25回
2025/11 訪問
2025年11月の「銀座 しのはら」さん:今月一回目。
今月も先ずは葉っぱも美味しく食べれる玉露のお茶をいただき胃を温めます。
1杯目の飲み物はエールを。
今回の一皿目のテーマは、乾燥する時期なので、火事の予防と無病息災。
猪と銀杏、それと茶正月(11月)にちなんで紅白の水引、鶴をあしらった飾りで。
銀杏は燃焼しにくい木として有名です。
猪(亥)は旧暦の亥の月(現在の11月)の最初の亥の日、亥の刻に無病息災を願って「亥の子餅」を食べる慣習から。玄猪づつみで飾られています。
◆卵豆腐、瀬戸内の雲丹、加減酢の煮凝り
◆鯛と車麩のお椀
◆八寸
錦秋の里山の雰囲気を出した八寸です。
青竹も使用し、本当に美しい八寸ですね。
◆数の子のフライ
◆丸十の天ぷらに菊花餡
◆蒸し寿司
◆越前蟹
◆鰤の味噌幽庵焼きと大根
◆中国産と山口県産松茸の食べ比べ
◆すっぽんの唐揚げ、甘辛いタレを付けて
◆フォアグラ、あんぽ柿、マンゴーの最中
◆合鴨と熊、青梗菜のお鍋
◆ごはん二種類、松茸ごはんとラーメン。
ラーメンの汁に松茸ご飯を入れてもらっておかわり
めちゃ美味しいですね。
◆栗の葛饅頭とお抹茶
美味しい日本酒を料理に併せてくれました。
本日も最高でした。
ご馳走さまでした。
2025/11/26 更新
2025/10 訪問
2025年10月の「銀座 しのはら」さん
先ずは、葉っぱも美味しく食べれる玉露のお茶を。胃を温めます。
今回の一皿目のテーマは、達磨忌(禅宗の開祖である達磨大師の命日である10月5日に行われる法要)にちなんで。
菊をあしらった大皿に渡り蟹の甲羅の器で。
◆甲羅を器には伊勢海老、毛がに、渡り蟹を。その上に菊を乗せて。
もっとも運気の停滞する重陽の節句の頃に、菊を食べて邪気を払いましょう。
◆鯛、松茸、卵豆腐のお椀
◆穴子とキュウリと卵の手巻き。
くるっと巻いて
◆八寸
芋名月にちなんで芋の葉で飾った器に、
栗名月にもちなんで里山の雰囲気を出した八寸です。
・かきなます
・こんにゃくの白和え
・タコと菊の酢の物
・無花果のごまだれ
・さわらの焼き物
・帆立の昆布締めと長芋
◆丸十と栗の天ぷらに菊の花
◆子持ち鮎のうるか醤油焼き
◆フォアグラ、あんぽ柿、マンゴーの最中
◆すっぽんの唐揚げ、甘辛いタレを付けて
◆徳島県半田そうめん
◆伊勢海老の頭から出汁を。キノコと猪のお鍋
ごはん二種類、松茸ごはんと秋鮭といくらの雑炊。
◆大豆コーヒーで作る葛饅頭とお抹茶
日本酒も百光など美味しい日本酒を併せてくれました。
本日も最高でした。
ご馳走さまでした。
2025/10/29 更新
2025/09 訪問
ミシュランガイド2026年版でも★★獲得おめでとうございます。2025年9月の銀座しのはらさん。
ミシュランガイド2026の発表の翌日に伺いました。
9月は重陽の節句。またの名前を「菊の節句」にちなんで、様々な菊を飾って。
運気の下がるこの時期、香りの強い花を飾り、厄払いを。
着せ綿のお話を伺いました。
不老長寿を願って、頂きます。
私の誕生日ということもあり、黒龍の「福」を空けてくれました。
有りがたいです。
今回の料理も最高でした。
いくつかお料理を紹介。
◆落ち鮎の天婦羅。
サワークリームをたっぷり付けて。
◆鰻の手巻き寿司
◆すっぽんの天麩羅をタレにつけて
◆モンゴルの松茸ご飯
◆稲穂に見立てたすすきを飾ったおだんご
本当にどの料理も美味しかったです。
ご馳走さまでした。
2025/09/28 更新
2025/08 訪問
2025年8月の「銀座 しのはら」さん
今月は二回お邪魔する予定なので、大将のお話をたっぷり聞けます(笑)
今月(8月)のテーマは、お盆。
