天反さんが投稿した弘明寺丿貫（神奈川/弘明寺）の口コミ詳細

　おはこんばんちは、天反ぢいです。
　じつは昨日も弘明寺丿菅さんは。朝、Xで各店のメニューを見て、今まで食べたことのない珍しいのはないか、と探すと、やっぱり弘明寺丿貫さんになってしまいました。

〇2024年11月17日午後1時25分ごろ訪問
　お店に着くと、やっぱり行列。数えて7人。店の入り口横にいた人は、後から出てくる人を待っていたのかな。やがて店員さんが出てきて、1席だけ空いてているので、お一人様どうぞ、と2組の2人連れさんを抜かす大抜擢。その2組4名様もやがて入店。また、しばらく待つと、その次の2人連れ様が先に通され、ワタクシは列の先頭で待つことに。でも、なかなか機転の利いた機動的なオペレーションですね。次は、ワタクシと、その後ろのお一人と、その後ろの2人連れが同時にご案内。結局ワタクシが待ったのは20分ほどで、回転はよい方ですね。席は原則、右から詰めます。ワタクシは手前側カウンター席の左から3番目。
　この日のメニューは下記

【麺】
特撰煮干しそば（大分産特撰片口・愛媛産特撰片口他）　…950円
　特撰煮干し専用カエシに小豆島産天然醸造杉桶醤油、滋賀県産天然醸造古式醤油を使用しております。
伊勢海老と浅利の特濃　…1200円
　お肉はのりません。肉増しは別皿でご提供いたします。
【数量限定】牛テールの塩蕎麦（黒毛和牛テール）　…1300円
【10食限定】冷や牡蠣レモン　…1300円
　お肉はのりません。東京製麺謹製春よ恋細麺を使用しております。

【和え玉】
　黒酢の和え玉　…300円
　イカ墨ミートソースの和え玉　…400円
　オマールバターの和え玉　…450円
【ご飯もの】
　明太とろろ肉めし

（トッピングドリンク等は省略）

　ワタクシの狙いは牛テールの蕎麦か冷や牡蠣。ところが、店舗横の下のメニューを見ると、冷や牡蠣が消してありました。売り切れですね。で、牛テールをお願いしました。

　やがて、「牛テールの塩蕎麦」がやってキタ。
　スープは淡い茶色で透明度が高いですね。牛テールは原型をとどめないほどに煮込んであります。上に白ネギ千切りがちょっとのせられています。麺はいつものストレート細麺ですね。

　スープのお味は、おー、牛肉の出汁そのもの。茶色いのは醤油由来？でもほとんど醤油っぽさはありません。おいしいですね。
　牛肉は、繊維にほぐれています。脂身？コラーゲン？も適度に入っていて、なかなかコクがあっておいしいです。黒毛和牛ということで。
　麺はいつものやつでしょうね。低加水寄りですが、パツパツというほどではなく、しなやかでおいしいです。

　次に、イカ墨ミートソースの和え玉をお願いしたところ、先にワタクシの後ろの2人連れさんが注文した分で、売り切れとなったみたいです。残念です。そこで、明太とろろ肉めしにしました。これも、皆さん注文していて、ワタクシのあとすぐに売り切れになったようです。日曜日なので混雑を避け、遅めに行きましたが、こういうことになります。

　すぐに、「明太とろろ肉めし」がやってキタ。
　肉の上にとろろがかけてあり、その上に明太子がのっています。わりと多めで、いい感じです。
　ワタクシ、弘明寺丿貫さんで、ご飯ものを食べるのは初めてです。いちばん、よく出されるメニューは「炙り肉めし」で、ご飯の上に炙った薄切り肉がのっているものですが、「明太とろろ肉めし」はその上にとろろと、明太子をのせたものでしょうか。これも肉は炙ってあるようです。
　肉はそばにのっているものより厚めな感じで、部位も違うみたいです。軽く味が付いています。ごはんには甘辛いたれが控えめにかけてあります。
　とろろは、すりおろしただけではなく、出汁で味をつけてあります。なかなかいいお味です。明太子の塩分で丁度良い塩気となるみたいです。肉、とろろ、明太子それぞれおいしく、合わせてもっとおいしくなった感じです。いいですね。

　というわけで、今回も大変おいしかったです。
　ごちそうさまでした。
　

　おはこんばんちは、天反ぢいです。
　昨日は弘明寺丿貫さんへ行ってきました。

〇2024年11月16日(土)午後1時25分ごろ訪問
　土曜日とはいえ、この時間はそんなに混んでません。お店に着いたら、行列5人。NIBOSHIMANIAさんに比べると楽勝です。そして、2人連れに方が思い直したのか、列から抜けました。10分ほどで、店員さんが出てきて、先頭の3人連れ様に断りを入れて、ワタクシと、その後ろのお一人を先に通していただきました。こういう配慮はありがたいですね。
　さて、この日のメニューは下記でした。

【麵】
特撰煮干しそば（大分産特撰片口／愛媛産特撰片口他）　…950円
渡蟹蕎麦　…1100円
【数量限定】ニラとろろ蕎麦　…1150円
　弘明寺丿貫土曜のニラにとろろ芋を合わせました。お肉はのりません。肉増しは別皿でご提供いたします。
【数量限定】ボラ白子蕎麦（兵庫県産 鰡白子）　…1250円
　他の高級白子にも引けを取らないと言われるボラ白子をお楽しみください。
　お肉はのりません。肉増しは別皿でご提供いたします。麺は東京製麺謹製春よ恋麺を使用しております。
【10食限定】鮟肝麻婆麺　…1400円
　四川風麻婆の豆腐の代わりにアンキモを使用した麻婆麺です。
　通常のお肉はのりません。東京製麺謹製特注ちぢれ麺を使用しております。
【和え玉】
　黒酢の和え玉　…300円
　浅利バターの和え玉　…400円
　蟹ミソの和え玉　…400円

（トッピング、ドリンク等省略）
　ワタクシの狙いは、鮟肝麻婆麺でしたが、10食じゃ残ってないだろうと思っていたら、外メニューで消してないので、もしかしてまだあるのかと思ったら、やっぱり売り切れでした。残念。
　そこで、まずはボラ白子蕎麦をお願いします。

　やがてボラ白子蕎麦がやってキタ。
　おー、スープは真っ白ですね。よく見ると濃淡があり、完全に溶け切れてないみたい。白子を大量に使っているのでしょう。お味は？旨い！以前のマダラ白子蕎麦のときよりおいしいような気がする。さすが高級白子に劣らないというボラ白子。気のせい？いやマダラ白子もおいしかったですよ。白子の味自体は、そんなに変わらないのかもしれませんが、なんか旨味たっぷりです。
　麺は、春よ恋使用ということで、わりとコシがあります。なかなかおいしいです。

　さて、ほぼ白子蕎麦を食べ終えて、次に何にしようかと思いました。ニラとろろ蕎麦も捨てがたいところですが、ここはおとなしく和え玉に、ということで蟹ミソの和え玉をお願いしました。カニみその和え玉は、弘明寺では食べたことがあるかどうか覚えてません。

　すぐに蟹ミソの和え玉がやってキタ。
　蟹ミソのペーストは、少しだけ茶色っぽいクリーム状です。麺を少し残っていた白子蕎麦のスープの方に移してから、よくかき混ぜていただきます。おお、うまい蟹ミソの味です。たぶん、ベニズワイガニのみそでしょう。お味は、ちょっと薄目な感じがしますが、おおむね丿貫の他店と同じ味ですね。おいしいです。

　というわけで、今回もおいしかったです。ボラ白子最高！
　ごちそうさまでした。

　おはこんばんちは、天反ぢいです。
　ようやく10月の部に入りまして、...

