そばおさんのマイ★ベストレストラン 2013

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そばおのひとり言

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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お客が満足して帰る。
旨くて安くて心地よい接客。
なかなかないが、ままある。

マイ★ベストレストラン

1位

わび助 (富沢、八木山動物公園、長町南 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/02訪問 2013/10/24

他人に教えたい、かつ教えたくない名店。

◆2013年2月

私の上司は蕎麦アレルギーだ。
蕎麦をゆでたお湯をちょっとなめただけでも、口びるが痒く、腫れてくる。
私はだがどうしてもこの店に上司を連れて来たかった。
私はこういう隠れた名店、外見で物言わぬ実力店が大好きだから、
見栄っ張りの上司が驚く顔を見たかった。
ここには、蕎麦だけでなく、懐石料理もある。
事前におかみさんに電話で、その懐石なら一切蕎麦は混じらないことも確認してある。
少し料理を口にして、上司は言った。
「いいじゃないか。」
そして、私の思惑どおり、決め手は最後にグッドタイミングで出される、美味しいコーヒーだ。
上司はコーヒーにもうるさい。
「コーヒーもついているのか。」
メニューに書かれていないので、初めて私もそのコーヒーが出されたときは、
思いもかけない何ともそのサプライズなおもてなしに、私は感動した。
ただでさえ得した気分だが、これで美味しいしっかりしたコーヒーだから、二重に満足だ。
上司は先に店の外に出たから、私は会計する際に、おかみさんにお礼を言った。
「おかげさまで蕎麦アレルギーの親分もご満悦でした。」

◆2013年1月

手打ちという看板に目が止まり、開店を待って一番乗り、ほどなく常連客が次々と入ってくる。
先ずおしぼりとお茶が出された。お蕎麦屋さんでおしぼりが出たのは久し振りだ。
「天ざるできますか?」と頼むと、「できますよ!」と即答、すぐに揚げ始める音が聞こえ出す。
開店間近だと、「油が温まってないので天ぷらはできない」と言って、開店直後に天ぷらを頼むのは
非常識かのように、当然のように断る店もあり、「温めてから開店しろ」と思ったものだが、
ここは「できる?」と聞かれたことに怪訝そうな頼もしさで、出て来た天ぷらは6種類、
これが素晴らしい仕上がり、そしてそば、二八のいかにも手打ち、これが丁度良い固さで香りも味も良く、
つゆがいらない位だ。しかしつゆもまたいい。
そばの量も食べ応え十分、いいものを食べているという満足感がいつまでも続く。
この内容で950円は、驚くほど良心的だ。倍とられても問題を感じない。
この内容なら年輩の上司や得意先の人でも「隠れた名店をご紹介します。」と言ってお連れできる。
他の人に教えたい、かつ教えたくない名店に出会った。

  • わび助外観

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2位

おおわ田 (長町、長町南、太子堂 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/06訪問 2013/06/05

店主自ら出迎えてくれる

◆2013年(平成25年)6月
3月に初めて来店して以来、4度目だが、オススメは昼のランチセットだ。
初めに席に案内されながら、「今お茶をお持ちします」と言いながらも出てくるのはゆずの香りのするそば湯だ。
何人か同僚と来るたびに初めての同僚にとってはサプライズで、驚きの顔を見るのが楽しい。
この日のAセットのおかずは牛肉コロッケにクリームコロッケ、これが旨い!
衣もサクサク、中も抜群、ドレッシングのかかったサラダに、さらに小鉢とおしんこもついて、
そばの量は180g、結構な量だ。
ごはんは小サイズのようだが、あとから出てくるそば湯も飲んで、さらに最後にこれまたサプライズ的に、
そばを揚げたひと皿と、今度は本物のお茶も出て、ご婦人方ならこれでまた席を立つのはお預け、新しい話が弾むだろう。
このAセットは男でも結構満腹だ。
これで980円。実にいい。
美味しいものでリーズナブルに満腹になる、これは本当に幸福だ。
もう少し職場に近ければ毎日でも利用するのだが。


