「ラーメン」で検索しました。
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2024/01訪問
1回
1回
2025/11訪問
1回
人形町の参拝帰りといえば、やっぱり「中華そば はし本」さん。季節を問わず、気づけば足が向いてしまう一軒です。 この日も特製塩中華そばを中太麺で。別皿に添えられたトッピングの盛りつけからして、もう丁寧そのもの。半熟玉子の艶、メンマの香り、チャーシューの色合いに思わず顔がほころびます。 スープは、淡麗ながらもしっかりとした鶏のうま味にネギの甘みが溶け込み、飲むほどに滋味深い。透明感がありつつ、奥に感じるコクはまさに“職人の塩”。麺はほどよくちぢれた中太で、スープをしっかりと絡めつつも重くならない絶妙なバランス。レンゲが止まらず、気づけば完飲していました。 特製トッピングのチャーシューは2種。肉厚で噛みしめるたびに旨みが広がるロースと、やわらかく脂がとけるバラ。どちらも主張しすぎず、塩スープとの一体感を楽しめます。 お店はカウンター中心の静かな雰囲気で、丁寧な接客にもほっと一息。参拝後の心身を整えてくれるような、そんな優しさのある一杯です。 人形町でお参りのあとに立ち寄った「中華そば はし本」さん。ラーメンを食べに行く頻度はそこまで多くないのですが、こちらは最近立て続けの訪問になっています。気づけばまた足を運びたくなる、不思議な吸引力のあるお店です。 この日も「特製塩中華そば」を麺変更で中太麺に。黄金色のスープにたっぷり浮かぶ刻みネギの香りが食欲をそそり、レンゲを入れると透き通るような旨みがじんわり広がります。あっさりしつつも奥行きがあり、飲み進めるほどに体に染み渡るような優しい味わい。中太麺に変えたことで、よりスープとの絡みがしっかりしていて、食感も楽しめました。 別皿で添えられた具材は、半熟具合が絶妙な味玉、存在感のあるチャーシュー、青菜やメンマ、海苔と盛りだくさん。自分のタイミングでスープに加えられるのも嬉しい工夫です。特にチャーシューは厚みがありつつ柔らかく、脂身の甘みがスープに溶け出すことで、味の変化も堪能できました。 何度か訪れるうちに、あまりラーメンを食べない私でも「また行きたい」と思わせる一杯。 某神社参拝ついでに、日本橋人形町の一角にある「中華そば はし本」さんで、塩ラーメンをいただきました。こちらのお店はシンプルながらも完成度の高い一杯を提供することで知られており、訪問前から期待が膨らみます。今回は中太麺でお願いしました。 運ばれてきた丼は、透き通った黄金色のスープに刻みネギがたっぷりと浮かび、その上にチャーシューが美しく並ぶ端正な佇まい。レンゲを口に運ぶと、まず塩ダレのやわらかな旨みが広がり、出汁の風味と調和して実に上品。強すぎない塩味が素材の良さを引き立て、最後まで飲み干したくなる澄んだ味わいです。 麺は中太のちぢれタイプで、スープを程よく持ち上げてくれる存在感。加水率が高めでつるりとした喉越しがあり、噛むごとにもちっとした弾力も楽しめます。あっさり系の塩スープにこの力強い麺が合わさることで、食べ応えと軽快さのバランスが絶妙。具材のチャーシューはやや厚めで、肉の旨みがしっかり感じられる仕上がり。脂身もほどよく、スープに馴染ませながらいただくと味に奥行きが出ます。 刻みネギも存在感あり。丼一面に散りばめられていて、噛むとシャキッとした食感と爽やかな香りが広がり、スープの旨みをさらに引き立ててくれます。ラーメン全体をさっぱりとまとめあげる役割を果たし、最後の一口まで飽きさせません。 シンプルながら心に残る「町中華の進化系」といった印象で、ラーメン好きはもちろん、普段はこってり系を好む方にもぜひ試していただきたい一杯です。塩ラーメンの奥深さを堪能できる佳店としておすすめです。
