天反さんが投稿したらーめん飛粋（東京/蒲田）の口コミ詳細

　おはこんばんちは、天反ぢいです。
　昨日3日はNIBOSHIMANIAさんの新年初営業に行ってみると、な、なんと行列50人以上(たぶん)。これは2時間待ち必至と思いやめました。で、行ったのがこちら飛粋さん。
　前回訪れたのは去年の4月だったようです。この時も最高のクオリティーで、ずっとそのままだろうと思っていましたが、この際、もう一度味わってみましょう。

〇2025年1月3日(金)昼12時半ごろ訪問
　お店に着くと、行列、16人ほど？まあ、1時間待つことはあるまい。ということで列に着きます。見ていると、どうやら、並んでいるうちに順番に食券を買いに店に入っているようです。でも前の2人連れさんは、買いに行きません。前回は店員さんが指示していたような。あとでわかりましたが、店入口のところのポールに掲示があり、「食券は買わずにお並びください　従業員が順番にお声がけします。」と書いてあります。というわけで、やがて店員さんが出てきて、食券を買うように指示されました。券売機の場所が変わっていますね。改装後初めての訪問です。すっかりこぎれいになりましたね。
　ワタクシが買った食券は

・特製らーめん 1300円
・中盛り 100円
・ライス 100円
・万能ネギ 200円

　前回は、特製らーめんが1200円でした。100円値上がりです。前回のネギ100円が150円に。その他に万能ネギ200円ができたようなので、こちらにしました。ライスを食べると多いかな、と思いましたがやっぱり欲しい。

　席は入れ替え制なのか、数人入れて、しばらく動かず、また数人。ワタクシは、何番目かの先頭に。そして、およそ30分で入店！前に並んでいた2人連れさんがもう少しで食べ終わるとこで、ワタクシは一番奥の席へ。そして、コートをハンガーにかけている間に、早くもラーメンがやってキタ。まいったな。

　万能ねぎは別皿でした。そんなに量はありません。ラーメンにはチャーシュー3枚、小松菜、海苔5枚、味玉一つがのっています。ライスは茶碗に軽く1杯。どんぶりは並盛と変わらないみたい。
　スープは家系にしては透明度が高く、浮いている鶏油は黄色ですね。（もしかして家系とは称していないのでしょうか）。
　スープのお味は旨味たっぷりで、非常にバランスがよく、それほど豚骨が強くないようです。鶏の出汁が結構効いている感じです。おそらく、豚骨を炊き上げるときに丁寧に処理を行っていて、あくを取ったりして、獣感がでないようにしているのではないでしょうか。とっても上品な味に仕上がっています。鶏油は風味がしっかりしていておいしいです。芳醇ちーゆ蕎麦というのもあります。この日は券売機で×でしたが。

　麺は、わりと太目の中太麺で、少し平打ち気味、知事れているというよりはウェーブがかかっているという形状。そして、しなやかで、適度なモッチリ感があり、非常においしいです。（吉村家）直系店などで使われている、杉印の酒井の麺ですね。最近の杉印麺は昔ほどもちもちではないんですが、やはり家系ではぴか一の麺ですね。

　チャーシューはモモとバラがあり、モモは燻製タイプで、バラは柔らかく煮込んであります。昔は特製はどちらかを選ぶことになってましたが、最近はモモ2、バラ1になっています。
　モモの方は燻製タイプらしく、薄切りの白っぽい肉ですが、ちょっとピンクがかっていて、しなやかで柔らかいです。燻製感はほどほどで品がいいです。バラの方は、今回なぜか薄切りで、本来オオバンのようですが、最初から折れていて、柔らかいのでのばしても切れて元に戻りません。これは、もう少し厚くして欲しいところです。脂身はほどほどで、こちらも品の良い味に仕上がっています。