◆2013年(平成25年)3月
仙台市に単身赴任して、丸5年。
東北の数多くの蕎麦処を巡って味わってきたが、私なりに名店と呼びたい店のリストに一軒また、
書き加える店を見つけた。
昼時行ってみると、先ずご店主自らが迎えてくれて、「今日のランチセットはこちらに見本が」と
示してくれたので、いつもなら初めての店では天ざると決めてはいるが、
それは、蕎麦と天ぷらの腕前でその店のおおよそがわかると勝手に思っているのと、
それを基準にして自分自身の舌の安定化とレベルアップを定期的に図る意味もあってだが、
せっかくなので、ランチセットにした。今日のセットの日替わりのおかずはシュウマイだという。
蕎麦屋でシュウマイかい?面白いな、と思いながらもしやこれは自信があるなと感じ取ったからだ。
店主はさらに、蕎麦は細麺と太い麺から選び、温かいか冷たいかの選択をと聞く。
私は細い麺でざるを頼んだ。これが狙い通り、私の好みどおりだった。シュウマイも実に旨かった。
最近、グルメ雑誌などで、殻まで入れた挽きぐるみ十割の硬くごわごわした色黒い不揃いな蕎麦を、
これぞ本物の蕎麦と言わんばかりに野趣に富んだの何だの、これまた薬味なしで蕎麦の風味を守って食べるのが本当の食べ方だのと、言った口が一方では、わさびをつける場合はつゆに入れずに蕎麦につけろだのと書いてる手合いが多い。
さらには、ホシがないからダメだとか、つゆはダシがどうの返しがどうの、さらに残ったつゆを蕎麦湯で延ばして飲んだらどうだったとか、ザルそばなのに、ザルに入っていないのは反則だの、海苔がかかっているのは蕎麦の風味に自信がないからだとか書いてるものを見かける度に、初めは悲しく、段々いらいらしてたが、最近はもう呆れている。
もりそばに海苔が乗っているのがざるそばだ。ざるに入っているか否かではない、海苔のあるなしだ。東京では当たり前だ。
余ったつゆを蕎麦湯で延ばしたらどうだったとは、何の話だ?逆だ。蕎麦湯はつゆの為にあるのではない。
残ったつゆの役割は、蕎麦の成分が溶けだしている蕎麦湯を飲むうえで味をととのえるものだ。
蕎麦湯は蕎麦店では大事なものだ。このお店はお通しにゆず入りで蕎麦湯が出される。
ホシがあるのがよいのではなくて、二八の更科で育った私に言わせれば、全く逆だ。
イコール仕事が雑なだけ。もみがらごと米を炊いてるようなもんだ。蕎麦の殻はゴミだとまで言い切る蕎麦店もある。
わさびなどの薬味は、ダシの臭いが生臭かったらつゆに入れて消す為にあるものだ。蕎麦につけたら蕎麦の香りを失う。
しかしその香りの為に、殻まで入れた「十割田舎そば」は、のどごしも悪く、蕎麦はたぐるものだと思う私は好まない。
このお店は、私の好みを裏切らなかった。
自分の間違った味わい方を棚に上げて、わかった風にあれこれ書いてる輩は、全くありがた迷惑で、営業妨害ものだ。
そもそも口コミなんてのものは、自分の好みに合ったかどうかであって、食べログの点数だって、旨かったかまずかったか、お店の人は丁寧か否か、雰囲気がいいか悪いかと、値段に見合ったかどうかだけでやってるじゃないか。

  • 入口
  • おおわ田Aランチ

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3位

じんぎすかん あんべ (遠野 / ジンギスカン、焼肉、ホルモン)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥2,000~¥2,999

2014/02訪問 2016/11/27

遠野まつりの日に

◆2014年2月

同僚と2泊3日の北東北グルメ満喫の旅の締めくくり、最後は遠野でジンギスと決めていた。
16時前、早い夕食となったが、さすがに繁盛店もこの時間には他に客はいない。
私は昨年の遠野まつりから数えて3度目の訪問となるが、
本当は2人で来ると、一つの皿に野菜は一人前、肉だけが二人前乗せられて、
損なことは前回、上司と来た時に気づいたのだが、肉と秘伝のタレを楽しむのだからそれでもいい、
かつて、私は観光案内所のお姉さんに
「個人的にはマトンのモモが最も羊の肉を食べている実感がある。」
と勧められた、その、マトンのモモの定食を同僚にも勧め、
どうせ追加の肉を頼むことも想定内、さらに最後は秘伝のタレをごはんにかけて楽しむことも想定内、
従って、当然ごはんは大盛り、本当はジンギスカンは苦手だという同僚も、食べ始めると、
「ここのジンギスカンは食べられる。」
「タレも旨い。」
その言葉も想定内、そして、同僚は、
「追加したい、今度はラムカタロース食べよう。」
すべて想定内の、動きとなった。
同僚は私と同様、仙台に単身赴任しているが、実は盛岡に自宅がある。
同じ岩手県内でありながら、遠野には来たことがないという。
ここで食事する前に、私はこの同僚を雪の中ではあったが、カッパ淵などを観光に連れて回り、
「何故東京の人間が岩手の人間に岩手県内の名所を紹介して回るのか」
などと笑いながら、この店を満喫したあとも、道の駅遠野風の丘などを紹介して、
お土産などを見て、仙台への帰路に着いたのだった。

◆2013年10月

花巻で上司と仕事を終えた私は、昼食は遠野でジンギスカンはどうですかと勧め、
遠野市内の視察を兼ねて、3週間前に味わったこの店へひとっ走り。
先ずは定食で上司はラムカタロース、私はマトンモモ、そして、さらにマトンカタロースを2人前追加して、
秘伝のたれも継ぎ足して、たんまりとこの店のジンギスカンを味わった。
ジンギスカンが食べられ、匂いがつくのもいとわない上司や得意先ならば、
この店は接待にも使える。

