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名古屋・栄の地下にひっそりと佇む「炭焼 ちきんかばぶ」さん。純系名古屋コーチンの焼き鳥を、炭火でじっくりと焼き上げる名店です。 入口から地下へ降りると、赤茶の壁に飾られた小さな置き物や一升瓶が並び、どこか温かみのある雰囲気。カウンター越しに炭の香りがふわっと漂い、思わず日本酒が欲しくなります。 この日は「究極のお品書き」をお願いしました。しっとりとしたレバーは臭みがまったくなく、ねっとりとした旨みが口の中に広がります。手羽先は皮目はパリッと香ばしく、中は肉汁があふれるジューシーさ。シンプルな塩焼きながら、火入れの妙が光る一本でした。串の合間には、季節の小鉢やスープなど、箸休めの品もひとつひとつ丁寧で、流れにリズムがあります。 店主の方は、コーチンの扱いを知り尽くした職人肌。炭の前で一串ずつ焼き加減を見極める姿に見とれてしまいます。 カウンターの隅には、「死神」ラベルの日本酒や愛嬌のある人形たちが飾られ、ちょっとした遊び心も。堅苦しさのない居心地の良さが、常連を惹きつける理由のひとつだと思います。 名古屋コーチンの真価を、素材・炭・職人技の三拍子で堪能できるお店。大人の隠れ家として、しっとり飲みたい夜にもぴったりです。
2025/10訪問
1回
名駅南エリアにある、隠れ家のような和食処「蒲郡桔梗屋」さんを訪問。静かな路地にひっそりと佇むお店で、店内は木の温もりが感じられる落ち着いた雰囲気。和食と蕎麦を軸に、季節の一品料理も充実しています。 名物の「鴨汁せいろ」をメインに、数品を組み合わせて楽しみました。まず驚いたのは、鴨汁の香りのよさ。しっかりとコクのあるつけ汁に、鴨つくねと焼きネギが入り、薬味の三つ葉がふわりと香る逸品。細切りで香り高い蕎麦とともにいただくと、濃厚なのにくどくなく、スルスルと箸が進みます。 合わせて頼んだ「カリカリしらすの冷奴」は、じゃこと豆腐、香味野菜の組み合わせが秀逸で、さっぱりしつつも旨みがしっかり。おつまみにもぴったりな一皿です。「イカ刺し」はねっとりとした甘みがあり、すだちと山葵でキリッと引き締まる構成。器も美しく、目でも楽しませてくれます。 印象的だったのは「うなぎと茗荷の酢の物」。ふっくらとした鰻に甘酢が優しく絡み、シャキシャキの茗荷が清涼感を添えています。重たくならず、箸休めにも◎。 そして名物の「揚げそば」。細切りの蕎麦をカラリと揚げたスナック感覚の一皿で、香ばしく、止まらなくなる。 お料理の一つひとつに丁寧さがあり、素材の活かし方にセンスを感じる良店。名古屋駅から徒歩圏内で、落ち着いて和食とお蕎麦を楽しめる貴重なお店だと思います。
2025/07訪問
1回
名古屋駅・太閤通口「うまいもん通り」内にある『驛釜きしめん』さんへ。観光や出張帰りに立ち寄る人も多く、アクセスの良さは言わずもがな。 この日は冷やとろろきしめんを中心に、名古屋名物を満喫できるラインナップで構成。まずはきしめん、冷やしならではのつるりとしたのどごしに、コシの強さが心地よい。たっぷりのとろろ、温玉、とろりとした出汁醤油のバランスがよく、ねぎやほうれん草、刻み海苔、白ごまなどの薬味がそれぞれに仕事してます。 サイドに選んだのは、海苔天、天むす、手羽先。海苔天は香ばしく、衣は軽やか。天むすは小ぶりながらしっかりした海老の旨みが感じられ、ふんわり握られたご飯との相性抜群。手羽先はタレがしっかり絡みつつ、皮目はパリッと、名古屋らしさ満載の味付けです。 店内は落ち着いた和の雰囲気で、観光客だけでなく地元の方にも親しまれている印象。一人でも気兼ねなく利用できます。JR名古屋駅の構内で、これだけ本格的なきしめんとご当地メニューが味わえるのは嬉しいポイント。
2025/07訪問
1回
