3回
2023/09 訪問
濃厚煮干し+烏賊煮干しの*濃厚烏賊煮干しそば*
大門(奥が増上寺)
お店のある小道、吉野家の脇
券売機(蓋付き)
蓋を開けた券売機
行列
店舗
卓上
卓上アイテム
特製濃厚烏賊煮干しそば
特製濃厚烏賊煮干しそば
特製濃厚烏賊煮干しそば 1400円
特製濃厚烏賊煮干しそば
前から
右から
後ろから
左から
チャーシューなど
味玉など
スープ
味玉
鶏チャーシュー
豚チャーシュー
豚チャーシュー2
麺リフト
味玉
和え玉 300円
和え玉
和え玉のタマネギ
和え玉の煮干し粉
和え玉のチャーシュー
煮干し粉アップ
混ぜた和え玉
残ったスープ
ごちそうさまでした。
店内
大門と東京タワー
いづるの通りの入り口付近。ビルに東京タワーが映っている
趣のある都営浅草線大門駅
2023/09/20 更新
2023/08 訪問
マイベスト濃厚煮干しの店
こんばんは、天反ぢいです。
昨日は、月曜のみ営業の裏健やかさんに行った後、じつはいづるさんに向かいました。いづるさんも土日休みの、訪問難関店であります。この際、この日のうちに行っておいた方がいいのでは?とふと思いました。もうお腹いっぱいではありますが。そこで、行くことにしました。
三鷹から新宿に出て、大江戸線で大門へ。新宿で、大江戸線の西新宿駅と新宿駅のどちらから乗ればいいんだ?そう、南回りで新宿駅でした。
いづるさんはワタクシは2回目、去年のやはり夏休み以来1年ぶりです。いづるの店主さんは恵比寿のおおぜき中華そば出身ということですが、おおぜきさんにも行きましたが、まったく違うのでびっくりでした。去年は昼前でも10人以上の行列でした。そういえば、停電しました。
〇2023年8月28日(月)昼12時40分ごろ訪問
店は都営浅草線、大江戸線の大門駅を出て、大通りを増上寺 大門の方に向かい、その手前の吉野家のところの細い道を南に曲がってすぐです。
店前に着くと、店員さんが一人立っていて、前のお客さんが券売機で食券を買っているところでした。昼時なのに行列はなし!でびっくり。
前のお客さんに続いてワタクシも食券を買います。券売機は店外にあり、ボックス状の蓋つきケースに格納された小さ目のものです。
・特製濃厚そば 1300円
・和え玉 300円
お店に入ると、カウンター席手前2席が空いていて、奥側の席に座って、食券を出します。
そこで、あらためて食券を見ると、特製煮干そば1250円と書いてあります。あれ?間違った。そこで、外の店員さんに間違ったというと、中の店員さんに話してくれて、特製変更50円、ということになりました。現金で払います。(100円玉でお釣りをもらった)
店内、薄暗く、カウンターも黒で、独特の雰囲気です。エアコンの効きが悪く、入り口が開けっぱなしなので、結構暑いです。
卓上にはレンゲと箸と、GABANのコショー(使いませんでしたが、たぶん黒)、とうがらし(一味でしょう)、それから酢がありました。この酢は、昆布とお茶パックみたいな袋に入った粉(たぶん煮干し粉)がありました。
3分ほどで、煮干そばがやってキタ。
茶色の泥っとしたスープに、細麺。鶏チャーシュー2枚、豚チャーシュー2枚、茶色く染まった味玉、ばら海苔、刻みタマネギがのっており、真ん中には、緑の中空のたぶんネギが十字に置かれ、真ん中にナルトが寄りかかっています。
いただきます!
・スープは、ドロドロですが、それほど粘りはありません。ざらつきもありません。色は茶色く濁っていますが、セメント色とは言えないですね。そして、濃厚な煮干しの味がします。苦みもかなり強いです。破壊的イノベーションさんほどじゃないかもしれませんが、それに次ぐ苦さですね。それに加えて強い旨みがあります。つきひさんだと、はっきり動物系の出汁の旨味が支えているのがわかりますが、いづるさんは動物系を使っているのかどうかわかりません。強い苦みと旨味のハイレベルのバランス。これはワタクシ好みの味であります。すばらしい。
・麺は、やはり低加水麺。太めのストレートな細麺のようです。細目の中太麺?しなやかでコシがあり、小麦感も感じるいい麺です。netで調べると、村上朝日製麺という情報がありました。分倍河原の碧猫さんと同じですね。今でもそうでしょうか。煮干し系では、三河和製麺や菅野製麺なんかも使っている店がありますね。
・鶏チャーシューは低温調理ですね。胸肉ですね。それほど低温じゃないのかもしれません。でも、パサつく手前で処理されています。そして、サクサク(?)と歯切れがいいのが特徴です。どうも最近そういうのを作っている店が多い気がします。流行り?