◆2013年9月

去年も見に来た遠野まつり、今年も見ると早くから決めていたが、
今年はこの「遠野ジンギスカンの元祖」を味わうことも決めていた。
とある観光案内所のお姉さんに、
「遠野でジンギスカン食べるならどこがいいの?」
「どのお店もいつもよく食べていますが、みんないいですね。」
予想通りの回答だ。
観光案内所の影響は大きい。
自分の好みで案内する店を限定したら、他の店から苦情が出るだろう。
このお姉さんは各店のいい部分だけを紹介してくれる。さすがだ。
私は北海道や東京や今いる宮城でも、ジンギスカンの有名店は食べてきた。
私は今回は、それなりのクセも味わいもしっかりあって、それなりの歯応えもある肉を、
これまたしっかりとしたタレで食べたい。
「遠野ジンギスカンの元祖」はこれを裏切らなかった。
順番待ち必至の人気店ながら、一人でテーブルを独占する非効率なお客にも
嫌な顔は見せずに案内してくれる。
目の前に置かれた黒々とした鉄鍋、
「おお!これが南部鉄器の鉄鍋か!」
片づけやすいように敷かれた新聞紙には、本田美奈子の写真が!
「女房がこの人のモノ真似うまいんだよなあ。」
しょうもないことを思い浮かべていると、肉が出てきた。
健康診断の時に見るような自分の血の色のように赤い。
「うん、間違いなくマトンのモモだ。」
マトンのモモを注文しているのは私くらいしかいない。
クセはもっとあってもよい、歯応えは程よい、
肉も野菜もたっぷりあるし、具だくさんの汁、
そして何より、タレが旨い!
最後にわざと少し残しておいた白ごはんに残ったタレをかけて食べたら、
「ああ、毎日これを食べたいなあ」
という旨さだ。
旨いものを完食した時の満足感と、特有のさびしさ、
「終わっちゃった。もっと食べていたい。」
目の前の本田美奈子は油とタレにまみれている。
今度は女房を連れて来よう。
さあ、駅前に戻って南部ばやしのパレード見なきゃ。
私の遠野物語はこれから後半だ。


  • あんべ外観(2013.9.22)
  • 色紙見て待つ(2013.9.22)
  • 本田美奈子だ!(2013.9.22)

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4位

えなっ (名取 / インドネシア料理、カレー)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/02訪問 2016/11/27

今日はインドネシアで

◆2014年2月

いつ来てもカレーアヤム、おいしい。
だが、もう私は「えなっ」とお別れだ。
3月中に転勤だ。
あと何度来れるだろうか・・。

◆2014年1月14日

いよいよ裸参り当日、私は今日もここでカレーアヤムを食べた。
裸になっても寒くないように、長持ちする辛さを体の中に補充したのだ。
きっと寒い時に発熱してくれるだろう。
しかし本当に何度食べてもここのカレーアヤムは旨い。

◆2014年1月10日

大崎八幡宮どんと祭裸参りに共に参加する同僚と、
3日連続で第三回目の裸参り壮行会をここでした。
今から毎日辛いものを食べて、体の中に発熱材料をたくわえようって算段だ。
何しろ昨年の裸参りは吹雪だったらしい。
ともあれ、ここのカレーアヤムはいつ食べてもおいしい。
正月バージョンでごはんは赤飯、サラダはきれいなピンク色したカブの一夜漬け、
インドネシアと日本の正月コラボレーションだ。
相変わらず鶏肉はほろほろっと骨と離れて、
このスープカレーも本当に旨い、最後の一滴まで飲み干して、
最後に紅茶とチョコレートをもらって、
裸参りへの励みにしたのだった。

◆2013年11月

今日は水曜日、私の所属部署は本当は今日は休みだ。
だが、納期を延ばしてもらっている仕事を片づけに事務所へ出たのだが、
どうもやる気が湧いてこない。
「こんな時は辛いカレーで気合を入れよう!」
私は、水曜も仕事の部署の同僚を誘って、
「今日のランチは、エスニックでどう?インドネシア、スリランカ、タイ、インドのどれがいい?」
同僚はインドネシアを選んだ。
「じゃあ久し振りに「enakえなっ」だ。今日はカレーアヤムにしよう。」
私は、ここのナシゴレンもミーゴレンもカレーウダンも大好きだ。
同僚は来る前の4択でインドネシアを自分で選んでおきながら、
実はインドネシア料理は初めてで、実は辛いのも苦手だと言いながら、ミーゴレンを頼んだ。
どうりで、私より先に長く今の事務所にいながら、先ほどの4択は全くどの店を指すかもわからず、
店名を教えてもすべて行ったことがないという。
だが、同僚はこの店のいかにも異国情緒な雰囲気にたいそう気に入った様子で、
出てきたミーゴレンも、
「辛いけど甘くて美味しい」
と、パクパク食べた。
私も、このカレーアヤム、すなわち鶏肉の入ったこのカレーは大好きだ。
鶏は口の中でほろほろっときれいに骨だけになって、
札幌式スープカレーが如く、私はごはんをスープにくぐらせてカレーをすくって食べるが、
決まって最初のひとクチふたクチだけは
「辛いなー」
と思うが、旨いからどんどん食が進んでいつもごはんが先になくなり、
最後は残ったカレーを器に口をつけて飲み干す。
そして後になって少しだけ汗が額に湧いて出たのをぬぐっていると、
それを見計らって奥さんが紅茶を持って来る。
これはつまり、メニューに書いてないから何ともサプライズで得した気分になって良い。
今日は生チョコ?も一個ついていた。
「さあ、残ってる仕事、やっつけるか!」
辛さで気合を入れて、旨さの満足感で、仕事へのやる気が湧いて出てきた。
狙い通りのランチとなった。

  • (説明なし)
  • カウンター
  • お面?

