「居酒屋」で検索しました。
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1回
2025/10訪問
4回
照明を落としたシックな店内に案内され、カウンター席からは丁寧な焼きの所作が静かに伝わってきます。 前菜は茄子といんげんの煮浸しは、ひと口ごとに出汁のやさしさが沁み渡る一品。続くトマトやアボカドをあしらったジュレ寄せの冷菜は、さっぱりとした酸味が心地よく、食欲がじわりと湧いてきます。 串のスタートはささみ山葵。表面はふっくら、中はしっとり。わさびの清涼感がアクセントになっていて、火入れの妙が感じられました。続いては砂肝。シャクッと弾けるような歯ごたえに、じんわりと旨味があふれます。 手羽先には粒マスタードがひと粒添えられており、香ばしさの中にピリッと心地よい刺激。サラダは豆やパプリカが彩りよく、濃厚なチーズドレッシングが味をまとめていました。アスパラなど野菜の串焼きも丁寧に焼かれ、野菜の持つ甘みがじわり。 変化球的な一皿として、よだれ鶏風の鶏肉ロールや湯葉の小鉢も登場。バルサミコのソースやハーブの香りがふわりと漂い、ワインともよく合いそうな味の構成です。 レバーはふっくら濃厚で、まさに鮮度と技術の賜物。グリーンピースのディップをのせたカリッと焼かれたパンは、香ばしさとクリーミーさが絶妙なバランス。 つくねは大ぶりで、外はパリッと中はふんわり。程よい弾力があり、旨味が濃縮されたような仕上がり。締めは鶏スープと焼きおにぎり。黄金色のスープは優しく、香ばしい焼きおにぎりとともに余韻まで美味しい。 品数豊富で満足感はありながらも、どれも重たくなく、最後まで軽やかに楽しめる構成でした。
2025/05訪問
1回
2024/01訪問
1回
2023/01訪問
1回
名古屋・栄の地下にひっそりと佇む「炭焼 ちきんかばぶ」さん。純系名古屋コーチンの焼き鳥を、炭火でじっくりと焼き上げる名店です。 入口から地下へ降りると、赤茶の壁に飾られた小さな置き物や一升瓶が並び、どこか温かみのある雰囲気。カウンター越しに炭の香りがふわっと漂い、思わず日本酒が欲しくなります。 この日は「究極のお品書き」をお願いしました。しっとりとしたレバーは臭みがまったくなく、ねっとりとした旨みが口の中に広がります。手羽先は皮目はパリッと香ばしく、中は肉汁があふれるジューシーさ。シンプルな塩焼きながら、火入れの妙が光る一本でした。串の合間には、季節の小鉢やスープなど、箸休めの品もひとつひとつ丁寧で、流れにリズムがあります。 店主の方は、コーチンの扱いを知り尽くした職人肌。炭の前で一串ずつ焼き加減を見極める姿に見とれてしまいます。 カウンターの隅には、「死神」ラベルの日本酒や愛嬌のある人形たちが飾られ、ちょっとした遊び心も。堅苦しさのない居心地の良さが、常連を惹きつける理由のひとつだと思います。 名古屋コーチンの真価を、素材・炭・職人技の三拍子で堪能できるお店。大人の隠れ家として、しっとり飲みたい夜にもぴったりです。
2025/10訪問
1回
大阪・梅田のグランフロントにある【揚八】さんで「旬菜コース」をいただきました。串揚げといえば気取らず楽しめる料理という印象ですが、こちらのお店はひと手間加えた創作スタイル。上品さと遊び心が同居する一串にワクワク感が止まりません。 スタートは、ちりめん山椒ご飯や赤出汁、野菜スティックと味噌ダレ。キャベツをパリッと齧ると食欲が増して、これから続く串揚げへの良い助走に。薬味やソースも数種類用意されていて、同じ揚げ物でも組み合わせ次第で味が広がるのが楽しいポイントです。 