　小松菜は、葉先の部分は使っておらず、しゃきしゃきでおいしいのですが、もう少し量が欲しいところです。
　海苔は、まず厚みがあってびっくりしました。味もしっかりしていておいしいです。前と変わったようです。
　万能ねぎは、先っぽとか根本の方とか入っておらず、きれいに切ってあります。このスパッとした切り方が食感をよくしている感があります。そこそこの風味がおいしいです。量的にはこれで十分でしょうけど、ネギ好きのワタクシとしてはもう少し欲しいところです。

　味玉は、真っ白で、軽く塩味程度のようです。黄身が赤く、トロトロというか生に近いです。いい仕上がりです。

　というわけで、今回もすごく上品な仕上がりで、滋味深い味わいで、なおかつ、淡麗というわけではなく、それなりに強い味になっていて、もう完璧な味に近いと思います。
　蘊蓄書きができていて、その手のラーメン屋さんみたい。
　それによると、豚骨と鶏ガラを別々に炊き上げているそうです。これは特に珍しくはなく、そうしている店はそれなりにありますね。
　かえしは、ヤマサ吟選しょうゆがメインだそうです。
　鶏油は親鶏油だそうです。調べると、親鶏というのは、卵を産んだ鶏ということらしいです。
　卵はやっぱり「マキシマムこいたまご」ですね。昆布と塩で味付けだそうです。
　どんぶりは有田焼だそうです。前回は違うどんぶりでした。

　なんか量は減っているような気がします。前回と比べるとよくわかりませんが、少なくとも昔はもっと量がありました。まあ、原材料のいいものを使っているので、昨今の物価高騰で値上げ幅を抑えるために量的には減らしているのかもしれません。まあ、これで普通の量と言えるので問題ないでしょう。

　ごちそうさまでした。やっぱり飛粋さん最高！

　こんばんは、天反ぢいです。
　先週の木曜日は、川崎の病院への通院日。そして久しぶりに、蒲田へ寄って、飛粋さんで食べようと思いました。飛粋さんは、食べログ3.83点の高評価の店。そして、特に家系好きというわけでもない人たちからも高く評価されているようです。そのおかげで、連日行列のお店らしいです。なので、ワタクシも行列が10人だったらやめようかと思っていました。
　ワタクシは、かなり初期のころから言っておりますが、昔から、ハイレベルのスープとおいしい麺の店でした。最近は全面的にブラッシュアップされているようです。

〇2023年4月20日(木)午前12時少し前訪問
　早めに会社を出て、昼12時前に着きました。お店は蒲田駅東口を出て、細い道を北に少し行ったところにありました。前回は去年でしたが、その時はラッキーなことに12時ちょっとすぎて、並びが2，3人でした。この日は、どうでしょう。着くと、行列は9人、いや10人？、まあよしとしましょう。10人だと50分くらいかな。ところが、店から食券を買いに行っていた人が出てきて11人。もう仕方ありません。
　
　飛粋さん、接客専門の店員さんがいるようですね。食券を買いに行くタイミング、入店のタイミングをコントロールしているようです。店内狭いので、食券もすきを見て数人ずつ買うようにしているようです。お客さんの中には連れ立ってきている人もいます。ので、何人かまとめて店内に案内しているようです。さすがに4人まとめて連席を取るのは無理のよう。
　お客さんが何人か出て、列が進むと、ワタクシも食券を買いに行く番になりました。
　買ったのは、

・特製らーめん 1200円
・中盛り 100円
・ネギ100円

　前回は、特製は1000円でしたが、チャーシューは3枚で、ももかばらを選択するようになっていましたが、今回はもも、ばら2枚ずつになったようです。ワタクシ、ももは初めて食べます。
　今回、芳醇ちーゆそばというメニューがありました。これは何でしょうか。油そばみたいなものでしょうか。
　それから、煮干しつけ麺宮元と書いてあるボタンがありました。値段もなく、×が点いているようです。宣伝ですね。宮元さんと何かつながりがあるのでしょうか。宮元さんも家系の店をどこかに出したそうですね。