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5位

中国料理 まっちゃ亭 (名取 / 中華料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/11訪問 2013/11/08

毎日通えそうな店が来たぞ

◆2013年11月8日(金)4度目

ひと月以上も間があいたが、奥さんは覚えていてくれて、相変わらず笑顔が素敵だ。
今日のランチは上海焼きそば、どんなものか丁寧に説明してくれる。
上司と同僚は広東麺に半チャーハンをつけたが、私は上海焼きそば、これが当たり、
焼きそばをおかずに白ごはんがぱくぱくいける。
このごはんも本当においしい。
「おかわりしてくださいね。」と言われていたから、まだおかずが半分も無くならないうちに、
私は空の茶碗を奥さんに託したが、おかずもごはんもあんまり旨いので、
あっという間に終わってしまう。
そういう私に上司はいつものように「食べきらん」と広東麺を半分くれて、
半チャーハンといえど結構な量のチャーハンを「旨い旨い」と食べていた。
広東麺は少しうす味で、何ともよく言えば上品なスープで最後まで飲み干せる。
前回、ピッタリの小銭で払うと「助かります。」と言った奥さんが、
今回1万円札しかなかった私に、「大丈夫ですよ。」と言って、困った顔を決して見せない。
これぞまさしく「接遇」だ。
厨房からも元気な「ありがとうございました!」という声を頂く。
こちらこそ、心地よいお昼ごはんのひと時をありがとうと言いたくなるお店だ。

◆2013年9月30日(月)再々訪問

上司他、幹部連中と4人で三度目の訪問、
今回は4人とも本日の日替わりランチ、それは野菜炒めに焼き餃子、
ごはんとザーサイ、玉子スープに杏仁豆腐もついて、ボリューム満点の780円。
とにかくおいしい。旨い!
おかずも旨いが、白ごはんが、これははや新米か?
上司が「ボリューム多くて食べきらん」と私にごはんと餃子をくれたが、
自分の分だけでも量は十分だが、おいしいからどれだけでも食べられる。
帰り際、ピッタリの金額を小銭で払おうとすると、「助かります」と奥さんが笑顔で言ってくれる。
当たり前のことなのに、わざわざお礼を言ってくれる。
素敵な奥さんだ。


◆2013年9月9日(月)再訪問

「しばらく毎日通ってみるか、今度は違う同僚連れて」
と、おととい自分なりにした約束を果たした。
今度は四人で、今日は月曜、平日日替わりランチセットがある、本日は「肉団子定食」
ごはんに玉子スープ、杏仁豆腐がついて、メインディッシュは肉団子に春巻、サラダも乗って、
塩で食べる春巻も旨かったが、何より肉団子は、いかにも形は不揃いで、中は手作り感のある歯ざわりと、
結構すっぱい甘酢ダレがたっぷりかかっているのだが、タレなしで十分旨い、しっかりした味付けだ。
すっぱいのは苦手な私は、ここの酢豚は無理かもな、なんて思って食べていると、
そのすっぱさの中に、紹興酒?のような香りがプンとくる。
だんだん慣れてくるとこれはこれでこれがここの持ち味か?といった味わいになってくる。
土曜日も訪問した私に対して、支払いを済ませた私をわざわざクルマまで追っかけて来てくれて、
「今週の土曜日は臨時休業します」と思い出したように奥さんが言いに来てくれた。
誠実でいい人だ。
おとといオール3点で、手抜きのような採点をしたが、少し直した。
訪問を重ねるたびに、点をつけ直す予感だ。


◆2013年9月7日(土)訪問

前日、「麺魂 LOVE&PEACE」のつけ麺を久々に食べようと行ってみると、
「店が変わっている!?」
見慣れた建物に、見慣れぬ看板が!
そのまま通過して、翌日同僚二人と行ってみた。
看板には、中国料理、店の名前はまっちゃ亭、
「中華なのに、抹茶かい?」
うーむ!??
他にも青森田子のにんにくラーメンとか、
「やっぱり麺魂の跡地だけに、ラーメン主体か?」
ワクワクしながら入ってみると、内装は何のジャンルでもやれる雰囲気、
メニューもまあ、普通の中華料理、
麺もご飯ものも、所謂中華の定番ものは皆揃えられて、土曜日だったのでランチセットはなかったが、
あとでホームページ発見、平日は日替わりランチもあるようだし、
まっちゃ亭というのは、屋号の松屋を平仮名にしたものらしい。
何より、三重県から移転してきたらしい。
私ら3人は皆、あんかけ焼きそばを食べた。
普通だ。普通においしい。
値段もサービスもまあ普通。
月曜日もまた今度は他の同僚を連れて行ってみよう。
しばらく毎日、通ってみるか。
他のメニューも試さねば。
点数のつけ方は手を抜いたわけではない。
まあすべてに普通なのだ。
それでよいのだ。
だから、また明日も、違うメニューを食べに行けるのだ。
ある意味、いい店が来たなと思う。

  • 上海焼きそばランチ

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6位

ヴァサラロード (長町南、太子堂、長町 / スープカレー、カレー、食堂)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2014/03訪問 2015/01/12

今日はスープカレーで大正解!

