おかちゃん1030さんが投稿した美かさ(神奈川/宮崎台)の口コミ詳細

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おかちゃん1030の旨い物巡り

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おかちゃん1030 (男性・神奈川県) 認証済

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掲載保留美かさ宮崎台、宮前平/天ぷら

1

  • 夜の点数:4.7

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2021/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

朗報は突然に!!

當店に訪問出来るのは何年振りでしょうか?
当時は、コースはお刺身付きか否かによって500円~800円位の追加。
基本の天婦羅のみのコース価格は、6,000円 → 8,000円 → 10,000円 → 12,000円に時代と共に移り替わりました、
食べログ天麩羅部門で全国1位に君臨して、予約超困難店になり足が遠のいていました。
現在では6位の様ですが、順位は関係無く、予約が取れれば。。。

今までは17時半、19時半の開始で1日2回転営業でしたが、現在のマンボウ下では18時開始の8時までの1回転になり、
しかも、SDと3Mのコロナ対策の為に、カウンター席には6席しか作られていませんでした。

この様な状況下で、本日のコースはお刺身付きの18,500円の1コースのみです。

考えれば効率的には一目瞭然です、今までの10席 X 2回転と比べれば、6席 x 1回転では、
掛る手間は一緒ですが、その原価は非常に高い物になる事が容易に想像出来ます。

更に、天麩羅種が高騰しています、特に「活種」は想像を絶します。
しかし、それでも都内の高級天麩羅店に比べれば、かなりの安価だと思います。

當店のご主人の土肥氏が体調を崩され、今年の2月頃まで約4ヶ月間休業されていた、
その予約が後ろ倒しされずれ込んだ為に、今のところ新規予約は皆無の状態です。


当店の思い出は、「銀宝」「鱚」「雌鯒」それに、「鯊」ですが、中でも特に「銀宝」はホックホクで、
その素晴らしい印象が今でも記憶に残ります。それ以来、「銀宝」探しの行脚が始まりました。

毎年、「銀宝」を食べさせて戴ける、漁師さんから直引きれている日本蕎麦屋では、今年は入荷が遅く、
その入荷量が大変に少なかったそうで、食べる事は叶いませんでした。

豊洲の専門仲卸さんでも、「銀宝」を求めて、一流天ぷら店の銀座近○さんを始めとする、
24軒から注文を受けているものの全く獲れ無いそうです。

やっと、6月24日に宮城県産の「銀宝」が入荷したそうです、大変な恩恵に浴する事が出来ました。
果たして本日の入荷状況は如何でしょうか・・

當店でも、江戸前産の物は全く入荷が無く、宮城県産や愛知県産のみだったとの事でした。
ダントツに江戸前産が群を抜いているそうです。
しかも前述した様に、「活」けでは無いものは10分の1に下がるとの事です。
本日も入荷は無かったそうですが、来店出来るだけでも幸福でし。


朗報は突然に、、、本日の訪問が叶いました!コ


しかも、明日からはお酒の提供も出来無くなりますので、1日前でラッキーでした。
美味しい、お刺身に天麩羅を戴く時に、お酒が一緒に飲めなくなるなんて、想像するだけでも嫌ですね。


コースは天ぷら15種類とお食事。

①海老の頭、空豆、湯葉、ミニトマト、石川子芋
② 才巻海老
③ 才巻海老(海老味噌入り)
④ アスパラガス
⑤ 鱚
⑥ 椎茸 
⑦ 鱧
⑧ 賀茂茄子
⑨ 稚鮎 琵琶湖産の湖鮎
⑩ 無花果
⑪ 墨烏賊
⑫ 海胆 
⑬ 大葉で巻いた玉蜀黍 大葉の内側にはオクラの粘り気を塗ってコーンが取っ散らかるのを防ぐ
⑭ 鮑 この個体は最上級品で1㎏/5万円
⑮ 穴子
 今が旬の穴子は、「はかりめ」の点々の幅が近いので、上質な事が伺えるます。
 魚体が小さい150g位で、100g前後の「めそっこ」の様でした。
 魚体色がやや濃いめの茶色でしたので、江戸前では無いと思い産地を伺うと「長崎県対馬産」との事でした。
 近年は「銀宝」は江戸前物が絶品ですが、穴子は少し匂うので今は避けているそうです。
⑯ 天丼or天茶
⑰デザート


では実食順に、

〇お造り:鮪
     赤身が5切れ、下には蓮芋が敷いて有りべとつかない様に配慮されています
     鉄分を感じる事は有りませんでした


①海老の頭、空豆、湯葉、ミニトマト、石川子芋
 ー1海老の頭 2個
 ー2空豆
 ー3湯葉 改めてご主人の土肥さんの火入れには惚れてしまいます
 ー4ミニトマト 熱々だと思い要注意だと思いましたが、然にあらず、丁度良い温度です
 ー5石川子芋


②才巻海老
 今更語る必要も無い火入れで、身の中心部のレア具合は最高です


③才巻海老(海老味噌付き)
 海老味噌の旨味と甘さが引き出されていて、素晴らしいです


④アスパラガス
 塩でも天つゆでも、お好みでどうぞと説明されました
 先の部分は塩で戴き、根元の部分は天つゆで戴きました


⑤鱚
 鱚を3枚に卸して中骨を抜いて、腹側を合わせて一匹の丸の様にして揚げます
 ですので、その食感はホッカホカで素晴らしいとしか言えません
 通常の開きで揚げた物には比べられません