この日の串は、海老、牛肉、旬野菜のほか、チーズや変わり種までバラエティ豊か。衣はサクサクで軽やか、油切れもよく重さを感じさせません。特に印象的だったのは大ぶりの海老と長いアスパラ。海老は頭までカリッと揚げられ、香ばしさと甘みが凝縮。アスパラはシャキッとした食感を残しつつ、中の瑞々しさが際立ちました。ソースやタルタルを絡めても美味しいのですが、まずは塩で素材の味を楽しむのがおすすめです。 〆のデザートはベリーのシャーベットでさっぱり。最後までバランスよくコースが組まれている印象でした。 串揚げはお酒との相性も抜群。ワインやビールはもちろん、日本酒とも意外に合うのが新しい発見。揚げ物なのに胃もたれしないのも大きな魅力です。 入り口近くのカウンター席なら一本ずつ揚げたてを目の前に出していただけるので、ライブ感を楽しむのもおすすめ。
2025/10訪問
1回
グランフロント大阪の「大坂おでん焼とん久」さんでディナー。名物は、定番の「白おでん」と刺激的な「赤おでん(麻辣仕立て)」の二本立て。今回は欲張って、どちらも7種盛りをいただきました。 白おでんは、関西らしい上品なお出汁がじんわりと染み込んでいて、大根や玉子はもちろん、こんにゃくや練り物まで滋味深い味わい。思わず体の芯までほっと温まる優しい仕上がりです。 一方の赤おでんは、四川風の麻辣スープで煮込まれており、山椒のピリリとした痺れと辛さがクセになる味わい。白と赤を食べ比べると、同じ具材でもこんなに印象が変わるのかと驚かされます。 アラカルトでは「しその実梅クラゲ」が爽やかな酸味とコリコリ食感で、口直しにぴったり。さらに「蓮根饅頭」は外は香ばしく中はふんわり、上品な餡がかけられて絶品でした。 「ホタテマヨの大根サラダ」もシャキシャキとした食感に香ばしい鰹節が重なり、ボリューム満点ながら後味は軽やか。 おでんと一品料理の組み合わせで、しっかり食べながらも日本酒や焼酎とも合わせやすいのが魅力です。お出汁の優しさとスパイスの刺激、両方を楽しみたい方にはぜひおすすめのお店。
2025/09訪問
1回
名駅南エリアにある、隠れ家のような和食処「蒲郡桔梗屋」さんを訪問。静かな路地にひっそりと佇むお店で、店内は木の温もりが感じられる落ち着いた雰囲気。和食と蕎麦を軸に、季節の一品料理も充実しています。 名物の「鴨汁せいろ」をメインに、数品を組み合わせて楽しみました。まず驚いたのは、鴨汁の香りのよさ。しっかりとコクのあるつけ汁に、鴨つくねと焼きネギが入り、薬味の三つ葉がふわりと香る逸品。細切りで香り高い蕎麦とともにいただくと、濃厚なのにくどくなく、スルスルと箸が進みます。 合わせて頼んだ「カリカリしらすの冷奴」は、じゃこと豆腐、香味野菜の組み合わせが秀逸で、さっぱりしつつも旨みがしっかり。おつまみにもぴったりな一皿です。「イカ刺し」はねっとりとした甘みがあり、すだちと山葵でキリッと引き締まる構成。器も美しく、目でも楽しませてくれます。 印象的だったのは「うなぎと茗荷の酢の物」。ふっくらとした鰻に甘酢が優しく絡み、シャキシャキの茗荷が清涼感を添えています。重たくならず、箸休めにも◎。 そして名物の「揚げそば」。細切りの蕎麦をカラリと揚げたスナック感覚の一皿で、香ばしく、止まらなくなる。 お料理の一つひとつに丁寧さがあり、素材の活かし方にセンスを感じる良店。名古屋駅から徒歩圏内で、落ち着いて和食とお蕎麦を楽しめる貴重なお店だと思います。
2025/07訪問
1回
