8回
2023/11 訪問
エリクサー
「死ぬ前に最後に食べたいものは?」の問いに、躊躇なく「かづ屋のワンタンメン」と答えるくらいには洗脳されている自負がある。
そんなお店に数か月振りの訪問。今回はお昼時。行列を覚悟するも外待ち2名のみ。
タイミングよく数分で店内へ。
私は「ワンタンメン大盛り」、妻は「チャーシュー麵」見なくても決まっている。
口頭で注文を伝え、待つこと数分。相変わらず早い。
いつも通りの美しいヴィジュアル。シンプル。見ているだけで癒される。
さあ、まずはスープ。くぁー!震えるほどうまい!RPG風に言えばHPとMPがみるみるうちに回復していく感じ。
ここ1,2か月の超絶激務による心身の疲れが優しく癒され、回復してくのを感じる。
じんわりと心まで癒される味わいだ。
40過ぎのおっさんが、眉間にしわを寄せ、「うあーー」とか「うまー」とか人語かどうかすら怪しいうなり声をあげながら、一心不乱にラーメンをすする。相当奇異に映ったことだろう。そんな他人の目なんて関係ない。それほどにこのラーメンは旨い。
今日のスープは少し煮干し感の強い印象で、酸味も少し強く感じた。
毎度言っているが、この麺が異常なんよ。ツルツルとした口当たり、むちっとした歯ごたえ、適度にスープを持ってくる細さ。全てのバランが完璧に整っている。うますぎるスープとのバランスのためか、麺自体の味は控えめ。
自家製麺とはいえ、ここまで完璧に仕上がる物なのだろうか。
ワンタンはかづ屋といえばのてるてる坊主型。ちょっと以前より小さくなった??
いつも通り、途中で揚げネギを投入。さらに食べきった後スープにわずかの酢を足し、堪能してごちそうさま。
今日も美味しかった。高速代、駐車場代を考えれば、相当高くついているのは承知。それでも通うことをやめられない。
私の思う、最高のラーメンです。
2023/11/27 更新
2023/06 訪問
不審者になれるラーメン
もう4カ月もあけてしまっていたのか。
私の最後の晩餐かづ屋さん。
この日も外に数名のウェイティングが発生しており、人気の高さがうかがえる。
我々夫婦にもはやメニュー表など不要。妻はチャーシュー麵、私はワンタン麵大盛り。
きっと一生担々麺にたどり着けない。一度は食べてみたいんだが。
細麺故、茹で時間は短い。そのため着丼まではあっという間。
見てくれ、この素晴らしい見た目。もううまい。食わなくても分かる。
スープを一口。変な声が出る。これよりうまいものがこの世にあるのだろうか。
複雑な味わいが口の中いっぱいに広がり、鼻腔に素晴らしい香りが広がっていく。ここは天国ですか。
次は麺。自家製麵。これが本当に、マジで、信じられないくらい、このスープに合うんよ。
太さ、長さ、固さ、のど越し、全部完璧。翼君と岬君。
ワンタンはお肉たっぷりのてるてる坊主型。ブリブリとした食感が、まるで石崎君。しらんけど。
小声で「あー」とか「ふー」とか言葉にならない小声を発しながら食べ進める。完全に不審者。
隣の席の人たちが「おいしいね」といいながら食べている姿を見て、なぜか私が誇らしげ。
いつものように、途中で揚げネギを加え、最後は酢を足して、完食完飲。
今日も本当に美味しかった。
2023/06/23 更新
2023/02 訪問
あけましておめでとうございます。
新年初かづ屋。
土曜日の14時前にお店に到着したところ、わお!すごい行列!どうしたみんな。ようやくかづ屋の旨さに気づいたか??
理由はともあれ、かづ屋としては過去一番並んだ。
誰が何と言おうと、マイナンバーワンラーメン。「明日死にますよ」って言われたら、今すぐ食べに行く。それくらい好き。
ただ、この日はちょっと旨味塩味ともに薄く感じた。ちょっとスープの色も薄いような・・・??