⑥椎茸 
 想定外の鱈子を忍ばせておられ、これは初めての経験でした


⑦鱧
 俎板の上で丁寧に骨切りをされ、5回骨切り後に切り落とし、一人分に分けて行きます
 鱧はW字型ですので、半分に切り、片方を塩で、もう片方を天つゆで戴きました
 夏を感じさせて頂ける食材ですね


⑧賀茂茄子
 まん丸の賀茂茄子は、大阪の水茄子と同じ体型なのですが、同じ様に瑞々しいです


⑨稚鮎 
 琵琶湖産の湖鮎ですので大きくはなれません、魚卵を抱えても略同じ大きさ
 当店では、その琵琶湖産の湖鮎が遡上し、上流で大きくなる寸前に漁獲した個体を使用するそうです
 これに関しては、唯一無二の湖鮎から素晴らしい風味が感じられ、一緒に提供された「蓼酢」に浸けて頂くと
 更に、引き上げてくれます


⑩無花果
 お口直しですので、甘さを愉しみます


⑪墨烏賊
 食感は墨烏賊ですので想定内ですが、初めての食味なのは間に海苔が挟んであるので、その風味が生かされています


⑫山芋の桂剥きの薄切り巻き海胆 
 当初は大葉で巻いていた物を、山芋の桂剥きの薄切りに替え、山芋の桂剥きは直ぐに切れてしまいので
 大根等と比べて非常に難しいそうで、その習得に半年を要しましたとの事でした
 ご主人の土肥さんは、一流店になりながらも胡坐をかく事も無く、仕上がりに対する飽くなき追及が
 素晴らしいと感じました。
 こう言った追及が、海胆の風味、甘味を引き出していました


⑬大葉で巻いた玉蜀黍 
 大葉の内側にはオクラの粘り気を塗ってコーンが取っ散らかるのを防ぐそうです、
 此方にも土肥さんの飽くなき追及が垣間見えます


⑭ 鮑 
 この個体は最上級品で1㎏/5万円するので、一流高級鮨店でも中々使用出来無い仕入れ値との事でした
 これを聞いた後ですので、余計にその素晴らしいさが増した様な気がしましたが
 そうでは無く、本当に素晴らしかったでした
 下茹をして柔らかい仕上げになっています


⑮穴子
 何時もながら活けの穴子を素早く捌き、揚げるのは不変で相変わらず素晴らしい技ですね
 
 今が旬の穴子は、「はかりめ」の点々の幅が近いので、上質な事が伺えるます
 魚体が小さい150g位で、100g前後の「めそっこ」に近い魚体でした
 
 魚体色がやや濃いめの茶色でしたので、江戸前では無いと思い産地を伺うと「長崎県対馬産」との事でした。
 近年は「銀宝」は江戸前物が絶品ですが、子安産等の穴子は少し匂うので今は避けているそうです


⑯天丼or天茶
 カミさんは、天茶
 私は天丼を戴きました


⑰デザート
 抹茶シャーベット大納言小豆
 桃の実入り


19時までに飲ませて頂いた飲み物は、
①生ビール 瓶 プレミアムモルツ 800円 1本
②冷酒 景虎 1,200円 1合
③赤ワイン マックスレゼルヴァ 5,000円 1本
 今まで天婦羅に赤ワインを頼んだ事も、一緒に飲んだ事も無かったのですが、
 マンボーの為、19時でお酒の提供が終わりますので、ボトルにて確保作戦です


當店では、毎日揚げ終わると最高級油3種配合を、毎日終了後に惜しみ無く処分するので、お鮨屋さんの舎利と比較しても、
10倍以上の高値になると嘆いていらっしゃいました

  • お造り:鮪

  • お造り:鮪

  • お造り:鮪

  • 景虎

  • プレミアムモルツ

  • 海老の頭、空豆、湯葉、ミニトマト、石川子芋

  • 海老の頭、空豆、湯葉、ミニトマト、石川子芋

  • 湯葉

  • 才巻海老

  • 才巻海老(海老味噌入り)

  • アスパラガス

  • アスパラガス

  • 赤ワイン

  • 椎茸

  • 椎茸

  • 賀茂茄子

  • 賀茂茄子

  • 蓼酢

  • 稚鮎 琵琶湖産の湖鮎

  • 稚鮎 琵琶湖産の湖鮎

  • 無花果

  • 無花果

  • 墨烏賊

  • 墨烏賊

  • 墨烏賊

  • 山芋の桂剥きの薄切り巻き海胆

  • 山芋の桂剥きの薄切り巻き海胆

  • 大葉で巻いた玉蜀黍

  • 大葉で巻いた玉蜀黍

  • 穴子揚げ前

  • 穴子

  • 穴子

  • 穴子

  • 天丼

  • 天丼

  • 天丼

  • 赤だし

  • お新香

  • 油取り敷紙

  • 抹茶シャーベット大納言小豆

  • 抹茶シャーベット大納言小豆

  • 内観

  • 内観

  • 入り口

2021/07/18 更新

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