2025/09訪問
4回
東京駅で立ち寄った「そば処 為治郎」さん。駅ナカらしい気軽さがありながら、きちんと“和”のぬくもりが感じられるお店です。 今回いただいたのは「鶏そば」。 まず印象的なのは、白に近い淡いクリーム色のスープ。蕎麦屋の丼ぶりに鶏白湯という組み合わせがまた面白く、東京駅らしい“和×カジュアル”の融合が楽しめます。レンゲを入れると、ふわりと鶏のやさしい香りが立ち上がり、一口目から旨味がじんわり。濃厚すぎず、重たさゼロのまろやか仕立てで、移動前後でもすっと身体に染みこんでいく味わいです。 麺は蕎麦ではなく、つるりとした細麺。白湯のまったりとしたコクを程よくまとい、するすると進む軽やかさが嬉しいところ。チャーシューは驚くほど柔らかく、脂の甘みが控えめなのも好印象です。味玉は黄身がとろり半熟で、白湯スープとの相性がとても良く、この一品の“完成度”を底上げしている存在でした。 個人的に気に入ったのは、東京駅構内とは思えない落ち着いた雰囲気。カウンター中心ですが、手早く食べたいときでも雑然とした感じがなく、ひと息つけるちょうど良い空間です。 「そば処」と名のつくお店で白湯ラーメンをいただくという小さな意外性もあり、ちょっとした気分転換にもなる一杯でした。
2025/11訪問
1回
地鶏塩つけ麺に、海苔と味付玉子をトッピングしていただきました。 透き通った琥珀色のつけ汁。地鶏の旨味を丁寧に引き出した清湯で、表面に浮かぶ香味油がふわっと香ります。一口含むと、塩の輪郭はくっきりしつつも角がなく、後味は驚くほど軽やか。旨味が舌の奥に静かに残る“余韻型”のスープです。刻み玉ねぎのシャキッとした食感と甘みが良いアクセントになり、食べ進めるほどに表情が変わっていきます。 麺はしなやかで喉越しの良い細麺。つけ汁にさっと潜らせるだけで、小麦の香りとスープの旨味が一体となり、派手さはないのに完成度が高い。啜るたびに「計算されているな」と感じさせるバランス感です。 別皿で供されるチャーシューと味玉も抜かりなし。チャーシューは肉の旨味を素直に楽しめる仕上がりで、味玉は黄身のコクがしっかり。途中で麺と一緒に頬張ると、満足感が一段上がります。海苔の磯香も、淡麗なつけ汁と好相性。 派手なインパクトよりも、丁寧な仕事でじわじわと惹きつけるタイプの一杯。
2025/12訪問
1回
日本橋高島屋の地下で見つけた、鶏料理に特化した上質な一軒「鶏匠 はしぐち」。今回は鶏そば(塩)に鴨ワンタントッピング、ミックス唐揚げ、焼鳥盛り合わせをいただきました。 まずは「鶏そば(塩)」。美しく澄んだスープは、鶏の旨みがじんわり広がる上品な味わい。まろやかで角のない塩加減が心地よく、最後の一滴まで飲み干したくなるおいしさ。鶏チャーシューは低温調理された胸肉と、しっとりとしたもも肉の2種類。そこに鴨ワンタンも加わり、鶏づくしの贅沢な一杯に仕上がっていました。薬味の柚子が添えられているのも好印象で、途中で加えると一気に味の印象が変わり、爽やかな余韻が広がります。 サイドに頼んだ「ミックス唐揚げ」は、ジューシーで衣サクサク。胸肉ともも肉の2種盛りで、部位の違いを楽しめるのも魅力的。レモンを絞ってさっぱりいただくもよし、そのまま肉の旨みをダイレクトに味わうもよし、満足度の高い一皿でした。 そして「焼鳥」は5本盛り。ねぎま、梅しそささみ、砂肝、うずらなど、部位ごとに丁寧な火入れがなされ、素材の良さが際立ちます。特に梅しそささみは、香りと旨みのバランスが絶妙で、口の中にふわっと広がる鶏の旨味と大葉の清涼感がクセになりそう。 場所柄、買い物の合間や仕事帰りの一杯にもぴったり。カウンター中心の店内は明るく清潔で、女性一人でも入りやすい雰囲気です。
2025/07訪問
1回