豊洲駅すぐ、トヨスピア21の3Fにある焼肉スタミナ苑 豊洲駅前店。駅近ながら落ち着いた雰囲気で、ほぼ満席でしたが、予約なしでもスムーズに入店できました。 今回は、パクチーサラダ、野菜焼き盛り、上ハラミ、厚切りタン、上タン塩、イカ、ユッケジャンスープなど中心にいただきました。 パクチーサラダは想像以上にパクチーの香りがしっかり。白髪ねぎやパプリカとの組み合わせが爽やかで、焼肉前のウォーミングアップにぴったりの一皿。野菜焼きは厚切りの大根が目を引きます。しっかり火を通すことで甘みが引き立ち、タレとの相性も◎。 タンは厚切りと薄切りを食べ比べ。厚切りは歯応えが楽しく、じゅわっとジューシー。薄切りはタレの絡みが良く、王道の美味しさ。ハラミは脂の乗りがちょうどよく、濃厚な旨みが口いっぱいに広がります。イカは柔らかく、下処理も丁寧で臭みなし。 締めのユッケジャンスープはちょうどよい辛さに、牛肉や野菜の旨みがベースにしっかりあるタイプ。スープだけで白ごはんが進みそうです。 店内はテーブル席が中心で、ファミリーやグループ利用も多く、幅広い層に支持されている印象。特別な高級焼肉というよりは、“気取らず良い肉をしっかり食べたい日”にちょうどいい一軒。
2025/06訪問
1回
「蕎麦人 秋」さんで天せいろ(大盛り)をいただきました。 お店の佇まいからして、ただ者ではない雰囲気。落ち着いた外壁に掲げられた木の看板には、渋く刻まれた店名の文字。 注文したのは、天せいろの大盛り。蕎麦は細切りと太切りを選択できますが、注文したのは細切りの十割蕎麦。やや細めで端正に揃った仕上がり。ひと口すすれば、ほどよいコシと喉ごしの良さに驚かされます。しっかり冷たく締められていて、風味も豊か。つゆはやや辛口寄りのキレがあり、薬味とのバランスもよく、最後までだれずに楽しめる設計。 そして天ぷら。海老が2尾に、かぼちゃ、なす、ししとうなどが添えられ、どれも衣が薄づきで軽やか。揚げたての熱を保ったまま供されるのがうれしい。海老はぷりっと弾力があり、素材の良さを感じました。 器のセンスや木のトレーなども品があり、蕎麦と向き合うひとときを丁寧に演出してくれる空間設計にも好感。店内は静かで、落ち着いたひとりランチにも、気のおけない同僚との食事にも使いやすい雰囲気です。 このクオリティでこの満足度なら納得。駅近なのに、少しだけ日常を離れたような静けさもあり、美味しい蕎麦が食べたいと思った時に足が向く、そんなお店です。 大阪・伏見町にある「蕎麦人 秋」さんで、目にも涼やかな一杯をいただきました。注文したのは、名物の「冷やしすだちそば」。ガラス鉢にたっぷり張られた冷たい出汁の中に、細めの蕎麦が美しく整えられ、その上に輪切りのすだちが敷き詰められた姿は、まさに夏の風物詩。すだちの爽やかな香りと酸味が出汁にほどよく移っていて、食べ進めるほどに口の中がリセットされる心地よさがあります。 添えられた天ぷらも揚げたてで、衣は軽く、海老はぷりっと、ししとうは香ばしく。上品ながら満足感のある仕上がりです。 ランチタイムでも落ち着いた雰囲気で、木の温もりが感じられる店内。ゆったりと過ごしたいときにもぴったり。雑誌やテレビでも取り上げられることが多いようで、観光客もちらほら見かけました。 人気のすだちそばは季節限定ではなく通年提供されているとのこと。これからの暑い時期には特におすすめです。夏バテ気味の方にも染みる、涼と旨みのある一杯でした。 目当てはすだちそば。赤い漆器に盛られた透明感のある出汁と、その表面を一面に覆うように美しく並べられた酢橘の輪切り。ビジュアルに心を掴まれる。 出汁のやさしい旨み。昆布や鰹の風味がしっかりと感じられるのに、酢橘の香りがふわっと抜けて、重たさを感じさせない。清涼感がありながらも、ちゃんと出汁のコクがあるのが印象的。蕎麦はやや細めで上品な歯ごたえ。つるっとしたのど越しが心地よく、出汁との相性も抜群だった。途中で酢橘を箸で軽く潰すと、香りと酸味がぐっと立って味が変化する。
