
妻が、海の幸の宝石箱　（あわび、ホタテ、エビ、ウニのコンソメゼリー寄せ）7,000円+あわび2,000円追加＝9,000円
私は、ずわいがにとアスパラのシャルロットサラダ　4,200円

オードヴルの温製は：
真鱈の白子のムニェル、トマトソース添え　4,200円　ｘ　2　＝　8,400円
肉料理のダブルは駄目なので、魚料理は止めてもう一品オードヴルの温製から選択する事にしました。
仏・ランド産　フォアグラのポアレ、いちじく、レーズンナッツ添え、4,800円　ｘ　2　＝　9,600円


メインの肉料理は：
仏・ブルターニュ産　鴨胸肉のロースト　青こしょう入りマデラソース　8,000　ｘ　2　＝　16,000　+　1,000円
私はフォアグラを追加しました。


先ず最初に、

１　グラスワインセット、グラスシャンパン　1,400円ｘ　２杯　＝　2,800円
2　赤ワイン Domeine Harmand Geoffroy Gevrey-Chambertin ボトル1本　11,000円
3　赤ワイン　グラス　1杯 Clos Lunelles Cotes De Castillon 1,000円


①　アミューズ：わかさぎのフリット
　　小魚のフリットは食欲を増します♪


②　アミューズ：あかざエビのビスク風スープ、フランボワーズの香り
　　エビ味噌の味わい深く、コイ味が素晴らしく大好きです♪


③-1. 　オードヴルの冷製：海の幸の宝石箱　（あわび、ホタテ、エビ、ウニのコンソメゼリー寄せ）
　このお店のスペシャリテで有る、生ウニのコンソメゼリーに用いる、カリフラワーのクリーム添えを使用します。
　あわびが柔らかく煮られていて、硬く無くスーと歯が通る申し分無く、素晴らしいです♪
　エビが大きく太いの、ネットリ食べ応え十分です。
　ホタテはサッパリでプリプリです。
　カリフラワーのクリームに青海苔により、磯の香りを加えて演出されています。
　これらの食材に海胆を絡めると、夫々に甘味を加え、味わい深さが堪りません♪
　　　　　
　
③-2.　オードヴルの冷製：ずわいがにとアスパラのシャルロットサラダ　
　先週、メスの香箱蟹は頂いて、内子、外子、蟹味噌は堪能しましたので、
　今週は、蟹の身が美味しいオスが楽しみです。
　ベストルッキング、インスタ映え最高のヴィジュアルです(笑）
　当てられたアスパラガスを倒す瞬間に、少し罪悪感を感じてしまうのは私だけでしょうか。
　見た目は王冠の様です、お皿に盛られた、緑、白、赤、黄色のパウダーを絡めてアスパラを頂きます。
　中の蟹身は、カニカニ感と風味が最高です、いよいよ蟹のシーズンインです。

　　
④　オードヴルの温製：仏・ランド産　フォアグラのポアレ、いちじく、レーズンナッツ添え
　　フォアグラのポアレの上に、火入れされたイチジクが載っていて、大葉の千切りが添えられています。
　　一緒に盛り付けられた、根セロリのムースがお口直しにサッパリ！？
　　仏・ランド産のフォアグラは、濃厚で素晴らしい風味が強く、最高です♪

　
⑤　オードヴルの温製：真鱈の白子のムニェル、トマトソース添え　
　　旬の走りの真鱈の白子をムニェルして有り、中はトロトロのアツアツです、このクリーミーな所が好きです。
　　これから旨みも益々出てくるでしょう。

⑤-2.　フライド・ベジタブル、万願寺唐辛子、里芋、マイクロ椎茸、
　　マイクロ椎茸は始めて頂きましたが、こんなに美味しいとは(笑）
　　里芋はホッコリしていて美味しいです。
　　万願寺唐辛子は、いつもの味です。　　　　
　
⑤-3.　インゲンのエシャロットバターソース炒め
　　インゲンが美味しい、改めてインゲンってこんなに美味しかったっけ？と言う感じでした。


