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咖哩屋 梵二十四軒、琴似(札幌市営)/カレー、ハンバーガー、インドカレー
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昼の点数:3.5
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 3.5
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|サービス 3.2
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|雰囲気 3.2
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク 3.0
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[ 料理・味3.5
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| サービス3.2
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| 雰囲気3.2
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| CP3.0
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| 酒・ドリンク3.0 ]
再訪決定!またこよう!
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2026/02/03 更新
出張先での食事は、単なる栄養補給ではない。それは、慣れない土地で張り詰めた神経を緩めるための、ささやかだが極めて重要な儀式だ。先日訪れた「咖哩屋 梵(ぼん)」でのランチは、まさにその儀式を至福の時間へと昇華させてくれる体験だった。
店の扉を開けた瞬間に鼻孔をくすぐる、幾重にもスパイスが重なり合った芳醇な香り。その香りが、ここが「当たり」であることを即座に告げていた。私がオーダーしたのは、基本となる「ポークカレー」。しかし、せっかくの出張だ。ここで躊躇はしたくない。大人の欲望を忠実に満たすべく、「トンカツハーフ」と「フランクハーフ」という、夢のダブルトッピングを敢行。さらに、心を整えるためのサラダ&ドリンクセット(コーヒー)を追加した。
運ばれてきた皿を見て、思わず頬が緩む。深く艶やかな色合いのカレールーの海に、ハーフサイズとはいえ存在感抜群のトンカツとフランクフルトが鎮座している。まずは、主役であるポークカレーを一口。
……深い。とにかく深いのだ。
野菜や果物が溶け込んだであろう濃厚な甘みとコクが舌の上に広がった直後、鮮烈ながらも上品なスパイスの刺激が追いかけてくる。欧風カレーの王道を行きながら、決して重たすぎない絶妙なバランス。中に入っているポークは、スプーンでほぐれるほど柔らかく煮込まれており、噛むほどに肉の旨みがルーと一体化していく。
そして、トッピングの出番だ。揚げたてのトンカツは衣がサクサクで、香ばしさがたまらない。その衣に濃厚なルーをたっぷりと纏わせて口に運ぶと、豚の脂の甘みとカレーのスパイシーさが口の中で爆発的な化学反応を起こす。ハーフサイズにしたことを後悔するほどの美味しさだが、そこで隣のフランクフルトが「俺もいるぞ」と主張してくる。
ナイフを入れるとパリッという小気味よい音と共に弾け、プリプリの食感が楽しめる。燻製の香りと肉々しい味わいが、カレールーの複雑な風味に野性味というアクセントを加えてくれるのだ。カツとフランク、この二つをハーフ&ハーフにした自分を褒めてやりたい。食感と味わいのコントラストが交互に押し寄せ、スプーンが止まることを知らない。
合間に挟むセットのサラダも素晴らしい仕事をしている。冷たくシャキシャキとした野菜の清涼感が、濃厚なカレーで満たされた口内を一度リセットし、次の一口をまた新鮮な気持ちで迎えさせてくれるのだ。
最後は、セットのホットコーヒーで締めくくる。薫り高いコーヒーの苦みが、カレーの余韻を優しく包み込み、満腹感とともに深い安らぎを与えてくれた。窓の外の喧騒を眺めながら、カップを傾けるこの時間こそ、出張先での最高の贅沢だろう。
「咖哩屋 梵」。その名は、私の記憶に深く刻まれた。この街に来る理由が、また一つ増えてしまったようだ。店を出る頃には、午後の仕事への活力が漲っていた。再訪確定、大満足のカレー体験だった。