天反さんが投稿した麺処 図鑑(東京/渋谷)の口コミ詳細

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天反のラーメン屋ガイド

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閉店麺処 図鑑渋谷、神泉/ラーメン、つけ麺

1

  • 昼の点数:4.6

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2023/01 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

衝撃の旨さ

 こんばんは、天反ぢいです。
 先日の月曜日には、さとうさんに行った後、まだいけそう、ということで、こちら図鑑さんに行ってきました。
 代々木公園から渋谷に向かって歩きます。東急百貨店本店前に来たところで食べログ検索。この付近で、おいしそうなところ、ということでヒットした麺処「図鑑」さんに向かいます。予備知識なしです。
 ところで、東急本店は1月末で閉店なんですね。ワタクシ昔は渋谷区に住んでおりまして、子供のころ、大叔父のところへ行くときは(父が)東急本店の駐車場に車を停めたもんでした。
 それはともかく、図鑑さんは、本店通りと道玄坂をつなぐ道にあるようです。店の付近に到着しましたが、店の看板が見当たりませんね。でも何やら行列があります。近寄ると、それが図鑑さんでした。看板がないのも道理、図鑑さんは209スタンドという居酒屋?に昼間間借りしているのでした。
 209スタンドは2階にあり、行列は階段の下まで来ていました。どのくらい待つのかな?人が出てきて少し進んだので、意を決して並ぶことにしました。

〇2023年1月9日(月)午後2時10分ごろ初訪問
 お店は、道玄坂を少し上って、最初の右に入る道をちょっと入ったところ。台湾料理の麗郷さんの並びといいますか、小道を挟んで向かいに相当する建物の2階にある209スタンドという居酒屋を間借りしています。それにしても、麗郷はワタクシが子供のころからありますね。レンガ造りというか、レンガをはめ込んだ建物で目立ちます。余談。麗郷との間の小
道をちょっと入ったところから階段があります。店の入り口まで階段状を行列。あとで確認したら、店前に椅子が3つ。店内に待ちの椅子が4つ。私が並び始めた時は、計10数人の待ちだったようです。
 入り口の掲示のメニューは

・雉と金貨豚の中華そば 2000円 特製 2500円 →お休み
・地鶏の重ね中華そば 1300円 特製 1700円 →NOW

 でした。2000円を超えるラーメンってどうなの?とか思いましたが、雉なんて食べたことありません。それはお休みということで、今は地鶏。こちらも特製で1700円ってどうなの?でも、きっと値段にふさわしい内容なんでしょう。

 並んでいてもなかなか列は進みません。平均5分に1人くらいのペースでお客さんが出てくるところを見ると、これが1杯の平均作成時間でしょう。おそらくワンオペですね。列が進んで階段を上がったところにある札に書いてありまして。やっぱり一人営業、カウンターのみ6席とのこと。並んでいても途中で売り切れてしまうことがある、というのにはちょとビビりました。同じくワンオペの某店では店主が並びを見に出てきてましたが。

 店は本来外気の入るオープンな作りみたいですが、寒いので、ビニールシートのドアが設置されてました。ようやく、店内に進みました。待ち席に座ろうとしたら、店主に呼ばれました。一番右の席。そのロット最後。結局トータル40分ぐらい待ちましたので、平均1杯3~4分ですね。
 席は、手前側のカウンターに5席でした。

 特製 地鶏の重ね中華そばをお願いして、しばし待ちます。
 卓上に、使用食材の説明がありました。この内容にびっくり。
 ざっと、書いておきますと

・出汁:比内地鶏、天草大王(変更あり)
    豚背ガラ・ゲンコツ
    羅臼昆布、鰹本枯節、伊吹いりこ、背黒煮干し
    各種香味・野菜
・麺: モチ小麦配合多加水麺太麺 → 細麺に変更
・油: 比内地鶏100%鶏油、にんにくオイル
・具材:黒豚ロースの燻製焼豚、黒豚アベルスパイスチャーシュー(変更あり)
    ポルチーニと豚ミンチのペースト
    奥久慈卵のハーブ味玉
    焦がし葱
    生こしょう
 
 あ、ほとんどフルで書いちゃった
 これは、すごい原価になりそうですね。高いのに納得

 見ていると、イケメンの店主、休む間もなく働いています。調理に加え、食器の片づけ・用意、お冷やポットの補充、会計。すごいです
 ラーメンは一度に2杯ずつしか作りません。これ以上だとクォリティーが保てないのでしょう。5席なので、ワタクシの分は1杯で作ってました。6席の方が効率いいのでは。席のスペースは余裕あるし。

 やがてラーメンがやってキタ。
 透明感ある薄茶のスープに鶏油が軽く層を成しています。
 具材は、その都度焼きを入れていた豚ロース2枚。ピンクの厚めのチャーシュー、
 味玉、何やらペースト、
 小松菜らしき青菜、焦がし葱
 見るからにおいしそうです。

 いただきます!

 スープは何とも説明の出来ない旨味がたっぷり。表現力がないので説明は省略します。
 鶏油のコクも素晴らしい。
 麺は、引っ張ると伸びるのではないか、というモチっとした食感。
 豚ロースは燻製感はそれほどでもなく、肉の味がすばらしく、また、脂身のトロっとした食感。
 ピンクのチャーシューは、わりと厚くて、ローストビーフ的な食感があり、味も良い。
 味玉は、赤い黄身がとろっとした感触で、何か得も言われぬ味付け
 青菜は青臭さは全くなく、シャキッとしていて、それでいてちょっとぬるっとした感じもあります。
 豚ミンチらしいペーストは、しっかりとしたポルチーニの味がします。スープに溶かしながらすすると最高の味です。
 一見、枯れ草みたいな焦がし葱は、とても香ばしくて薬味として最高。
 黒い生こしょうは、柔らかくて、ピリッとしています。
 とにかく、これらが最高に調和しています。

 というわけで、衝撃の旨さでした。ワタクシ、この手のラーメンはあまり食べていないのですが、秋もと笑歩以来の衝撃でした。

 ごちそうさまでした。いやーすばらしい


 

  • 階段下の案内

  • お品書き

  • 階段の行列

  • 2階から見る台湾料理の麗郷

  • 入り口前

  • ビニールシートのドア

  • 階段上の案内

  • 階段の上のスペース

  • 厨房

  • 卓上

  • お冷や

  • メニュー

  • 食材の説明

  • 目の前に置いてあるスープのもと

  • 特製 地鶏の重ね中華そば

  • 特製 地鶏の重ね中華そば 1700円

  • 特製 地鶏の重ね中華そば

  • 正面から

  • 右側から

  • 後ろから

  • 左側から

  • 麺リフト

  • 黒豚のスパイスチャーシュー

  • 黒豚ロースの燻製焼豚

  • ポルチーニ入りのペースト

  • 味玉

  • ごちそうさまでした

  • 店舗階段側

  • 店舗の建物

2023/01/11 更新

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