「フレンチ」で検索しました。
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2024/05訪問
1回
2025/05訪問
1回
路地裏にひっそりと佇む隠れ家レストランです。ディナーコースをいただきましたが、一皿ごとの完成度が高く、記憶に残る食事となりました。 前菜は3皿構成。白身魚と苺のタルタルにふんわりクリーム、そして人参の花型が春を感じさせる一品。味も見た目も優しく華やか。次に登場したのは、鰙のフリットに、鰹のたたき、生ハム巻きなど。ソースの使い方も巧みで、和と洋が自然に溶け合っています。そして、ホタルイカと山菜の温前菜。香り高い出汁と春野菜の旨みが絡み合い、五感を刺激されました。 パンは全粒粉系のしっかりめ。温かいうちに楽しむのが◎。 メインはアンガス牛のロースト。火入れが見事で、しっとり柔らかな肉質。添えられた野菜も彩り豊かで、ソースと調和の取れた構成でした。 そしてデザート。金色の器に映える華やかな一皿。柑橘の香りが立ちのぼるアイスに、繊細な飾りが添えられていて、最後の最後まで美意識を感じさせます。コース全体を通して、「目で見て楽しく、食べて驚きがある」工夫が随所に。
2025/05訪問
1回
2024/03訪問
1回
1回
ホテル阪急インターナショナルの25階にある「スペシャリティレストラン マルメゾン」で、優雅な朝時間を過ごしました。 今回は定評のある「マルメゾンブレックファースト」をいただきましたが、まさに王道とも言えるクラシカルなホテルモーニングでした。 テーブルに運ばれてきたのは、フレッシュジュースと、そして表面がつややかに焼き上げられたクロワッサン。ナイフを入れるとサクッと軽快な音がして、中はふんわりバターの香りが広がります。焼き立てならではの層の美しさに、朝から気分が上がりました。 ヨーグルトには彩り豊かなフルーツが添えられ、キウイやイチゴ、パイナップルなど瑞々しい甘みが爽やか。野菜サラダはシャキシャキとした食感で、オニオンの風味が全体を引き締めてくれます。ドレッシングも上品で重たさがなく、朝の胃にすっと入っていく印象でした。 メインのプレートは、ふわとろに仕上げられたスクランブルエッグとハムの組み合わせ。スクランブルは絶妙な半熟具合で、口の中でとろけるよう。厚めにカットされたハムはしっとりジューシーで、付け合わせのハッシュポテトやブロッコリーとともにバランスのよい一皿でした。ケチャップソースも酸味が柔らかく、ホテルらしい洗練を感じます。 高層階から望む大阪の街並みを眺めながらの朝食は、普段の一日が少し特別に感じられるひととき。ゆったりと時間が流れる贅沢さは、ホテルダイニングならではの魅力です。
2025/09訪問
1回
ANAインターコンチネンタルホテル東京36階にある「ル・プチシェフ」。 こちらは料理そのものの完成度はもちろん、“体験型フレンチ”としての完成度が非常に高く、記念日や特別な食事に選びたくなる一軒です。 テーブルに映し出されるプロジェクションマッピングとともに、小さなシェフが料理の背景やストーリーを表現してくれる演出は想像以上。単なるエンタメに留まらず、コース全体の流れと自然にリンクしている点が印象的でした。 この日は「ル・プチシェフ プレミアムメニュー」を。 アミューズから始まり、サラダ、ブイヤベース、メイン、デザート、コーヒーまたは紅茶まで、王道フレンチの構成ながら、素材の使い方や盛り付けに遊び心があります。特に魚介の旨味が凝縮されたブイヤベースは、香り・コクともに秀逸。メインの肉料理も火入れが的確で、ソースとの一体感が心地よく、ホテルフレンチらしい安定感を感じました。 デザートまで演出が続き、最後まで世界観が崩れないのも好印象。 味・演出・雰囲気の三拍子が揃ったレストラン。 「食事をする」だけでなく、「体験として楽しみたい」方におすすめしたい一軒です。
2025/12訪問
1回
食べログ フレンチ EAST 百名店 2021 選出店
馬車道、日本大通り、桜木町/フレンチ、野菜料理