あの世から早く家に戻ってくるように馬の飾りを、また、歩みの遅い牛は、この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、また、供物を牛に乗せてあの世へ持ち帰ってもらうとの願いがそれぞれ込めての飾り付け。
地方によっては「施餓鬼」(きこん または せがき)と呼ばれ、餓鬼道に陥った亡者を救ったり、餓鬼棚と呼ばれる棚を作って行き倒れの霊を慰めたりする風習もこの頃に行われるのとことで、蓮の葉を飾りに。
毎回、篠原さんのお話は勉強になり、料理も美味しく元気をもらえます。
今回の印象に残った料理は、
◆すっぽんの肝タレ焼き
これは、本当に美味しかったです。以前も食べたことは有りますが、今回のは絶品でした。
◆アワビのカツレツ
これも絶品でした。アワビをカツレツで食べるなんて贅沢すぎます。
◆飛騨牛とトリュフのすき焼き
ご飯何杯でもいけそうです。
追加料理も定番料理も、勿論、八寸も食事に合わせた日本酒もデザートまで全て美味しかったです。
御馳走様でした。
2025/08/13 更新
2025/07 訪問
2025年7月後半の「銀座しのはら」さん
先ずは胃を温めるために方煎茶を。
その後、喉が渇いていたのでビールで乾杯。
続いて、日本酒を半合づつ頼みました。
有名な「百光」が入っていたので注文。
やはり、和食には日本酒ですね。
今月のお料理は、
◆氷の鉢に盛られた素麺
大きな葉っぱにくるまれた具材(車海老、雲丹、鮑、白ずいき、どんこしいたけ)につゆ(枕崎節、いりこ)を。
鮑がめちゃくちゃ美味しかった。
◆香川クマエビパンにとうもろこし
◆お椀
天草の鱧、賀茂茄子、自家製のくずきり、冬瓜のすりながしで?
◆卵しんじょうと天然の琵琶湖の鰻を手巻きで。上に葉山椒などハーブ4種類を。
暑い日に鰻は最高です。
◆すっぽんの肝醤油焼きとエンペラの煮凝り
肝はすっぽんと鶏の白肝
◆定番のフォアグラモナカ
マンゴー、パッションフルーツ
◆八寸
七夕の起源とも言われる話の一つに、平安時代に、宮廷内で「乞巧奠(きっこうでん)」という技芸の上達を願う行事のお話もお聞きしました。
いつも、美味しいお料理だけでなく、歴史や文化の話も聞けるので楽しいですね。
八寸の内容は、
・ホッキ貝ちり酢、生姜酢にこごり
・毛蟹、焼き茄子、サンドマメ
・庄内お麩
・タコ小豆小倉煮
・ホオズキ、ヤマモモワイン漬け
・ハモの卵とイカの塩辛
・飛騨牛のタルタルステーキ
・鮎の唐揚げ
キャビア、サワークリーム、トマトときゅうりのタルタルソースで。
◆魚そうめん
◆瀬戸内の虎ふぐの唐揚げ(追加)
◆近江鴨鍋、じゅんさいとおかひじき
◆鮎と新生姜のご飯
三杯おかわりしました。(笑)
出汁茶漬けにして二杯。
美味しかった。
デザートは、
◆大豆珈琲の葛餅
◆抹茶
本日も最高でした。
美味しかったです。
御馳走様でした。
2025/07/26 更新
2025/06 訪問
2025年6月後半「銀座 しのはら」さんへ
今月も最高でした。
先ずはいつもの方煎茶で胃を温めてから、御料理スタート。
6月なので紫陽花をあしらった飾りが素敵です。紫陽花は丸く花が咲いた形状から薬玉とも言われ、魔除けとして病魔を払うとも言われているとのこと。
いつもしのはらさんに来ると勉強になります。
一品目は、鮑、トマト、枝豆をジュレで纏めた御料理。夏らしいですね。
続いて、海老パン。
鱧のお椀と続きます。
ここで、手巻き寿司が。
まぐろ、穴子、ごぼうの漬け物、たまごしんじょう。
まぐろと煮穴子が意外な組み合わせですが、美味しかったです。
すっぽんの唐揚げたエンペラの煮こごり。すっぽんはタレに漬けた形ではなく、好みでスダチやソースを漬けて食べる形。
小鮎のうるか焼き
日本酒が進みますね。
鮎の握りとしっぽの焼き物。