それでも超うまい。「ああ」とか「うう~」か「うまい」しか言えなくなる。
生姜がきいたワンタンが好きなら、ワンタンメン。良い肉質の甘めの味付けのチャーシューが好きなら、チャーシュー麵。
誰に聞かれても、「おすすめラーメン」の筆頭に上がる。
死ぬまでに一度は食べてみてほしい。
2023/03/13 更新
2022/12 訪問
今年もお世話になりました。
2022年ラーメン食べ納めはこちらと決めていた。私の「最後の晩餐」、かづ屋。
年末休暇中の14時頃訪問。運よく並びなしだったが、その後は続々と来客があり、帰るころには外に数名の待ちがあった。
この日は店主さんの麺上げ。カウンターに通され、麺上げの様子を拝見できることを幸運に思いつつ待っていると、あっという間の着丼だ。
いつも通りの見た目。もう見た目だけでうまい。それくらいには洗脳されている自負がある。
スープを一口。ああああ、美味い。もう言葉を抑えられない。小声で「美味い美味い、ああ美味い」とつぶやきながらスープを啜る中年男性、周りから見たら相当奇異に見えたことだろう。大丈夫。麺をすすりながらもつぶやいていたので、問題ない。
麺とスープ、相性が完璧。この複雑な味わいのスープを邪魔せず、ちょうどよい量のスープを持ち上げるこの麺。そしてそののど越し。素晴らしすぎる。
麺を半分程度食べたところで、揚げネギを加え、味変をする。香りとコクが加わり、これもまた素晴らしい。
麺を完食したところで、お酢を加え、スープを完飲。これもいつも通り。
2022年最後のラーメンが最高のもので締められて、本当に良かった。
このラーメンに出会えて本当に幸せだ。2023年もよろしくお願いいたします。
2023/01/05 更新
2022/11 訪問
いつ食べても最高に美味い
何度も言うが、「最後の晩餐に何を食べたいか?」と聞かれれば、ノータイムで「かづ屋」と答える程度には好きな店。この店初めて訪問したのは、もう10年以上前、今より数百メートル五反田側にあったころから。あの頃は「相当うまいラーメンの店」の一つだったが、今や齢を重ね、好みも変わり、「死ぬ前に食べたいラーメン」に昇華した。
とはいえ、近所に住んでいるわけでもないし、高速代も駐車場代も時間もかかる。2カ月ぶりの訪問となってしまった。
珍しく、お昼時の混雑する時間に訪問。運良く待たずに入れたが、我々以降は外で待つ形になった。
注文は、私ワンタンメン大盛り、妻チャーシュー麺。今日は卵をつけてみた。
あっという間に着丼。ああ、もううまい。香りでいける。
スープを一口、ふぁーーー!ああああ!ウマい。見た目シンプルなんだが、本当に複雑な味わい。これ!と言って強く主張してくる出汁感はなく、バランスが見事なスープ。バスタブに入れて入りたい。
次に麺。自家製麺。食感が素晴らしく、本当にちょうどいい感じの固さ。スープの持ち上げ具合がちょうどいい。
具材たち。まずはワンタン。生姜の風味のきいたブリッとしたてるてる坊主。かづ屋と言えば、ワンタンメン。
次にチャーシュー。デフォで二枚だっけ?一枚だったような気がするけど。いや、ウマい肉感しっかり残った外側がほのかに甘い味付けのやつ。
さらにメンマ。次回からメンマ増そうかな。それくらい美味い。
本当に全てのバランスが取れた、素晴らしい一杯。
この日も、途中で揚げネギを追加し、最後はお酢を少し入れて完飲。
マジで、一人暮らしだったらかづ屋のために、引っ越してると思う。
本日もごちそうさまでした。また来ます。
2022/11/14 更新
2022/09 訪問
死ぬ前に食べたい一杯
もうね、好きすぎて。
例えば、最後の晩餐何にする??って聞かれたら、ノータイムで「かづ屋」って答えるくらいには好き。
レビューは3回目だが、10年位前から数十回は通っている。
日曜の夕方(17時前)訪問。忙しい時間帯を避けての訪問なので、並びはナシ。店内も先客はまばら。
私は「チャーシューワンタンメン(大盛)」妻は「チャーシュー麺」。
体感2~3分で着丼。
まずは、スープ。うううん?あれ?なんか違う??一口目のインパクト強くなった?
いつもは、一口目は「うすい??」ってなるんだけど、この日は「うんま!」だ。
かといって、食べ進めて「しょっぱい」となることもなく、ずっとうまい。
いや、こちらのコンディションのせいかもしれないから何ともだけど。とにかくいつもに増してうまく感じる。
普段は、ワンタンメン(大盛)のところチャーシューを増した格好になったのだが、これはちょっと私にとって「お肉過多」だった。次はワンタンメンに戻そう。
麺はいつも通り。ちょうどよい茹で加減の中細ストレート。歯ごたえとのど越しのバランスが素晴らしい。
いつものように、途中で揚げネギを加えさらにコクを加え、麺を食べ終わったところで、酢を少量入れ、完飲する。完全勝利。
片道1.5時間、高速代片道1000円程度、駐車場代800円。
これだけの時間とコストをかけるだけの価値が間違いなくある。
今後も定期的に通います。
2022/09/12 更新
2022/02 訪問
思い出補正すら乗り越えてくる。
約5年ぶりの訪問。日曜の18時頃だが並びはナシ。実はこの店20回以上訪問しているけど、並んだことないんだよな。いつもタイミングがいいのか、人気が落ち着いているのか。
オーダーはワンタンメン。ほぼこれしか頼まない。というか、ワンタンメンの醤油スープがうますぎて、浮気する勇気が出ない。担担麺も美味いらしいんだが。
麺は、その細さも相まって体感2~3分で茹で上がり、職人芸のように平ざるで上げられ、あっという間に麺線を整えられ、着丼。どこのもつけとは言わないが、職人のレベルが違うんだな。
着丼のその瞬間からマスク越しでもわかる懐かしい香り。「うわ!懐かしい!いい匂い!」と思わず独り言。
スープを一口。「あれ?薄い?」これ、毎回思う。でも二口三口と進めるごとにその薄さは感じなくなっていく。そしてわずかに酸味を感じる複雑な味わい。調べたところ、「鶏・豚・煮干し・昆布」などの出汁とのこと。これが上手にまとまっている。信じられない高いレベルで。私は途中で揚げネギを投入する派。揚げネギにスープが染み、揚げネギから油が出て、新しいコクが生まれる。
麺を食べきったところで、スープにわずか(レンゲ一杯程度)に酢を入れて飲む。これも私のルーティーン。この日は久しぶりのせいか、麵食中にスープを飲みすぎたようだ。いつもの量を入れたら若干酸っぱすぎになってしまった。残念。なお、ルーローハンについては、あえて触れない。次は注文しない。
転勤もアリ、5年ほど伺えなく、帰ってきてから他の有名ラーメンも食べてきたが、それでも全く色あせない最高のラーメンだった。やはり私の中のナンバーワン醤油ラーメンはかづ屋だった。
2022/03/07 更新
私史上、最高の醬油ラーメンです。
2022/03/15 更新