馬車道の静かな通りに佇むフレンチ「Le Salon de Légumes」。 “野菜が主役のフレンチ”として知られるこちらで、ランチコースをいただきました。店内は落ち着いたブラウンを基調としたクラシックな雰囲気で、席間もゆったり。サービスの距離感も心地よく、都会の喧騒を忘れさせてくれます。 まずはアミューズ「西洋松茸の香り」。香ばしい香りが立ちのぼる一口サイズのタルトで、滑らかなクリームと香りの余韻が印象的なスタート。 続く前菜は「南瓜のポタージュ」。甘みの中にほんのりスパイスが効いており、上には彩り豊かなリーフと種。濃厚ながらも重たくなく、季節を感じさせる一皿でした。 魚料理はシェフ厳選の鮮魚。皮目はパリッと香ばしく、身はふっくら。ソースは深みのあるバルサミコ系で、ほのかな酸味とコクがバランスよく、パンにもよく合います。添えられた自家製バゲットも香り高く、食感は軽やか。 肉料理は「湘南豚」。絶妙な火入れで、断面はほんのりピンク。口に入れるとしっとりとやわらかく、脂の甘みが広がります。濃厚なソースとマッシュポテト、季節野菜の彩りも美しく、主役感のあるメインでした。 デセールは「モンブラン・オー・マロン」。軽やかなマロンペーストの下に、ふんわりとしたクリームとベリーの酸味が潜み、見た目も味も華やか。仕上げのミニャルディーズとカフェで、最後まで優雅な余韻を楽しめました。
2025/11訪問
1回
彩り鮮やかなサラダから始まる「ジョリー ブラッスリー」の3品コースランチ。 まず運ばれてきたのは、野菜の旨みをしっかり感じられる一皿。ラディッシュやアボカド、花形にカットされた野菜がアクセントになっていて、目にも楽しく、ドレッシングとの相性も良好。添えられたパンも外はパリッと香ばしく、中はふんわりで、つい手が伸びます。 メインは皮目をカリッと焼き上げた白身魚に、ムール貝を合わせた一皿。魚の香ばしさとソースのコクが合わさり、旨みが口いっぱいに広がります。ホテルダイニングならではの上品な仕立てで、見た目の美しさも印象的でした。 デザートにはフレッシュフルーツを盛り合わせ、食後はコーヒーで締めくくり。メロンやキウイ、ベリーの甘酸っぱさが食後の口直しにぴったりで、軽やかにコースを終えられるのが嬉しいところです。 29階からの眺望も特別感があり、非日常を感じられるランチタイムに。ちょっと贅沢したい日に訪れたい、洗練された空間と料理が揃ったお店でした。
2025/09訪問
1回
銀座ベルビア館8階、木の温もりとアート感のある空間が印象的なニュージーランド料理店「アロッサ銀座店」で、カジュアルランチコースを楽しみました。メインはNZ産ラムのロースト。前菜からデザートまで彩り豊かで、コース全体にニュージーランドの恵みとセンスが詰まっていました。 スターターは彩り豊かな大盛りフレッシュサラダ。野菜の種類が豊富で、スプラウトやパープルキャベツなども入り、食べごたえも抜群。濃厚な自家製ドレッシングが全体を引き締めてくれます。続くスープは、鮮やかな色合いのパンプキンポタージュ。とろりとした甘さと深みのある味わいで、添えられたパンとの相性も◎。 ドリンクは「KARMA DRINKS」のラズベリーレモネードを。見た目も味わいも爽やかで、口直しにもぴったり。こうしたドリンクのセレクトにも、店の遊び心とこだわりを感じます。 メインはお待ちかね、ニュージーランド産ラムのロースト。グラスフェッド(牧草飼育)のラムは、臭みが一切なく、驚くほどやわらかでジューシー。表面は香ばしく焼き上げられ、中はしっとりとしたロゼ色。黒胡椒の効いたソースが肉の旨みを引き立てていて、付け合わせのグリル野菜も絶妙な火入れでした。 デザートはメレンゲの上にアイスクリームのようなホイップクリームをのせた一品。中にはキウイのシャーベット。甘さは控えめで、コースの締めくくりにちょうどいい軽さ。最後にコーヒーをいただいて、ゆったりとしたランチタイムを締めくくりました。 アートのような内装と、肩肘張らないカジュアルな雰囲気が心地よく、銀座でありながらもリラックスして過ごせる一軒。ラム好きはもちろん、野菜もたっぷり摂れるので、バランスよく食事を楽しみたい方にもおすすめです。
2025/07訪問
1回