酸味が合います。
定番のパッションフルーツとフォアグラのもなか。
ここで、八寸の登場です。
今回は、奈良県の氷室の神事からのインスピレーションで、氷柱に締め縄をあしらった飾り付けです。
平城京の出来た710年の翌年から氷室神社で神事が始まり、その神事で使用した氷柱を神事が終わった後にかき氷にして夏バテをしないように食べたのが、日本でのかき氷の発祥では無いかとな話しもある様です。
暑い日が続く中で、しのはらさんの料理をいただいて、鋭気を養います。
八寸の後も、阿波麩の田楽、焼魚、笹鮨。飛騨牛しゃぶしゃぶ、蓴菜、おかひじき、お餅のお椀。
毛蟹しんじょうのコロッケ御飯。
一杯目はそのまま。
おかわりして、あんかけ御飯としてもいただきました。
付け合わせは、茄子の漬け物。
追加な飛騨牛(飛び牛)のステーキ。
最後はコアントロリキュールを使ったデザート。メロン、さくらんぼ、ブルーベリー。
本日も御馳走様でした。
毎月、元気をいただいています。
ありがとうございました。
2025/06/25 更新
2025/01 訪問
2025年、一発目の「銀座しのはら」さん。
今回のメニューは、お正月をイメージした縁起の良いメニューでした。
・香煎茶
先ずはお腹を温めましょう。
期待感が膨らみます。
・白味噌椀(飛騨高山のおおなめこ、京都の海老芋、牛蒡、山椒)
今まで食べた白味噌のお椀の中で一番です(爆)
・三宝柑の釜(下にウラジロを敷いて)
紅白の車海老、芽カンゾウ、コトブキノリ、かぶらの甘 酢漬け、子持ち昆布、帆立、加減酢ジュレ
・越前蟹真薯椀(金・銀をあしらった器で)
扇形のかぶら、柚子、ねぎ
・唐墨餅とお粥
・鼈の唐揚げ、甘辛いタレ
・ゆずりは、焼き河豚
・トロ手巻き 鮪の贅沢な手巻き
・虎河豚の唐揚げ(追加)
八寸(芽が出るように、めでたい一年になるように飛騨高山の華もちで飾り付け)
・鰤の藁燻、いぶりがっこ大根おろし
・雉と芹のお浸し
・海鼠(俵に見立て)
・堀川牛蒡(その土地に根ざした活躍ができるように)
・蛸(多幸)
・梅人参・長芋(紅白)
・のし梅(結ばれたご縁がほどけないように)
・昆布締めの鯛の中に大徳寺納豆(めで鯛、よろ昆布)
・数の子の松前漬け(よろ昆布、子孫繁栄)
・たたき牛蒡
・スモークサーモン黄味酢のせ
・チシャトウ、ウド(まっすぐ伸びていくように)
・黒豆(まめに一年暮せるように)
・くわいの松風(芽が出る一年になるように)
・玉子真薯
・フォアグラ、あんぽ柿、ウイスキーゼリーの最中
甘めなお酒とペアリングして頂きました。
・虎河豚の白子焼き(追加)
この料理と日本酒のペアリングは堪りませんね。
・伊勢海老出汁、蛤、神馬草、日の出人参、淀大根、下仁田葱
〆のご飯
・伊勢足赤海老薯のフライ、白魚、梅肉土鍋ご飯
・おじや
デザートは、
・紅白金団、百合根黄身餡
本日も大満足のお料理でした。
御馳走様でした。
2025/02/02 更新
2024/10 訪問
今年もミシュランの二つ星を獲得。「銀座 しのはら」さんで10月のメニューを。
今年のミシュランの発表数日後に訪問しました。
席に着いて、先ずは高煎茶で胃腸を温めます。
飲み物は、先ずはペールエールを注文し、料理スタート。その後、日本酒に切り替えて行きました。
重陽の節句(9月9日)にちなんで、寄せ綿に菊の花を飾り付け、無病息災を祈った飾り付けになってます。
今日はもう10月の後半ですが旧暦にちなんでということでとのお話がありました。
飾り付けの蓋を取ると、
◆玉子豆腐に海老、雲丹、いくらが乗せられジュレでまとめてあります。
続いて、
◆鮪の巻物
赤身は漬けてわさびで味付けされてます。鮪だけでも様々な部位を別々に味付けされており、大きな口で一口でいただきました。
◆明石の伝助穴子