食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2025 選出店
代々木上原、代々木八幡、代々木公園/ラーメン、つけ麺
言わずと知れた、ミシュラン星を獲得したことでも知られるラーメンの名店。以前巣鴨にあった店舗から移転し、現在はフロンティア代々木上原の地下に構えるスタイリッシュな空間で、再び注目を集めています。 この日は看板メニューの「醤油soba」をオーダー。着丼と同時に、ふわっと立ち上るトリュフの香りが印象的。スープは名古屋コーチンなど数種の鶏をベースに、魚介の旨味を重ねた奥深い構成。醤油の輪郭がキリリと立っていながらも、どこか上品な丸みも感じさせる絶妙なバランス。 トッピングのチャーシューは、ローストビーフ風の低温調理と、しっとり柔らかい豚チャーシューの2種が添えられ、それぞれの食感と旨味を楽しめます。中央の青ネギのシャキシャキ感も心地よく、全体の味を引き締めてくれる名脇役。 麺は中細ストレート。スープとの絡みがよく、するすると喉越しも滑らか。噛むたびに小麦の香りがほのかに広がります。 席数は多くないため、訪問時は少し早めに到着するのがおすすめ。代々木上原の落ち着いた街並みに溶け込む上質な一杯、ラーメン好きなら一度は体験しておきたいお店です。
2025/07訪問
1回
名古屋駅から徒歩圏内、シンプルながらも洗練された和空間でいただく「おダシと銀しゃり 中華そば二兎」。この日は名物の“つけそば”と、セットで人気の“卵かけご飯(TKG)”を。 まず目を奪われるのは、器の美しさとビジュアルの整った盛り付け。麺は艶やかな中太で、北海道産小麦の風味が豊か。特筆すべきはつけ汁。和ダシの奥行きと、鶏・魚介・醤油が織りなす旨みの層が深い。刻み玉ねぎと青ねぎがアクセントになり、重たさを感じさせない設計。 トッピングのチャーシューは低温調理で仕上げた鶏と豚の二種。しっとりとした食感が美味で、それぞれの個性が際立つ。特に豚は香ばしさが加わり、つけ汁と絡むとまるで一品料理のような完成度。 そしてもう一つの主役、卵かけご飯。ふっくら炊き上げられた艶やかな銀しゃりに、見るからに濃厚な黄身をのせて。シンプルながら、素材力の高さが光る一杯。卓上の白だしや山椒オイルでのアレンジも楽しめるのが嬉しい。
2025/06訪問
1回
名古屋めしの代表格「台湾ラーメン」を食べに、JR名古屋駅のうまいもん通りにある味仙へ。新幹線の時間までサクッと寄れる立地の良さもあって、旅行客や出張族に人気のお店です。 看板メニューの台湾ラーメンは、ひと口すすればガツンと辛さが来て、でもそのあとにしっかり旨みが追いかけてくる絶妙なバランス。今回は“アメリカン”ではなく通常の辛さにしましたが、辛さ耐性に自信がない方は要注意かも。とはいえ、クセになる辛さでどんどん箸が進みます。 肉味噌とにらのパンチ力が強く、生卵トッピングで少しマイルドにすると、また違った表情も楽しめるのがポイント。スープは濃いめでコクがあり、飲み干したくなる美味しさ。麺の太さはやや細めでスープにしっかり絡みます。 駅ナカとは思えない本格感と、サクっと立ち寄れる気軽さ。名古屋に来るたびについ寄ってしまう、そんな一杯。
2025/06訪問
1回
【一蘭 本社総本店】 福岡・中洲の本社総本店。観光客から地元民まで吸い寄せられる一蘭の総本山。 全国に数多く店舗があり、どの店舗でもブレが少ないのが一蘭の魅力ですが、中でも「ここが一番美味しい」と感じる方も多いのでは。 天然とんこつ100%のスープは、臭みゼロで濃厚さは健在。まろやかなとんこつのコクに、あの「秘伝のたれ」がじんわり効いてきて、スープを一口飲んだだけで身体が反応。まろやかなのに後味は軽やか。 麺はほどよい細さで、ツルッと喉越し良し。最後まで一滴も残したくない誘惑にかられる味。何より、麺の茹で加減・辛さ・秘伝のたれの効かせ方など、細かなカスタマイズが可能で、好みの一杯に仕上げられるのが一蘭の醍醐味。 店内は有名な味集中カウンター式。周囲が気にならず、自分のラーメンとだけ向き合える設計。総本店ならではの趣や、地下の製麺所を覗けるスポットなど、ちょっとした聖地感も味わえます。