フレンチの名店ラ・プロヴァンスでのランチ。ホテルインターコンチネンタル東京ベイの1階に位置する優雅な空間は、洗練された雰囲気です。 美しい前菜の盛り合わせは一皿に広がる彩り豊かな小品たちは、まるでアートのよう。キャロットラペ、白身魚のマリネ、リエット、ナスのマリネ、チーズのムース、オリーブや魚卵のアクセントなど、味も食感も異なる10種以上の組み合わせが楽しめ、食前のワクワク感を高めてくれます。 魚料理は、ふっくらと仕上げられた白身魚にスナップエンドウやカラフルな野菜を添え、赤ピーマンのソースとハーブオイルで軽やかに。見た目の鮮やかさもさることながら、火入れの妙とソースの相性が抜群。口当たりの優しさと香りの広がりに癒されました。 ロゼ色に仕上げられた牛フィレ肉は、フォアグラのような濃厚なソースとともに、カボチャのピュレやインゲンなどの温野菜が添えられ、しっかりとした味わいの中に繊細な技が感じられます。満足度の高い一皿でした。 どの皿も一切の妥協がなく、サービスも丁寧。落ち着いた照明の中で、非日常を楽しめるランチタイムになりました。
2025/05訪問
1回
軽井沢の澄んだ空気の中、静謐で洗練された雰囲気。 前菜のひと皿は、美しく重ねられた魚介とジュレが爽やかな印象。繊細にあしらわれたラディッシュやハーブが彩りを添え、口に含むとそれぞれの素材が立ち上がるように広がります。添えられたパンもまた印象的で、特に穀物がぎっしり詰まったパンは香ばしく、噛むごとに深みが出てきます。 フォアグラと苺の組み合わせは、甘酸っぱさと濃厚さのコントラストが絶妙。火入れも申し分なく、温かさとまろやかさが口の中でゆるやかに広がります。スープはシンプルながら滋味深く、野菜のやさしさが際立つ味わいでした。 メインのお肉料理は、火入れが素晴らしく中心がほんのりレア。添えられた野菜はそれぞれの食感や甘みを活かした仕上がりで、まるで一皿で畑を巡っているような感覚に。 そしてデザート。苺とホワイトチョコレートの飾りが目を引く逸品。味わいはもちろんですが、器の美しさや盛り付けも含めて、最後まで「余韻を味わう」時間でした。
2025/05訪問
1回
しっとりと野菜に癒されたい気分でこちらへ。 まず出てきたサラダの彩りに驚く。ビーツ、ラディッシュ、パプリカ、豆類まで丁寧に仕上げられていて、ドレッシングも主張しすぎず、野菜そのものの味が立っている。 野菜だけでなく肉料理の完成度も高い。メインのひと皿は、豚の旨みをしっかりと閉じ込めた低温調理で、カリカリに仕上げられたフライドオニオンと共に香ばしく。見た目は控えめながら、食感と余韻が印象深い。付け合わせの野菜の火入れも絶妙で、どれも甘みがしっかりと引き出されていた。 パンは3種類。ほんのり温かく、特に抹茶パンは香りが心地よい。 デザートはチョコ尽くしのプレート。濃厚ながら重すぎず、食後の余韻まで整えてくれる構成だった。
2025/05訪問
1回
神戸北野ホテルの朝といえば「世界一の朝食」。久しぶりに味わいました。 「世界一の朝食」とは、フランスの巨匠ベルナール・ロワゾー氏のレシピを継承したもので、豪華というより、丁寧で美しく、滋味深い一皿一皿が並ぶ朝食。会場の「イグレック」は、陽光がやわらかく差し込む明るい空間で、重厚なホテルの中でもどこかフランクで気品ある雰囲気。朝からゆったりと過ごすのにぴったりの設えです。 まず運ばれてくるのは、数種類のジュースとヨーグルト、そして驚くほど多彩なコンフィチュール。これだけでもうテンションが上がります。テーブルにずらりと並ぶジャムの瓶は、まるで小さな宝石箱。自家製のバターや、香り高いパンとの組み合わせで、好きなだけ組み合わせて味わえるのが楽しく、何度でもパンに手が伸びてしまう。 温かいメニューでは、卵料理とハムやソーセージの盛り合わせなどが提供され、それぞれが優しい味わい。決して濃すぎない、朝にちょうどいい塩梅で、素材の良さと技術の高さが伝わってきます。 コーヒーや紅茶も香り高く、何度もおかわりしたくなるバランスのよさ。食後にはフルーツやヨーグルトが並び、最後のひと匙まで気持ちよくいただける。 騒がしさとは無縁の静かな朝、しっかりと向き合って食べることができる朝食体験。神戸に来たら思い出したくなる、静かで贅沢な朝のひととき。
