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烏丸駅から少し歩いた静かな路地に佇む、和ごころ泉。夜のおまかせコースで訪問しました。 一歩足を踏み入れると、町家の風情とモダンな設えが見事に調和した空間。落ち着いた照明と、程よい距離感の接客が心地よく、京都らしい品の良さを感じます。 料理は、季節の走りと旬の盛りを巧みに織り交ぜた構成。最初に供されたのは、丁寧に引かれたお出汁の椀物。口に含んだ瞬間、静かに広がる旨みが印象的で、これからの展開に胸が高鳴ります。 お造りは、近海ものを中心に。特に脂ののった鰹は、藁焼きの香ばしさが絶妙。焼き物では賀茂茄子と白身魚を合わせた一皿が印象に残りました。香り、温度、味の重なりが丁寧に設計されており、素材の良さをしっかり引き出していました。 締めのご飯は土鍋で炊いた鯛めし。ふっくらと炊き上げられた米に、鯛の旨みがしみ渡り、まさにコースのクライマックス。デザートも上品で、最後の一口まで余韻を楽しめました。 観光地の喧騒とは無縁の、静かな夜。地元の食通に愛される理由がよくわかります。京都で心を整えるような和のひとときを過ごせます。
2025/06訪問
1回
花街の路地に静かに佇む祇園にしむらは、華やかさよりも「端正」という言葉がよく似合う、正統派の割烹です。暖簾をくぐった瞬間から、自然と背筋が伸びるような空気感があり、京都らしい時間が流れ始めます。 この日は名物の胡麻豆腐を含むおまかせで、約9〜10品。まず印象的なのは、胡麻豆腐のなめらかさ。口に含んだ瞬間は驚くほど軽やかで、噛まずともすっとほどけていき、後から胡麻のコクだけが静かに残ります。「名物」と呼ばれる理由に素直に納得。余計な主張がなく、最初の一皿としてこれ以上ない導入です。 八寸は季節感と技の見せ場。品数は多いものの、どれも味の方向性が整理されていて、少しずつでも満足感が高い構成。器選びや盛り付けにも控えめな遊び心があり、写真を撮りたくなる気持ちをぐっと抑えつつ眺めてしまいます。焼物や炊き合わせは出汁の輪郭がはっきりしていて、京都料理の「引き算の美学」を実感。 締めの鯖寿司も印象深く、脂の乗りと酢の締め具合のバランスが絶妙。強すぎず、弱すぎず、最後まで品よくまとめてくれます。全体を通して、派手さはないものの、一皿ごとの完成度が非常に高く、会話の間に自然と間が生まれるのも心地いい。
2025/12訪問
1回
祇園の夜に、静かにグラスを傾けたいと思ったらここに。花見小路の喧騒を少し離れた先にある祇園サンボアは、扉を開けた瞬間に空気が変わる、大人のためのオーセンティックバー。照明を落とした店内と、奥に配された小さな中庭が、自然と背筋を正してくれます。 この日はウイスキー中心に。グレンロセスの長期熟成や、ハイランドパークのカスクストレングスなど、年代・個性ともに魅力的なボトルを淡々とサーブしてくれるのが心地いい。アルコール度数の高さや樽の違いも、必要なことだけを端的に教えてくれるので、知識がなくても安心して楽しめます。 一口含むと、香りの立ち方、余韻の伸び、グラスの温度まで計算されているのがよく分かり、思わず会話が途切れる瞬間も。BGMも控えめで、時計を気にせずグラスと向き合える時間が流れます。
2025/12訪問
1回
創業1854年の老舗茶商が運営する和カフェです。 店内は落ち着いた雰囲気で、抹茶やほうじ茶を使用したスイーツや軽食を楽しめます。  名物の「生茶ゼリイ」は、抹茶やほうじ茶の風味が豊かで、ぷるんとした食感が特徴です。また、抹茶を練り込んだ茶そばや抹茶うどんなどの軽食メニューも人気です。   京都駅直結のため、観光やショッピングの合間に立ち寄りやすい立地です。 