名古屋駅構内・驛麺通りの中でも、ちょっと異色の存在感を放つ「しゃち福」。名古屋らしい“名驛式”と冠された担々麺専門店で、汁あり・汁なしともにしっかりと個性があり、想像以上に本格派。 今回は名物の「汁なし担々麺」と「ワンタンスープ」、そして「季節野菜」トッピングをオーダー。汁なしは香味ラー油とナッツのコクが際立つ仕上がりで、もっちり幅広麺との絡みも抜群。程よい辛さと痺れに加えて、肉味噌やザーサイの塩気も心地よいアクセント。水菜のシャキシャキ感が良い箸休めになっていて、見た目よりも後味は軽やか。 一方、ワンタンスープは見た目こそシンプルながら、ふわっと香る山椒と濃いめの醤油ベースのスープが印象的。小口切りのネギの量がしっかりあって、香りと甘みの両方が楽しめるのが嬉しい。ワンタンもスープとの絡みがよく、こちらも完成度高し。 付け合わせの季節野菜も意外と侮れない存在。レンコンやブロッコリー、にんじんなどがしっかりとした歯応えで仕上げられており、担々麺の辛さの合間にちょうどよい癒し。野菜の甘みが引き立っていて、セットにして正解でした。
2025/06訪問
1回
名駅直結のミヤコ地下街、その一角に静かに佇む欧風カレーの老舗「タンドゥール」。昭和の趣を残した店構えに、ふと吸い込まれるように入店。今回は定番の「インドカレー(中辛)」を注文。 銀皿に盛られた白ごはんと福神漬け、そして別添えのソースポット。見た瞬間に心が躍る、まさに“ザ・洋食スタイル”。ひと口すくえば、牛肉の旨味がしっかりと煮込まれたルーが、しっとりとしたごはんに馴染み、どこか懐かしく、安心感すら覚える味わい。辛さは「中辛」とはいえ、じわりと舌に広がるスパイスの余韻が絶妙で、辛すぎず、しかし物足りなくもない。ビーフはほろほろと崩れるほど煮込まれ、ルーのコクと一体化している。 平日昼は近隣のビジネスパーソンで賑わい、席数が多いとは言えない店内はすぐに満席になる人気ぶり。提供も早く、回転の良さも魅力。シンプルなメニュー構成ながら、ごはん大盛りやルー多めなどのカスタマイズも可能で、常連客の満足度が高いのも頷ける。 地下街の喧騒を忘れる一杯、ノスタルジックな気分に浸りつつ、心身ともに温まる時間。
2025/06訪問
1回
名古屋駅から徒歩圏内、シンプルながらも洗練された和空間でいただく「おダシと銀しゃり 中華そば二兎」。この日は名物の“つけそば”と、セットで人気の“卵かけご飯(TKG)”を。 まず目を奪われるのは、器の美しさとビジュアルの整った盛り付け。麺は艶やかな中太で、北海道産小麦の風味が豊か。特筆すべきはつけ汁。和ダシの奥行きと、鶏・魚介・醤油が織りなす旨みの層が深い。刻み玉ねぎと青ねぎがアクセントになり、重たさを感じさせない設計。 トッピングのチャーシューは低温調理で仕上げた鶏と豚の二種。しっとりとした食感が美味で、それぞれの個性が際立つ。特に豚は香ばしさが加わり、つけ汁と絡むとまるで一品料理のような完成度。 そしてもう一つの主役、卵かけご飯。ふっくら炊き上げられた艶やかな銀しゃりに、見るからに濃厚な黄身をのせて。シンプルながら、素材力の高さが光る一杯。卓上の白だしや山椒オイルでのアレンジも楽しめるのが嬉しい。
2025/06訪問
1回
名古屋めしの代表格「台湾ラーメン」を食べに、JR名古屋駅のうまいもん通りにある味仙へ。新幹線の時間までサクッと寄れる立地の良さもあって、旅行客や出張族に人気のお店です。 看板メニューの台湾ラーメンは、ひと口すすればガツンと辛さが来て、でもそのあとにしっかり旨みが追いかけてくる絶妙なバランス。今回は“アメリカン”ではなく通常の辛さにしましたが、辛さ耐性に自信がない方は要注意かも。とはいえ、クセになる辛さでどんどん箸が進みます。 肉味噌とにらのパンチ力が強く、生卵トッピングで少しマイルドにすると、また違った表情も楽しめるのがポイント。スープは濃いめでコクがあり、飲み干したくなる美味しさ。麺の太さはやや細めでスープにしっかり絡みます。 駅ナカとは思えない本格感と、サクっと立ち寄れる気軽さ。名古屋に来るたびについ寄ってしまう、そんな一杯。
2025/06訪問
1回