・豚のチャーシューもおそらく低温調理でしょう。ピンクというよりは濃い色をしています。これも温度高めでしょうか。弾力があります。おそらく肩肉ですね。縁が茶色で味がしみている感じです。
・味玉は、ここもやはり、黄身が固まり気味ですが、まだねっとりとしています。いい色の染まっていますが、見かけの通り味は染みています。スープよりはすっきりとした味。
・ばら海苔は、磯風味がしますが、スープに負け気味です。
・緑のネギはなんでしょうね。アサツキの先っぽの方とかですかね。十字に組むのは面倒ですね。ナルトを抑えに使っている感じ。でも味的には、ボリュームがないので、大した貢献はしてないですね。
麺が少なくなって、和え玉をお願いしました。細麺か中太麺かきかれましたので、中太麺をお願いしました。このスープには太い方がいいと思って。
すぐに和え玉がやってキタ。
麺は濃厚煮干そばと同じ。これって、中太麺だったの?細麺はもっと細いんだ。
鶏と豚のチャーシューの細切れと刻みタマネギが添えてあり、真ん中に魚粉(煮干粉?)がのせられています。一般的なパターンですね。
・和え玉は、やっぱりタレに油があり、まぜるとまぶされていい食感になります。タレの味か、魚粉が強力なのか、煮干し感が強いです。旨みもたっぷりあります。こういう和え玉は他では味わったことがないです。すばらしい。スープに投入せずに、和え玉だけ食べました。
というわけで、非常においしかったです。濃厚煮干しのスープはワタクシ的にはベストバランス。苦みと旨味の調和。そして和え玉も苦みはありませんが、強力な煮干し感と旨味。これもbストです。ということで、マイベスト濃厚煮干し店に決定!
ごちそうさまでした。
増上寺大門と東京タワー。左の吉野家のところを曲がるとお店
お店
券売機
卓上
卓上アイテム
特製濃厚煮干しそば
特製濃厚煮干しそば
特製濃厚煮干しそば 1300円
特製濃厚煮干しそば
正面から
右から
後ろから
左から
中心部
鶏チャーシュー
豚チャーシュー
スープ
麺リフト
味玉
和え玉
和え玉 300円
和え玉
和え玉を混ぜた
スープの色はこんな
丼の底に残る煮干しの細粒やら
ごちそうさまでした。
2023/08/29 更新
2022/08 訪問
苦い!うまい!煮干し!
こんにちは、天反ぢいです。
ワクチン接種の翌日、金曜日にはこちら、いづるさんに行ってきました。
twitterでいづるさんは17日から営業再開との告知があり、これはぜひ行かなければと思いました。この日から夏休みを取りました。いづるさんは、土日がお休みのようなので、この機会に行かねば!
〇2022年8月19日(金)午前11時ちょい前初訪問
お店は大門の駅から、西に向かい、何本目かの細い道をちょっと南に入ったところにあります。店前に着くと、すでに10人ほどの行列。道の反対側に並んでいます。そして、ちょうど店員さんが出てきて、外にある券売機を稼働させるところです。そして、開店!お客さんが次々に食券を買ってお店に入ります。そして、ワタクシの前、一人というところで、満席になり、待ちになってしまいました。待っているうちにも、お客さんがやってきて、食券を買ってから列に並びます。あれー、先に食券を買うシステムなんですね。ワタクシも食券を買います。
・味玉濃厚そば 1000円
いづるさんのメニューは基本が煮干しそばと、濃厚煮干しそばの2種類で、トッピングに味玉、タマネギ、岩のりがあります。そして、和え玉と和え玉ハーフがあります。券売機(本体)の写真を撮るの忘れた。ワタクシは連食するつもりがあったので、和え玉は買いませんでした。ハーフでも買っておけばと後悔。
10分ほどで最初のお客さんが出てきて、行列先頭のお客さんが入ります。さらに数分で次のお客さんが出てきて、店員さんに窓から声を掛けられ、ワタクシも入店、空いている席に座り、食券をカウンターに置きます。
店内、カウンター席と、奥に2人掛けのテーブル一つ。合計9席かな。ちょっと狭いですね。ちょっと照明が暗い。外光も入ってちょっと不思議な雰囲気。
ほんの3分ほどで、ラーメンがやってキタ。
スープはセメント色よりは茶色いです。いかにも濃厚で濁っています。具は、チャーシューが2枚。味玉、岩のり(ばら海苔)、刻みタマネギ、そして、クロスした細い青ネギとその上になるとです。
いただきます!