2025/05訪問
1回
【クセになる濃厚担々スープ。手打ち麺の存在感も抜群!】 日暮里駅からすぐ、アジアの屋台風の雰囲気をまとった「馬賊」。入り口から漂う香りにすでに食欲が刺激されます。こちらの名物「担々麺」は、見た目からインパクト大。黒ごまの風味が濃く漂う真っ黒なスープに、手打ちの極太ちぢれ麺がたっぷり浸かっています。 スープはごまの濃度と辛さのバランスが絶妙で、飲み干したくなるほどコク深い味わい。特に香ばしさがしっかり立っていて、ピリッとくる辛みの中に奥行きを感じさせてくれます。スープの表面に浮かぶ黒い香味油の層がさらに香りを引き立て、一口ごとに舌を惹きつけます。 手打ちの麺が最高。厨房では職人さんが打つ姿も見られ、まさに手作りの説得力。モチモチというよりは、やや弾力強めのワシワシ系で、スープとの相性がよく、一気に食べ進めてしまう中毒性があります。 上に乗った肉味噌とシャキシャキの青菜、そして粗めに切られたネギが良いアクセントになっており、最後まで飽きずに楽しめる構成。特に肉味噌がスープと溶け合う中盤から、さらに旨味が増していくのが印象的でした。 地元の方々はもちろん、観光客や外国人の姿もちらほら。回転もよく、店員さんの手際も良いのでストレスなく過ごせます。
2025/05訪問
1回
長野駅から歩いてすぐ。地元の方から観光客まで多くの人で賑わう「らぁめん みそ家」さんへ。看板メニューの「味噌らぁめん」を注文しました。 味噌の香りに一気に食欲が湧きます。スープは濃厚ながらクドさはなく、まろやかで奥行きのある味わい。炒め野菜の甘みと旨みがスープに溶け込み、どこかホッとする優しさも感じられます。 麺は中太のやや縮れ。味噌スープとしっかり絡んで、啜るたびに旨みが口いっぱいに広がります。具材にはシャキシャキのもやしと人参、ネギの青みも加わって彩りも豊か。香ばしく炙られたチャーシューが一枚入っていて、これがまたスープとの相性抜群でした。 地元密着の雰囲気と、気取らない美味しさ。味噌ラーメン好きなら訪れたいお店。
2025/05訪問
1回
ミナミの夜が深まる頃、向かってしまうのがこのお店。23時台でもしっかり営業してくれている「どうとんぼり神座 千日前店」は、道頓堀のど真ん中で安心して駆け込める一杯の楽園。 看板メニューはもちろん「おいしいラーメン」。たっぷりの白菜が浮かぶ澄んだスープは、醤油ベースながらもほんのり甘みがあり、やさしい口当たり。それでいてガーリックや唐辛子の刺激もほどよく効いており、深夜の体にじんわり沁みます。 チャーシューは薄切りのバラ肉が数枚。脂の甘さとスープのコクが重なり、飽きのこない味に仕上がっています。白菜との相性も抜群で、スープをすくうレンゲが止まりません。 カウンター中心の店内は回転も早く、一人でも入りやすいのがありがたい。地元の人も観光客も、なぜか吸い寄せられる不思議な魅力がここにはあります。 「ラーメン=こってり」という固定観念を軽やかに覆す一杯。飲み会帰りのシメにも、軽めの夜食にもぴったりです。ミナミの深夜ラーメンの定番。 遅い時間に、道頓堀のにぎやかな通り沿いにある神座の千日前店さんへ。観光客も多いこのエリアで入りやすくクセになる味わい。 定番のおいしいラーメンは透明感のある醤油ベースのスープは、一口すするとほんのり甘くてやさしい味。白菜がたっぷり入っていて、シャキシャキとした食感が楽しく、口の中でふわりと広がる旨みが印象的です。 トッピングには柔らかいチャーシュー、煮玉子、そして野菜たち。特に白菜の存在感が強く、他ではなかなか味わえない野菜と一体になったラーメンという感覚。こってり系とは違い、飲み干せるスープというのも魅力です。 赤いレンゲと華やかな丼の縁取りも、どこか懐かしい。スッと身体に染み渡る一杯でした。