2025/03訪問
1回
ホテルTHE THOUSAND KYOTOの2階にある日本料理店です。 周囲を庭園に囲まれ、深山幽谷を思わせる眺めが魅力的な空間で、四季折々の美しい景色を楽しみながら食事ができます。   店内には、料理人との会話や炭火の香りと熱気が魅力のカウンター席をはじめ、お座敷、完全個室、半個室など多彩な席が用意されています。これにより、接待や家族連れなど、さまざまなシーンで利用しやすい環境が整っています。  料理は、常に引き立ての出汁を使用し、厳選された食材を活かした繊細な日本料理が提供されています。 落ち着いた雰囲気の中で本格的な日本料理を楽しめるお店として、京都駅周辺での食事におすすめの一軒です。
2025/03訪問
1回
1788年創業の老舗水炊き専門店です。坂本龍馬も足を運んだと伝えられる歴史ある建物は、国の登録有形文化財に指定されており、江戸時代の風情を色濃く残しています。店内からは鴨川を望むことができ、特に夏季には納涼床での食事が風情を感じさせます。 3日間かけて煮込まれた濃厚な白濁スープの水炊きを堪能。臭みのないスープは、鶏の旨味が凝縮されており、まずは塩を加えて味わうと、その深いコクに感動します。新鮮な鶏肉や季節の野菜を順に鍋に入れ、素材の持ち味を最大限に引き出した味わいが楽しめます。鶏皮焼きは香ばしく、鶏の旨味が凝縮された逸品でした。締めには、スープの旨味を吸収した雑炊が提供され、最後まで満足感が続きます。
2025/02訪問
1回
京都の伝統と季節感を存分に味わえる贅沢なひとときでした。朝食は、ビュッフェとテーブルサービスを組み合わせたスタイルで提供され、和食セットは個数限定とのこと。 ビュッフェ台には、新鮮な野菜やフルーツ、パン、ホットミールなどが並び、どれも魅力的でしたが、和食セットのボリュームを考慮して控えめに。 和食セットは大きなトレイに二段のお重が配置され、見た目にも華やかです。焼き魚は小ぶりながら脂がのっていて、ご飯が進みます。お重の中も美しく盛り付けられ、京都らしい上品な味付けが印象的でした。
2025/02訪問
2回
八坂神社の向かいに佇むこの料亭は、外観から京都らしい風情が漂い、期待感を高めてくれます。店内に足を踏み入れると、和の趣を大切にした落ち着いた空間が広がり、心地よい時間を過ごすことができました。 同店が誇るオリジナルブレンド米「翁霞」を中心に、お米の魅力を存分に堪能できるコースは、まず、オリジナルライスワイン「絆」で食前の一杯を楽しみ、続いて八穀米のお粥が登場。優しい味わいで、これから始まる食の旅への期待が高まります。   前菜にあたる「米菜」は、京野菜にお米を使ったソースが添えられ、素材の持ち味を引き立てる繊細な一品でした。続く「鮨」は、「鮨米」で握られた手まり寿司で、一口サイズながらも旨味が凝縮されていました。「米八寸」では、季節の彩りをお米に添えた美しい盛り付けが印象的で、目でも楽しませてくれます。   そして、メインディッシュの「米主菜」は、土鍋炊飯釜「Bamboo!!」で炊き上げられた「翁霞」の銀シャリご飯。一粒一粒が立ち、口の中でほろりとほどける食感は、まさに至福のひとときでした。このご飯に合わせる「儀兵衛の玉手箱〜特選三段重〜」には、塩海苔や香の物などが揃い、ご飯の美味しさをさらに引き立ててくれます。  締めには、出来立てのおこげとだし茶漬けで楽しむ「おこげ二種」が提供され、香ばしさと出汁の旨味が絶妙にマッチしていました。デザートの「甘み米」は、米を使った甘味とお抹茶で、最後までお米の魅力を堪能できる構成となっていました。   全体を通して、お米の可能性と奥深さを再認識させられる素晴らしいディナーでした。