2025/04訪問
1回
汐留の高層ビル群の中でも、ひときわラグジュアリーな時間が流れるのが、シティセンター41階に位置する「Fish Bank TOKYO」。エレベーターを降りた瞬間に広がるのは、東京タワーを正面に望む絶景。日が沈みきった夜の訪問だったが、窓一面に広がる夜景はまるで一枚の絵のようで、これだけでも訪れる価値があると思わせる。 店内はシックでモダン、少し非日常感のある設え。照明もやわらかく落とされ、会話が自然と落ち着いたトーンになる。ディナータイムの雰囲気は特別なシーンにぴったりだが、格式ばらずに自然体でいられる空気もある。 料理は名前の通り魚介を中心に据えたフレンチベース。アミューズから始まり、前菜、魚料理、肉料理、デザートまで、ひと皿ごとの彩りと香りが美しく、目でも楽しめる構成。素材の持ち味を活かしつつ、ソースや火入れで絶妙なコントラストを生み出していて、味の完成度が高い。特に海老や白身魚の料理は、それぞれ異なる技法で提供され、同じ“魚介”でもまったく違う魅力を引き出している。 サービスは洗練されていて、かといって過度に構えることなく、自然な笑顔とタイミングで料理を届けてくれる。ワインの相談にも柔軟に応じてくれたのが好印象だった。 東京という都市の景色を引き立て役に、静かに料理と会話に没頭できるこの空間は、まさに“ご褒美ディナー”にふさわしい。景色だけで終わらせない、料理の実力がしっかりあるところに、この店の魅力があると思う。
2025/04訪問
1回
2011年のオープン以来、多くの美食家から高い評価を受けているフレンチレストランです。江ノ島電鉄「和田塚駅」から徒歩約2分、JR「鎌倉駅」からも徒歩10分とアクセスしやすい立地にあります。   店内はオープンキッチンを備えたカウンター席とテーブル席があり、シェフの調理風景を間近で楽しむことができます。シェフの藤本聡氏は、都内のフレンチレストランで経験を積んだ後、2011年に「ete」を開業。以来、予約の取りにくい人気店として知られています。 提供される料理は、季節の食材を活かしたコース料理が中心で、フォアグラやエゾジカなどの高級食材を使用しながらも、リーズナブルな価格設定が魅力です。例えば、『エゾジカのポワレ ブルーベリーのソース』や『フォアグラと白子のコンソメ仕立て』など、独創的なメニューが評判です。   シェフの藤本氏は関西出身で、その明るい人柄とトークも訪れる人々を楽しませています。料理の美味しさだけでなく、シェフとの会話もこの店の魅力の一つです。 美味しい料理と温かいおもてなしで、特別な時間を過ごせる場所です。
2025/03訪問
1回
フランス・リヨン郊外で50年以上ミシュランの星を獲得し続けている名店「ポール・ボキューズ」の味を受け継ぐレストランです。 旧石川県庁舎をリノベーションした「しいのき迎賓館」の2階にあり、大正時代の風情を残した建物に、金沢の伝統である金箔や雪吊りのモチーフを取り入れたモダンな空間が広がります。 店内からは金沢城やいもり堀のライトアップを一望でき、ポール・ボキューズ氏自身が「世界で一番美しいレストランだ」と称賛した美しい景観も魅力の一つです。 メニューには、本店から受け継いだスペシャリテに加え、石川や北陸の海と大地の恵みを活かした季節感あふれるフランス料理が提供されており、地元の新鮮な食材を活かした料理を楽しむことができます。 
2025/02訪問
1回
神楽坂でガレットといえばここ。今回はホタテのガレットを。香ばしく焼かれた生地の中に、クリーミーなソースとキノコ、ベーコンの旨味がじんわり広がり、そこにぷりっとしたホタテがアクセントとして乗る構成。生地のカリッとした部分と、具材のとろっと感のコントラストが心地よく、食べ進めるごとに小さな幸福感が積み上がっていく感じ。 デザートにキャラメリゼされたリンゴとアイスのクレープも。りんごの酸味とほろ苦いカラメル、バニラアイスの甘さが絶妙に絡んで、食後の余韻をしっかり締めてくれました お店の落ち着いた雰囲気も、ふと日常から一歩引いて過ごしたい時にぴったり。混み合う時間帯を避けると、より静かに楽しめる。