2025/08訪問
3回
食べログ カレー WEST 百名店 2024 選出店
北浜、なにわ橋、堺筋本町/カレー、バー、居酒屋
大阪スパイスカレー文化のパイオニア的存在とも言えるコロンビア エイト 北浜本店。平日昼間から行列ができる人気店で、初訪問の方はまずその独特なスタイルに驚かされるかもしれない。ビルの2階にある細い階段を上がると、そこにはまるで秘密基地のような異空間が広がっている。 看板メニューはキーマカレー。といっても、いわゆる挽肉ゴロゴロの濃厚タイプではなく、さらりとしたルーに複雑なスパイスが香る、軽やかで品のある味わい。真ん中にご飯がこんもりと盛られ、その上に青唐辛子とたっぷりの玉ねぎがトッピング。ビジュアルからして個性的だが、一口食べるとその独特のバランスに納得する。 セットで供されるフルーツジュースもこの店ならでは。カレーを食べ進める間に口の中をリセットする役割を果たし、また次のスプーンへと自然に導かれる不思議な相棒。これがまたクセになる。 食べ方にもルールがあり、最初はフォークのみで、途中からスプーンも解禁という演出付き。こうした細かいこだわりも、この店のカルチャーとしてファンを引きつけている要素のひとつだろう。 決して派手な味ではないが、食べ終えた後の満足感が深く、じわじわとクセになるタイプのカレー。食後に「またすぐに来たい」と思わせてくれる、数少ない一軒。
2025/04訪問
1回
奄美大島の中心地・名瀬の街にある「奄美鶏飯と島料理の鳥しん」は、島の郷土料理を味わいたいならまず名前が挙がる名店のひとつ。地元の人にも観光客にも愛されており、食事時には行列ができることも珍しくない。 看板料理はもちろん鶏飯。ほぐした鶏肉、錦糸卵、しいたけ、パパイヤの漬物、刻みネギ、みかんの皮などを白ごはんにのせ、透き通った鶏スープをかけていただく。味の決め手はこのスープ。出汁の旨味がしっかり立っていながら、重たさはなく、どんどん食べ進められる。薬味の香りや食感のコントラストが絶妙で、シンプルなのに飽きがこない。どこかお茶漬けのような安心感がありながら、旅の高揚感にも応えてくれる一品。 鶏飯以外にも、島らしい料理が多く揃っているのもこの店の魅力。島豚の味噌煮や、もずく酢、ゴーヤチャンプルー、黒糖焼酎との相性が抜群の一品料理など、観光客向けに寄せすぎず、しっかり地元の味が感じられるラインナップ。居酒屋として利用する人も多く、夜のにぎわいもまた心地よい。 木の温もりを感じる店内は落ち着いていて、ひとりでも入りやすい。スタッフの方の対応も親しみやすく、あたたかい空気が流れている。観光でふらっと立ち寄る人にも、地元の人の普段使いにも応えてくれる懐の深さがある。
2025/03訪問
1回
北海道産のそば粉を使用した香り高い十割蕎麦が自慢の蕎麦居酒屋です。 ランチタイムには、蕎麦とミニ丼のセットや、名古屋コーチンを使用した親子丼セットなど、多彩なメニューが提供されています。  ディナータイムには、定番のつまみや一品料理を楽しんだ後、蕎麦で締めるスタイル。また、そばつゆでいただくしゃぶしゃぶコースも人気があるようです。 店内はカウンター席やテーブル席があり、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しむことができます。 名古屋駅直結の便利な立地ですし、ランチやディナーにぜひ訪れたい一軒です。