2025/02訪問
2回
昭和9年(1934年)創業で、外観は西洋風の趣ある佇まい。重厚な扉を開くと、まるで昭和初期にタイムスリップしたような空間が広がります。 白い漆喰壁にステンドグラスの窓が映え、赤いビロード張りの椅子が並ぶ店内。壁には「モナ・リザ」をはじめとした名画の複製がさりげなく掛けられ、クラシック音楽が静かに流れています。 その空間は美術館のラウンジのような優雅さと居心地の良さで、2003年に喫茶店として初めて国の登録有形文化財に指定されたという歴史的背景もうなずけました。 豪華客船のサロンをイメージして作られたという店内で過ごす時間は、日常を忘れさせてくれます。 ブレンドコーヒーは酸味がしっかり感じられるすっきりとした味わいで、芳醇な香りと程よいコクも楽しめます。クラシカルな雰囲気の中、ゆっくり味わう一杯は格別でした。 戦前から多くの文化人や芸術家が集ったという歴史を感じながら、京都ならではの優雅な喫茶時間を堪能できました。
2025/02訪問
2回
1624年創業の老舗うなぎ料理専門店です。その歴史は約400年にわたり、豊臣秀吉がこの地でわらじを脱いで休憩したことが店名の由来とされています。 店の外観は歴史を感じさせる佇まいで、暖簾をくぐると打ち水が施された石畳と坪庭が迎えてくれます。    わらじやの名物料理は「うぞふすい」で、これは国産うなぎの白焼き、九条ネギ、餅、ごぼう、人参、椎茸などの具材を、特製の出汁で炊き込んだ雑炊です。この料理は、まず「うなべ」と呼ばれる吸い物風の鍋で提供され、その後、ご飯や餅、野菜、卵、白焼きのうなぎを加えて雑炊として仕上げられます。香ばしいうなぎの旨味と濃い目の出汁が効いたスープは、あっさりとした優しい味わいが特徴です。   店内は、テーブル席や個室、座敷など多彩な席が用意されており、落ち着いた空間で食事を楽しむことができます。
2025/03訪問
2回
創業300年以上の歴史を持つこのお店は、鴨川沿いに位置し、木造三階建ての数寄屋造りが風情を醸し出しています。店内に入ると、季節感あふれる雛段飾りが迎えてくれ、華やかな雰囲気に心が躍りました。  先付けから始まり、旬の食材をふんだんに使ったお料理が次々と運ばれてきます。特に印象的だったのは、彩り豊かな八寸で、繊細な盛り付けが目にも楽しく、春の訪れを感じさせる一品でした。 お部屋は鴨川に面しており、大きな窓からは東山の美しい景色を一望できます。川のせせらぎをBGMに、ゆったりとした時間が流れ、非日常の贅沢なひとときを過ごすことができました。お座敷は椅子席と座布団席が選べ、足元を気にせず快適に過ごせるのも嬉しいポイントです。 
2025/02訪問
2回
築90年の京町家を改装した趣ある空間で、無農薬の京野菜をふんだんに使用した「京風創作中華」を提供しています。 オーナーシェフの魏禧之氏は、生まれ故郷の横浜中華街をはじめ、全国の有名中華店で修行を積み、中国特級調理士の資格を持つ実力派です。  料理は「医食同源」の思想を取り入れ、身体に優しく美味しいメニューが揃っています。名物のフカヒレの姿煮込みや、鮑の春巻、大海老の特製チリソースなど、贅沢な食材を使用したコース料理が人気です。  店内は全60席で、個室が9室用意されており、川沿いの個室からは高瀬川を望むことができます。 落ち着いた和の雰囲気の中で、特別な時間を過ごすことができるでしょう。 
2025/02訪問
2回