〇2024年10月2日(水)午前11時10分ごろ訪問
　平日午前の訪問、並びなし！ラッキー。
　この日のメニュー：

煮干蕎麦(境港片口/長崎鯖煮干)
なみおか極煮干(青森煮干)
富山県産白海老蕎麦
【数量限定】アイスディッピングアジニボプレッソ
【限定】エイ肝の焦がしバター蕎麦
(麺庵利休様ご提供エイ肝)

黒酢の和え玉
四川式カレーの和え玉
秋刀魚の和え玉

　まずは、エイ肝の焦がしバター蕎麦(1200円)を注文。
　エイも肝が食べられるなんて知りませんでした。まあ、たいていの魚もOKなのかも。
　このエイ肝の蕎麦、アンコウ肝などと同様の、肝(肝臓）の味ですね。しかしながら、なんかハーブが使用されているよう。ワタクシ焦がしバターよりそっちが気になりました。取り合わせとしてミスマッチな気がして。でもおいしくないというわけではなく、十分おいしいです。

　続いて、秋刀魚の和え玉(450円)をお願いします。
　おおー、かかっているペーストは、茶色ですね。肝を使っていますね。ほどよい苦みがあります。NIBOSHIMANIAさんの秋刀魚の肝身の和え玉と同様ですね。おいしいです。

　ごちそうさまでした。

　おはこんばんちは、天反ぢいです。
　簡便なレビュー

〇2024年9月29日(日)午後1時半ごろ訪問
　この日は、日曜日ながら、時間がよかったのか、行列はたしか、一人か二人で、すぐに入れました。
　メニューは

特撰煮干蕎麦(オリーブいりこ/境港特撰片口)
境港産 紅ズワイ蟹蕎麦
【限定】ダブルアジニボプレッソ(境港金鯵煮干/長崎黒鯵煮干)
【数量限定】BLACK SHEEP SOBA(羊骨/羊頭/マー油/ペコリーノロマーノ)
【15食限定】新秋刀魚の冷やし蕎麦

黒酢の和え玉
浅利バターの和え玉
羊麻婆豆腐の和え玉

　ワタクシのチョイスは、BLACK SHEEP SOBA(1300円)と新秋刀魚の冷やし蕎麦(1300円)

　BLACK SHEEPは、のっているのはラムのひき肉クミン炒めで、羊のチーズペコリーノ・ロマーノがかけてあります。全くラムのお味いやらしくなくおいしいです。出汁には羊頭と骨を煮込んだ出汁を使っているそうです。なかなか旨味があります。マー油が入ってますがこれもスープにコクが出ておいしいですね。麺は多加水の平打ち縮れ麺でこれもおいしい。
　こんなのを提供するのは、弘明寺丿貫さんしかありません。

　サンマの冷やしは、今季最後の冷やしだそうです。スープは何やらクリーム状になっていて、サンマの味は強力。麺は春よ恋使用のコシのある麺。おいしーですね。眼鏡は落ちませんでしたが。

　ごちそうさまでした。

　

　おはこんばんちは、天反ぢいです。
　未レビュー山積みですが、とりあえず、先月。

〇2024年9月23日(月)【秋分の日振り替え休日】午後1時45分ごろ訪問
　休日とは言え、さすがにの時間、行列はなし。お店に入ると、手前側右端の席を指示され、お水を汲んで着席。この席は、手を伸ばすと水が汲めるので便利。
　この日のメニューは

【麺】
特撰煮干しそば（オリーブいりこ／九十九里背黒）　…950円
渡蟹と浅利の特濃　…1150円
　お肉はのりません。肉増しは別皿でご提供いたします。
【数量限定】金目鯛の”つけられない”つけ蕎麦　…1200円
　冷たいつけ汁と冷たい麺でご提供いたします。麺は東京製麺謹製春よ恋平打ち麺を使用しております。
【数量限定】ホームメイド・アユ・ニボプレッソ（琵琶湖産天然小鮎自家製煮干）　…1450円

【和え玉】
黒酢の和え玉　ニンニクがのります。(生姜に変更も出来ます)　…300円
蟹ミソの和え玉　…400円
帆立バターの和え玉　…450円
鮎うるかの和え玉　…480円

　まずは、お目当てにしていたアユ・ニボプレッソをお願いします。

　やがて、「ホームメイド・アユ・ニボプレッソ」がやってキタ。
　豚肩ロースの大きな薄切りがのり、刻みタマネギが添えられる標準のスタイルですが、この日は、肉が小さめなせいか、通常2枚のところ、3枚ですね。タマネギの上には煮干し粉も少々。
　スープは、濃い茶色で、イワシ系の煮干しより茶色っぽいです。
　使用されているのはアユの煮干しということですが、まあ、アユを煮干しにしているところはないでしょう。ホームメイド、つまり自家製の煮干しですね。NIBOSHIMANIAさんの周年記念のメニューに使われた47都道府県産の魚の煮干しにもアユが使われてましたね。アユの煮干しのお味は？おいしいです。アユと言われればそんな味の気もして、よくわかりませんが、旨みはたっぷりでおいしですね。

　次に鮎うるかの和え玉をお願いしました。
　うるかというのはアユの塩辛で、塩辛は、内臓に含まれる酵素で、身のたんぱく質を分解して旨味を出すものですね。イカの塩辛がもっぱら代表格ですが、魚を使ったものも結構あり、鰹の酒盗とか、サケの切込みとか、タラを使うチャンジャとか。

　すぐに「鮎うるかの和え玉」がやってキタ。
　うるかは、ちょっとグレーな濃い茶色のペーストになっていて、見かけだけでは、イカわたとか、カニミソとか他の和え玉と区別はつきませんね。
　お味は、ちょっと発酵度が少ないのか、あまり塩辛っぽくないですけど、アユっぽいあっさりとした味になっていて、これもまたおいしかったです。

　というわけで、大変おいしかったです。
　ごちそうさまでした。


　

　おはこんばんちは、天反ぢいです。
　昨日は弘明寺丿菅さんに行ってきました。NIBOSHIMANIAさんは定休日なので、丿貫各店で（行ったことのある店で）ユニークなメニューを誇る弘明寺丿貫さんに行くことにしました。あらかじめXでメニューを見て、「当社比2倍の極濃牡蠣蕎麦」というのはどんなに濃厚なんだろうと試してみたくなりました。

〇2024年9月9日(月)(重陽の節句)11時ジャストごろ訪問
　弘明寺丿菅さん、平日に行ったことはありません。どのくらい混むのか見当がつきません。そこで、開店時間に合わせていくことにしました。お店に着くと、前の人がちょうどお店に入るところ。店横にも行列はありません。そこで、直接お店に入ります。中を見ると、一番左奥1席だけあいています。あー、よかった。待たずに入れたのは初めてです。しばらくして、次に来た方は、最初に食べ終えた人が出るまで、20分くらい待つことになりました。この暑さ、外待ちと中待ちは雲泥の差です。早く来るなら、開店時刻より少し前には着いていた方がよさそうです。

　席に着いて、メニューをちらっと見て、牡蠣蕎麦をお願いします。そして、しばらくして、メニューにXで告知されていないものがあるのに気が付きます。
　ちなみにこの日のメニューは、

【麵】
煮干しそば（伊吹いりこ他）　…900円
境港産 紅ズワイ蟹蕎麦　…1150円
　紅ズワイガニの水揚げ量日本一の鳥取県境港から直送のを使用しております。
【数量限定】新秋刀魚の濃厚つけ蕎麦　…1200円
　冷たい麺と温かいつけダレのつけ蕎麦です。麺は東京製麺謹製春よ恋平打ち麺を使用しております。
【数量限定】当社比2倍の極濃牡蠣蕎麦　…1200円
　お肉はのりません。肉増しは別皿でご提供いたします。
【7食限定】冷やし蟹味噌蕎麦　…1150円
　お肉はのりません。
【和え玉】
　黒酢の和え玉　…300円
　なみおか極にぼ玉（鶏脂ベースの香味油に煮干ペースト、長葱を合わせました）…380円
　蟹ミソバターの和え玉　…450円
【ご飯もの】
　【限定】炙り肉飯　…450円
（トッピング、ドリンクは省略）

