5回
2025/03 訪問
もはや芸術
突きだし(山菜各種のゴマ和え)
①車海老の頭
②車海老
③車海老の大葉巻き
④タラノメ
⑤鱚(きす)
⑥メゴチ
⑦生ウニを海苔天に乗せて
⑧アスパラ穂先
⑨アスパラ根元
⑩秋田産アカメフグ
⑪空豆
⑫宮城県閖上産の白魚
⑬秋田産シイタケ
シイタケもう一つ
⑭アナゴ
追加１(スミイカ)
追加２(フキノトウ海老詰め)
〆の天丼
2025/03/09 更新
2024/03 訪問
もはや芸術
今回も素晴らしい食体験をさせて貰いました。秋田在住でも｢山人参｣は初めて聞く食材、山菜というよりは野草で、日当たりの良い所に生えるとの事。タラノメは栽培だがほんのり苦味で旬の味わい、春先に空豆を頂けるとは嬉しい。メゴチは天麩羅屋さんが一番欲しい食材、大将の言う通り皮目に癖を感じる。タケノコはなんと1本でこの大きさ、その分美味しく感じます。三重県桑名産の白魚は天麩羅屋さんが春を感じるネタ、食べごたえが◎。海苔&ウニは以前は巻いて揚げてくれたが、今回はそのままon海苔天。なんとも贅沢な味わい。帆立の貝柱は手で裂くのがポイント、包丁だと繊維がスパッと切れてしまい、絶妙な食感にならないとの事。伺う度に進化を遂げている名店です。皆さん是非(^-^)/
秋田産ヒラメ昆布〆
ウルイ･山人参･菜の花の胡麻和え
①車海老の頭×2
②車海老
③車海老の大葉巻
④タラノメ(栽培)
⑤空豆(新物)
⑥キス
⑦メゴチ｡超レア食材
⑧新物のタケノコ｡1本でこの大きさ
⑨白魚｡三重県桑名産
⑩フキノトウの海老すり身詰め
⑪海苔天ウニ乗せ
⑫帆立貝柱｡手で裂くのがポイント
⑬穴子｡尻尾は筋肉質
追加1:蓮根
追加2:小玉葱
追加3:茄子
芝海老の天茶
2024/03/10 更新
2023/02 訪問
もはや芸術
家族の誕生祝で伺いました。｢年に１度ここで御馳走してくれたら何も文句はない｣との事(笑)、今回も満喫しました。どれも素晴らしかったのですが、特筆するなら…
湯沢市三関(みつせき)地区はセリが有名。秋田でいう｢ヒロコ｣と酢味噌あえにすると、間もなく春が来る事を実感できる。⑤タラノメもまさに春を告げる一品。
⑥函館の名店｢たざわ｣が閉店するに当たり、大将から譲り受けた名物との事。秋田県民には驚きの一品。味わえた事に感謝。
⑨椎茸はほぼ完全に水分が抜け、大将によれば｢瞬間干し椎茸｣のように旨味だけが凝縮されている。油の力は凄い。
酒のアテにと｢いぶりがっこ｣を出して頂いた。濃厚な｢白糸70｣(福岡)との相性抜群。今まで漬物で日本酒を呑むという秋田文化を私は嫌いだったが、愛好者の気持ちが初めて分かった。
⑩フグの天ぷらとは珍しい。大将の手にかかるとここまで旨くなるとは。
⑪前回も書いたが、ウニの最も旨い食べ方では？
⑫穴子はシッポをよく動かして泳ぐため、筋肉？が締まって味わいが濃いとの事。
⑬秋田でいう｢ダダミ｣。長時間じっくり揚げる事でクセが抜け、クリームのような味わいになる。絶品。
⑭大分産アオノリは、別のお客さんから大将への土産らしい。県外の店で天ぷらを食べたらしく、｢初めて揚げる食材ですが｣と特別に揚げてくれた。海苔の香りが見事。
長々書きましたが、"秋田の至宝"といってよい名店です。皆さん是非(^o^)/
男鹿産甘海老なめろう
湯沢産ヒロコ&セリ酢味噌あえ
①車海老の頭
②車海老
③車海老大葉包み
④鱚
⑤タラノメ
⑥鳥海山フキノトウ天然海老詰
⑦帆立貝柱
⑧銀杏
⑨椎茸
酒のアテに｢いぶりがっこ｣
⑩秋田産フグ
⑪釧路産バフンウニ大葉包み
⑫穴子
⑬鱈白子
鱈白子に塩とスダチ搾り
⑭この日だけサービス･大分産アオノリ
浅漬
⑮芝海老天茶漬
林檎シャーベット
2023/02/18 更新
2022/05 訪問
芸術的
初訪問から５年半、毎年伺ってますが初投稿です。出来るだけ詳しく書いていきます。
①車海老は中心部分が約40℃になるように揚げるという。この温度帯が、舌が最も旨味を感じるとの事。その技術と実際の旨さに脱帽。
②車海老に今度は大葉を巻き、やや強めに揚げてある。勿論こちらも旨い、食べ比べが面白い。
③さらに車海老の頭。サクサク食感が贅沢。
④秋田産の鱚(キス)。フワリとした白身が旨い。