二種類の菊の花のお浸しと山葵をたっぷりつけていただきます。
続いて、
◆松茸と鯛の菊花椀
今年は松茸が豊作のようですね。鯛の身もすごく美味しいです。
◆スッポンのタレ焼き、山椒を添えて
これを食べると「しのはら」さんに来たなという気持ちになります。
◆栗の渋皮煮の唐揚げ
◆郡上八幡の子持ち鮎の唐揚げ
そろそろ鮎も終わりですね。。。
ここで追加した一品目。
◆松茸の炭火焼き
焼いて塩を振ってあり、好みで酢橘を絞っていただきます。
火の通し方が絶妙ですね。
◆いちじくの胡麻和え
胡麻の甘みがたまらなくいちじくと合いますね。
◆八寸
菊の花を豪勢に飾ってあります。
ここでまた追加の二品目
◆河豚の唐揚げ
肉厚で美味しいです。
◆フォアグラとパッションフルーツ、マンゴーを最中で挟んで。
◆滋賀県の鴨、様々なキノコと一緒にお椀で
めちゃめちゃ元気になりそうです。
ここから食事
◆松茸のご飯
たっぷり松茸が乗ってます。
もちろん、大盛りでお願いしました。
◆スッポンで出汁をとったラーメンに松茸をトッピング
どれだけ贅沢なのでしょうか。笑
麺を完食した後、また松茸ご飯をおかわりして、おじや風にしていただきました。
最高です。
再度デザートは、
◆卵の葛焼きとお抹茶
今回も最高のお食事でした。
ご馳走様でした。
2024/10/23 更新
2024/09 訪問
思い出に残る一夜を「銀座 しのはら」さんで過ごさせて頂きました。ありがとうございます。
先ずは、梅昆布茶でお腹を、温めて、ピルスナーで乾杯。
氷の器で小豆島の「極みソーメン」にウニを乗せていただく。
さっぱりした喉越しに、濃厚なウニの風味がたまりません。
マグロの巻物
漬けにしたマグロ、中トロ等、それぞれのマグロの部位を生かした太巻きに仕上げられています。
一口で食べるには大きいですが、一緒に味わいました。
お酒を日本酒にチェンジ。
「日日」の限定「亀の尾」。
その後、郡上八幡の落ち鮎を雄と雌、別の調理法でいただく。
先ずは雄を塩焼きにして背骨を抜いて、鮎の骨でとったお出汁のお椀で。
濃厚なお出汁が出てて最高です。鮎の下には冬瓜が。
次は、明石の伝助あなご。わさびと山椒、お好きな方で。
ここで二杯目の日本酒、「秋あかり」を。
今度は雌の鮎を姿揚げに。
頭ごとおいしくいただきました。
口直しにシャインマスカットのゴマだれがけ。
いちじくのゴマだれはたまに食べますが、シャインマスカットは初めて。
美味しいですね。
お次は八寸。
今回のテーマは、「十三夜(豆名月)」と「十五夜(中秋の名月)」です。
十五夜の方が有名ですが、十三夜は日本独特の風習なんですって。
大きな芋の葉っぱを捲ると料理が出てきます。
お月見をイメージしたうさぎのお皿に料理があしらわれています。
農作物が沢山実るように、ススキの穂を稲穂に見立てて飾り付け。
はざまいちじく、胡瓜の酢の物、大根となます、衣被のカラスミかけ、蛸の柔らか煮等。
どれも美味しいですね。
日本の文化歴史を感じる「八寸」です。
八寸をいただいている途中で、次の日本酒を。
新政酒造の「美郷錦」。
新政、美味しいですね。
フォアグラとマンゴー、パッションフルーツ、フォアグラ、レモンのシャーベットを最中でサンド。毎回、季節の果物が入りますが、毎回美味しいですね。
続いて、スッポンのタレつけ焼き。
これ、大好物です。
伊勢海老の頭で出汁を採ったお椀。
伊勢海老の身がプリプリで、猪豚とも良く合います。
おかひじきが良いアクセントですね。
ご飯は、炊き立てご飯に松茸を混ぜ込み。
食欲が止まりません。
スッポンの出汁で作った、鱧の身を加えたラーメン。
めちゃくちゃ良い出汁が出てて最高に美味しいです。
麺を食べ切った後、上記のご飯を雑炊風に。