　そう、Xで告知されていないのは「冷やし蟹味噌蕎麦」です。しかも限定7食です。（だから告知されてないんでしょう）。これは食べてみたい。牡蠣蕎麦の後で注文してもいいな、ワタクシの前の9人でなくならなければ。と思いましたが、心配なので蟹味噌蕎麦にオーダー変更をお願いすることにしました。さいわい、まだまだワタクシの分を作り始めるまで時間があるのでOKでした。
　さて、ようやく20分以上たって、「冷やし蟹味噌蕎麦」がやってキタ。
　丿貫共通（NiBOSHIMANIAとも共通）の「冷やし」のルックスです。ストレート細麺で、上には、赤タマネギ（アーリーレッド？）のスライスとその上にカイワレがのっています。しかしよく見ると、紫っぽい小さいカイワレ（ブロッコリースプラウト？）とふつうの大根カイワレが混じっています。
　スープは黄色っぽいクリーム状です。飲んでみると、おー、蟹みその味です。おそらくベニズワイガニの蟹みそでしょう。ベニズワイガニ（ズワイガニも）蟹みそは黄色っぽいですし。蟹みそとしては美味ですね。カニミソたっぷりのケガニとは味も色も違います。でも、こんだけのスープにのばしているんだから薄まりますよね。だんだん慣れて味がわからくなってきます。
　麺は、いつもの麺ではありません。ちょっと弾力があります。ふ入りではありません。もしかすると春よ恋配合の麺かも。なかなかこのスープには合っています。
　ところで、冷やし蟹味噌蕎麦は、最初に来た9人で注文したのはたぶん4人くらい。しかし、食べ終わって、冷やし蟹味噌蕎麦を連食で注文した人が1人。最初の方の人が出た後入った人で注文した人もいたような。というわけで、ワタクシがオーダー変更しなかったら冷やし蟹味噌蕎麦を食べられたかどうかは微妙なところでした。

　冷やし蟹味噌蕎麦をだいたい食べ終わって、次に新秋刀魚の濃厚つけ蕎麦をお願いしました。牡蠣にしてもよかったのですが、つけ蕎麦も捨てがたかったので。

　ちょっと、注文が立て込んでいて時間がかかりましたが、やがて「新秋刀魚の濃厚つけ蕎麦」がやってキタ。
　こちらは、冷たい麺に、温かいつけ汁、麺の上に肉、大根おろしとカボススライスが別皿というスタイルでした。
　つけ汁は確かにサンマ味ですが、それほどサンマサンマしているわけではなく、それ自体旨味が強いです。サンマ以外も使われている感じがします。つけ汁としては十二分においしいので、薬味を入れなくてもOKな感じ。大根おろしを入れるとおいしくはなりますが必須な感じではないですね。カボスは薄いので効果も薄い。
　麺は、けっこう幅広な、ぴらぴら麺ですね。多加水寄りですね。ちょっと弾力があり、しこしこで、つけ蕎麦好適の美味しい麺です。
　上にのっている肉は、いつもの薄い豚肩ロース？の低温調理肉です。味付けはないのでつけ汁で食べます。肉の味はいいですね。
　
　というわけでとてもおいしかったです。
　ごちそうさまでした。
　弘明寺丿菅さん、多彩なメニューを提供していていいですね。近ければもっと通うところです。
　
　

　おはこんばんちは、天反ぢいです。
　弘明寺丿貫は、2017年7月1日、丿貫の2号店として開業しました。そして、今年は7周年ということで、7月1日(月)は、麺類全品700円！
・煮干蕎麦
・境港産 紅ズワイ蟹蕎麦
・銀鱗煮干蕎麦
・ニラ蕎麦
・ニボプレッソ
・冷や牡蠣
　が提供されました。（一人2杯まで）
　そして7日(金)から限定メニューが登場！

　7月5日(金)
・海老セブン
・ウルトラ生エビセブンアイスラッガー
・ニューオリーブイリコニボプレッソ
・新物オリーブいりこの純冷やかけ

　7月6日(土)
・カニセブン
・極み冷や牡蠣
・極み冷や牡蠣Level2
・（ニラ曜日限定） secret menu

　7月7日(日)
・カキニボプレッソ
・港区女子のMAZEsoba織姫
・港区おじさんのまぜ彦星
・オリーブいりこの純冷やかけ

　7月8(月)
・エビエイト
・アイス・ニューオリーブイリコ・ニボプレッソ
・シジミジュエル
・エビカイ8×4
　というわけで、盛り上げていました。お茶目な名前のメニューがありますね。

　ちなみに、NIBOSHIMANIAさんも、6日(土)には、
・オメデタイセブン
　という協賛メニューが登場！

　ワタクシは、6日(土)に行きました！

〇2024年7月6日(土)午後1時15分ごろ訪問
　この日は出遅れてしまいました。さて、どのくらいの行列だろうか？
　というわけで、コンビニでペットボトルジュースを買って行きました。

　そして...
　お店に着いてみると、すごい行列です。行列は店横の道沿いに並びますが、最後尾は、次の交差点のところまで！ざっと数えて37人！一人3分としても約2時間待ちか！
　もちろん、こんな行列は通常ないんでしょうね。並び方の掲示も後ろのマンション前まで行列が来ることは想定外みたい。ときどき、女性店員さんがでてきて、「もうしばらくお待ちください」そして何やら、マンション出入り口前は開けるように指示している模様。

　列はなかなか進みません。この日も猛暑ながら、薄曇りで、日差しは弱いです。それでも、暑いので、持ってきた雨傘を日傘として使用しました。NIBOSHIMANIAさんだと、日傘があるんですけどね。こちらは想定外なんでしょう。店横だと午後は日陰ですけど、そこまでなかなか進みません。少し風があったのがせめてもの救い。明日はもっと暑いだろうけどどうなるんだ？

　列が、進んで、店横裏口扉のメニューが読めるようになりました。

【麺】
特上煮干蕎麦(九十九里背黒/氷見片口)　…950円
【7周年限定】カニセブン ～蟹7種の重ね蕎麦～　…1500円
ベニズワイガニ・セコ蟹・花崎・渡蟹・栗蟹・上海蟹の7種を贅沢に使用し幾重にも重なる旨味の強いスープに仕上げました。
【7周年限定】極み冷や牡蠣 ～鳥取県ブランド生岩牡蠣”夏輝”のせ～　…2400円
＊牡蠣は栄養素の高い食品のためその日の体調によって具合を悪くあされる場合があります。充分にご考慮ください。
　過去に体調不良を起こした経験のある方、妊娠中の方はお控えください。
【7周年限定】極み冷や牡蠣Level2 ～夏輝＆五島列島LL特大岩牡蠣のせ～　…3400円
お肉はのりません。麺は東京製麺謹製 春よ恋を使用しております。
その他上記注意書きも確認ください。
【ニラ曜日限定】ニラ大将の気ニラ冷脂中華 ～ニンニク入れますか～　…1450円
胡麻だれ風味の冷やし麵に生野菜(大根、水菜、人参)、ほぐし肉、背脂、辛アゲがのります。＊ハーフ不可
東京製麺謹製オーション麺を使用しています。通常のお肉はのりません。肉増しは別皿で提供いたします。
【和え玉】
　黒酢の和え玉　ニンニクがのります。(生姜に変更も出来ます)　…300円
　スルメイカ肝醤油の和え玉　…500円
　ホタテ狂の冷やし玉 (北海道産 生帆立)　…600円
【ご飯もの】
　【数量限定】特上炙り牛肉めし (仙台牛、松阪牛、北海道和牛)　…650円

　魅力的なメニューですね。secret munuもわかりました。だがしかし、冷や牡蠣は両方とも消されていて売り切れのようです。あー残念！ワタクシ岩牡蠣など食べたことありません。よくみると特上炙り牛めしも消してあります。

　そして、さらに列が進んで、もう一つのメニューが、壁の下の方に置いてあります（元壁ののメニュー）。そこへ店員さんがやってきて、ニラ大将の気ニラ冷脂中華を消して行きました。あ～、これで、冷やは全滅。もう少しで入れるところだったのに。
　そして、3時15分ごろジャスト2時間でお店に入れました。弘明寺丿貫さんは、10席でNIBOSHIMANIAさんとほぼ同じですが、こちらの方が回転悪いですね。

　あー、のど乾いた。ペットボトル1本じゃ足らんですね。
　
　店員さんはいつもより一人多いですね。応援を呼んでいるのでしょうか。
　注文は？しかたがないので、カニセブンにします。

　すぐにカニセブンがやってキタ。
　ルックスは定番の蕎麦と同じ。ちょっと赤っぽいスープに、低温調理肉がのっています。肉は何となく丸めてあります。福富町本店などのような、きれいなばら型にはなってません。赤タマネギの粗みじん切りと、青ネギの小口切りが添えられています。定番のストレート細麺はあまりきれいにそろえられていません。店員さんもお疲れ？