2025/02訪問
1回
住吉大社にもほど近い、粉浜の静かな住宅街に佇む「爽月」。店構えからして清々しく、暖簾をくぐる前からいい店だなと直感させてくれる雰囲気が漂っている。開店直後から地元のお客さんが続々と集まるのも納得で、一歩入ればその人気の理由がしっかりと伝わってくる。 こちらは手打ち蕎麦と饂飩の二刀流を掲げる珍しいお店で、どちらも手間を惜しまない丁寧な仕込みが感じられる。カウンター越しに見える厨房の様子や、店主とスタッフの静かなやり取りからも、真面目な仕事ぶりがうかがえる。 ほどよい太さの麺はきめ細かな表面としっかりとしたコシが特徴的。出汁は関西らしくやさしく澄んでいながら、決してぼんやりしていない芯のある味わいで、飲み干したくなるような美しさがあった。天ぷらの衣は軽く、素材の味を邪魔しない絶妙な火入れ。 派手さはないけれど、丁寧に、誠実に、食の豊かさを届けてくれる「爽月」。静かな午後、またこの店の出汁の香りを味わいに訪れたくなる。
2025/04訪問
1回
1936年創業の老舗おでん店です。金沢では珍しい関東風の醤油ベースの出汁を使用しており、創業以来継ぎ足しながら使われているこの出汁が、深い味わいを生み出しています。  定番の具材に加え、梅貝や車麩など金沢ならではのネタも楽しめます。特に、じっくり煮込まれた牛すじは一番人気で、多い日には100本以上が提供されるそうです。また、カレーおでんやどて焼きなどのオリジナルメニューもあり、訪れるたびに新しい味わいに出会えます。  冬季限定の「蟹面」は、カニの旨味が詰まった逸品で、冬の訪問時にはぜひ味わいたい一品です。地元の常連客や観光客で賑わう店内は、アットホームな雰囲気で、温かみのある接客が心地よく、金沢の夜を彩る一軒としておすすめです。
2025/02訪問
1回
黒毛和牛を贅沢に味わえるお店。お肉は部位ごとに名札付きで提供され、トモサンカクやミスジ、シンシンなど、希少部位も丁寧にサーブ。見るからに霜降りの美しさが際立っていて、焼く前からうっとり。焼き上げると口の中でとろける旨みが広がり、上質な脂の甘さと肉のコクが堪能できます。 前菜のナムル盛りもそれぞれ味付けに個性があり、箸休めとしても◎。スモーク鴨×クリームチーズの前菜は意外性がありながらもクセになる組み合わせ。 店内はシックで落ち着いた雰囲気ながら、どこか温かみもありました。
2025/05訪問
1回
カルビはシンプルにタレとネギでいただくスタイルで、しっかり焼くと香ばしさが際立ち、噛むたびに肉の旨みがジュワッと溢れ出します。ご飯が進むタイプの焼肉。部位の切り方や厚みも絶妙で、センスを感じさせてくれます。 小鉢の一品たちも、見た目以上に手が込んでいて、甘辛味の中にほんのり柑橘系の酸味。箸休めにちょうどよくて、口の中をさっぱりリセットしてくれるんです。キムチも安定の発酵具合で、肉との相性抜群。味の濃淡や辛さのコントラストを上手く活かしていて、全体のバランスがとても良い印象でした。
2025/05訪問
1回
仙台駅直結のエスパル地下ついでにふらっと立ち寄れる「ひっつみ庵」。いただいたのは、冷たい稲庭うどんと天ぷらのセット。 稲庭うどんは、つややかで喉ごし抜群、ほどよいコシがあり、暑い日にもスルスルと箸が進みます。氷水でキュッと締められた細麺は、食感も軽やか。薬味のネギとおろし生姜を少しずつ加えながら、キリッとしたつゆとともにいただくと、飽きずに最後まで楽しめます。 天ぷらは、海老2尾に加えて、ししとう、まいたけ、さつまいもなどが盛り合わせに。衣は軽やかでサクサク、中の素材の甘みや香りがしっかり感じられ、単品でも満足度あり。 駅ビルという立地ながら、落ち着いた和空間でのんびりできる。旅行や出張の合間に、手軽に“ちゃんとした和食”を楽しみたいときにちょうどいい一軒。