　店内、店員さんは3人で調理です。前回は店主ともう一人でしたが、今回店主は不在でした。
　3人でパワーアップしたせいか、回転はよくなっているようです。30分ぐらいで入店できました。
　その組の先頭だったので、ワタクシは、手前側の一番奥、券売機の隣に座るよう指示されました。こちら側のカウンター席はハンガーがないので、上着は荷物と一緒に下に。朝、上着を着て出たことを後悔しましたね。暑くなりました。

　さて、だまって、出来上がりを待ちます。すでに外で入店前に食券を出して、お好み（油多め）を伝えてあります。
　卓上には、にんにく、生姜、辛味と書かれた壺が。ワタクシ薬味は使いませんでしたが、辛味というのは豆板醤じゃなく、一味醬油漬けみたいなもののようです。最近多いですね。あと、GABANのブラックペッパーと酢がありました。

　3分ほどでラーメンがやってキタ。
　黄金色のスープ。
　チャーシュー4枚、海苔7枚、味玉一つ、青菜にネギです。
　
　いただきます！

・スープは、ほんとうに黄金色という感じです。正確には、濃い黄色のたっぷりの鶏油に、茶色のスープですが。この鶏油はじつに風味豊か。こんなに味わい深い鶏油は初めてです。そして、鶏・豚のバランスは良いようですが、じつに旨味が強いスープ。雑味はなく、荒さがない、滑らかな舌触りで、かえって家系らしくもない感じで、軽い醤油感で、純粋な旨さが際立つ感じです。これはかつてないおいしさと感じました。もちろん、昔からの味ではあるのですが、何かいっそう洗練された感じです。

・麺は、少し平打ち気味の軽くウェーブした中太麺で、モチモチさが際立っています。酒井製麺の麺で、杉印でしょう。今回は見えませんでしたが、以前に杉印があるのを見ています。これは酒井でも最上の麺ですね。（杉印と言っても全部がこうではないようなのですが、先日の町田家と同じのようです）。平ザルで麺上げです。

・チャーシューは、もものピンク色の残る白っぽい麺で、ももと言っても縁の脂身がそれなりにあります。そして、いい肉の味がするのですが、ほんの軽い燻製感がいっそう、旨味を引き立てています。
　ばらの方は、巻いてある肉で、少しだけ赤っぽい感じです。脂身はバラにしては少な目で、こちらの方が、肉っぽい味が強いですね。
　どちらも最上級の味だと思います。

・青菜は、小松菜のようです。しゃきしゃきですが、くせがないので、調和を乱さない感じです。もう少し量があってもいいと思いますけど。

・海苔は、少し小さ目で、緑っぽい黒色ですが、舌触りよく、そして、風味がとてもよく、味の強い、おいしいものです。これはかなりいい海苔では？初摘みのようなクラスなんでしょうか。

・味玉は、黄身がトロトロで、しかもかなり赤っぽいです。これも、よい卵を使っているのは間違いないでしょう。味がしみています。なにかほんのり甘くて、鰹節的な味がします。すばらしい。

・ネギは、白ネギで、ちょっと黄緑のところも入った、薄い輪切りです。しゃきしゃきで、くせもなく、ほどよい辛味ですね。量が適量なので、スープの引き立て役に回ります。ちょっと厚さにばらつきがありました。

　というわけで、家系という範疇を超える、最上級の一杯であると感じました。
　ごちそうさまでした。

　いやー、飛粋さん、最高です！

　こんばんは、天反ぢいです。
　昨日は、川崎へ通院の日でした。足を延ばして蒲田に行き、ラーメンを食べよう！
　まずは久しぶりに飛粋さんへ。行列長いなら、新しくできた環2家さんに、宮元さんもいいかも。でも、どこも行列で挫折して、志田家さんになるのかな、と思っていましたが、最初に行った飛粋さんの行列が思ったより少なく、ここに並ぶことにしました。