◆2014年3月

私の引越しを手伝いに来た息子と、最後の昼食をここで取った。
普段、スープカレーに関心を示さない息子も、
さすがにここのスープカレーは大満足だったようだ。

◆2014年2月

ともに来月東京に転勤する同僚と、昼食は私の好きな手打ちそば店で食事をしたが、
夜はこのヴァサラロードに、前から来たがっていたこの同僚を連れて来てあげたのだった。
今月のイベントカレンダーでは今日はライスがスペシャルだ。
私は当然ライスはスペシャルにして、厚切りベーコン&野菜をスープはベーシックで
辛さは3番、同僚はチキンレッグ&野菜、スープベーシックで辛さは3番、
辛いものは苦手だった筈の同僚だが、さすが、前からこの店に来たかったというだけあり、
「思ったより辛くない。」
ときたもんだ。
ところでこのスペシャルライスは旨い、まさにスペシャルだ。
転勤するまでにもう2回くらいは来たい。
ヴァサラロードはいい店だ。

◆2013年11月7日

昨日、自分の中で約束したとおり、今日の昼にも、
今度は2年前に札幌から異動された上司と同僚を連れて4人で来た。
昨日と同じ、ハーフチキンを今度は辛さ3番でライスは大盛り、食後にアイスコーヒー、
上司はこれにチーズをトッピングして、食後は塩アイスをチョイス、
「この塩アイスは旨い」としきりに言っていた。
「チキンはハーフというが、結構大きいじゃないか」とも。
私の上司は北海道ではスープカレーの店は50軒くらい食べているが、
この店が合格点だったかどうかは、聞くのを忘れた。。。

◆2013年11月6日

私は水曜が休日、今朝はよく晴れて気持ちがよい。
こんな日はほんのちょっと寝坊して、洗濯して部屋を掃除して、
軽くドライブだ。
窓を開けてすがすがしい風を浴びながら、見晴らしの良い丘をひと回りしたら、
洗車してワックスかけて、愛車も気持ちよさそうだ。
さて、そろそろお昼ごはん。
こんな気持ちの良い気候のいい日は、スープカレーがよく似合う。
私は札幌に出張すると、お昼はいつもどこかのスープカレーだった。
向こうのスタッフがあちこち連れて行ってくれた。
ヴァサラロードも「本場札幌スープカリィ」を謳う。
店横のカースペースは埋まっている。だが、私は裏もあるのを知っている。
いつものようにクルマの利用を聞かれて、
「裏の18番に。」
と答えて右奥のカウンターに座るのが私の定番だ。
席に座るとなんと「ランチセット770円」の文字が!
「ランチは980円だった筈?」
かわいらしくて笑顔の素敵なお姉さんが答えた。
「楽天日本一感謝セールで。」
「これはお得だ!」
チキンはハーフとはいえ、ドリンクつきでランチはお得なのに、
今回770円で、しかも本日は今月のカレンダーでは辛さ4番5番は無料で、
さらに新米フェアでライス大盛りも無料!
「なんて素晴らしい日なんだ!」
私はいつも辛さ2番のライス普通盛りだったが、お姉さんは言った。
「確実に汗は出ますね。でもせっかくのこのチャンスに味わってみてください」と。
素敵な笑顔で言われて4番にチャレンジ、
汗は少し出て、涙と鼻水がたっぷり出た。
でも旨さは変わらない。
大盛りごはんもこのスープではどんどん進む。
チキンはカリッとして香ばしく、皮はふんわり、絶品だ。
それぞれの野菜も旨味と食感がよく残って、
食後にアイスコーヒーで口直ししながら、余韻に浸る。
「どうでしたか?4番の辛さは。」とお姉さんは聞いてくれる。
いい店とはこういうものだ。
「裏の駐車スペース今度なくなるんです。」と、代わりの場所も教えてくれる。
いつもようにポイントカードを押してもらって、クルマに戻る際にふと思った。
「明日も来るか。楽天セールいつまでやってるんだろう。」
明日は上司も連れて来よう。

  • (説明なし)
  • 楽天日本一セール
  • 2013年11月お得カレンダー

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7位

おこのみラーメン (名取、杜せきのした / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/02訪問 2016/11/27

正真正銘元祖仙台マーボー焼きそば

◆2014年2月

翌日またまた訪問、昨日は野菜定食、だから今日は思いっきり肉だ、
豚肉のみそ焼き定食、これも生姜焼き定食同様、本当にごはんがススム。
何を頼んでも本当に旨くてボリューム満点、それでいて安い。
素晴らしい店だよ。

◆2014年2月

最近肉ばかり食べているので野菜定食にした。
今、野菜は高い。だが、惜しげなく普段通りにふんだんに使われて
お店としては利益が厳しい日々だろうが、お客としてはありがたい。

◆2014年2月

久し振りに今日はおこのみラーメンにするかと、上司が言い出した。
上司はおとといからひいている風邪が治っていない、
がっつり食ってパワーをつけたかったのだろう、
私が選んだ生姜焼き定食に乗ったが、
ごはんを半分私によこしてしまう。
ここのごはんは普通盛りが超大盛りだ。
だから、「ごはん半分でね」などと頼むお客もいる。
しかし、本当にここの生姜焼きは旨い!
肉もタレも、マヨネーズが絡んだたっぷりのキャベツも、
どれひとつ欠けてもいけない、
これらすべてがごはんが進む。
この生姜焼きは、息子に食わせてやりたい。

◆2013年10月

生姜焼き定食も旨い!
肉も、タレも、絶妙だ!