　いただきます！
　おー、けっこう濃厚な蟹の味です。でも7種類も使っていても、かえって、没個性な蟹の味になっている感じも無きにしも非ず。おいしいのですが。

　隣のとなりのお客さんが、スルメイカ肝の和え玉を食べて、今までで一番おいしい和え玉だと絶賛していました。すると女性店員さんが、帰ったらタッキーさんに伝えますとのこと。NIBOSHIMANIAさん提携のメニューなんでしょうか。この店員さん、後ろに煮干しシガレットのイラストの入ったTシャツを着ていましたが、NIBOSHIMANIAさんから来たのでしょう。

　カニセブンを食べ終わる直前に、そのスルメイカ肝醤油の和え玉をお願いします。

　こちらもすぐにやってキタ。
　いつもの麺（たぶん蕎麦と同じ）に茶色く染まったイカがのっています。

　いただきます！
　お、このイカ、エンペラ部分ですね。食感的にあえてそうしているのでしょうか。お味は、作り立てで、まだ漬かっていない塩辛の味ですね。かなりあっさりしています。ワタクシはもっと漬かった（酵素の働いた）濃厚なイカわたの方が好きですね。どこの店（丿貫系）だか忘れましたが、そういうのをいただいたことがあります。

　というわけで、（どうゆうわけ？）ホタテの和え玉も麺ハーフでいただくことにします。本来これは冷やなんですけど、もう温かいのしかできないということでしたが。

　こちらもすぐやってキタ。
　クリーム色のソースで、生ホタテがのっています。

　いただきます！
　おお、濃厚なホタテの味がします。麺もハーフなのでリッチです。今まで食べたホタテの和え玉はここまでの濃厚感はなかったので、すばらしいです。ホタテもおいしい！

　2時間も並ぶのは勘弁ですが、冷や牡蠣はいいですよね。岩牡蠣がのっているのは最高だと思う
んですけど。帰りに藤方豆腐店でざる豆腐を、まみいで今川焼とたこ焼きを買って帰りました。

　ごちそうさまでした。
　

　おはこんばんちは、天反ぢいです。
　未レビューの件、さて今度は弘明寺丿貫さんです。
　5月になりますが...
　写真を見ると、どうやら黄金町バザール(アートの催し)に行くついでだったみたい。同じ京急沿線だし。

〇2024年5月26日(日)昼12時ごろ訪問
　弘明寺丿貫さんは中休みがあるので(横濱丿貫以外どこも)、先に訪問。
　はて、何を食べたんだっけ？メニューを見て思い出します。そうだ、掲題の通り。
　　お店は、市営地下鉄ブルーラインが下を通っている鎌倉街道に面しています。弘明寺かんのん通り商店街の入り口あたりに駅があります。京急だと、駅から出て、弘明寺の横を通って、商店街を抜けます。
　お店に着くと、おお、何やら表が新しくなっています。設備改修のため何日か休業していましたが、それは厨房設備ではなく、入り口や壁当たりの改装だったみたいです。
　さて、行列は7，8人（だっけ）。経験上昼営業では12時ジャストごろがいちばん空いている感じです。わからないけど。20分ちょっとでお店に入れました。いちばん左隅の席を指示されました。ちょっと見通しが悪い。お冷やを汲んでから座ります。箸は卓上にあります。ちなみにティッシュはウォーターサーバの脇の台にあります。
　この日のメニューは

煮干蕎麦　…900円
白海老と甘海老の合わせ蕎麦　…1100円
【限定】栄螺と蛤の冷やし蕎麦　…1200円
【限定】ノドグロ一夜干しの搾り蕎麦（ノドグロ干物/ノドグロ鮮魚）　…1350円
【10食限定】ノドグロ一夜干しの冷や搾り　…1400円

黒酢の和え玉　…300円
浅利バターの和え玉　…400円
炙りノドグロの葱塩和え玉　…500円

　どうやら10食限定の冷やの方のノドグロ蕎麦は売り切れのようです。
　そこで、栄螺と蛤の冷やしそばをお願いします。栄螺がサザエと読める人は少ないかもしれませんが、ちゃんと振り仮名が振ってあります(笑)

　10分ほどで、栄螺と蛤の冷やしそばがやってキタ。
　浅めの丼に透明感の高いスープが張ってありストレート細麺で、真ん中には、細い青ねぎ小口切りとその上にカイワレ、ミツバが1枚です。

　いただきます！
　おー、スープはサザエの味がします。ハマグリの味も。これはおいしいです。そのまんまの味ですね。スープも透明感あり。
　麺はコシのあるもの。よく見ると麩が入ってます。これもブランド小麦「ゆめちから」を使っているそうです。

　食べているうちに、どうやらノドグロの和え玉も終わってしまいました。その代わりに急遽オマールエビの和え玉が登場。でも、ワタクシは冷やじゃなくて残念でしたが、温かい方のノドグロ蕎麦をいただくことにしました。

　すぐにの「ノドグロ一夜干しの搾り蕎麦」がやってキタ。
　こちらは、丿貫標準蕎麦のルックスではなく、冷やの方のルックスです。
　先ほどのサザエとハマグリにそっくり。載っているもが違います。こちらは、白ネギの細い斜め切りと青ネギ細い斜め切りですね。スープは、透明ではなく、クリーム状です。

　ノドグロというのは、近年、ラーメンの出汁に使う高級魚というイメージになっていますが、ノドグロというのは、口の中（口腔膜、腹腔膜が黒いから、そう呼ばれているのですが、のどが黒くてノドグロと呼ばれる魚はこれだけではありません。一般にノドグロと呼ばれる高級魚は、標準和名アカムツという魚です。先日、魚屋で見たら、一番小さいアジの開きくらいのやはり開き干しが3枚1000円でした。中サイズだと1枚1500円、大サイズだと2500円！いやー高級魚ですね。いちその小サイズのやつを買って食べたら、なるほど旨いです。
　弘明寺丿菅さんでは、鮮魚と、一夜干しを使っていると書いてありますね。何かミキサーかなんかにかけて、クリーム状にしたのでしょうかね。

　とにかく、このノドグロ蕎麦のスープもノドグロの味が十二分に出ていておいしいです。某ラーメン店のノドグロ蕎麦は、結局ノドグロってどういう味なの？と思ってしまいますが、これは一味違いますね。
　麺の方は、冷やじゃないので、いつもの麺っぽい感じでした。

　ごちそうさまでした。
　おいしかったです。　

　こんばんは、天反ぢいです。
　1月13日(土)は弘明寺丿貫さんへ行ってきました。
　弘明寺丿貫さんのすぐそばで1月10日(水)早朝5時ごろ、タクシーとトラックによる交通事故があり、大型のトラックが歩道に突っ込み電柱を傾けたとのこと。その影響で付近は停電、弘明寺丿貫を損害を受け、この日は休業になりました。そして、金曜日から営業再開だったようです。
　この事故の様子を見たかったのでもといこの日のメニューが魅力だったので弘明寺丿貫さんを訪れました。セコ蟹が狙いです。どうせこの日は天気は下り坂、お散歩はやめておきましょう。

〇2024年1月13日(土)昼12時ジャストごろ訪問
　お店は、鎌倉街道沿いです。下を横浜市営地下鉄ブルーラインが通っていて、弘明寺のアーケードのある商店街”弘明寺かんのん通り”商店街の入り口付近に地下鉄の弘明寺駅があります。弘明寺のご本尊は観音様です。京急の弘明寺駅は、商店街を通り、お寺の脇を上ったところにあります。
　お店は、商店街から鎌倉街道を左に曲がってすぐです。

　お店に着くと、一見何事もなかったように見えますが。2階を見ると、角の窓がシートに覆われています。Xに出ていましたが、ここに電話線かなにかがめり込んだようです。それを除けば普段と同じです。
　店の横を覗いても行列はありません。これはラッキーです。とりあえず、お店に入ってみましょう。扉を開けて中をのぞくと、どうやら満席。店員さんに店横に並んで待つように言われます。
　おとなしく待っていると、後ろに、何人か並びました。前を自転車を引きながら通りかかったご老人から、「ここは一番安い普通のラーメンはいくらですか？」ときかれたので、「900円からです」と教えてさしあげました。そうこうしているうちに、席があいたようで、店員さんが出てきて入るように言われます。ずいぶん待ったような気がしましたが、まだ10分しか経ってません。