○2021年7月15日(木)昼12時15分ごろ訪問
　お店は駅からすぐ。ほぼ、北へまっすぐ2，3分行ったところにあります。見ると行列用のチェーンがあります。はじめはありませんでした。前回は2，3人待ちだったか、それ以前は並ぶこともなかったです。並んでいるお客さんは5人と思ったら、食券を買って出てきた方を含めて6人。最近入れ替え制になったとかいう書き込みもあったので、これなら次のロットで入れる！ということで決めました。
　お客さんを女性店員さんが誘導しています。店内は割と狭く、特に券売機が奥まっているので、バラバラに食券を買うことになると大変です。ということで、店員さんがタイミングを指示しているようです。
　さて、並んでいると、3人のお客さんが、パラパラと出てきました。そして3人入り、続いて二人出てきて、二人はいり、別に入れ替え制にしているわけではないようです。たまたま、開店から一杯になって、ほぼ同時にお客さんが出るということが続いていて、12時を回るとばらけだすということじゃないですか？
　ということで、10分ちょっとで入店できました。

　ああ、前置きが長くなりました。
　買った食券は

・特製らーめん　ばら　1000円
・中盛り　100円

　ワタクシ、お肉は脂身が付いている方が好みです。
　店内は、イケメンの店主ともう一人の店員さん。作っているのはほぼ店主のみ。はじめのころは店主のワンオペだったのですよね。
　油多めでお願いしました。かためはやめます。なんたって酒井製麺ですものね。
　待つことしばし、やがてラーメンがやってキタ。
　特製はチャーシュー3枚、海苔5枚。味玉付きです。
　いただきます！

○スープ
　鶏油はさすがに風味を感じます。スープは相変わらずおいしい。
　でも前と少しだけ変わった気がします。少しマイルドになりました。少し乳化しています。ちょっとだけCPS寄りになっています。ほんのちょっとですけど。
　スープはバランス型ですが、豚骨、鶏の旨味が十二分に出ていて、雑味がありません。それだけではなく、それ以上の旨味を感じます。これは何か？わかりません。
　スープの色は何か黄土色なんですね。黄金家さんみたいですね。色と味とどういう関係があるのかわかりませんけど。
　醤油感は少なく、塩分も控えめで、うま味が豊富でワタクシはこれは好みです。
　そういえば、以前中盛りを頼んだ時はスープがどんぶり目いっぱいで、ちょっとこぼしてしまいましたが、今回はそんなことありませんでした。でも少ないという感じじゃなかったです。

○麺
　酒井製麺さんの麺ですね。もっちもちです。ふつうとかためで茹で時間が2，3分違うようです。ふつうで少しやわ目ですが、酒井の麺はかためよりはふつうの方がモチモチ感アップします。
　酒井の麺では太目の方で、平打ち気味のタイプです。近藤家さんと同じだと思います（杉印）。たぶん、家系総本山吉村家さんとも同じですね。大変おいしいです。
　麺ゆでは平ザル上げで、この時は、4人分茹でていましたが、かため大盛り二つ、ふつう中盛りと並盛りをきっちり、ほぼ1回で取り分けるなど、名人芸です。ちょっと回転させて湯切り。すごいですね。　

○具
・チャーシュー
　調理台にちょっと「の」の字のチャーシューが載っていました。これがばらですね。
　大きめ、厚めで、柔らかく、味がよく、おいしいです。これは前から変わりません。
・小松菜
　家系では少ない小松菜です。前はほうれん草でした。ほうれん草もここのはとてもおいしかったんですけど、小松菜は味が淡白でしゃきしゃき感がいいですね。
・海苔
　磯風味がとても強く、くせもなく、おいしい海苔です。これはいいですね。
　初めに来たときは、ちょうど不作のころでざんねんタイプでしたが、その後いい海苔になりました。
・味玉
　これは、おいしいです。なんとかつおだしのような味がします。珍しいですね。とても上品な味です。黄身もとろとろ。

　ごちそうさまでした。
　店主が、またよろしくお願いしますとか何か、話しかけてこられました。それから、何か言っていましたが、よく聞こえなかったのですが、ワタクシは思わず、「日本一の味だと思いますけど」と答えてしまいました。いや、ほんとうにそう思います。家系の枠からも踏み出そうか、という一杯でした。