美味しいです、ご飯おかわりしちゃいました。
デザートは、能登大納言の水羊羹と丸十(さつま芋)の甘露煮。
お抹茶。
実は個人的なお祝いをサプライズで行ってもらいました。
たまたまいらっしゃった、超有名人の方にもお祝いしてもらう形になりました。
本当にありがとうございます。
忘れられない、1日になりました。
ご馳走様です。
2024/09/25 更新
2024/07 訪問
【Gold 2024】、【日本料理 TOKYO 百名店 2023】銀座 しのはら7月後半の夏メニューのテーマ(乞巧節:中国の七夕)
七夕は、中国語で乞巧節とも呼ばれ、中国神話に登場する牛郎と織女の逢瀬を祝う中国の祭りである。中国の旧暦7月7日に行われる。 ロマンチックな愛を祝うこの祭りは、しばしば中国の伝統的なバレンタインデーに相当すると言われる。(ウィキペディア)。
先ずは、香煎茶でお腹を温めた後、ペールエールで乾杯。
煮鮑を氷の涼しげな器で。
鯛の笹巻き寿司と鮪とベッタラの軍艦巻
お椀は胡麻豆腐と徳島県の赤雲丹
岐阜県の郡上八幡の鮎。
2種類の食べ方で。
塩焼きにしたものとうるか醤油(鮎の塩辛)につけてじっくり焼いたもの。
うるか醤油でつけ焼きした方は、頭から丸齧りできます。
すっぽんの唐揚げ(タレ付き)
これ、大好きです。
大きな葉っぱにスッポンの丸い煮凝り、下には岐阜県のとうもろこしの擦り流し。
上手に葉っぱから煮凝りを下の器に滑らせて落とします。
混ぜていただくと美味しい。
毎回、1人くらいは器に移すのを失敗する人がいるようですが、今回のメンバーは優秀でした。笑
月の輪熊と万願寺とうがらしの煮物。
フォアグラ、マンゴーとバッションフルーツの最中。
そして八寸。
今回のコースのテーマの一つは、七夕。
昔の中国では、織物や裁縫、楽器の演奏が上手くなるように梶(かじ)の葉っぱの裏に願い事を書いていたようです。
八寸もそれにちなんで「五色の短冊」で飾り付け、笹を使い厄払い。
7月の暑い時期、免疫力が下がるので、暑気払いや運気を上げる意味を込めた料理をご提供してくれました。
本当に「しのはら」さんに来ると、日本の歴史だけでなく、中国・インドも含めての勉強になります。
食文化は素晴らしいですね。
八寸は海のものから美味しくいただきます。
途中、温かいものを挟むときは、温かいものを先にいただきます。
「えびの擂り身(海老しんじょう)のパンのはさみ揚げ」。
これも、凄く美味しい。
追加の品、3種類全部注文しました。
ボタンエビをお酒に浸けたもの。
箸で身を食べたら、最後にご飯を絡めていただきます。
虎ふぐの唐揚げ
飛び牛のステーキ
この3品が追加したもの。
その後、お椀(蛤、甘鯛、冬瓜、おかひじき)を。
〆として、鱧と新生姜のご飯に伊勢海老の赤だし、水茄子の御漬物。
お茶碗に盛られたご飯の上には、どーんと卵焼きを乗せてくれます。これも美味しい。
デザートは、
石川県の能登大納言の水羊羹と、お抹茶。
今日も本当に美味しかったです。
ご馳走さまでした。
2024/07/26 更新
2024/06 訪問
6ー7月前半のコースのテーマは、「氷室の神事」 ・・・夏バテしないように
地方創生関連の社長やベンチャー企業の社長たちと訪問しました。
先ずは、お腹を温めた後、
ペールエールで乾杯して、いちじくの白和え。
おこぜのおすまし。
ハモのお造り。
岐阜県の郡上八幡の鮎。
2種類の食べ方で。
「コハダとみぞれ酢」と
下には、「スモークサーモン」。
すっぽんの唐揚げ(タレ付き)
フォアグラ、マンゴーとバッションフルーツの最中。
710年前からの「氷室の神事」からインスピレーションを受けた八寸。
氷池の厚い氷を洞窟の奥で貯蔵した。
それを氷室と言うようになった。
奈良の氷室神社で行われる、今の「献氷祭」の発端とのこと。