◆2013年10月

職場の幹部連中三人を連れて、一人は五目焼きそばだが、私を含む三人はマーボー焼きそば、
私は大盛りにして、それにつられた一人が何も知らずに大盛りを頼んでしまった。
そしてその男はなんと半分も食えずに、大盛りの私にその、半分以上残っている大盛り焼きそばを
私に託す。
つまり私はこの、大盛りを頼むととても大変なことになるこの店のマーボー焼きそばを
大盛りで1.6倍位の量を食べたのだった。
実はこの日は気のせいかいつにもまして超大盛りだった。
だから普段の大盛りの2倍位食べたのかもしれない。
だが、旨いから、私は食える。
旨いものは、私はどれだけでも、いつまででも食っていられる。

◆2013年9月

さすが元祖仙台マーボー焼きそばは、いつ食べても旨い。
今回は大盛りにした。写真は何枚撮ってもこのボリュームを表現できない。
これで830円だ。旨くて、超お得だ。
甘いのに、あとから辛さがやってくる。この不思議な旨さが、焼きそばによく合う。
おかみさんは、いつも笑顔で気さくだ。
おこのみラーメンはご主人が28才の時に開店して、もう35年だという。
「まんみ」で修行されて賄いメシでマーボー焼きそばを作られたのはさらにそれより前だと。
(ホントはナイショなのだ)
取材お断りのご主人も、我々お客には優しい。

◆2013年6月

いつ行っても常連でいっぱい。
何を頼んでも、ボリュームいっぱい。
そして、どれも旨い。
はずれがない。
駐車スペースがもっと広ければ、毎日行ってもよい。
逆だ。駐車スペースが広かったらもっと混んで毎日行けなくなる。
私がよく頼むのはひき肉からしつけ麺の大盛り。
そうそうケンミンショーでマーボー焼きそばが出たときは、
しばらくはそればかり食べた。
何故ならここのご主人こそ、「まんみ」で修行中に賄いメシでマーボー焼きそばを作った張本人だ。
(ナイショだったっけ?)
取材お断りのご主人、一見こわもて、その分、おかみさんがいつも笑顔でかわいらしい。
余計なこと書いてると、明日から出入り禁止になるな。
私の好きなひき肉からしつけ麺は、麺をくるくると巻いた固まりがいくつも盛ってあるので、
そのひと固まりをそのままドボンとスープにつけてデカイ口開けてそのまま口に頬張る。
この食べ方がもっとも旨い。
そしてその食べ方だと、大盛りでなければならない。
マーボー焼きそばは、さすが元祖だ。
私は根っからの仙台市民ではないが、
「確かにこれもありだな」
と思った。
この店は五目焼きそばが人気メニューの一つだ。あんかけ五目がマーボーに代わるだけだ。
まずいわけがない。

  • わかります?このデカさ
  • 元祖マーボー焼きそば大盛り
  • 盛りの高さも高い

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8位

かつ吉 (岩沼 / とんかつ)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/11訪問 2013/12/05

毎月25日になると思い出すのは、給料日?

毎月25日になると思い出すのは、給料日?
ではなく、私はこの店のロースかつワンランクアップサービスを思い出す。
私はお店にとっては25日以降にならないと来ないふてぃ客だ。
「上かつ980円」の上に「特上1200円」があり、その「特上」を頼めばさらにその上の
「ジャンボロースかつ1650円」が「特上1200円」の値段で食べられる。
さらにその上には「スペシャル1890円」、さらには「かつ吉スペシャル2450円」ってなものまであるが、
一度その「かつ吉スペシャル」を注文したら、「あがるまでに40分かかるよ」と言われ、
それはさすがにこんな隠れた場所にありながら、いつも昼時、外で待つこともしばしの人気店、
一人で料理を待つだけでも40分も独占するってなわけにはいかぬ。
で、だいたいいつも「ジャンボロース」になるってわけだ。
厚くて食べ応え十分、ごはん大盛り無料、食後にはサプライズのコーヒーも出る。
これほど私を満足させるお店、ポイントカードは何度満杯になったことか。
私はこの店の「やまざき特上かつ定食」も好きである。
知る人ぞ知る、青森は三沢の、やまざきポークを仕入れて食べさせてくれる。
普通にメニューにあるからと普通に突然注文しても食べられない。
私は「やまざきポーク」を頼む客だよと意思表示しておかねば、入らない。
震災で、それまでよく通ったとんかつ屋が店主ばかりかご家族も皆津波で亡くなり、そのまま閉店して、
ある日、「他にも美味しいとんかつのお店がある」と、ある人から紹介されて初めてこの店に来た時に、
「やまざき特上かつ」を頼んで、「今日は仕入れていない」と空振りをくらった。
だが、次に4人くらいで来店した時に、私に「今日やまざきあるけど、どうします?」と聞いてくれる。
「覚えていてくれたのか?」という驚きと、「あなたはやまざきを注文してくれる上得意客」という、
特別な扱いを受けた優越感にほだされ、上機嫌で「やまざきポーク」を味わったのだった。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • 25日以降はワンランクアップ
  • ジャンボロースかつ定食&ごはん大盛り、向こう側は特上かつ定食