2025/07訪問
1回
神楽坂の路地にある「もつ鍋やましょう 神楽坂店」さんで、呼子イカ姿造りコースをいただきました。 落ち着いた照明と木のぬくもりが感じられる店内で、ゆったりとした時間を過ごせます。 まずはお通しの鶏皮ポン酢。程よい酸味と葱の香りが心地よく、食欲をやさしく刺激してくれます。続いては「やましょうサラダ」。カリカリの揚げごぼうが香ばしく、野菜とアボカドに胡麻ドレッシングがよく絡んでいて、見た目も華やか。 そして目玉の呼子イカの姿造りが登場。透き通るほど新鮮な身は甘みが強く、噛むほどに旨みが広がります。ゲソは後から天ぷらにしていただけるのも嬉しい演出で、さくっと揚がった衣の軽さとイカの柔らかさの対比が絶妙でした。 続く手羽先の唐揚げはスパイスが効いていて、レモンを搾るとさらに香りが立ちます。 メインのもつ鍋は、やましょう特製の味噌ベースをチョイス。キャベツとニラがたっぷり、にんにくと唐辛子の風味が食欲をそそります。ぷるぷるのもつは臭みがなく、コク深いスープとの相性も抜群。締めの雑炊までしっかり楽しめて、最後の一口まで大満足。 デザートのソフトクリームは濃厚で後味すっきり。鍋の後にぴったりの締めでした。 博多発祥のやましょうさんらしく、どの料理も丁寧で温かみがあり、接客もほどよくフレンドリー。神楽坂で“しっかり食べて語らえる夜”を過ごしたいときにおすすめのお店です。 神楽坂のもつ鍋人気店「やましょう」さんで呼子イカの姿造りコースを体験。 佐賀・唐津市呼子町直送の剣先イカを使ったコースは、見た目からテンションが上がる。目の前に現れたイカは、身が透き通りキラキラ。コリッとした食感と上品な甘みが口に広がり、つけ醤油との相性も抜群です。 後造りの天ぷらで再登場。カリッと揚がったイカの天ぷらは、香ばしさと柔らかさのバランスが絶妙で、また違った魅力に気づかされます。 名物のもつ鍋(今回は醤油味)は、たっぷりのニラとキャベツが山盛り。牛もつの脂の甘さがスープに溶け込み、濃厚ながら後味すっきり。締めは雑炊で、旨味を一滴残さず堪能。 サラダや小鉢、〆のデザートまで抜かりなく、かなり満足度高め。 小鉢の酢もつはプリッとした食感に、ほんのりと酸味のきいたタレ、たっぷりの刻みネギが絶妙に合わさっていて、シンプルながら手抜きなしの一品。これが出てくると、自然と期待値が上がってしまう。 もつ鍋は、見た目にもインパクトあるにらとキャベツの山。じわじわ火が入ってくると、スープの香りがふわっと広がってきます。醤油ベースながら、独特の甘さと深みがあって、モツの旨みと相まって飲み干したくなる味。スープを吸ったキャベツがまたうまい。モツはぷるぷるで臭みなし。 やましょう焼きは、こんがりと焼き上げられた一枚肉が、たっぷりのキャベツの上にドンと乗って登場します。外はカリッと、中はジューシー、脂の甘さが際立つ逸品。レモンを搾るとまた違った顔を見せてくれる。 看板メニューのもつ鍋を注文。運ばれてきた鍋は、たっぷりのぷりぷりもつと、にら、キャベツ、豆腐がぎゅっと詰まった豪快なビジュアル。 スープは白味噌ベースで、まろやかさとコクが絶妙なバランス。もつは臭みがまったくなく、とろけるような食感で、スープを吸った野菜と一緒に食べるとさらに旨みが広がります。 スープはまったりしていながら後味はすっきりしていて、飲み干したくなる美味しさ。締めに選んだちゃんぽん麺がまた、このスープとよく絡んで絶品でした。