〇スープ
濃厚な煮干しの味ですが、苦みがはっきり感じられます。煮干しの旨味はまあ、十分ですが、なにか物足りない感じもあります。使っている煮干しは何でしょうね。イワシ系が主体なのは間違いありません。濁っていますが、ざらつきがあるという感じでもありません。粘性があり、案外マイルドな感じもあります。煮干しをどのように処理したらこうなるのかはよくわかりません。煮込むだけじゃどろどろにはならないと思うんですけど。
しばらくすると、表面にごく薄い膜が張りました。あれ、動物系の出汁を使っているのでしょうか。あとで調べると、マイレビさんのレビューに鶏白湯を使っているとありました。なるほどという感じです。でも鶏の感じはごくごく控え目でしょう。
濃厚煮干しのスープは塩気を利かせることが多いようですが、ここはしょっぱく感じるほどではありません。
〇麺
低加水のストレートな細麺です。九州系よりは太めなような気もします。かためのゆで加減ですが、パツパツ過ぎないところがよいです。
厨房後ろに麺箱があり、村上朝日製麺でした。碧猫さんもそうでした。茹で加減も含め、ほぼ同じですね。
〇具
チャーシューは白っぽいのと赤っぽいのの2種です。白っぽいのは、どこの部位でしょうかね。脂身はなく、すごく柔らかい仕上がりです。白いけど豚肉でしょう。これは、おそらく、比較的低温で、長時間処理したんじゃないかと思います。縁は薄茶色に染まっていますが、味付けは強くありません。肉の旨味を強く感じます。厚みもそこそこあります。
赤っぽいのはおそらく肩肉でしょう。脂身が付いています。赤いので低温調理でしょう。でも、これもかなり柔らかく、筋も硬くありません。弾力が残っています。これも縁は茶色っぽいですが、味付けは強くありません。肉の良い味がします。
味玉は、茶色くいい色に染まっています。黄身の中心部がジェル状に柔らかくいい感じです。そして、味付けは魚介系で、結構甘い味がつけてあります。この味は煮干しじゃなく、節系の感じです。
タマネギは、この手の濁った濃厚スープにはよく合いますね。しゃきしゃきで、軽い軽みがいいアクセントになります。
岩のりは、パラパラで、乾燥した状態でのせられています。水分を吸って、いい感じの磯風味を醸し出します。
青いねぎは、何ネギかわかりませんが、しっかりしていて、万能ねぎじゃありません。しっかりネギの味がします。
という具合で、ワタクシには大変おいしく感じられました。苦みを感じるスープは、ここ以外では味わったことがありません。唯一無二ですね。ただ、もう少し煮干しの旨味が強く感じられると完璧になると思うんですが。何度も行きたくなりますね。
ごちそうさまでした。いやー、煮干しってほんとうにいいですね。
余談、もうすぐ食べ終わるという頃、電灯が消え、ほとんど真っ暗になりました。店員さんはブレーカーが落ちたと思い、奥の業務用冷蔵庫の上あたりにブレーカーボックスを探します。外のお客さんから、券売機が動かないとの声に、店員さん、しばらくお待ちください。
が、どうやらブレーカーじゃないようです。エアコンも換気扇も止まり、厨房の熱気が店内に充満し始めて、暑いです。ワタクシは食べ終わって退店しましたが、しばらくしても復旧しそうにありません。外は、食券を買って待っている人の行列に加えて、券売機にも行列。あとで、twitterで知りましたが、結局、東電の人を呼んで復旧しさせたようです。ご苦労様でした。
この後、いづるの並びの中華店、龍記 芝大門店で驚きのワンコイン弁当、しかもとてもおいしそうなのを見て、思わず買ってしまってから、連食2件目、超極太麺のMENクライに向かいました。つづく
入店開始
食券購入
入口付近
券売機(扉閉) なんだかこういうシールを張りまくっている店って結構ありますね
案内 食券を買ってから向かい側に並ぶ
食券
お店の並び
卓上
味玉濃厚煮干しそば
味玉濃厚煮干しそば
味玉濃厚煮干しそば 1000円
味玉濃厚煮干しそば
中心部
別角度
後ろから
麺リフト
麺
チャーシュー
味玉断面
ごちそうさまでした。(すでに停電している)
停電中の店内
停電中の店内
2022/08/21 更新
こんばんは、天反ぢいです。
先日の月曜日は、いづるさんに行ってきました。土日休みでも、月曜日の祝日は営業、そして、この日の限定メニューは、濃厚烏賊煮干しそばです。これは行かざるを得ません。
〇2023年9月18日(月)午前11時50分ごろ訪問
お店は、大門駅だとA6出口で出ると近いですね。道を渡らないといけませんが。吉野家の脇の道を入ります。店に近づくと行列が見えます。まずは、表に出ている券売機で食券を買います。
・特製濃厚烏賊煮干しそば(限定E) 1400円