2025/05訪問
2回
いつも行列ができている人気店ですが、少し時間をずらして入店できました。 注文したのは、東京豚骨ラーメンに味玉トッピング。 スープは見た目よりもすっきりしていて、豚骨の旨みはしっかり感じるけれど、後味は重たくない。このバランスが屯ちんらしさなのかも。 中太の縮れ麺がスープによく絡んで、ズルズルっと啜ると程よい小麦感とコシがあって、クセになる食感だった。 トッピングのチャーシューは、脂身と赤身のバランスが良く、噛むたびにじんわりと旨みが広がる。 味玉は絶妙な半熟具合で、濃厚な黄身のとろけ具合がたまらない。白身にはほんのりと味が染みていて、スープとの相性も抜群だった。 お店は活気がありつつも、ラーメンに集中できる雰囲気。さっと食べて、さっと出るスタイル。
2025/04訪問
1回
金蠍(キンサソリ)という店名のインパクトに惹かれてふらりと入る人もいれば、噂を聞きつけてやってくるラーメン好きも少なくない。店舗はこぢんまりとしていて、カウンター中心のつくり。昼時は周囲のビジネスマンで混み合うが、回転は悪くなく、並んでいても意外と早く席につけることが多い。 印象的なのは、ラーメンの見た目と香り。数種類のメニューがあるが、いずれも見た目のインパクトがあり、目の前に運ばれてきた瞬間にただ者ではない雰囲気が漂う。濃厚でありながらくどさはなく、しっかりとした辛味と旨味がバランスよく融合している印象。辛さの中に香ばしさや甘味を感じる奥行きがあり、まさに食べ進めたくなる味。 麺は中太で、モチモチとした食感。具材の構成も丁寧で、肉の火入れ、香味野菜の使い方、そしてトッピングの配置など、どれも計算されているように思える。 そして何より記憶に残るのは、香りの演出。着丼した瞬間に立ち上るゴマ油やスパイスの香りが、食欲を大きく引き立てる。ラーメンという枠にとらわれず、香りや辛味の演出を通じて、料理としての完成度を高めているのが印象的だった。
2025/04訪問
1回
仙台駅から徒歩数分の好立地にあるラーメン店です。アエル向かいのビル1階に位置し、アクセスの良さから多くのラーメン愛好家に親しまれています。 主なメニューと特徴 •つけ麺:豚骨の濃厚スープと特注の中太麺が特徴です。スープは魚介とんこつの濃厚な味わいで、麺との相性が抜群です。  •油そば(アブラ):もちもちとした食感の麺に特製のタレが絡み、シンプルながらも深い味わいが楽しめます。 •辛味油そば(カラアブラ):ピリ辛のタレが食欲をそそる一品で、辛さと旨味のバランスが絶妙です。  •伊達の塩そば:透き通ったスープは、蟹を始めとした魚介エキスがたっぷりで、特製の細麺との相性が抜群です。  店内はカウンター席とテーブル席があり、オープンキッチンのため、調理の様子を間近で楽しむことができます。清潔感があり、落ち着いた雰囲気で食事を楽しめます。
2025/03訪問
1回
川沿いのネオンが反射する路地に佇むお店で、深夜でもなかなかの活気ぶり。注文したのは看板メニューの赤辛らーめん。 目を引くのはスープの赤さ。真っ赤というより、唐辛子の濃厚な香りとラー油の艶感が混ざった深みのある色合い。見た目のインパクトはあるけれど、実際は辛さだけでなく、コクや甘みのバランスが絶妙。豚骨ベースに辛味がしっかり溶け込んでいて、重すぎずスイスイいけてしまう中毒性あり。 麺は福岡らしい細めのストレート。スープとの絡みもよく、ズズッと啜るごとに香辛料の刺激が鼻に抜けるのが心地よい。トッピングのチャーシューはとろける柔らかさ。半熟玉子もスープをまとってまろやかに仕上がる。 店内は観光客も地元の方も入り混じる空気感。ラーメンだけでなく餃子や一品ものを頼んでいる人もちらほら。 「中洲で夜ラーメン」といえば屋台のイメージが強いけれど、落ち着いた店内で味の完成度が高い一杯を求めるなら、ここは選択肢に入れて損はない。