⑤メゴチは鱚と見た目は似てるそうだが、対照的に身はキュッと締まって旨味が凝縮されている。身が軽く裂けるのも気持ちいい。店主の話では、このメゴチが天ぷらネタの中で最も入手困難だという。なので東京の天ぷら屋でメゴチが出てきて喜んでみせると、"このお客さんは分かってるな"と思わせられるとの事( *´艸)
⑥メバルにはポン酢で、刻んだ山菜(コシアブラとシドケ)が旨さを引き立てる。こんなに多くの白身魚を味わえるとは、なんという幸運。
⑦高級魚の甘鯛、ウロコもパリッと揚がってとても旨い。器は仙北市角館の｢白岩焼｣。ちなみに普段は大仙市南楢岡の｢楢岡焼｣。器にもこだわりが。
⑧実は、雲丹の最も旨い食べ方は天ぷらなのでは…と思わせる一品。雲丹が熱いというのもカルチャーショックだが、これは本当にハマる。家で揚げるのは到底無理、これがプロの技。
⑨旬の野菜、断面も美しい。オクラ好きなので嬉しい。
⑩茄子は"とにかく熱いので、多めのつゆに長く潜らせてからどうぞ"とのアドバイス。口中でとろける旨さ。
⑪江戸前穴子、目の前で切ってくれるパフォーマンスも盛り上がる、個人的には天ぷらネタ１位(^o^)/
⑫白海老が頂けるとはラッキー。軽いサクサク食感だが味はしっかり。
⑬地元のアスパラはまさに旬、穂先と根元は当然揚げ時間も異なってくる。穂先は安定の瑞々しさ。
⑭アスパラの根元は家庭で茹でると芯が残りがち。店主の繊細な揚げの技術で、甘味を感じるベストな状態に。
追加1:旬の根曲がり竹。天ぷらで頂く機会はほとんどない。熱々で旨くて大満足。
追加2:西洋玉葱のペコロス。断面が実に美しい、外側はホクホクだが中心部は火が入り切らない絶妙な状態で、瑞々しく甘味を感じる。小さな玉葱だが、味の濃さと満足感が半端ない。
⑮芝海老が沢山入ってるのは勿論、細かく切った根曲がり竹も！嬉しい誤算。漬物も味噌汁も間違いない旨さ。
⑯デザートまで見事、揚げ物を食べ続けてきた口の中をサッパリとした甘さが包み込む。
魚も野菜も、衣を付けて揚げるだけで、ここまで旨さが引き出されるものなのか…という事実に驚かされます。値段は、はっきり言って高いのですが、一度味わってしまうと、また｢みかわ｣さんに行くまで頑張ろうという気持ちになれます。接客も行き届いており、本当に気持ち良く過ごせます。皆さん是非d=(^o^)=b
①車海老
②車海老の大葉巻き
③車海老の頭
④鱚(キス)秋田産
⑤メゴチ
⑥メバル
メバル用のポン酢(刻んだ山菜入り)
⑦秋田産甘鯛､器は仙北市角館の｢白岩焼｣
⑧雲丹大葉巻き
⑨秋田産オクラ
⑩茄子
⑪穴子
⑫白海老
⑬秋田産アスパラ穂先
⑭アスパラ根元
追加1:根曲がり竹
追加2:玉葱(ペコロス)
⑮芝海老かき揚げ天丼
⑯あまおう苺シャーベット
2022/06/01 更新
2016/11 訪問
2016/11/09 更新
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１年ぶりの再訪です。ホッとする良さは残しつつ、常に進化を続けるストイックな店主に脱帽するばかりです。最初の山菜ゴマ和えは菜の花･ウルイ･タラノメ･山人参、ほのかな苦味とゴマのコクが相まって旨い。タラノメは勿論天ぷらも頂いた、水分を完全に飛ばしてホクホクした味わいは家庭では到底不可能なレベル。鱚もメゴチも秋田ではよく一緒に獲れるそう、秋田の旬は春から夏、メゴチは煮ても焼いてもダメで、天ぷらにして初めて旨さが引き出されるとの事。アスパラは地元秋田の白神(しらかみ)産、根元に糖分を蓄えていて、強めに長く揚げる事でその甘味を引き出している。先ほどのタラノメは水分が抜けきる事で旨さが引き出されたが、アスパラは水分が瑞々しく、それが旨さになっている。秋田産のアカメフグは冬の名残、大将はフグの調理師免許も持っていて、こちらは１週間以上寝かせ、小まめにペーパータオルを取り替えて旨さを引き出した。フグの一番いい食べ方は天ぷらでは…と思うほど。シイタケは去年も大将にご教授頂いた通り、水分を完全に飛ばして旨味オンリーに。日本酒では福井県永平寺町｢黒龍酒造｣の｢黒龍 火いら寿｣(ひいらず)が素晴らしい味わい。ホームページによれば"明治初期の生酒に使用していた『火いら寿』の版木から名付けました"との事。２月発売の超限定品、見かけたらすぐ注文しないと。最後まで読んでくれた方ありがとうございます､皆さん是非(^o^)/