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9位

手打ち蕎麦 いとう (船岡 / そば)

1回

  • 昼の点数: 3.2

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/12訪問 2013/12/12

かつ丼絶品! 安定しない。。

◆2013年(平成25年)12月
以前、上かつ丼を上司に勧めたときに、いつもはすべてが旨いがあの時は肉だけが旨く、
あの時の上司が、「また行くか」と言ってくれた。
だが、今回、今度は肉がダメだ。
3人で皆同じ上かつ丼にしたが、普通のカツ丼セットと間違えられたのではないかと思うくらい
3人の丼どれもが肉は旨くなかった。
相変わらず厚切りで食べ応えはあるが、脂身が全くなく全体的に固くてぱさついていて、
今回はつゆや卵や味付けは良かったが、肉がダメだ。
上司はポツリと言った。
「こないだは肉は旨かったのにな。」
上司は蕎麦アレルギーだから、ついてくる蕎麦は私が食べる。
だが、今回その蕎麦もいつもより旨くなく、
もはやそのことは口に出せなかった。
だが、私はここのどこよりも旨いカツ丼の味を知っている。
頼むから安定させてくれ。

◆2013年(平成25年)6月
今日から6月のスタート、月日は黙っていても変わる。
変わらないのは私の意固地なこだわりだ。
自分自身の約束通り、二日後にまたかつ丼の旨さを確かめに来た。
今度は別な同僚を連れて、おごってまで、共に味を確認させるべく。
そして、やっぱり旨い!
肉は厚切りで、卵の香りと何とも旨いだし汁、ごはんそのものも旨い。
玉ねぎもよく煮えて甘い。
これが上司を連れてきた時、上かつ丼にした際に、肉だけが旨かったあの肉で食べたら
これはさぞよっぽどなお旨いだろう。
次回はもう一度、上かつ丼で試そう。
そして、きっとリベンジできる日が来るだろう。
やっぱりここのかつ丼は旨いよ。
蕎麦は相変わらず印象的な細さ、平日は食後にコーヒーサービス、
それで全くもって良心的な値段、こんないい店をあの状況のままにしておけない。


◆2013年(平成25年)5月
上司にかつ丼の旨さを紹介しようと連れてきて、残念なことになった前回、
諦めきれない私は、あの時同行した同僚を連れてまた、かつ丼を食べに来た。
やっぱり旨い!
どうしてあの時、よりによって上司を連れてきた時は旨くなかったのか!
やっぱり旨いよ。
腕前が安定しないのか?よし、明日かあさってまた来て確かめてやる。


◆2013年(平成25年)3月 (翌日再訪)
次の休みまで気持ちが待てず、翌日、上司と昼食に出た私は、旨いかつ丼の店を紹介するとして、
船岡まで昼食にしては少々長いドライブの承諾を得た。蕎麦好きの同僚も誘った。
前日はかつ丼だった、今回は上かつ丼を試すことにした。
私たちは12時半頃に着いた。入店するや、「蕎麦が終わった」と言う。
かつ丼に自動的にセットされる蕎麦は無しとなっても料金は一緒ですという。
そんなことはどうでもいい、昨日も14時位に同じ理由で閉店して、今日はまだ店あけて1時間半だぞ、
いくら人気店でもこれはつまりそれしか打ってないな、原料切れか、さぼったか、納得がいくものを打てた分しか出さない
こだわりがある店主なのだろう・・・・とか、想像しても意味が無い、事情は何であれこんな時間に品切れではいただけない。
かつ丼ミニもりセットだけでなく、もっと蕎麦を別口に大盛りで頼んで食べようと考えていた私の思惑は裏切られてしまった。
まあいい、かつ丼を食いに来たのだという、昨日の私と同じセリフの上司は元々蕎麦アレルギーだから、
セットのミニもりは私がもらうことに車中で決めていたが、ともに上かつ丼を頼んでそれに期待をかけた。
前日のかつ丼との違いは、肉がロースに代わった。肉は旨い。
但し、とじてる卵とだしつゆの味が前日より落ちている。上司も、肉は旨い、とだけしか口にしなかった。
私の店を見る目の評価も恐らく減点されたことだろう。
いつ来ても同じ味やサービスの質を安定して裏切らない、難しいだろうが、この店はそうあって欲しい。
蕎麦がつかなかったおわびだろう、コーヒーは有料と書いてあるポットからコーヒーが振舞われた。
それは、これからの少々長い重い帰り道への救いとなった。