2025/05訪問
2回
富喜製麺研究所はその名の通り、麺へのこだわりが際立つ一杯に出会えるお店。名物の“つけそば”を注文。 目の前に現れた瞬間、まず驚くのは麺の美しさ。まるで絹のようになめらかに折りたたまれた細麺が、透き通る昆布水にたゆたっている。まるでアート。しばし見惚れてしまう。 麺をつけ汁にくぐらせると、想像を超えてくる旨みの濃度。動物系と魚介のWスープらしく、まろやかさと深みが共存。ネギや細かく刻まれたチャーシューも入り、レンゲで啜るだけでも満足感がある。 この手の昆布水つけ麺は流行りでもあるけれど、ここは麺の食感、つけ汁のバランス、どれをとっても一段上。最後は昆布水をそのままスープ割り風に飲み干して、静かに完食。 飲みの締めにも、真剣な一杯にも応えてくれる一軒。店内は無機質な白基調で、研究所という名にふさわしいストイックな雰囲気も印象的。
2025/07訪問
2回
味噌ラーメン専門店として地元で高い評価を得ています。店内はカウンター12席のみのシンプルな造りで、平日でも行列ができる人気店です。  看板メニューの味噌ラーメンは、特注の味噌を強火で焼き上げることで、芳醇な香りと深いコクを引き出しています。濃厚ながらも後味はすっきりとしており、中太ちぢれ麺との相性も抜群です。トッピングの青のり、生姜、柚子がアクセントとなり、食べ進めるごとに味の変化を楽しめます。  黒味噌ラーメンや赤味噌ラーメンなど、バリエーション豊かなメニューも提供されており、辛いもの好きには赤味噌ラーメンが特におすすめです。さらに、期間限定の特別メニューも登場するため、訪れるたびに新しい味わいに出会えるのも魅力の一つです。  その一杯には、店主のこだわりと情熱が詰まっています。
2025/02訪問
2回
少し時間ができたので、気になっていた「麺処 にぼし香」さんへ。店名に“にぼし”と掲げるだけあり、扉を開けた瞬間にふわっと広がる良い香り。派手さより、丁寧な一杯を出すお店という雰囲気が漂っています。 まずは「大トロしめ鯖」から。軽く締められた鯖はしっとりとして、脂の甘みが舌の上でほどけるよう。酸は控えめで、旨みを残しながらまろやかに仕上げているタイプです。添えられたガリも上品で、箸休めというより“味の余白”をつくる役割。これだけで一杯やりたくなる、看板級の前菜でした。 そしてメインの「煮干蕎麦」。見た目は澄んだ琥珀色のスープに、きっちり揃えられた麺。その上に花のように巻かれたレアチャーシュー、脇には細かく刻まれた玉ねぎ。シンプルなのに美しく、思わず写真を撮りたくなる一杯です。 スープをひと口すすれば、煮干の香りがふわっと広がりつつ、えぐみは全くなく、後味が驚くほどクリア。煮干系と聞くと“ガツン系”を想像しがちですが、こちらは“じんわり染みる系”。香りで魅せて、余韻で惹きつけるバランス型で、スープを飲む手が止まらなくなります。 麺は細めでややパツっとした質感。スープとの絡みが良く、食べ進めてもダレないところが好印象。玉ねぎの甘みと軽い辛みがアクセントになっていて、後半はスープの表情が変わるのも楽しいです。レアチャーシューは柔らかく、ほどよく塩気が効いており、煮干の風味を邪魔しない控えめな存在感。 全体を通して“煮干×丁寧さ”が際立つ一杯。個性を押し出しながらも、食後感は実に軽やかで、また訪れたくなるお店です。