地上80メートルから名古屋の街並みを一望できるホテルダイニングです。 店内は大きな窓が特徴で、時間帯によって異なる景色を楽しめます。 料理は、東海4県の食材を使用したモダンオリエンタル料理が提供されており、トルコやギリシャなど中近東のハーブやスパイスを取り入れた独創的なメニューが特徴です。 朝食からディナー、バータイムまで、さまざまなシーンで利用できます。 季節ごとにテーマが変わるアフタヌーンティーセットは人気があり、旬の食材を使ったスイーツやセイボリーを楽しめます。 ディナータイムには、名古屋の夜景を眺めながら、厳選されたワインやカクテルとともに食事を堪能できます。
2025/02訪問
1回
北海道産のそば粉を使用した香り高い十割蕎麦が自慢の蕎麦居酒屋です。 ランチタイムには、蕎麦とミニ丼のセットや、名古屋コーチンを使用した親子丼セットなど、多彩なメニューが提供されています。  ディナータイムには、定番のつまみや一品料理を楽しんだ後、蕎麦で締めるスタイル。また、そばつゆでいただくしゃぶしゃぶコースも人気があるようです。 店内はカウンター席やテーブル席があり、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しむことができます。 名古屋駅直結の便利な立地ですし、ランチやディナーにぜひ訪れたい一軒です。
2025/02訪問
1回
フランスのラルナージュ白土で作られた特注の炉窯を使用し、備長炭の直火で肉の表面を素早く焼き上げることで、旨味や肉汁を閉じ込めたステーキを提供している点です。外側はカリッと、中はしっとりと仕上がったステーキを楽しむことができます。  窯焼きステーキを中心としたコース料理が提供されており、極上の和牛や旬の厳選食材を贅沢に楽しむことができます。また、料理と調和する厳選されたワインも取り揃えており、特に品質の高いシャンパーニュやボルドーワイン、日本ワイン、カリフォルニアワインなどがラインナップされています。  店内は、炉窯を臨むカウンター席やゆったりとしたテーブル席、特別感を高める個室などが用意されており、プライベートやビジネスのシーンで、気を張らずに贅沢な時間を過ごすことができます。 
2025/02訪問
1回
名古屋駅構内で迷ったらここ。中央通りにある「驛釜きしめん」は、時間がないときも、ほっとひと息つきたいときも、つい立ち寄りたくなる存在。 今回は冷やし山かけきしめん+ミニ天むすを注文。モチモチの平打ち麺はしっかりとした食感で、甘辛の出汁との絡みも◎。とろろと温玉がそれぞれ濃厚で、絡めながら食べるとまろやかさが広がり、箸が止まりません。ネギやほうれん草、刻み海苔がアクセントになり、重くならないバランス感もさすが。小さなおにぎりは、お米の粒立ちがしっかりしていて、麺のお供にぴったりでした。 名古屋駅の中央コンコースや太閤通り口付近に店舗を構えており、座席も用意されているため、ゆっくりと食事を楽しみたい方におすすめです。 営業時間も長く、朝早くから夜遅くまで営業しているため、時間帯を問わず利用できます。 名古屋駅構内でのきしめん店は、各ホームやコンコースに点在しており、乗り換えの合間や出発前の短い時間でも名古屋の味を堪能できます。各店舗で微妙にメニューや味わいが異なるため、食べ比べてみるのも一興です。 名古屋駅にある「驛釜きしめん」は、名古屋名物きしめんを手軽に楽しめる老舗店。つるっと喉越しの良い平打ち麺と、鰹節が香る濃厚なだしが絶妙に絡み合う味わいが魅力です。トッピングには揚げたての天ぷらや季節の具材も選べ、シンプルながら奥深い一杯が楽しめます。旅の途中や名古屋グルメを手軽に味わいたいときに立ち寄りたいお店です。
2025/06訪問
3回
