2回
2018/12 訪問
一杯食べ終わると物語が完結
東京メトロ東西線門前仲町駅を北に出て
NTT深川局の対面にあります。
この店は、私が40代の頃から20年近く
通う老舗のラーメン屋さん。
一口食べると優しい味、二口食べると安心
一杯を食べ終えると幸福が待ってます。
最初は少し物足りない様な感じがしますが
一杯食べ終わるとストーリーが完結!
将に癒された感覚です。
御主人と奥様の二人だけのオペレーション
は所作さえも丁寧で美しい。
いつも感心するのは余りにも厨房が美しい
毎日相当の時間を掛けて清掃されていると
推測します。
あ、奥様も相変わらず美しいですよ!
ギトギトが好きな脂ぎった輩と、お子様は
来る必要はありません。
違いの分かる大人の幸せな一杯です。
2025/05/23 更新
【2025年5月下旬訪問 アーカイブ掲載】
昨日、清澄白河で感動的なメンチカツを食したのだが、その時グーグルマップを見ていたら少し南下したら直ぐ深川だと言う事に気が付いた。
深川と言えば「こうかいぼう」、木場の「吉左右」と共にラーメン店巡りをしてみようとしてキッカケとなった店と言っても過言では無いし過去何度も食べて居るが、この味には飽きることが無いと断言出来る。
これは店が掲げているメインコンセプト「一日一杯の味噌汁の如く栄養になりながら癖になる」これが将に、その通りなんです。
先日とは違って東京メトロ丸の内線を大手町で東西線に乗換え門前仲町。
清澄通リの下を走る都営大江戸線のコンコースを歩いて6番出口を右折、深川一丁目の交差点を右折し葛西橋西通リを東進する事200m強の左側。
家を出る時直前に電話があったりして11時の開店には間に合わないと思っていたが到着したのは11時05分で外待ち1名。
昨日の続きの「知性の罠」を読みながら待機する事15分強で店内へ。
更に5分待ってカウンター中央の席に案内されました。
今日は基本に戻って”ちゃーしゅうごはんセット”@1,130円(らーめん&ちゃーしゅうごはん)
店内は開店当時と、ほぼ変化無く奥のテーブル席2卓とカウンター7席。
厨房は相変わらずピカピカですね!
来客層は以前よりもチョット高くなったかな? と言うより我々皆が歳を取った!
しかし店主は相変わらずシャキッとしてるし、奥様も以前よりも綺麗さと共に更に上品さが加わった感じで年齢を感じさせません。 素晴らしい!
10分強で”らーめん”が到着。
太目のメンマ、豚肩ロースの叉焼に海苔と薬味の白葱が世田谷「管野製麺所」の特注麺に乗って登場し、それを魚介ベースの優しいスープがシッカリと支えます。
お約束通りにスープを一口、二口、三口、濃厚ながらも鮮烈な美味しさ。 いやぁ止まらない!
中太ストレート麺は一見すると頼りなさ気に見えますが柔らかな口当たりの後にしっかりしたコシを味わえます。 相変わらず素晴らしい麺です!
それに何度食べても、この叉焼は堪りません。
見掛けはシッカリしていても口の中でほろっと崩れる儚い程の食感、堪りません!
続いて到着したのが”ちゃーしゅうごはん”
叉焼の切れ端を叩いて御飯の上に敷いた海苔の上に搭載しただけなのですが物凄い存在感。
これは、この店の叉焼が持てる力を120%発揮した一品。
食は量的なボリュームだけで満足するモノでは無いのだと教えてくれます!
以前の口コミで「食べ終わるとストーリーか完結する一杯」と称したが、そのスタイルには相変らず変化が無いが、新しい何かを求めているのはヒシヒシと感じます。
しかしオープンから既に24年、常に進化を停めない姿は将に感動モノ。
来年は25周年じゃん!
これからも美味しい”らーめん”で皆様を唸らせ続けて下さい。
大変、ご馳走様でした!!!