・和え玉 300円
食べてないものがあって後悔したくないので、特製にします。本当は具なしでもいいんですけど。ちなみに特製でない通常タイプは1100円です。最近ではこんなもんでしょう。煮干しは原価がかかるでしょうから。
さて、行列は数えてみると10人。後ろにつきます。空は快晴、容赦なく日差しが照り付けます。酷暑です。残念ながら、いづるさんは日傘サービスはありません。持っていた折り畳み傘をさします。
待つことおよそ20分で、店に入れました。
席は奥から詰めて、ということで、カウンター席の折れる前の一番奥に座って、食券を出します。
店内広くはありません。カウンター席と奥に2人掛けテーブル一つ。心配したよりエアコンは効いていて、暑くはありません。前回は開放の入り口すぐの席で暑かったです。
店員さんは、厨房に2人、客席側に一人でした。
卓上には例によって、コショウ、(一味?)とうがらし、だしパック入りの酢があります。
2席に一つカウンター上にお冷ポットがありますが、角の所は、サーキュレータが置いてあって、ポットは卓上でした。換気しないと。カウンターは黒基調で店内はかなり薄暗いです。
ほんの5分ほどで特製濃厚烏賊煮干しそばがやってキタ
黒っぽい濃い茶色のスープにストレート中細麵、トッピングは、分厚い鳥チャーシュー2枚、豚チャーシュー3枚、いい色に染まった味玉1個、ばら海苔、そして刻みタマネギ。そして、十字に組まれたアサツキの先っぽのようなもの。その真ん中をなるとが押さえています。特製は300円増し以上の豪華さですね。
いただきます!
・濃厚のスープは例によってドロドロです。味は、烏賊の味がします。しかし、それほど強力ではなく、通常の濃厚煮干しに加えて烏賊の味がするという感じです。苦みも通常の濃厚と同様にあります。同じ烏賊煮干しでも、ねむ瑠さんだと、烏賊の味が主体で、まるで”いかめし”のようでしたが、こちらは通常(イワシ)煮干しの方が主体のようです。おかげでイカの甘みのような感じがなくて、ワタクシは高バランスだと思います。でも若干イカが弱いかも。六郷さんもそんなバランスでしたが、あちらはもっとしょっぱかったです。
・麺はいつもの中細麺で、低加水のもの。濃厚煮干しでは定番のタイプですね。硬めに茹でられ、よい食感です。表に麺箱がありました。村上朝日製麺ですね。煮干し系では多いようですね。
・鶏チャーシューは、胸肉だと思いますが、しっかり厚めです。パサついておらず、サクサクの感じで、低温調理でしょう。厚めのせいか、塩味がついています。珍しいかも。
・豚チャーシューは、赤に近いくらいのピンク色で、低温調理で、かなり低めの温度で処理されている感じです。部位はよくわかりませんが、脂身がわりと多く入っていますが、これがざらざらせず、なめらかなのがすごいですね。肉の味もかなり強く出ています。
・味玉は、表面ツルツルで、傷ひとつありません。そしてきれいに均質に茶色に染まっています。どうやったら、こんなにきれいに仕上げられるのでしょう。微甘の魚介系の味が染みていておいしいです。黄身の柔らかさもちょうどよいです。これは最高ですね。
・バラ海苔は上品な磯風味です。まあ、濃厚スープには負けますが。タマネギもしゃきしゃきでいい仕事しています。
麺が少なくなってきたところで、和え玉を中太麺でお願いします。こちらからお願いしなくても客席係の店員さんが見ていて、タイミングを見計らって、聞いてくれるみたいです。
和え玉は、細麺か中太麺かきかれますが、中太麺の方が、煮干しそばと同じタイプです。ワタクシは中細麺だと思うんですが、いづるさん的には中太麺のようです。細麺はさらに細いです。
2,3分で和え玉がやってキタ
麺の下には、油っぽいタレがあって、上にはたくさんの煮干し粉がかかっています。チャーシューコマ切れ(おそらく同じ豚チャーシュー)と、刻みタマネギが添えられています。
・和え玉をよく混ぜると、タレの油がまぶされて麺の食感がよくなります。タレは美甘なのかな。そして、多量の煮干し粉のおかげで、しっかり煮干し味になって、煮干しの和え玉です。ここまでしっかりした味の和え玉は他では味わったことがありません。
というわけで、濃厚烏賊煮干しそばも和え玉も大変おいしかったです。濃厚煮干しそばは、苦みと旨みのバランスの良さ、煮干しの全体としての風味、味わいの表現、補助的に用いられている(かもしれない)他の素材の旨み(動物系?)が控えめであることなど、ワタクシの好みにぴったりマッチしているように感じます。今回の烏賊煮干しそばはそれに加えて、適度なイカの旨みが加わって、素晴らしくおいしく感じました。
ごちそうさまでした。
いやー、いづるさんは、やっぱりMy best煮干しです。