自然豊かな環境の中で本格的な懐石料理を楽しめる隠れ家的な料亭です。四季折々の食材を用いた繊細な料理が提供されています。 店内は、和の趣を大切にした落ち着いた空間が広がり、窓からは美しい庭園を眺めることができます。個室も用意されており、プライベートな時間を過ごすのにも最適です。 メニューは、季節の食材をふんだんに使用した懐石コースが中心となっており、一品一品が丁寧に作られています。特に、旬の魚を使ったお造りや、彩り豊かな八寸、風味豊かな炊き合わせなど、どの料理も見た目と味の両方で楽しませてくれます。また、食後のデザートも季節感を大切にしたもので、最後まで満足のいく内容となっています。 京都らしい風情を感じながら、上質な懐石料理を楽しみたい方におすすめの一軒です。
2025/03訪問
1回
鴨川から少し入った高瀬川沿い、静かな小径に佇む「りょうりや 御旅屋」。風情ある町家をそのまま活かした造りで、入り口からしてどこか特別な気配。店内は小ぢんまりとしていますが、丁寧に整えられていて、まさに大人のための隠れ家といった雰囲気。カウンターの目の前では、板前さんの所作も眺められ、食の緊張感と安心感が心地よく同居しています。 料理は季節の京野菜や鮮魚を用いた会席スタイル。品数は多すぎず、少なすぎず、1品1品の質と緩急で満足度が高い。焼き物や揚げ物だけでなく、炭で炊くごはんの香ばしさと優しさには思わず唸る。富山出身のご主人ということで、白海老やブリ、ホタルイカといった北陸の素材がさりげなく登場するのも個性のひとつ。盛り付けは派手すぎず、どこか控えめなのに記憶に残る。味も器も空間も「ほどよい」美しさがある。 高瀬川の水音を聞きながらゆっくりといただく時間は、京都の中でもなかなか得がたい。ただ食事をするというよりも、季節の移ろいを一緒に味わっているような気分になる。
2025/03訪問
1回
祇園の南側、花街の情緒が色濃く残る一角に、ひっそりと佇む。古い町家を改装した店構えは、外から見ると控えめだが、一歩中へ入ると空気が変わる。モダンと和の融合とでも言うべき、洗練された空間が広がり、非日常への期待を自然と高めてくれる。 こちらはイタリアンをベースにしながら、和の技法や京野菜など地の素材を織り交ぜたコース料理が楽しめるお店。料理は一皿ごとに個性があり、前菜からパスタ、メイン、デザートまで、食材の組み合わせや火入れの加減が見事。派手さよりも、奥行きのある美味しさがじわりと響いてくるような印象。例えば、魚介の火入れはふっくらと柔らかく、香りの立たせ方が絶妙。パスタは手打ちならではの食感で、季節の食材とのバランスもとれている。 観光地の中心にありながら、喧騒とは無縁の静けさと品の良さを持った一軒。記憶に残る食体験を求める方には、自信を持って選びたい。
2025/03訪問
1回
京都の焼肉好きでこの店を知らない人は少ないかもしれない。地元で長年愛され続けてきた老舗であり、弘グループの原点でもある一軒。昔ながらの町焼肉の雰囲気に、弘らしい質の高さがしっかりと感じられる。 まず感じるのは、お肉の品質とコストパフォーマンスの良さ。メニューは多彩だが、迷ったら「本日のおすすめ盛り合わせ」を頼むのが間違いない。その日仕入れた上質な部位が少しずつ楽しめるので、最初の一皿としてちょうどいい。口に入れた瞬間にとろけるような脂の甘みが広がる。 タレは控えめな味付けで、肉の旨みを邪魔せず、塩やレモンでシンプルに楽しむスタイルも良い。ユッケやキムチ盛り合わせ、ナムルなどのサイドメニューもきっちり美味しく、箸休めにもなる。ご飯との相性も抜群なので、しっかり食べたい派にも満足度が高いはず。 本店の空気と味には独特の説得力がある。しっかり焼肉を食べたい夜、京都で地に足のついた美味しさを求めるなら、この店を思い出したい。
