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ひっそりとお店は目立たなくあります。
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じゃがいもを蕎麦の実を薄くしたガレットで巻いて、上にキャビア。蕎麦の実に差してある。
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黒オリーブで作った柔らかいプディング風。
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フィセルのフランスパンです。置いた形がドラドンボールの魔人ブーの頭みたい。
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鮎のフリット、すりおろしたズッキーニと夏トリュフを添えて。
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鮎の骨をカリッと揚げて、野菜をエスカベッシュ風にマリネにして乗せてある。
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フォアグラのソテーと、横にヘーゼルナッツのメレンゲを置いて。フォアグラとメレンゲを一緒に頂く料理。
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笹の葉に包んだ、蒸したヒラメ。そこに乾燥させたロメインレタスをかぶせて。レモンをいれたクリームソースとイカスミであえた小いかを横に。
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はとの網焼き。内臓のソースで炒めた玉ねぎを下に。蒸した芽キャベツを添えて。
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はとの肉をつめたラビオリ。カルボナーラ仕立てにしてほうれん草と半熟玉子を添えて。
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ナスタチウムというお花を使ったジェラード （かな？）
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チョコレートのオムレット。味はフォンダンショコラ。
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最後にコーヒーと一緒に、さくらんぼの飴がけ。
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フランス料理界の超イケメン川手シェフがいるお店です。
料理じゃないのかよ、と言われそうですが、
あれほどの美形が
毎日ひたすら厨房の先頭立っておられることが、ちょっと感動。
普通なら、テレビでもてはやされていて当然のオーラ。
福山雅治ばりのお顔をされています。
「川手シェフ 画像」でググれば、ワンサカ写真が見られます、ハイ。
そしてここの予約の大変なこと。
多分席数は10人ぐらいで満席ですし、
個室もひとつだけのとても小さなお店。
私達夫婦も2ケ月前に予約して気合十分に夜に行きました。
コースはお昼で4,200円、夜は10,500円。
素晴らしいお料理です☆
その夜は料理にあわせてグラスワインをたっぷり頂き、一人20,000円でした。
カンテサンスのスーシェフだった川手シェフの手により、
10,500円で手抜きなしの力作10品を提供してくれます。
その夜、特に唸ったのは3品目の鮎のフリット。
鮎はこの時期、和食からフレンチとイタリアンまでかなり使われますが、
ここは鮎を三枚におろして鮎の内臓のソースを挟み、
サクッと揚げて、そこにすりおろしたズッキーニと夏トリュフを添えます。
揚げた衣にも味付けされていて、内臓の苦みがちょっと効いたところに
すりおろしのズッキーニと共に口に運ぶと、さっぱり感がでます。
鮎にきゅうりが合うという和食の発想をズッキーニに置き換えたそうです。
しかも衣自体の味付けにはビールを混ぜていると聞いたのですが、
どんなふうに使われたのか謎のままでした。
元々三枚に重ねた鮎が肉厚になっているので
鮎をしっかり食べるという充実した食感を味わえつつ、
揚げ方が軽く、火の通し加減も完璧。
身をふっくらと揚げて油のしつこさを抑えつつ、
内臓の苦みとズッキーニのすがすがしさを生かした心地よいハーモニー。
今まで頂いた鮎料理の3本の指にはいる絶品でした。
メインの鳩もいいものを使われていました。
1万の料理に登場しないような上質のジューシーさ、そして血の入り具合。
網焼きによって香ばしさが強調され、
柔らかく焼き上げる技術も巧み。
パンもめちゃくちゃ美味です。
ハード系やらフォカッチャやら何種類も出てきます。
聞けば駒場のル・ルソールで特注でお願いしているとか。
あとで食べログでチェックしたら、
このお店を訪問された方が後日に随分と行かれてますね。
厨房にはなんと5人もいるそうですが、
手抜きのない料理に頭が下がります。
そして外のスタッフは3名（これもすべて細身のイケメンちゃんでした）、
誰もが優しい物腰で、スマートなサービスです。
こりゃお昼はプラチナシートでしょう。
世のマダム達がほっとく訳ございません。
小さな店内ではありますが、席の空間はゆっくりとってあるので
窮屈な感じはありません。
サービスの心地よさで、落ち着く空間が出来ています。
食事中にふと見ると、隣りのカップルにスペシャルデザートが届けられました。
お花が添えられています。
何かの記念日ですかと問うと、
嬉しそうに婚約の記念で来たのです、とのお答え。
婚約とはなんて幸せな！
しかも婚約記念で来るんかい！
かっこいー!(^^)!
こうなりゃ私達夫婦が黙っている訳もありません。
もうあれやこれや聞いて、
こっちもちょうど21年になりましたって。
ちょうどなんて調子良く言って、
なんのキリ番でもないのに強引に話す雰囲気作っちゃいました。
目がパッチリした美しい彼女と、
彼女のわがままをなんでも聞いてあげちゃう優しげな彼氏。
やはり2ケ月前に予約して今夜こられたそうな。
私達より先に食事を終えて帰られたお二人。
お先に失礼します、楽しかったです、と礼儀正しいお二人。
幸せになってね♡
心で手をあわせます。
最近は家内だけでなく、私も酔うと誰とでも話したくなり、
その後はふと反対側を見ると、
女性同志で楽しく笑ってお食事されています。
失礼ながら
（もう酔ってるので失礼だと思う気持ちはどっかにいってましたが）
ちょっとひと声掛けると、
大阪の高槻市からやって来た仲良し姉妹とのこと。
さすが大阪女子、
すぐにマシンガントークで逆に話し掛けて下さいました。
私達夫婦が高槻市に憧れているんです、
だって京都にも近いし、すごく住みやすそうだし、
とそんなことをお伝えすると、
高槻市はこんなにいいですよ、とあれこれ教えてもらっていたら、
私達のタクシーが到着し、タイムアップ。
あー、このレビューをもし読まれましたら、
ぜひご連絡くださいませ(^^)v
話し途中でしたので、
また御一緒に食事に参りましょう。
って、すいません、
掲示板じゃなかったですね、ここ。
気どらずに、そしてゆったりとした雰囲気で、
素敵なサービスマンに囲まれて、
おいしくて輝くばかりの料理が堪能できます。
最後に美形のシェフが
必ずお見送りしてくれます。
お料理だけではなくて
まさに輝くばかりのその美しさを堪能してください☆