yutak829さんが投稿したサンフォコン(東京/代々木上原)の口コミ詳細

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小麦文化の楽しみ

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サンフォコン代々木上原、代々木八幡、代々木公園/フレンチ、ビストロ、ジビエ料理

1

  • 夜の点数:4.4

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2024/10 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

ジビエの尽善尽美 ウィットに富む心地よさ

ビストロ探訪
代々木上原駅前
本気なるジビエ編

ジビエで取り揃える
おまかせのフルコース
クラッシックなフレンチ

ジビエも揃える店と異なる
終始ジビエの皿が常に連なる
ジビエに特化した本格フレンチ

千代田線の代々木上原駅の北口
階段を降りた通りの前の店舗
利便性ある所に店を構える

メニューはおまかせのみ
ジビエの味はもちろん
美しさにもこだわる

スペシャリテとなる
可愛い顔のクマパイ等
遊び心に溢れるメニュー

ゲーム好きで手先が器用で
美容師や料理人を志望をして
興味からフランス料理店に勤務

興味がフレンチへより深くなり
2009年に渡仏しての修行
各地方の星付き店で努める

ブルゴーニュのボーヌや
ロワールのサンセール
ローヌ=アルプ地方

その体験の中で得る
ジビエは普通の食べ物
普段使いの食材と再認識

ジビエへ興味を深めていき
帰国後に独立を目指し進めて
2012年渋谷区西原にて開店

サンフォコンをスタートさせる
本格的ジビエ料理で注目され
2018年に代々木上原へ

店名のサンフォコンとは
聖なる鷹を意味するが
店主夫婦の名に由来

駅前の階段を降りて
目前に現れる小さな店
扉を開けるとカウンター

奥にはテーブル席もあるが
調理が前に見える席がお勧め
カウンターフレンチのスタイル

1枚のお品書きから始まる物語
何ともシンプルな名前が並ぶ
文字からは理解ができない

それが故に疑問が膨らみ
想像力を働かせながら
一皿毎に答えを知る

メインは数種から
選べるスタイル
多彩なジビエ

お任せワイン
ペアリングから
リッチな選択する

1杯目は泡から始動
ダニエル・デュモンの
グラン・レゼルヴとなる

1皿目で先ず驚きを与える
スパゲッティーカルボナーラ
文字から想像するそれと異なる

スパゲッティに囲まれたアナグマ
柔らかく炊かれていて穏やかな旨味
グッと味蕾を広げるスターターである

2皿目の文字はブーダンノワールだが
登場する姿は斬新な盛り付けである
ラズベリーと貴腐ワインのゼリー

そこにイノシシの血をまとわせ
内蔵と合わさりコク味をたて
ゼリーがサッと流していく

2杯目はモンラッシェから
ガエル&ジェローム・ムニエ
端正な味わいが華やかさとなる

3皿目の文字は仔ウサギにんじん
ウサギさんと好物のにんじんの一皿
野菜やジュレと兎肉と食感が楽しめる

3杯目レ二エ・ドメーヌ・ヴェルニュス
ボージョレで2019年に誕生のドメーヌ
ガメイ種で繊細ながらも後に果実味が広がる

4皿目のお品書きにはアライグマコンソメと
南部鉄瓶から注がれる澄みきったコンソメ
季節の野菜とアライグマから深まる旨味

4杯目はマルゴーが造るサードワイン
マルゴー・デュ・シャトーマルゴー
凝縮された味わいに心が躍ります

5皿目は選んだメインの料理で
スコットランド産のモリバト
ピジョンラミエのロースト

鳩のガラからレバーや肺
内蔵深いサルミソース
身は脳までも頂ける

伝統的なジビエ料理
モリバトの全てを頂く
サンフォコンの真骨頂だ

5杯目ヴュー・ドンジョン
シャトーヌフ城跡に由来する
力強いアロマが重厚さを支える

6皿目は可愛い看板のクマパイ
焼く前のお顔を披露して頂き
日焼けして帰ってくる演出

クマの脂を使用したパイ
中にクマの赤ワイン煮
フォワグラまで入る

ザクッとしたパイに
口の中でほどける熊肉
溶ける脂に思わず微笑む

6杯目はチーズと共に頂く
ピエール・ジャン・ヴィラの
果実味が個性的なチーズを包む

最後の小菓子はカヌレとマカロン
マカロンはピスタチオの小さな宝石
カヌレならぬタヌレという狸の脂入り

パティシエの奥様まで遊び心が溢れる
店を出るまで楽しませてくれる工夫
ウイットに富んだディナーとなる

ワインとジビエのマリアージュ
古典をベースにしながら深化
現代に合わせたアレンジに

ジビエ尽くしの尽善尽美
極められた料理に感動
命を頂くことに感謝

特別でありながら
身近にもさせる
心地よい店だ


2025/02/28 更新

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