　店内は、L字型カウンター席で9席です。角の所にウォーターサーバがあり、その横にコップがあります。じつはその下にティッシュがあります。最初は気が付かなかった。ワタクシは一番奥の席（厨房寄り）を指示されました。ここは、トイレ、裏口のそば。
　卓上には箸とメニュー以外はありません。この日は店員さんは2人だけ（いつもは3人）。忙しそうです。
　この日のメニューは以下の通り。

【麵】
煮干蕎麦　(境港片口他)　900円
【限定】ノリ男の海苔海苔潮蕎麦　(宮城県産生黒海苔、煮干焼き海苔)　1050円
【数量限定】セコ蟹と帆立の特濃　1250円
【数量限定】烏賊煮干蕎麦ドロリッチ　1300円

【和え玉】
黒酢の和え玉　300円
浅利バターの和え玉　400円
かぐら背脂煮干玉　400円

【ご飯もの】
【数量限定】ニン肉ご飯　400円

（トッピングやドリンクは省略）

　弘明寺丿貫は、横濱丿貫より、福富町本店よりもメニュー数が多いのです。そして、ご飯ものがメニューにあるのはここだけです。
　席に着くと、「セコ蟹お願いします」と注文。すると、店員さんの厨房へのコールは「1番さん、特濃」でした。略は”特濃”かよ。まあ、ホタテも入っているみたいだし。

　で、そのセコ蟹というのは何かというと、ズワイガニの雌で卵を持っているもののことを指すようです。香箱蟹とか、親蟹とも呼ばれるそうです。ズワイガニの雌はオスよりもずいぶんと小さくて、身より、卵やミソを味わいものだそうです。漁期は11月～12月の2か月しかないそうです。

　やがて10分弱でセコ蟹と帆立の濃特濃がやってキタ
　スープはかなり赤っぽい明るい茶色です。ズワイ蟹なので甲羅の赤が強く、スープに移るんでしょう。けっこうサラサラなスープで、非濃厚扱いで、上にのっているのは極細青ネギ小口切りです。（濃厚だと刻みタマネギになる）。チャーシューはのっていない「かけスタイル」です。

　いただきます！

・スープのお味は、なんだかすごくおいしいです。紅ズワイ蟹蕎麦なんかの味とは違います。ちょっと形容しにくいですが、卵やミソの味が加わるとこう、上品においしい味になるんでしょうか。一方、ホタテの味は？よくわかりません。もともとホタテの和え玉なんかもそんな強いホタテらしい味がしませんでしたので。
　スープには油が結構浮いており、冷えると膜が張りました。やはり動物性脂肪を使っているように思います。


・麺は、いつもの低加水ストレート細麵です。「匠の麵 東京製麺」というやつですね。厨房にそう書かれた麺箱があります。

　麺が少なくなってきたので、次の注文をお願いします。「烏賊煮干お願いします」
　”ノリ男の海苔海苔潮蕎麦”もおいしそうでしたが、まずは、他の店とどう違うのか興味があったので、烏賊煮干にします。

　5分ほどで烏賊煮干蕎麦ドロリッチがやってキタ。
　カレーライスのカレーような焦げ茶色で、カレーのようなドロドロさ。見かけだけで言えばまるっきりカレーですね。
　バラの花のように組まれたチャーシューがのっています。また、刻みタマネギと、青ネギ小口切りがのっています。濃厚なのにタマネギのほかに青ねぎものっているんですね。透明度がないので、麺はほとんど見えません。

　再びいただきます！

・スープは、ドロドロなのでカレー味を予期しちゃいますけど、もちろん違います。味はほぼ（イワシの）煮干しの味でありますが、苦みはあまり出ていないようです。それにイカ煮干しの味が加わります。
　イカ煮干しって本来どんな味？それがわかったのは、麺屋 ねむ瑠さんで、”濃厚烏賊煮干中華そば”を食べたときでした。この味は、甘味を感じる、いかにもなイカの味(笑)で、ほぼ”いかめし”の味でした。どのイカ煮干しも同じかどうかはわかりませんが、おそらくベースはこのような味になるのではないかと思います。ねむ瑠さんは素直なイカ煮干し味ですね。それに対して、中華そば いづるの”濃厚烏賊煮干しそば”は”濃厚煮干蕎”にイカ煮干しを合わせた感じで、甘味は抑えられていました。六郷の、”特濃煮干し豚骨イカ”はかなりしょっぱくて甘味は感じませんでしたね。で、弘明寺丿貫さんのドロリッチも（イワシ）煮干ベースでり苦くはなく、旨味たっぷりタイプということになります。まあそれぞれですね。
　スープはまさにカレーっぽい膜が張ります。カレーの膜は脂肪とでんぷん質じゃないかと思っていますが、このスープにもでんぷん質でとろみがついている？
　
・麺はやっぱりいつもの低加水ストレート細麵です。「匠の麵 東京製麺」ですね。謎の製麺所。

・チャーシューは、いつもの低温調理品の薄切り。ほかの丿貫と同じですが、バラの花型に組まれています。これは福富町本店の専売特許かと思ったら弘明寺でもやるんですね。このチャーシュー、ばらしてみると、いつもの大判サイズの半分のサイズのものを2枚使っていました。つまりいつもの大判2枚の半分です。

・これだけ濃厚だと刻みタマネギはいい仕事をしますね。青ねぎの方はいろどりだけのような。

　というわけで今回も大変おいしかったです。セコ蟹は初めてでした。
　ごちそうさまでした。

　ところで、交通事故のことですが、大型トラックが突っ込んだのは、丿貫の建物の、空き地を隔てた建物の前の電柱のようです。電柱は折れはしなかったようですが、傾きました。そして、その電柱が支えていた電話線やらなにやらが引っ張られて、交差点角にある丿貫の2階の角部屋の窓にめり込んだようです。おかげで、窓ガラスは割れ、部屋の中はガラスが散乱したようです。
　やがて翌日？には、電柱はまっすぐに起こされ、電線も復旧したようで、すでに、何事もなかったようになったみたいです。電柱も、傷だらけというわけではなく、根本がアスファルトで舗装しなおしてあるのでそれとわかる程度でした。

　会計の時に「事故大丈夫でしたか」「え？」、2階を指さすと「ああ、電話線なんかがめりこみました」とのこと。「頑張ってください」と言うと「頑張ります！」

　こんばんは、天反ぢいです。
　先週の土曜日は、藤方豆腐店のざる豆腐やハマケイの皮せんべいが食べたくて、弘明寺に行ってきました。もちろん、弘明寺丿貫にも行きます。

〇2023年11月11日(土)昼12時10分ごろ訪問
　お店は、鎌倉街道沿いにあり、地下鉄ブルーラインの弘明寺駅の出口のすぐそばです。京急弘明寺駅からだと、下って、商店街を通り抜け、鎌倉街道を左に曲がってすぐです。
　ワタクシが着いた時は、待ち行列は5人でした。お店は、鎌倉街道と細い道との交差点角にあります。街道側が入り口で、道を曲がった、お店の側面が行列場所です。混雑時は、並んでいる間に店員さんが注文取りに来ます（最初の一杯。そのあとの注文は店内で）。毎日メニューが変わるせいか、その都度注文、後会計です。「店内連食大歓迎」です。しかし、この日は、裏口から顔を出して、「先頭X名様どうぞ」と呼び掛けています。案の定、とんとんとお店に案内。ワタクシも5分後には、前のの2、3名様といっしょに入店です。どうやら、土曜日に限っては、昼12時前よりも、12時過ぎの方が空いているようです。いつもそうだったような気がします。
　店内に入ると、空いている席は、手前側カウンター席の一番右でした。そこに座ります。この席は、入り口入って右側にあるウォーターサーバーに手が届き、立たずに水が汲めるいい席です。店内は、L字型カウンター、両方面の席は5つずつですが、幅は少し狭めです。箸は卓上にありますが、ティッシュはサーバの隣にしかありません。
　この日のメニューは、以下の通り。