　いやー、飛粋さんって、ほんとうにいいですね。ではまた。


○雑感
　店主は、家系のお店何店化で修業した方だとか聞きます。どこの系譜の店かはわかりませんが、でも、この味はきっと店主が独自に開発したんでしょうね。日々味を進化させているのでしょう。
　ワタクシは知らなかったら、きっと日本料理の経験があるのかと思ったところです。そのくらい上品な味に感じました。新しい味を追求してください。
　ところで、食べログのここの口コミには、家系のスープは白く乳化したスープであるとか、どの店も同じ味と思われている方が多いようです。これはあの増殖する大手チェーン店のおかげですね。CPS＝クリーミーポタージュスープの工場？製の仕入れたスープを使っているところ。困ったもんですね。
　

　こんばんは、天反です。今日は久しぶりにこちら飛粋さんに伺いました。

○2019年8月8日木曜日午後１時過ぎ再訪
　今日も暑いですね。でも熱いラーメンをいただきます。飛粋さん、すっかり有名店になったようですね。お店の前には行列用の鎖があります。先客お一人が並んでいらっしゃいます。でもほどなく入れました。
　食券を買います。

・特製ラーメン(ばら肉)　900円
・ネギ100円

　店内は変わりませんね。お冷やのポツトはありますがコップは券売機の上。食券を買うときに取らないと、店内狭いので後で取りに行くのは面倒です。
以前はワンオペでしたが、今日はイケメン店員さんに加えて年上の店員さんがいらっしゃいます。作るのはイケメン店員さんです。
　食券を出して、油多めでお願いします。かため指定はしません。
　やがて出来上がりました。ちょっと白濁した黄土色のスープの上に具だくさん。バラチャーシュー3枚、海苔たくさん(数えてませんでした)。白髪ネギがこんもり。いただきます。

○スープ
　まず、一口。う、旨い、うますぎる。いや、美味しゅうございます。鶏油を感じる前に旨味が来ます。豚骨感、鶏ガラ感というより、複合的な旨味感です。こんな味他ではあじわつた覚えがありません。素晴らしい。ちょっと塩分控えめですかね。そのままいただく分にはいいですけど、ライスをいただくときには濃いめでお願いした方がよいでしょう。

○麺
　酒井製麺さんの杉印麺ですね。ちょっとだけ平打ち気味の太めの麺です。前回かためでお願いしてモソモソしましたが、今回デフォルトでものすごく美味しいです。モチモチ感が出て、ツルツル感もあります。そこそこのコシもあります。いや～美味しゅうございます。

○具
・チャーシュー
　小さめで厚いめ、柔らかくて少し弾力を残した、上品なお味のチャーシュー、美味しゅうございます。脂身のバランスがいいですね。ワタクシ好みです。
・味玉
　黄身はトロトロで、ちょっと考えられないうな旨味があります。めったにない絶品です。美味しゅうございます！
・ほうれん草
　絶妙なかたさで、自然な味でほんのり甘味さえ感じられる美味しさです。脱帽です。
・海苔
　黒みがかった緑色で、極上クラスの風味よい海苔です。美味しゅうございます。
・ネギ
　真っ白なところだけで、細く均一に切ってあります。信じられないくらいです。しゃきしゃきで美味しゅうございます。味付けはありませんでした。

　いや～参りました。まるで和食職人が作ったような繊細さでした。素晴らしいです。
　前回と同じ味だと思いますが、さらに磨きががかったように感じられました。(気のせいでしょうか？)

　いや～、ほんとうに飛粋さん、すばらしいですね。では、さいなら、さいなら、さいなら

　　　(やっぱり写真は後日になります)

〇2018年6月26日(火)午後1時45分ごろ初訪問！
　こんにちは！皆さまのレポーター天反です。今日は蒲田に来ています。と聞いてピンと来られた方もいらっしゃるでしょう(またか)。そうです、これから「飛粋」さんに向かうところです。楽しみです。ワタクシ、はじめて蒲田駅で降りました。すごい駅ビルですね。ロータリーにはなにやら彫刻？というか造形アートがありますね。さっそく着きました。近いですね。お店はちょっとオサレな外観ですね。ラーメン屋さんには見えません。入ります。内部は小料理屋さんみたいかと思ったら、意外とシンプルですね。店主から「いらっしゃいませ」「お好きなお席にどうぞ」
　先客の方は二人ですね。カウンターの入り口側に座っていらっしゃいます。券売機はその奥にあります。ちょっと狭いですね。いまお一人お出になるようです。脇によけます。さて、食券を買います。

