みつごとうさんさんが投稿した新ばし 星野(東京/御成門)の口コミ詳細

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みつごとうさんの、うれし恥ずかし食日記

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新ばし 星野御成門、汐留、新橋/日本料理

2

  • 夜の点数:4.9

    • ¥50,000~¥59,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.9
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.9
2回目

2024/04 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥50,000~¥59,999
    / 1人

筍の季節、星野さんで至福のひととき。

毎年4月が過ぎて
タケノコの季節も修了となります。

今年もたくさんのタケノコを頂いて。
そのタケノコの季節、
新ばし星野さんを避けて通ることはできません。

星野さんの完成された季節のお料理でも
やはりタケノコの4月は無敵。

京都の塚原と静岡の藤枝のものを
焼いたり、炊いたり、
振ったり、殴ったり。
いや、星野さんは殴ったりしません。
星野さんのとても穏やかな人柄も
やはり大きな魅力です。

タケノコという素材を
まるで女優さんの最高の美を引き出す監督のように
星野さんの流儀と繊細な演出でお客さまに提供してくれます。

4月のある日のコース。

※ふきのとうの吸い物
 ふきのとうの香りが、強くなくエレガントに香り立つお吸い物。

※うなぎの蒸し寿司
 星野さんの手にかかると、蒸し寿司もとても上品(^^♪

※名物、ずいきの吉野煮

※塚原のたけのこ、じか焼きで2時間かけて真っ黒に。
 その筍が剥かれて出されると、
 筍の個性やら香りと味わい、すべてがグンと引き出されます。

※うすい豆、出汁を少し甘みに品よく仕上げ。
 お豆はシワが入らないように提供するのがとても難しいとか。なるほど宝石のようなフォルムに仕上がっています。。

※春のもの数種を酢味噌和えで。
 九条ネギ、ホタルイカ、ウルイ、海老。

※ぐじ、こごみとタラの芽を天ぷらで。
 とてもかる~く。油のくどさ一切なし。

※お造りは、明石の鯛。
 鯛の甘さ、濃厚さ、過不足なし。

※お椀。アイナメの葛たたきとたけのこの穂先を添えて。
 お椀の出汁の品格、唸ります。そして筍の穂先も硬くなく苦みなし。

※焼き物は北海道のさくらますの漬け焼き。
 二段に盛り付け、下が背中と上はお腹。
 皮を完璧にパリッと焼き上げ、身はどこまでもしっとり。すごい完成度。

※藤枝のたけのこをじか炊き
 塚原は焼きがよく、藤枝は炊いた方が味が引き立つとおっしゃる。

※ぐじの桜むし、道明寺で。

※たけのこご飯。もちろん味付けは薄く上品。

※白ご飯+しぐれ煮+ちりめん

※塩むすび←特別に握ってくれた(^o^)

※わらび餅

この日のお店終了時、
長い間顔見てなくて
とても逢いたかった仲良し夫婦が
私が一部で彼らが二部の回。
お店を出た途端、バッタリと出会う。

酔ってる勢いで私、あまりに嬉しくて
ダンナの肩に乗っちゃおうかの勢いで
猛烈に腕回して肩組んだり、
2人の周りを走り回ったり、
2人に抱きついたり。
もう、静かなお店の前で、ひとり大暴れ。

出てきた星野さんは何が起こったかわからず
ボー然と見てました。
まぁ御心が太平洋より広い大将ですので、
大興奮した私をお許しくださいな。


そしてここ星野さんにはいつも
常連である素敵な友人に連れてきてもらいます。
この彼とのお食事もわたしには宝物。

優しい大将ともお話できて、
ずっと会いたかった夫婦にも会えて
大切な友人とお食事ご一緒できて。

桜の花は散ってしまった4月のある日、
人との温かい縁故の花びらに囲まれて。

この日の私の心は桜花爛漫、
花あかりに包まれた一夜でした。

  • 筍も良かったけど、この日のサクラマスの焼きが完璧☆ 皮はパリッ、身はしっとりの完成形。星野さんのワザの凄み。

  • ウナギの蒸し寿司。星野さんは鰻をとても上品に作り上げる。

  • 塚原の筍は真っ黒になるまで2時間かけて焼く。

  • 真っ黒な筍、むいて出されると、その味わい、香り、素晴らしい。

  • うすい豆はシワが入らないようにするのがとても難しいとか。なるほど宝石のようなフォルムに。

  • 天ぷらの軽さは驚異的!

  • 鯛の甘さ、濃厚さ、過不足なし。

  • お椀の出汁の品格、唸ります。そして筍の穂先も苦みなし。

  • 藤枝の筍はじか炊きで。甘さが引き立つ。

  • 筍ご飯の上品な味付け。気品を感じる~♬

2024/05/12 更新

1回目

2020/06 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

日本料理の奥深さに酔いしれる夜☆

東京で久々に本格和食。

最近の京都の和食は
非常に素材にこだわり、
研究されてるとは思いますが、
どのお店も味つけが徐々に濃くなっていて
そんな中、ここで頂いた料理は
日本料理の原点に触れたようで
めちゃくちゃ感動!(^^)!

繊細な味わい、
抑制のきいたワザ、
華美をそぎおとした練達の技法、
どう表現して良いのでしょうか。

本来の日本料理を正しく伝える伝道師と申しましょうか。
はたまた
日本の心を美しく表現できる職人芸か。

何気ない料理をされていて
しかし素材の持つ本来の味や旨さを
きちんと伝えて下さる。

写真はその日のほんの少し。

季節を変えて
是非とも頂きたいお料理です。

ああ、この国に生まれて良かった~ (^-^)

お連れ下さったgunmadontist君、
感謝しかありません。
深々と礼。

  • はもの落とし。器の影がとても美しい。

  • 兵庫は三田のじゅんさい、房総のあわびと。

  • 浜名湖の天然うなぎを飯蒸しで。

  • ほうれん草と岩茸のごま酢。

  • あわびを蒸し煮。圧力鍋で炊くお店が多い中、あえて普通の鍋でじっくりと柔らかくなりすぎず炊き上げる。

  • 干し貝柱をくず粉を使ってふんわりと揚げて、手前は一寸豆を揚げる。油キレよく、カラッと揚がるワザ。

  • 北陸のとり貝を炙って。

  • カツオを使わず昆布出汁のみのお椀。オコゼの身が引き立つ。

  • 島根の鮎と鮎に隠れてるが関イサキと。蓼酢で。

  • わらび餅。

2020/07/20 更新

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