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【麺】
煮干蕎麦 (広島県産片口他) 900円
【限定】伊勢海老蕎麦 1100円
お肉はのりません。
【数量限定】汁なし浅利ニラ蕎麦 ～特注縮れ麺／豚バラ胡椒～ 1150円
通常のお肉はのりません。胡椒の効いた味付豚バラ肉を別皿でご提供いたします。
＊0.5玉での注文も承ります(50円引き)。麺の大盛はございません。
通常のニラ蕎麦(100円)もご提供可能です。
＊汁なしのハーフサイズご提供はお断りさせて頂きます。
【数量限定】プレミアムニボプレッソ (富山県氷見産特撰 片口、平子、潤目) 1150円
【追加のトッピング】
　うずら味玉 150円
　肉増し 400円
【和え玉】※和え玉はそのままでも召し上がれる味付きの替え玉です。麺が少なくなってきたタイミングでご注文下さい。
　黒酢の和え玉　ニンニクがのります。(生姜に変更も出来ます) 300円
　ブリサバペーニョの和え玉(鰤、鯖、ハラペーニョ) ニンニクがのります。(生姜に変更も出来ます) 400円　
　オマールバターの和え玉 450円
＊0.5玉での注文も承ります(50円引き)。
＊【麺】を注文頂いた方のみ、追加いただけます(※単品でのご注文は不可)。
【ご飯もの】
　【数量限定】炙り肉めし 450円
【ドリンク】
　赤星(中瓶) 550円
　昼酒(本日のおススメ酒をグラスでリーズナブルに。15時まで) 450円
　日本酒各種(グラス90ml) ＊裏面をご覧ください。
当店は『お席での後会計』＆『連食大歓迎』です。宜しくお願い致します。
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　裏面には、日本酒メニューがありますが、半合で640～750円とお高いです。いい酒ばかりなんでしょうけど。ちなみに夜営業は日本酒メインになります。締めの煮干蕎麦はありますけど。

　座る前に、上着を脱いでいる間に注文しました。伊勢海老蕎麦を。
　それから、うずら味玉もお願いしました。

　やがて、5分ほどで伊勢海老そばがやってキタ。
　ルックスは、この手の蕎麦類と同じで、どんぶりはいつもの幅広、浅めタイプ。茶色いスープが張られ、きちんと揃えられた麺が顔を出しています。上には、ピンクの低温調理チャーシューが2枚で、細い青ねぎの小口切りがのっています。濃厚タイプだと刻みタマネギがのるんですけど。

　いただきます！

・スープは茶色で懸濁していますが、ドロドロではなく、さらさらです。なるほど、海老の味です。といっても伊勢海老か？と言われても、伊勢海老ってどんな味？よくわかりません。前回のシラエビの時は、海老味噌っぽい味がしましたが、こちらはそんな感じでもありません。濃厚というよりは淡麗に近いです。なんか少し横濱丿貫さんのような。伊勢海老の他に煮干し等は使われてはいないでしょう。

・麺は、いつもの低加水のストレート細麺です。博多らーめんのような。ほどほどに硬く茹でられていて、ツルツルではなく、なんというか小麦感の感じられるような。「東京製麵」の麺ですね。この製麺所の麺は、丿貫系譜店以外では見たことがない気がします。

・チャーシューは、大判薄切りタイプのものが2枚。ピンクで低温調理品ですね。味付けはありません。肉の味がよく出る感じがします。厨房では、ちょうど、これから調理しようとしているところで、ジブロックみたいなバッグに大きな肉の塊を詰めていました。低温調理では最初から味付けしてある（塩分のある）肉を調理するより、味付けしていないもの調理する方が、おいしくなります。
　メニューには「お肉はのりません」と書いてありましたが、ちゃんとのってました。

・うずら味玉は、150円で3個でした。福富町本店では100円だったような。いい具合に味がつけてあります。うずら卵には合っている感じです。以前、漬け込むたれのアルコール分が抜けていなかったことがあります。それはそれでおいしかったですけど。

　麺をだいぶ食べたところで、ブリサバペーニョの和え玉をお願いしました。ペーニョとはハラペーニョのことでしょうね。青唐辛子ですね。

　すぐに和え玉がやってキタ。
　ブリサバと聞いて、ワタクシは、身をペースト状にしたたれがかかっていると想像しましたが、違いました。ブリとサバはほぐし身にして上に載っていました。他にやっぱり細い青ねぎ小口切りがのっていました。おろしにんにくがちょっとのっています。これは生姜に変えることもできるようです。どんぶりは、煮干蕎麦の類と同じで、たぶん麺量も同じ1玉です。半玉にすることができて、50円引きになります。

　もう一度、いただきます！

・麺の下を見ると、他の和え玉はたいてい醤油系の油ダレで茶色なんですが、こちらは薄い黄色っぽい色でした。これにハラペーニョの味が付いているのでしょうか。よく混ぜてから食べます。

・これは、結構辛いです。ハラペーニョ、強力。ブリやサバの味がかすみます。汗だくになるほどの辛さではありませんが。
　そこで、残しておいた伊勢海老蕎麦のスープに漬けてみます。伊勢海老蕎麦のスープは結構淡麗で、コショウがあるといいかも、と思ってました。和え玉の麺を付けると、辛味効果でスープの旨み感もアップしたように感じられます。これはいける、と思って、残り全部スープに投入しました。ナイスな組み合わせです。

　というわけで、今回も大変おいしかったです。
　ごちそうさまでした。また来ます。

　丿貫各店とも、ほとんど毎日メニューが変わりますので、いろんなバリエーションを楽しみたくなります。

　こんにちは、天反ぢいです。
　土曜日は、また煮干、魚介系を狙いました。ひんなさんは、ワタリガニがおわってしまったので、丿貫を狙います。Twitter (X)で調べると、この日のメニューは

〇福富町本店
煮干蕎麦classic(境港背黒、平子、潤目/長崎鯵)
九十九里ニボプレッソ
オマール海老蕎麦
コロダイのつからないつけ蕎麦(長崎産胡蘆鯛)
黒酢の和え玉...

〇弘明寺丿貫
煮干蕎麦(境港産混合)
富山県産 白海老蕎麦
【限定】 特濃ニラレバ蕎麦
【数量限定】伊吹ニボプレッソ(伊吹いりこ)
【10食限定】状いりこの塩蕎麦(伊吹いりこ)
黒酢の和え玉
ガーリックシュリンプの和え玉

〇横濱丿貫
煮干蕎麦～千葉県産片口、境港産鯵、長崎県産平子使用～
平爪蟹蕎麦～青森県産平爪蟹使用～
黒酢の和え玉
【限定】蟹酢の和え玉
イカワタの和え玉

　横濱丿貫の平爪蟹は、面白そうですが、横濱は、この手のメニューは本当においしいかわからないので、パス。あとで、調べるとヒラヅメガニはやはり味噌汁好適で、茹で蟹は甘みがあっておいしいそうです。福富町のコロダイというのも面白そうですが、やっぱり、弘明寺の白海老を狙うことにします。福富町と弘明寺、両方ともニボプレッソがありますが、使っている煮干しが違うようです。丿菅さんは、ほぼ毎日メニューが替わって、お客を飽きさせないようですね。


〇2023年10月7日(土)昼12時ちょうどごろ訪問
　お店は、京急弘明寺駅からだと、弘明寺商店街を出て、左に曲がったところ、市営地下鉄ブルーラインだと、出口のある通りですぐ。
　前回の経験から、空いているのは開店から20分経った頃なので、大体そのころに着きました。お店の前に来て、店内を覗くと、空席があります。やった！と思ったら、お店の角の向こうを見ると、5人待ち。おとなしく並びますが、先頭の3人連れ様はすぐに、店内ご案内。

　まずは、壁のメニューを見ます。

【麺】
　煮干蕎麦 (境港産 混合煮干) 900円
　富山県産 白海老蕎麦 1050円
【数量限定】特濃ニラレバ蕎麦 1050円
【数量限定】伊吹ニボプレッソ (香川県産 伊吹いりこ)
【10食限定】上いりこの塩蕎麦 (香川県産伊吹いりこ)

【和え玉】
　黒酢の和え玉 300円
　ガーリックシュリンプの和え玉 350円
　炙り叉焼と辛い背脂の和え玉 450円
【数量限定】穴子煮凝りの和え玉 400円

【ご飯もの】
【数量限定】炙り叉焼めし～辛い背脂のせ～ 450円

(トッピング、ドリンク省略）

　さて、10分ほどで、先の二人連れさんと一緒にワタクシも店内へご案内。カウンター席手前側右端の席に着席です。
　卓上は、メニューと箸だけ。以前は箸もありませんでした。箸があるだけでありがたい。取りに行くのが水だけでよくなったので。ウォーターサーバのところのコップ置き場の下にはティッシュもあります。ワタクシの座った席からは、立たずにお水を汲めます。