・特製らーめん(ばら肉)900円
・中盛り100円

　店員さんは店主お一人、ワンオペですね。大変ですね。イケメンですね。挨拶も丁寧で気持ちがいいですね。
　食券を出して、固め、多めでお願いします。「ライスは付けますか？」おお、ライスサービスでした。中盛りにライスは多すぎ？と思いましたが、つい「お願いします」と答えてしまいます。
　待つことしばし、麺上げは平ザルです。そんなにチャッチャしてませんが、いい手つきですね。「かため、多めです」さっそく受け取ります。おおぅミステイク、ちょっちスープがこぼれました。スープがどんぶり目いっぱい入っていました。
　ルックスいいですね。黄金色に輝くスープ、三枚の薄ピンクの大きめのバラチャーシュー、緑のほうれん草、薄茶の味玉。海苔は5枚です。ライスも来ました。さっそくいただきます。

〇スープ
　いつも麺からレポートしていますが、じつはワタクシ最初はレンゲでスープを一口派なんです。鶏油の風味を確かめます。先日、不覚にも中島家では、レポートしそこないましたが、このお店はどうでしょう。まあまあ風味いいんじゃないでしょうか。多めで割としっかり多めです。スープが冷えるのをブロックしてくれます。午前中だったら風味もばっちりだったかもしれません。
　さて、肝心のスープのお味はどうでしょう。うまいです。これはうまい。出汁の出具合は満点ですね。醤油は切れがあるわけではないですけど、しっかりと味を支えてます。いやーおいしいですね。こんな高レベルのスープはめったに味わえないのではないでしょうか。

〇麺
　むむ、この麺は？情報だとのりピーいや酒井製麺の特製だそうですが？うーむ、いまいちモチモチ感がありませんね。なんかモソモソの感じがします。カウンターの横に積んである麺箱を見ると、たしかに「°杉」マークがチョークで書いてあります。うーん、ワタクシ酒井の特注は初めてかも。こんな感じなんですか？意外でした。

〇チャーシュー
　薄いピンク色をした大きくて厚めのチャーシュー、まるでハムのような色です。噛むと弾力があって心地よいですね。お味もとってもおいしいです。味付けはあっさりですが、塩気不足はありませんね。これは最高です。私はバラ派ですが、これならモモもおいしいと思います。

〇味玉
　色は薄茶ですが、味はしっかりついています。黄身はトロトロです。これも最高です。なんだっけこの味？何か深い味がします。どこかで味わったような...思い出せません。

〇ほうれん草
　適度な固さに茹でてあります。ちょっとだけえぐみがあるかな。でもこれぐらいがほうれん草っぽい。おいしいスープにひたせば最高です。

〇海苔
　盛り付ける前から見えてました、透明感のあるちょっと薄い海苔。まるで100円ショップの海苔のよう。でもそれほどひどくはありません。風味は結構あります。上質とは言えませんが。それにそんなにすぐに溶けるほどでもなく、ちゃんと海苔巻きできました。ほどほどにスープにひたせば。

〇ライス
　茶わんはちょっと小さいですが、山盛りでした。焚き加減はちょうどいいです。時間がたってパサついているようなこともありません。おいしゅうございます。これがサービスなんていいですね。

　ちょっとこぼしちゃったスープをきれいに拭いて出ます。(ちょっと台ふきが茶色になりました。すみません)「ごちそうさまでした」「ありがとうございました。またお願いします」気持ちいい挨拶に送られます。「飛粋」と書いて、「ひいき」と読むようです。おいしゅうございました。皆様にもごひいきにしていただけるかと思います。