◆2013年(平成25年)3月
仙南に旨い手打ち蕎麦の店があると聞いていたが、かつ丼も旨いと聞いていたので、
初めての蕎麦店ではいつもは天ざると決めてはいるが、今回はかつ丼セットを注文した。
かつ丼を頼んでも自動的に蕎麦もセットされるシステムだ。
平日限定の安くてボリュームがあるというランチが、今日は祝日で、それが無いのも聞いてはいたが、
かつ丼に決めているから家からしばしドライブ、着けば、駐車場はクルマがびっしりで、
結局しばし近くのスーパーで買い物して時間をやり過ごし、もう一度向かうと、違うクルマでまたもびっしり。
これは期待できる。
入店して、セルフの蕎麦茶を何度かおかわりして、出てきたかつ丼セット、蕎麦はミニもり、この蕎麦が何とも細い。
これ程細い蕎麦も記憶が無い。ここまで細いと数本づつつまんで、つけるつゆは不要だ。しかしこのつゆがまたいい。
ここのこのしっかりとしたつゆは、私の苦手な太くて硬いボソボソした田舎もこれならいける。
ほんのちょっと蕎麦の先につゆをつけて、しかしミニもりなので、あっという間に無くなってしまう。
まあいい、今日は、かつ丼を食べに来たのだ。
そしてこのかつ丼は、何より先ず肉は厚切りで、そして卵の香りと何とも旨いだし汁、ごはんそのものも旨い。
どこかのボリュームと値段だけが売りの硬くて半煮えの玉ねぎの辛さがいつまでも口に残った蕎麦屋とは、
まさに、これを雲泥の差というのだろう。
そんなこんな感じながら頬張っていると、午後2時位で、蕎麦が無くなったとか言っている。
会計を済ませて外に出ると、蕎麦が無くなり本日終了という張り紙が。
そういえば、私が入店した時にはその貼り紙は無かったが、既にのれんはかかっていなかった。
でも迎え入れてくれたのは、まだ蕎麦があったからだろう。
これは、次回は、蕎麦をじっくりたっぷり味わいたい。
かつ丼も味わいたい。肉の質が上がる上かつ丼もあるようだ。
どうせ平日には行けない。暇な休みに、開店前から駐車場に入れて待ってもいい。
そんなふうに思える店に出会えた。

  • カツ丼セット
  • 上かつ丼

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10位

八幡飯店 (岩沼 / 中華料理)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/10訪問 2013/10/30

初めて訪問してから、もう4年半ほどになろうか。

◆2013年10月

ここに来たことがないという同僚を連れて、
昼食に二人で陳式麻婆豆腐を食べた。
今更あえて料理のことは書くまでもないが、
この日、窓側の大きな半円のカウンターに、
30過ぎ位の聡明そうな美人が一人で我々と同じ陳式麻婆豆腐定食と、
何かもう一皿食べた空き皿があり、さらに瓶ビールが一本空になっている。
既に彼女はそれらの食事を終えて、
自分の持ち物らしき文庫本を広げて読みふけっている。
いかにも大人の女性という雰囲気だ。
平日の昼から飲めるビール、彼女は何者?
そしてやがて彼女は会計を済ますと、アルコールが入ったとは思わせない、
顔色一つ全く変わらぬケロっとした立ち居振る舞いで、
歩いて店の前の緩やかな坂を上っていった。
「カッコイイ・・・」
我々二人はすっかりあの女性のことで話しきりだった。
「あんないいオンナもここの麻婆を食べるのだ。」
ここで毎日食べていたら、いつかまたあの女性に遭遇できるだろうか。
この店は奥が深い。

◆2013年9月

初めて訪問してから、もう4年半ほどになろうか。
当時のボスに
「麻婆豆腐で世界チャンピオン第三位の店があるらしい」
と紹介され、当時の幹部連中と食べに来て以来、私達は週一、私自身は多い時は週二のペースで、
ここの麻婆豆腐を食べに来ていたので、当然、お店の人たちとも馴染みになり、
私の同僚は自分が開発に携わって発売したレトルトの麻婆豆腐の素を、休日にここのシェフに
食べてもらい評価をしてもらってたくらいで、お店からは愛称で呼ばれる間柄になった。
以来、ちょうど震災が起きるまでの2年間は我々とお店はそんな付き合いで、
単身赴任の私は遊びに来た家族を夜連れてきたこともあった。
当時やっていたポイントカードは何度も満杯になった。
震災があって我々のメンバーも大幅に変わり、段々と我々の昼の食事処は変わって、
ここへは忘れた頃に行くといった感じになった。
そのたびにお店のほうも変化していた。
セットメニューが変わったり、おかわり自由だった日替わりの一品やサラダは定食に組み込まれ、
デザートの杏仁豆腐はつかなくなり、今では食後のコーヒーサービスもなくなった。
スープはおかわり自由のままで、常連だけがOKだったごはんのおかわりは、今は誰でもOKだ。
この4年半の間の、事情の変化はお互い様だ。多賀城店との関係や、オーナーや、シェフの交代、
微妙に変わった店名とか、そんなことはどうでもいい、今、おいしいのかどうなのかだ。
昨日久しぶりに食べに行ってみたが、麻婆豆腐の辛さは少し抑えられ、私にはちょうどよい、
辛さが減っても独特なここのこの味は変わっていない、おいしいから、ごはんは2回おかわりした。
世界第三位の麻婆豆腐の味は守られている。

  • 麻婆豆腐ランチ

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