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エントランス
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期待高まるテーブル席
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以外と開放感がある店内
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軽く炙ったトリ貝と山菜のインサラータ
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テーブル席
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グラスワイン（白）
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キャビアの冷製カッペリーニ
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ホワイトアスパラガスのパン粉揚げ プロシュット添え
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イカ墨を練り込んだタリオリーニ アオリイカとからすみ添え
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ガルガネッリ 筍のカルボナーラ トリュフ風味
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北海道産 仔牛の低温ロースト
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シンプルパスタ（カチョ・エ・ペペ）
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タイトルの通り。食べ終わったときには
良いお店に出逢えたという気分もあってお腹も気持ちも大満足。
どのメニューも自分好みで食べたくなるし、実際どれも美味しい。
しかも（変な捻り方ではなく）どの皿にもちょっとずつ驚きがあって楽しい。
ここは通いたくなるお店でした。お勧めです。
以下感想ー
場所は麻布十番商店街を抜け元麻布に歩いたところ。
お店は大きな道に面したビルの２Fなのですが、
店内には中庭に吹き抜けがあってなかなかの開放感。
エントランスから期待値が上がる仕様。
まずフランチャコルタがグラスで用意されている時点で
若干テンションが上がるのですが、そのスパークリング片手に
メニューを眺めてかなり悩む。好みのメニューがありすぎて悩む。
選びきれないし前菜４品くらい行けるのでは…！
と思っていたところ親切なスタッフさんに
あっさりと「前菜は２品をシェアするくらいで…」と嗜められる。
しかしながら前菜はトリ貝もホワイトアスパラも
カッペリーニ（w/キャビア）も諦めきれずに結果３品。
パスタもパスタでイカスミ×カラスミも外せないし
筍のカルボナーラ×トリュフ風味も捨てがたい、と思って注文。
当然ながらメインを食べないなんて勿体ない。ということでメインも１品。
結果的に前菜３品、パスタ２品、メイン１品、
（後で〆パスタ追加）、デザート、という
なかなか豪勢なコースになりました。
それぞれの感想は追って書きますが結果から言えば大正解。
どれも外せないほどに美味く、諦めなくて良かった〜と思える皿々。
大満足のディナーとなりました。開放感のある店内にくつろぎつつ、
落ち着いた雰囲気でゆったりと時間をかけて
美味イタリアンを堪能出来ます。
イタリアン好きということもあって
シチリアやらエミリアやらヴェネツィアの味が堪能できる郷土系とか、
それこそ王道のリストランテとか、ちょっと尖ったイノベーション系とか、
振り返るとあれこれお邪魔しているのですが、
考えて見ると結局（こちらのような）日本の旬の素材を
イタリアンの作り方で提供してくれるお店のスタイルが
結局一番好みに合うのでは…？と、最近思うようになりました。
ものすごく気に入る店はそのパターンが多いので。
スタッフの方々も心配りが素晴らしく、
とても良い時間を過ごさせていただきました。
またすぐお邪魔します（！）と言いたいところですが、
よく見ると子供は10歳以上とのこと。
ぼちぼち妻の出産も近いので、次来れるのは早くて10年後かー。
と思うと気が遠くなるのですが、10年後でもまた来たいと思う店なのでした。
ー以下、個別のお皿の感想（↓）ー
軽く炙ったトリ貝と山菜のインサラータ
トリ貝はタイトルの通り軽く炙ってある程度で
適度に生感がありサラダと一緒に食べると美味しい。
キャビアの冷製カッペリーニ
これはパスタだらけになるから、ということで
ギリギリまで悩みましたが、注文して大正解。美味。
レモン果汁と卵黄とオイルで作ったソースというのは初めて食べたのですが、
これが凄まじく美味い（！）レモンクリームはそもそも好みなのですが、
こちらはオイルベースに卵黄とレモン。
レモンの酸味と卵黄のコクが抜群の相性で、冷製のカッペリーニがよく合う。
そしてそこにキャビアの塩味が最高。ワインの進む前菜です。
ホワイトアスパラガスのパン粉揚げ プロシュット添え
この時期ならでは！と言えばホワイトアスパラガス。
タイトルの通りで凄くシンプルな料理なのですが
ホワイトアスパラガスはものすごく太くてジューシー！
プロシュットとの相性も良い。
ワインは白で凄く色が濃いのですが樽感は無く
杏っぽい果実感の凝縮されたような１杯を合わせてもらいます。
イカ墨を練り込んだタリオリーニ アオリイカとからすみ添え
オイルベースでアオリイカとカラスミ、それにイカスミを練り込んだタリオリーニ！
最高の組み合わせで美味しくない訳が無い。
カラスミの塩味がワインを進ませ、ピリっと最後に残る刺激も素敵。
ガルガネッリ 筍のカルボナーラ トリュフ風味
いやこれにも驚いた。筍を炙ってあるのですが、
もうトウモロコシでも入っているのかと思う香ばしさ。
甘みもあって筍が美味い。そしてカルボナーラはクリーミーで濃厚。
しっかりしてる濃厚なトリュフの香り。
ガルガネッリとはエミリア＝ロマーニャ州のパスタとのことで、
正方形の生地を斜めに巻いたようなショートパスタ。
あまりの美味さにソースまでパンで平らげる。
北海道産 仔牛の低温ロースト
驚いてばっかりですが、これも驚いた（！）
しっとりした質感の低温ローストの仔牛に、
ワインの酸味とバターが心地良いソース。
これはイタリアンというよりフレンチと言われた方がしっくり来るかも。
これも、あまりの美味さにソースまでパンで平らげる。
シンプルパスタ（カチョ・エ・ペペ）
普通はここでデザート、というタイミングですが
シンプルパスタというメニューに惹かれて〆で注文。
本当にシンプルでトマトソースかカチョエペペ（チーズ）かオイル
くらいの選択肢ですが、グラム数が決められるので２人で60gを注文。
カチョエペペは予想外に！オリーブオイルが効いていて
これはこれでガツンと来る仕上がり。美味でした。
ヘーゼルナッツとキャラメルのミルフィーユ仕立て
最後はお腹いっぱいだったので２人でデザートを分けることに。
サクサクした食感のミルフィーユにキャラメルクリームのバランスが良い。
そしてアイスが塩アイスなのか、最後に塩味があって甘すぎずバランス抜群。
エスプレッソで美味しく示させていただきました。
これだけ食べまくって（妻は今ワインが飲めませんが）30000円！
これは素晴らしいパフォーマンスなのではないでしょうか。
六本木で映画を見た後の選択肢に素晴らしいお店が増えました。
ごちそうさまでした。