⑥　メインの肉料理：仏・ブルターニュ産　鴨胸肉のロースト　青こしょう入りマデラソース　
　　最初にお断り、１１月１６日に狩猟解禁されましたが、本日に間に合いませんでした（残）
　　鴨胸肉はジビエでは無い為、その特徴的な味と香りが有りません。
　　300ｇのお肉ですので、ステーキを切り分けた様なローストでした。
　　しかし、あの特徴が無く、青こしょうとマデラソースで、何の肉を食べているか分から無くなりました。
　　これだけが、本日の残念な所でした。

　　かと言って、大山地鶏のローストは丸ごと１羽のロースロチキンで、この終盤では二人で食べるのは不可能です。
　　次に挑戦しますが(笑）
　　

⑦　フルーツ：スイカ　（写真失念）
　　女性用はサイコロカット、男性用は三角カット。


⑧　デセール
　　妻は、クレーム・ブリュレ
　　私は、アップルパイタルト、チャーベット添え
　

⑨　プティフール
　　フルーツとクッキー！！
　　満腹で食べられなかったのですが、お持ち帰り不可のミニシュークリームだけ強制的に食べさせ。。。
　　

⑩　お土産のみかん。
　　プティフールは食べ切れずに持ち帰りの中に、一緒に入れて下さいました。


最後に妻の名入りバースデイプレートをプレゼント頂き、ありがとうございました。
ご馳走様でした。

日頃伺わせて頂いている、お鮨屋さんのご主人が大ファンで、正統派フランス料理が頂きたくて訪問です。

ガッツリ系フレンチのジビエ肉も扱う名店の北島亭です。
正統派フレンチ料理が好きな方には最高のお店の様です。

さて、注文です、
コースは、４品選べるフルポーションコースの12,000円（税・サ別）、
アワビのムニエル+3,000円、
仔羊の岩塩包焼き（香草風味）
までは予約時にお願いして有ります。

スーシェフの大石さんがメニューを持って来て頂き、色々な可能性の提案を頂きました。
ですので、あれも、これも食べたい！　で、余計に迷いっていると、
オードヴルの温製（アワビのムニエル）とメインの肉料理（仔羊の岩塩包焼き）が、決まっているのでしたら、
オードヴルの冷製とメインの魚料理から選ばれては如何でしょうか。

と言う事で、
オードヴルの冷製は、
妻は、長崎県小長井産、生カキのマリネ、フランボワーズの香り。
私は、北海道浜中町、特選カネキの木村水産の海胆を使用した、
　　　生ウニのコンソメジェレ添え、カリフラワーのクリーム添え。

メインの魚料理は、
ブイヤベース北島亭風を少な目のポーション、にして頂きました。

先ず最初に、

１　グラスワインセット、グラスシャンパン　ｘ　２杯

①　アミューズ：つぶ貝のバジル和え
　　このアミューズからお店の料理の実力が高いと思います。


②　アミューズ：胡瓜の冷製スープ、フェンネルの香り
　　清涼感が有って、夏には最適です。


２－1.　グラスワインセット、白ワイン：VIOGNIER、生カキのマリネ用、

２－2.　グラスワインセット、白ワイン：PINOT GRAIS Domaine Wein、生ウニのコンソメジュレ用、


③-1. 　オードヴルの冷製、生カキのマリネ、フランボワーズの香り、
　フランボワーズの酸味と生クリームの濃厚さが、意外と生牡蠣と合っています。　　　
　シェイプはフランスのバロンの様ですが、国産です。
　長崎県小長井産の生カキは、今年の３月にも頂ましたが、今回の物は別格に味わい深いです。
　　　

③-2.　オードヴルの冷製、生ウニのコンソメジュレ添え、カリフラワーのクリーム添え。
北海道浜中町、特選カネキの木村水産の海胆を使用した生ウニに、コンソメジュレと、
カリフラワークリームが、お皿の内側に回し掛けられているので、
　　 混ぜ合わせながら海胆と一緒に食べると最高です。
　　　 コンソメジュレの旨みが半端無く、味わい深い事この上ないです。
　　　 更に、ジュンサイが夏の季節感を煽ります。