　まずは、白海老蕎麦をお願いします。ここは（どこの丿貫でも）、その都度オーダー、後でまとめて会計です。

　5分ほどで白海老蕎麦がやってキタ。
　赤っぽい茶色く濁ったスープにきれいにそろえられた細麺、大判のチャーシュー（重なっているが2枚）で、万能ネギ敵な細ねぎの小口切りがのっています。

　いただきます！

・スープは、海老の味、というか海老味噌的な味です。生臭さなどなし。白海老的な味というのがどういう味なのかわかりませんが、海老らしいおいしい味がします。旨みもたっぷりですが、この旨味、ひょっとすると煮干しが支えているのかもしれません。特に煮干しっぽい味はしませんが。じつにバランスよく、海老らしい旨い味に仕上がっています。さすが丿貫さんさんです。

　あとで調べてみると、白海老は、シラエビで、シロエビというのは別のエビを指すようです。漁として成り立つのは、富山湾だけだそうです。小型のエビで、深海に生息し、傷みやすく昔は出汁として使われることが多かったが、今では、寿司ネタや天ぷらにも使われるそうです。

・麺は、いつもの低加水の中細麺で、パツパツに近く、なかなかおいしいです。東京製麺の麵でしょう。

・チャーシューは、低温調理されたもので、おそらく肩ロースじゃないでしょうか。大判で、薄めですが、極薄というわけではなく、食べ応えはそれなりにあります。味は強くはありませんが肉の旨い味がします。

　という具合で、大変おいしかったです。
　次に何にしようかと思いましたが、やっぱり強力な煮干し味をと思って、伊吹ニボプレッソをお願いします。ニボプレッソとは丿貫のネーミングで、「濃厚な」という意味を込めているのでしょう。苦みが強いのが特徴です。

　オーダが立て込んだので、時間がかかったが、ニボプレッソがやってキタ。
　見かけは、白海老蕎麦とほぼ同じ。スープの色が濃い茶色で、青ねぎではなく、刻みタマネギがのっています。

　再び、いただきます！

・スープは、おー、苦い。苦旨です。どろりとしていて、濃厚さを感じます。濃厚でも滑らかで、ワイルドさは感じません。さすが丿貫さんです。苦みと旨味がバランスしていますが、どちらかというと、苦みが買っている感じです。煮干しを堪能できます。
　以前に、ここで、ダブルアジニボプレッソというのを食べましたが、それと比べると、どうか？よく覚えてません。たぶん今回の方が苦いです。

・麺は、白海老蕎麦と同じですね。

・チャーシューも白海老蕎麦と同じ。

・やっぱり、濃厚なニボプレッソは、青ねぎより刻みタマネギがあいますね。

　というわけで、これもおいしかったです。海老と煮干しを堪能できました。

　ごちそうさまでした。しょっちゅう食べに来るかも。

　

　こんばんは、天反ぢいです。
　まだまだ続く、煮干しの夏。昨日は、弘明寺に行きました。まずは弘明寺丿菅さんへ。

〇2023年9月2日(土)午前11時ちょうど訪問
　弘明寺丿菅さんは、地下鉄ブルーラインの弘明寺駅からだと、地上に出て、地下鉄の上の道（鎌倉街道）をちょっと横浜方向へ行ったところにあります。京急弘明寺駅からだと、商店街に下って、鎌倉街道に出ます。暑そうな黒い建物です。
　お店に着いたのはちょうど11時、開店の時間です。行列があるのかな？と店に脇を見ると、ありました。並んでいたのは数えて10人。ワタクシは11人目に接続します。11時1分、女性店員さんが出てきました。ワタシだけ、残ってとのこと。あとの皆さんは店内へ。店内のキャパは10人のようです。あちゃー、ちょっとの差でおそらく最低15分ぐらい待つことに。待っている間に、後ろに何人か接続。
　待っている間に壁に貼ってあるメニューを見ます。この日のメインのそばメニューは、以下の通り。

1、煮干そば（境港産 混合煮干） 900円
2、【限定】冷やしニラ蕎麦 1000円
3、【数量限定】境港産 冷やし紅ズワイ蟹蕎麦 1100円
4、【10食限定】鶏煮干中華蕎麦（伊吹いりこ、石川産 あご煮干し） 1100円
5、【数量限定】極・いりこ蕎麦（香川県産 早獲れオリーブいりこ） 1200円

　さてどれにしましょうか。ズワイ蟹がいいかな？
　今日も暑いですね。
　さて、やがて、店員さんが出てきて、最初の注文を取ります。最初という意味は、和え玉とか後で注文できるものを除いてということでしょう。
　ワタクシ、つい、鶏煮干中華蕎麦を頼んでしまいます。10食限定と言われると、何となく食べなきゃもったいない気がして。トッピングのウズラの味玉（150円）もお願いします。

　さて、予想通り、15分ちょっとで、店員さんが裏口から顔を出して、お一人様どうぞ、と。
　お店に入り、空いている奥から3番目の席に座ります。お冷やを汲んでから。注文メニューの確認があり、OKしてそのまま待ちます。

　卓上には、お箸（竹割りばし）があります。前回までは、ウォーターサーバのところにありました。ワタクシが不満を書いたせいというわけじゃないでしょうけど。
　相変わらず調味料類はなし。コショウとか、一味ぐらいあってもよさそうな。

　やがて、10分ほどで、鶏煮干中華蕎麦がやってキタ。
　スープは茶色、結構な透明感。具は鶏、豚のチャーシューが1枚ずつ。メンマが数本、黄緑色のネギの厚めの小口切りがのってます。あとうずら味玉が3つです。わりとシンプルです。

　いただきます！

・スープは、いりことアゴを使っているとのことですが、それほど煮干しっぽい味がするのではなく、クリアな味です。スープの透明度は高く、煮干しの破片など見えません。鶏煮干というからには、鶏の出汁も使っているのでしょうが、それほど鶏っぽい味でもありません。そして、醤油の味は、それほどしょっぱいわけではなく、キレを感じますね。旨みが不足しているわけではありませんが、なかなかいいバランスに収めているように感じられます。

・麺は、細かい強い縮れのある、多加水平打ち麺です。東京製麺謹製 多加水手揉み麺と書いてあります。麺は、すべて東京製麺なんですね。佐野だとか白河だとかの多加水麺と同様のいわゆるぴらぴら麺で、おいしいですね。

・鶏チャーシューは低温調理でしょう。柔らかい仕上がりで、小量のローズマリーが使われていますね。ほどほどで、いい感じです。

・豚チャーシューも低温調理でしょう。ちょっとピンク色。そこそこ柔らかいです。厚さもそれほど薄くなく、強いスープに合わせるにはいいでしょうね。

・メンマは、まあ、ふつうなんですが、ほどほどの硬さで、メンマらしい味がしていいですね。

・ネギは、ちょっと細い白ネギなんでしょうけど、ふつうはあまり主役にしない、髄の部分の黄緑色のところを使っています。でも青臭さはなく、柔らかくていいですね。

・うずら味玉は、味もしみていておいしいです。前回はアルコール分が残ってましたが、今回は抜けてました。

　麺が少なくなってきたところで、蟹ミソの和え玉（400円）を頼みました。
　わりとすぐに和え玉がやってキタ。
　きちんとそろえられた面に、蟹ミソ？がかけられ、万能ネギ的緑のねぎの小口切りものっています。どんぶりサイズは、通常の煮干しそばと同じですね。

・かかっているのは蟹ミソというよりは、あん肝か何かを練ったものに見えます。油分がちょっと分離しています。茶色っぽいグレーで、油が茶色と言った感じ。
　よく混ぜて食べるように言われたので、よく混ぜました。

・麺は細麺の方ですね。ふつうの煮干しそばに使っているやつでしょう。東京製麺の春よ恋を使ったという細麺でしょう。低加水で、ほどほどのコシがあって、小麦感的な感じのする麺です。

・混ぜて食べると、なるほど、蟹ミソの味がします。でも、ストレートな味ではなく、それほど強くは感じません。でも旨味がありおいしいです。何を混ぜているのでしょう。わかりません。