2025/03訪問
1回
The Tabelog Award 2025 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ WEST 百名店 2025 選出店
丸太町(京都市営)、神宮丸太町、烏丸御池/フレンチ
1回
ランチコースは、まずカップに入った鮮やかな緑色のスープと小さな揚げ物のアミューズからスタート。優しい風味のスープにカリッとした揚げ物が添えられ、最初から期待が高まりました。続いて、生ハムが添えられたサラダは、新鮮な野菜に生ハムの程よい塩気がアクセントになり、シンプルながらもしっかり美味しい一皿でした。 パスタは魚と季節野菜のオイルベースのスパゲッティ。オリーブオイルの香りが食欲をそそり、旬の野菜の食感と魚の旨味が調和した、軽やかながら満足感のある内容でした。メインの鶏のカツレツ(粉チーズがふりかけられ、レモン添え)は、外はサクサク、中はジューシー。レモンを絞ると爽やかな香りと酸味が加わり、後味もさっぱりでした。上にかかったチーズがコクをプラスし、最後まで飽きずに美味しくいただけました。 京都駅直結という便利さでありながら、慌ただしさを忘れてゆっくりと食事が楽しめる貴重なお店です。今回も美味しいお料理と心地よい時間をありがとうございました。また京都に来た際には再訪したいと思います。 京都駅すぐ、THE THOUSAND KYOTOの2階にある「SCALAE」。ホテルのレストランらしい洗練された空間で、早朝から特別感のある時間が味わえる場所。広々としたダイニングは、自然光がたっぷり入り、朝の空気をより清々しく感じさせてくれる。 今回はアメリカンブレックファストをオーダー。まず運ばれてきたのは、フレッシュジュースとサラダ、そしてパンの盛り合わせ。ゆったりとした席間で、周囲を気にせず自分のペースで朝のひとときを楽しめるのも魅力。 立地の良さも含めて、観光やビジネス前のエネルギーチャージにぴったりの朝食体験。京都で丁寧なモーニングを味わいたい人には、選択肢の一つとしておすすめしたい場所。自然体でいられる雰囲気が心地よく、朝から気持ちよくスタートできた。
2025/04訪問
2回
祇園の静かな路地にひっそりと暖簾を掲げる「祇園 にしかわ」。格式ある佇まいながら、肩肘張らずに季節の移ろいを楽しめる、京都らしい美意識に満ちた日本料理店です。暖簾をくぐると、すっと背筋が伸びるような凛とした空気感に包まれ、店内へと誘われる。 カウンター越しには料理人の所作が美しく映え、目の前で丁寧に仕上げられていくひと皿ひと皿に自然と心が奪われます。見た目に繊細でありながら、味わいはどこか温かく、華美すぎず、品がある。そのどれもが季節の香りを纏っていて、「今しか出会えない味」が詰まっているように感じました。 中でも印象的だったのは、温かい椀物。淡い出汁に浮かぶ具材の柔らかさと香りの立ち上がりが絶妙で、ひと口いただいた瞬間に、体だけでなく心までじんわりほどけていくような心地よさがありました。ほかのお料理も、火入れや切り方、味の含ませ方まで含めて、ひとつひとつに丁寧な手仕事が宿っているのが伝わってきます。 サービスは控えめで上品。会話の距離感も絶妙で、訪れたゲストが心地よく食事に集中できるよう、細やかな配慮が行き届いています。お茶の注ぎ方ひとつとっても、静かで洗練された気遣いが感じられ、空間そのものが食事の一部となって記憶に残る体験でした。