３.　グラスワインセット、白ワイン：La Lune 2016年


④　オードヴルの温製　千葉県産　アワビのムニエル、肝バターソース
洒落で鮑茸が添えられている、オクラ、インゲンにトリュフがスライスされているます。
　　切る瞬間、あれ、固いのか？　と思いきや大変に柔らかく、歯の通りがスーと。
　　この肝バターソースが秀逸です、苦味等皆無で味わい深く、更に残った物もパンで刮げ取ります。
　　肝にシュナンブランを使用して仕上げたそうです。

　
４.　グラスワインセット、ロゼワイン：La roze 2016年


⑤　メインの魚料理：ブイヤベース北島亭風、
　　中には、真鯛、太刀魚、ホウボウ、ムール貝、あさり、車えび、槍烏賊、帆立貝、ジャガイモ、等々、
　　子持ち槍烏賊等、新鮮な魚介類は、多くの粗からちゅうし抽出されたスープは、南フランスのコートダジュール
　　の風が吹くと共に、香りを食んでくるかの様です。

⑤-2.　クルトンと豆板醤、マヨネーズ、コクを出す為ポテト等を使用したディップ。
　　　このクルトンをディップを付け、別カップのベイヤベースソーススープに付けて食べると、最高です。


⑥　お口直し：大葉を使ったグランティニ
　　大葉のシャーベットです。


５.グラスワインセット、赤ワイン：Chateau Citran 2005年
　　　　　　　　　　　重めのカベルネ・ソーヴニィヨンで、本日一番のワイン！

⑦　イタリアの黒米、
　　見た目、古代米の様で、食感は中がモッチリしていて、思わず素晴らしいと叫びたかった（笑）


⑧　ポテトのグラタン、
　　本日、使用率高いフェンネルの香り。


⑨　メインの肉料理：仔羊の岩塩包焼き（香草風味）
　　北島亭のスペシャリテの1つで、先ずは、カット前の棒状肉をを黒いトレイに乗せて見せてくれます。
　　どの様にお切りしましょうか？　妻は直ぐに、6：4でお願いします。

　　肉を切った瞬間に肉質のや柔らかさが、期待を増します。
　　赤身の肉の旨味も素晴らしく、羊肉料理としては感じた事が無い程、素晴らしいです。

　　棒状の仔羊の肉を岩塩で包み焼き上げていますので。
　　従いまして、見た目は、直火のGrilledのVery Rareの様に見えますが、岩塩包焼きの場合は蒸されている為、
　　色は赤肉でも、最高の火入れです、再度言いますが、今まで食べた仔羊の中でも最高です。
　　そして、塩も強過ぎず、良い塩梅です。

　　但し、私は昨日、午前中にジョグ中に500ｃｃ、午後一のスポ－ツジムで600ｃｃの水を飲み、
　　大量の汗を搔いて体内の塩分濃度が薄くなり、塩を余り感じ無かったかもしれません（笑）
　　ですので、体調・好みに因っては違う印象かもしれません。


⑩　仔羊助肉の香草パン粉焼き
　　パン粉に混ぜられたスパイス・ハーブが、タイム、セージ、等でしょうか。
　　このこのハーブの香りが食欲をそそるのです。
　　羊臭さを感じますが、羊好きの方でしたら美味しく頂けると思います
　　Grilledされた仔羊の脂身が美味しい！

⑪　フルーツ：スイカ
　　女性用はサイコロカット、男性用は三角カット。


⑫　デセール
　　妻は、杏タルト、ココナッツアイス添え
　　私は、クレーム・ブリュレ


⑬　プティフール
　　フルーツとクッキー！！


⑭　お土産のみかん。
　　プティフールは食べ切れずに持ち帰りの中に、一緒に入れて下さいました。

おすすめグラスワインセット（4杯5,500円）にして、
発泡白、白、白、赤を頂きました

最初は少し驚きましが、厨房からはシェフの怒鳴り声が聞こえてきたりします。
それも含めての、このお店の素晴らしさだと思いました。

又、妻の誕生日に再訪させて頂きたいと思いました。