　というわけで、仕上げがよく高級感？があり、煮干そばも和え玉もなかなかおいしかったです。

　ところで、常連さん？は、たくさん注文していますね。連食歓迎と書かれていて、丼3つ並べている人もいます。何やら緑色のスープのものがありました。これは冷やしニラ蕎麦でしょうね。ニラは、野菜として載っているわけじゃなく、ジューシーみたいになっているんですね。これもおいしそうです。

　ごちそうさまでした。弘明寺丿貫は、福富町本店ほど並ばなくて済むみたいで、横濱丿貫よりおいしい気がします。また来ます。

　ごちそうさまでした。


　

　こんばんは、天反ぢいです。
　先日の土曜日は、ひんなさんを出た後、丿貫さんへ向かいました。丿貫さんはいくつか支店があるようで、ワタクシは福富町の本店と、横濱丿貫に2回ずつ行ったことがあります。印象は上品な味で、凝っているけど煮干しのストレートな味が伝わらないという感じがしました。そもそも煮干しじゃないのも食べましたが。丿貫さんは各店で違うメニューを提供しているのかよくわかりませんが、基本の「煮干し蕎麦」は同じに見えます。なので、あえて弘明寺に行く必要があるのかもよくわかりませんし、どうせ行列だろうし、あまり並ぶならやめようと思っていました。以前に弘明寺付近に来た時は、開店時間前に20人くらい並んでました。（ちなみに、この時は、田上家と小村を訪問）。さて今回はどうでしょう。

〇2022年9月3日(土)昼12時45分ごろ訪問
　お店は、横浜市営地下鉄の弘明寺駅のある通り沿いにあります。京急弘明寺駅からは、弘明寺（瑞應山蓮華院）の横を通り、商店街を抜けて、この通りに出て左に曲がってすぐぐらいです。（ちなみに、関係ないけど商店街の上には壱八家、商店街中ほどには琉二家があります）。
　お店は黒い建物ですね。店名表示が見当たりません。変ですね。そして、なんと昼時なのに行列がありません。これは臨時休業？思わず入り口の扉の貼り紙を見ました。それはたんなるPayPayが使えないことを告知でした。ちょっとためらっていると、お客さんが一人入って、満席だったらしく、店横に並びました。気になるメニューもあるようだし、待ちが少ないのはチャンスと思ってワタクシも並びます。並ぶ場所は店の横の道に沿ってで掲示があります。
　並んでいるうちに、貼ってあるメニューを確認。気になったのは。「ダブルアジニボプレッソ」というやつでした。アジがダブル？ニボプレッソ？期待できそうな。
　あらためて店を眺めると、建物は全部黒で、正面と横の壁に白い線で魚が書いてあります。これはどう見ても鰯じゃないですね。太めの魚です。何でしょう？

　さて、2，3分で後ろの戸から女性店員さんが出てきて最初のお客さんが呼ばれました。その際、ワタクシもお一人様ですか？と聞かれ、待ち客として認識されたので、安心して並んでいられます（一人ですけど）。すると10分以上待っても呼ばれません。変だと思い始めました。ふつう10分もあれば、一人ぐらい出てくるお客さんもいるはず。あいにく行列場所は店横なので、出てきても見えません。そして、後ろに二人連れのお客さんが並んだころ、男性店員さんが後ろから出てきて案内されました。結局トータル20分くらい待ちました。入店すると、一人のお客さんが出るところでしたが、奥の席も空いていますと言われます。見ると2席連続して空いています。はは～、待ち客がいることを正しく認識していなかったんですな。女性店員さんが待ち客一人をたぶん伝えたんでしょうけど、忘れられたか。まあ本当に忙しかったのかもしれませんけど。とにかく、こういうことは顧客満足度向上のために重要です。およそ名店と言われる店にとって、普通はお客さん対応がよいことが重要要素ですからね。この場合「大変お待たせしました」の一言があるといいんですけど。（長く待たせていることに気づいてなかったのかなあ）。店内はタブレットかノートPCかなんか電子機器があります。今度は外にカメラを設置すべきでしょう。

　あ～前置きがなくなりました。
　一番奥の席に座ってメニューを見ます。口頭注文で、会計は席でと書いてあります。
　注文したのは以下：

・ダブルアジニボプレッソ 950円
・うずら味玉 100円

　店内も黒基調でカウンターも黒ですね。店内は割と暗いです。福富町もそうですし、横濱丿貫ほもっと暗い。まあ支障のあるほどの暗さじゃないですけど。
　案内がありませんでしたが、お冷やはセルフのようです。注ぎに行くと、箸（竹の割りばし）が置いてあります。箸もセルフなんですね。卓上には箸も調味料はありませんでした。
　そういえば、福富町も横濱も箸を取に行きましたね。でも福富町だけは店員さんの案内がありました。さすが創業の店。横浜とここは何も案内なし。掲示もない。

　やがて5分ほどでニボプレッソがやってキタ。
　レアチャーシュー1枚。うずらの卵3個、刻みタマネギがのってます。

　いただきます！

〇スープ
　ほぼセメント色ですけど、結構茶色っぽい。これまでに食べたものとまるで違い、結構な苦みがあります。煮干しの旨みもあるようです。動物系の出汁は感じません。メニューには不使用と書いてあります。ワタクシ好みの味であります。が、この味、ひんなの濃厚煮干しらーめんにかなり近いです（色も）。でも、こちらの方がやはりいくぶん上品かな、という感じはあります。アジの煮干しを使っているのかはよくわかりません。メニューには境港産　金鯵、豆鯵と書いてあります。
　ここで、ニボプレッソという名前は苦いからなのか、と気が付きました。

〇麺
　ストレート中細麺で、かなりの低加水です。九州ラーメンに匹敵するくらい。パツパツ感があります。この手の濃厚煮干しにはこういう麺が使われることが多いですね。ひんなさんと比べてもさらに低加水な感じです。なお、プラの麺箱がありましたけど、何も書いてないみたい。福富町は東京製麺でしたけど。

〇具
　チャーシューは低温調理のものですね。全体的にピンク色で、きめが細かくて柔らかです。手間をかけて作っていそうな感じです。味もあっさりしてますが、肉自体のおいしさがよく出ています。
　うずら味玉は、魚介系なのかうまみたっぷりなたれに漬けてあったんでしょうね。しかもアルコール感があります。日本酒かみりんかアルコールをとばさないで使っているんでしょうね。おいしいですけど、3個で100円は微妙。
　刻みタマネギはこの手のスープには定番ですが、やはりそれなりの働きをしてくれます。

　というわけで、今までの丿貫さんでは味わえなかったダイナミックなおいしさを感じてよかったです。まあ、そういうメニューに出会ってなかっただけでしょうけど。しかしながら物足りなさを感じます。おいしい麺とスープをじっくり味わうにはいいんでしょうけど、麺とか具の量とか少ないですね。ワタクシは連食なのでいいんですけど、普通だと大盛はないので和え玉を頼むところでしょうね。黒酢和え玉200円とか牡蠣の和え玉400円とか。
　ごちそうさまでした。
　食べ終えて口を拭うとか、テーブルを拭くとかしようと思ったら、ティッシュがない。そのたぐいの紙や手拭きももちろんない。となりのお客さんが後ろから取っていたのは、トイレ前のペーパータオルでした。

　あらためて丿貫という店を考えてみると、やっぱり高級路線の店ですね。メニューは煮干しとそのバリエーション？の厳選した少数のものに絞って味を作り上げているんでしょうね。そのおかげか、評判になり、福富町の店は食べログ百名店にも選ばれました。夜は飲み屋じゃないんでしょうけど、日本酒のお店になるようで、ラーメンは具なしになるようです（夜営業は横濱丿貫しか行ったことないんですけど、そこはそうでした）。
　店内の雰囲気も重視していて、黒基調の内装、メニュー以外置いてなく、余計な掲示もなしの美観重視みたいです。お箸をまとめておいてあるのは、店内の移動もままならない狭い福富町の店では合理的かも。でもその成功モデルを他の支店まで一様に適用するのはどんなもんでしょうね。お客への最低限の情報提供（掲示等）と手拭き等のサービスは必要だと思いますけどね。
　今後の改善を期待します。