名古屋駅直結のエスカ地下街にある「きしめん亭」で、名古屋名物のきしめんをいただきました。 今回いただいたのはえびおろしきしめん。注文後に茹で上げられる平打ち麺は、もっちり感とつるみのバランスが絶妙で、ほんのり小麦の甘さが感じられる上品な味わい。冷やしタイプのつゆは、かつおと昆布の出汁がしっかり効いていて、やさしいのに奥行きがあります。 主役の天ぷらは、海老・ナス・ししとうなど彩り豊か。揚げたてで衣は軽く、どれも素材の味を引き立てる絶妙な揚げ加減。特に大葉がサクッと香ばしくて、全体を引き締めてくれます。大根おろしや刻みねぎとの相性も良く、最後まで飽きずに楽しめました。 創業90年を超える老舗のきしめん専門店です。 店名は小説家・獅子文六氏が命名したとされ、その名にふさわしい味わいを提供しています。  こだわりの一番だしを使用したつゆは、濃口の「赤つゆ」と薄口の関西風「白つゆ」の2種類があり、具材に合わせて使い分けています。 メニューも豊富で、カレーや味噌煮込み、ミートソースなど、多彩な味のきしめんを楽しめます。 きしめん以外にも手羽先唐揚げ、味噌おでん、味噌串カツなどの名古屋名物も提供しており、観光客にも地元の味を堪能できると評判です。 
2025/06訪問
3回
名古屋名物の味噌煮込みうどんを提供する老舗。厳選された小麦と真水のみで作られた自家製麺は、独特の歯ごたえが特徴で、地元の赤味噌とかつお出汁を合わせたスープと絶妙にマッチします。  メニューには、名古屋コーチンや黒豚を使用したもの、季節限定の具材を取り入れたものなど、多彩なバリエーションが揃っています。特に、名古屋コーチン入りの味噌煮込みうどんは、地元の風味を存分に楽しめる一品です。  また、漬物が提供され、味噌煮込みうどんとの相性も抜群です。 名古屋の「山本屋本店」は、地元名物の味噌煮込みうどんで知られる老舗。コシの強い手打ちうどんと濃厚な赤味噌ベースの出汁が特徴で、熱々の土鍋で提供される一品は、地元客から観光客まで幅広く愛されています。
2025/02訪問
2回
カンノンコーヒー 名駅前店へ。地下にありながら、扉を開けるとふっと空気が切り替わるような落ち着いた空間で、朝の喧騒から一段降りた“大人のモーニング”が楽しめます。 モーニングプレートを注文。焼き色のきれいなパンに、ジューシーなソーセージ、フレッシュなリーフサラダ。プレート全体の色合いが良く、まず見た目で気分が上がります。パンは外側が軽く香ばしく、中はふんわり。シンプルながら、コーヒーとの相性をよく考えられた仕上がりです。ソーセージは皮がパリッと、中は肉の旨みがしっかり。朝食には少し贅沢かなと思いつつも、この一本があることで満足感がぐっと高まります。 添えられたサラダや小鉢も丁寧で、決して“おまけ”になっていないのが好印象。全体的に重すぎず、でも物足りなくもない絶妙なバランス感覚は、さすがモーニング文化の街・名古屋だなと改めて感じました。 そして欠かせないのがブレンドコーヒー。ほどよいコクとすっきりした後味で、食事の邪魔をしない一杯。カップのデザインも遊び心があり、思わず写真を撮りたくなります。こういう細かな演出が、朝の時間を少し特別にしてくれる気がします。
2025/12訪問
1回
刈谷駅南口を出てすぐ、アクセス抜群の「コメダ珈琲店 刈谷駅アカリヤ店」へ。駅前で、ホッとひと息つける空間です。 看板メニューのひとつ、クリームコーヒーを注文。運ばれてきた瞬間、目を奪われるのは圧巻のソフトクリーム。グラスの背を越えるほど高くそびえ立ち、コメダ名物のボリューム感が全開です。 ベースのアイスコーヒーはしっかりとした苦味とコクがありながらも、すっきりとした後味。そこにミルキーでなめらかなソフトクリームが溶け合うことで、ほどよい甘さと苦味のバランスが絶妙なデザートドリンクに昇華します。最初は別々に味わい、途中から混ぜながら、最後は甘めのコーヒーシェイクのように楽しめるのも魅力。 店内は木の温もりを感じる内装で、ひとりでもグループでも過ごしやすい雰囲気。電源席もあり、ちょっとした作業にも最適。モーニングやシロノワールも人気ですが、暑い時期はこのクリームコーヒーが定番の癒しになりそうです。
2025/06訪問
1回