飾りの、氷の「しめ縄」は、この世とあの世の境界線を顕し、この氷は神様に捧げたものの意味。
当時は神事の後、その氷をかき氷として食べたそうです。
食べれたのは当時の貴族のみ。
夏の氷は貴重だったんですね。
健康に暮らせるようにとの願いからだったそうです。
本当に「しのはら」さんに来ると、日本の歴史の勉強になります。
日本文化は素晴らしいですね。
八寸は、
トマトの刷り流し
ハモ
万願寺とうがらし、バチ子
煮アワビ
辛子菜
シマアジとキャベツ
海のものから美味しくいただきます。
途中、温かいものを挟むときは、温かいものからいただきます。
「えびの擂り身のパンのはさみ揚げ」。
これ、凄く美味しい。
追加の品、3種類全部注文しました。
ボタンエビをお酒に浸けたもの。
箸で身を食べたら、最後にご飯を絡めていただきます。
虎ふぐの唐揚げ
飛び牛のステーキ
この3品が追加したもの。
鰻、卵焼きと木の芽の手巻き寿司。
その後、
月の輪熊、黒豚とじゅんさいの煮物。
〆1として、牛の時雨と新生姜のご飯
〆2として、すっぽんのスープのラーメン
デザートは、
青梅の氷寄せ
能登大納言の水羊羹と、抹茶。
今日も本当に美味しかったです。
ご馳走さまでした。
2024/07/26 更新
2024/05 訪問
銀座しのはら:2024年5月のコース料理
5月のコース料理。
免疫力が下がるこの季節、邪気祓いの料理を頂きました。
海老のゼリーがけと海老しんじょう、マグロの太巻き。
お椀にはナスが。
焼きフグ、すっぽんの唐揚げ、オリーブアイスとフォアグラのもなか。
月の輪熊と冬瓜、万願寺とうがらしと生姜。よく混ぜてスプーンですくって。
邪気祓いの鬼瓦に八寸を。
握り鮨
追加のフグの唐揚げ
和牛ステーキ
芝海老とモンゴーイカをブランデーに漬けたものに、ウニのソースを。
群馬の猪豚と潤菜の鍋。
桜海老、ホタテ、うすい豆の炊き込みご飯。
デザートは柏餅。
今回のコースも素晴らしかった。
ご馳走様でした。
2024/06/08 更新
2024/04 訪問
銀座しのはら:2024年4月春のコース
席についてすぐに「方煎茶」をいただく。
・徒然草をテーマとし、4月22日が聖徳太子の月命日(太子忌)で大阪の四天王寺でも縁日が開かれることもあるので、太子が仏教を日本に広めたといことで、ブッダの生誕にもかけあわせ、彩りに貝殻をあしらったお盆を。
・飲み物は「東方美人」を注文。
・京都の行商人 大原女(おはらめ)をイメージした、筍のお椀。
・鰻とたまごに花山椒をたっぷり乗せた手巻き。
・熊でスープを取り、キャベツとじゃがいもに餡かけ。
・焼きフグ
・スッポンの唐揚げ(甘辛のタレで)後ほど、このタレは、炊き込みご飯のおかわりにもかけてくれます。
・フォアグラとオリーブのアイス・ジャムを挟んだ最中
・メインの8寸は、灌仏会をテーマに。花も多く飾られ、最高のエンターテインメント。
・追加のフグの天麩羅。大ぶりのフグで歯応えも最高。
・稚鮎が登場。鴨茄子の味噌田楽と一緒に。
・蛤とふきのとうを練り込んだ胡麻豆腐。おかひじきを添えてお吸いもの風に。
・うすい豆と蕨、桜海老の唐揚げの炊き込みご飯。もちろんおかわりしました。
・追加の和牛ステーキ、わさびをたっぷり乗せて。
・締めの「スッポンのラーメン」。なんて贅沢。。。
・デザートは、よもぎを練り込んだ葛団子。
本当に美味しかった。
いつもありがとうございます。
ご馳走様でした。
2024/06/08 更新
一週間ぶりの訪問です。(笑)
料理の説明は前回の書き込みをご覧ください。
今回も美味しかった。
今回は追加料理は焼き蟹だけにしました。
日本酒との組み合わせも最高で、今回も大満足です。
ご馳走さまでした。
来月また来ます(爆)