4回
2023/02 訪問
マハシヴァラートリ特別ビュッフェ
もうお気づきかも知れないけど、
私、そんなにカレーやインド料理を食べ歩いてないのよね。
昔は結構行ってたんだけどね。
語れるほどインド料理を始めとする南アジア料理は底浅いものではないがある程度、料理の構成が分かってくるととガムシャラに巡らなくても、行くべき店がある程度絞られてくるというか。
特に日本人作の「スパイスカレー」は「またおま系」が続発なので、殆どいかないというか、それを食べるなら現地人作の現地料理を食べる事を好む。
自分の料理はって言われると、大ブーメランで、一つのプレートにネパール、南北インド、ベンガルと入り乱れており、
「その辺のスパイスカレーと何が違うのか」と言われたら、胸を張って「全然ちゃうや!!ボケ!!」と明確な説明ができないのは、ずっと、胸の中にあるシコリであり、
もういっそのこと、カレーライスでいいやと思わなくも無い
(その点、manda、BiJA、マッチボックスは筋が通ってて偉いね。白旗です)
そんな半端な料理を出しながらも、
まがりなりにも(間借りだけに)、
9年間やり続けられているのは、
やはり、来てくれるお客さんのお陰だと思っている。
ここ2,3年は高円寺は間借りが特に増えて、自分を含めてだが、土曜日になるとカレーを出す店が急に増え、競争率が高まるという事になっている。
暇な時もあって、
「もう平日サラリーマンでカレー屋なんて当たり前だし、なんのフックにもならないよな」なんて考える時もあるけど、それでもやるのは少ないなりに必ず来てくれる人がいるからだ。
そういう人に救われている。
だから、そういう気持ちを知っているから、逆に客という立場になった時に、
好きな店、人は応援したい。
マハさん。
出会ってから8年くらいになる。
清澄白河のナンディニ時代で彼が腕を振るっていた時からだ。
偉そうなこと言って、今年に入ってから初めてで「何が応援だよ」って、
言われてしまうと、ぐうの音も出ないけど、最近、兎角、都内某所に出来た、
某南インド料理店が話題になる度に、
何となく落ち着かないというか。
これは勝手に自分が想像しているだけで、全く杞憂なのかもしれないが、
マハさんは心中穏やかなのだろうかと。
だから、今日は絶対に行こうと決めていた。
今日はシヴァ神に祈りを捧げる特別なビュッフェの日。
開演前から人が並び、大盛況。
きっちり11:30に開くはずもなく、いささかインドタイムでオーペン。
地下へと続く階段を降りると、
途中で急にインド。
それもタミルあたりの大衆食堂の匂いがムワッとして、現地に行った時の光景がフラッシュバック。
マハさんは誰よりもスピーディに店を動き回り、ひたむきだった。
僕の顔を見るなり、人懐こい笑顔で
握手を求めてきた。
ずらりと並ぶ料理はどれも最高だった。
指がフヤけ、腹がはちきれんばかりになるまで堪能した。
帰り際に
「どんなに新しい店が出来ようとも、
ナンバルワン サウスインディアン ホテルシェフはマハさんだと僕は思っている」と伝えて、
激励のウイスキーを贈呈。
マハさんは泣きながら
「マッチャン(タミル語で友達の意味で松本さんの愛称では無い)、アリガトウ!!」と
感動して目に涙を浮かべてた、、、
ら、凄い良い話なんだけどら
実際はスキンヘッドを僕のお腹に擦りつながら、
「マッチャン、パーティいつ?
ガール、マッチャン」と、女の子がいる飲み会に誘ってくれというアンサー。
さすが、
マハ(偉大な)リンガム(男根)という名前なだけあるね。
元気で良かった。
またプライベートで飲もうね、マハさん。
2023/06/20 更新
2022/08 訪問
まっちゃんスペシャル
プレオープン以来、二回目。
毎日カレーを食べ続けて10年でお馴染みの某氏にお声がけ頂き、金沢でビリヤニ専門店をやっている界隈では有名な店主とお食事会。
大理石風シートを貼られたテーブルにバナナリーフがセッティングされたが、ミールスを食べるわけではなく、一品料理をカリスマシェフ、マハさんにお任せでお願いした
(一部、リクエスト)。
ヨーグルトチキンサラダ
フィッシュフライ(アジ)
イカの炒め物
チキンチューリップフライ
ナンドゥワルワル(渡蟹のセミドライカレー)
マトンカリドーサ(マトンのお好み焼き)
チキン チェチナード
パロタ
ライス
デザートにミニサイズのジガルタンダ(インドのシェイク)。
改めて、思う。
ここが東京一、南インド。
圧巻。
圧倒される。
こんな料理作れたら楽しいだろうなぁ。
2022/08/15 更新
2022/05 訪問
日本で味わえるチェチナード料理の最高峰
経堂の人気店、スリマンガラムの2号店として
スリマンガラムA/Cが祖師ヶ谷大蔵にオーペン。
A/CとはAir Conditioner、エアコンのこと。
つまりは「灼熱ではありません。空調設備がありますよ、当店は快適なお店ですよ」と、インドではエアコンがあるとちょっと良い店扱い。
実際、タクシーや長距離バスもA/Cありなしで値段が違うのだ。
敢えて、日本でその名前をつけるの、カッコいい。
その筋では有名なタミル語ペラペラの武田画伯の特徴的なアートがお出迎え。
地下へと階段を下ると、だだっ広い食堂スタイル。
大理石調のテーブルがまた憎い。
席につけば、バナナリーフが当たり前のように広げられ、水でお清め。
テーブルの上には塩、レモンピックル、
カードチリが常備。
これをバナナリーフにちょこんと載せ、
ビールのあてしながら、チキン65を追加。
もっちもちのパロタの上に、チキンサルナ、サイドにハーフボイルドエッグ、
チキンチュッカ。
このパロタ、すごいなぁ。
もちもちのぱっつんぱつん、バインバイン。
擬音でしか表せないが間違いなく、ナンバルワンテイスト。
デザートにジガルタンダ=南インドのアイスとバニラのシェーク。
これ、うめぇ。
ああ、
ここはもうインドだわ。
間違いなく、チェチナード。
マハさん、おめでとう。
ちょっと、いつも通り、
見切り発車感があって心配だけど、何となるでしょう。
人徳がすごいから!!
まだ、ちょっとサービス面で不安があるので、
あまりインド料理を食べ慣れてなくて、日本式のサービスを求める人は落ちついた時を見計らっての来店をオススメします。
2022/05/08 更新
ちょいと、隣の経堂駅の飲食店でイベントをやるにあたり、打ち合わせをした帰り、前日、マレーシアに行った際、インド人街で買ってきたタミルの有名な歌手のCDをシェフのマハさんに差し入れ。
ついでに、ちょいとつまむ、、、筈が結構がっつり食べてしまった。
ここのマトンカリドーサは絶対に頼んだ方がいい。
尚、8月はこのカリスマシェフ マハさんと東中野でコラボイベントやるかもね。