つけ麺やラーメンだけでなく、「汁なし担々麺」も人気のメニューとして知られています。この一品は、温かい「温 汁なし担々麺」と冷たい「冷 汁なし担々麺」の2種類があり、季節や気分に合わせて選ぶことができます。 「温 汁なし担々麺」は、濃厚でとろみのあるタレが特徴で、マイルドな辛さと爽やかな香りが絶妙に調和しています。麺はモチモチとした太麺で、タレとの絡みが良く、食べ応えがあります。 一方、「冷 汁なし担々麺」は、暑い季節にぴったりの一品です。冷たい麺に特製のタレが絡み、さっぱりとした味わいが楽しめます。以前は平打ち麺が使用されていましたが、現在はつけ麺と同じ太麺に変更され、より食感が楽しめるようになっています。 ライスを追加注文して、残ったタレに混ぜて食べるのもおすすめです。タレの旨味がご飯に染み込み、最後まで美味しくいただけます。
2025/02訪問
1回
名古屋めしの代表格・手羽先を求めて訪問。アクセスの良さもあり、観光客も地元の人も入り混じる賑やかな空気感が心地いい。 今回いただいたのは、もちろん「元祖手羽先唐揚」。運ばれてきた瞬間、香ばしい香りと照りのあるビジュアルに食欲がそそられる。カリッと揚げられた皮の食感が絶妙で、中からはジューシーな旨みがじわっと広がる。甘辛いタレと胡椒のスパイシーさがクセになる味わいだ。白ごまが軽やかなアクセントになっているのもポイント。 サイズ感も食べやすく、ひと口ごとに手が止まらなくなる。ビールとの相性は言わずもがなだが、ご飯のおかずにもぴったり。名古屋の手羽先文化を代表する味といっても過言ではない。 店内はカジュアルな雰囲気で、ふらっと立ち寄ってさくっと食べられる気軽さも魅力。 1963年創業の老舗「風来坊」の一店舗で、元祖手羽先唐揚げの味を堪能できる名店です。  看板メニューの「手羽先唐揚げ」は、秘伝の甘辛タレとスパイシーな胡椒が絶妙に絡み合い、カリッと揚げられた食感が特徴です。 一人前5本から注文可能で、お酒との相性も抜群です。 他にも、手羽先の中骨を抜き、餃子の餡を詰めて揚げた「手羽ギョーザ」や、名古屋名物の「味噌串かつ」など、多彩なメニューが揃っています。ランチタイムには、手羽先や牛すじどて煮がセットになった定食も提供され、観光客やビジネスマンに好評のようです。
2025/04訪問
2回
名古屋・新栄の隠れ家「乙味 あさ井」さんで、甲(このえ)コースを堪能しました。 カウンターの凛とした空気感に迎えられ、まずは涼やかな先付からスタート。旬の夏野菜を用いた前菜は、一品一品に清涼感があり、食欲をやさしく引き立ててくれます。 お造りでは、北海道花咲蟹や鹿児島の本枯節を使ったひと皿もあり、香りと旨味の豊かさに驚きました。特に印象的だったのが北海道浜中キタムラサキウニ。殻付きで供され、濃厚な甘みと磯の香りが口いっぱいに広がり、添えられたすだちを軽く絞ると一層引き締まった味わいに。器使いも含め、五感で楽しめる逸品でした。 焼物や揚物も季節感を大切にしており、伝助穴子はふっくらと柔らかく、香ばしい香りが広がります。続いての三河葵牛の一色焼きは、赤身と脂のバランスが絶妙で、重さを感じさせず上品に仕上げられていました。地元・愛知の鮎や万願寺唐辛子など、産地や旬を丁寧に織り交ぜた流れが心地よく、料理人のこだわりが伝わってきます。 お食事の締めには福井県丸岡の花米を使ったご飯ものが登場。ふんわりとした甘みのあるお米に、季節の香りが加わり、最後まで満ち足りた気分にさせてくれました。デザートのアイスクリームも、すっきりとした味わいで余韻を残します。 一品ごとに産地が明示され、食材の背景を楽しめるのもこちらのお店の魅力。料理に寄り添う器や、木の温もりを感じるカウンターからは、店主の美意識が感じられます。格式ばりすぎず、それでいて凛とした雰囲気を保っている点も心地よく、大切な方との時間にふさわしい場所だと思いました。 名古屋で「食材の力を生かした和食」をじっくり堪能したい方におすすめのお店です。