6回
2024/07 訪問
ホスピタリティー精神
棟続きの「ワイン小屋BANSAN」で時々ワインを買いますが、店内飲食はずいぶん久しぶりです。滅多にない機会なので、ランチでは破格の8,800円コースを頂きました。こだわり抜いた内装や中庭を眺めながら一流の料理を味わえました。以下、細かな記録です。
①海老マリネ&マッシュポテト・生ハム&メロン・アオリイカ&大根・オムレツ&ブロッコリー&エンドウ・鯵カルパッチョ&九条ネギ・白金豚テリーヌ&ゴボウ・比内地鶏ムネロール。海老の食べ応え、専用の高価な機械でスライスした生ハムは溶けるようなフワフワの食感でメロンと相性抜群、アオリイカの濃い味わいに大根との色&相性、オムレツは冷たい(のに?)美味、ブロッコリーの淡い味付けも見事、鯵好きには嬉しい、白金豚テリーヌは定番、ゴボウも野性的な濃い味ながら噛みきりやすさが絶妙、その肉で巻いたゴボウも激旨、比内地鶏ムネロールは当然旨い。全品の感想が書けて嬉しいです(*^^*)
②こちらの定番、玉蜀黍の甘味を存分に引き出す作り方は教科書通りではないとの事。生クリームは一切使っていない。優しくコクのある甘味に脱帽。
③スパゲッティはシンプルにトマトとバジリコで、モッツァレラチーズはイタリア出身→北海道在住の職人による物。麺の一口目はアルデンテ、徐々に熱が通っていくのが堪らない。チーズはまずそのまま食べ、次にトマトソースに混ぜると渾然一体となって悶絶。ラビオリはそれ自体も旨いが、惜しげもなく添えられた枝豆がむしろ主役か。ここ迄で結構満足(^_^;)
④圧巻の一皿。魚は秋田産の真鯛ソテー、皮目も身も実に旨い。ソースは「クーリ」といって野菜を裏漉ししたもの、これはトマトに塩を加えて水分を抜いたうえで裏漉ししたそう。ソースとは思えない瑞々しさが◎。地元食材の「蓴菜」(じゅんさい)は彩りも良く料理との相性も良い。牛は北海道牛のヒレ、噛むほどに味わい深い。こちらでは牛ステーキは脂よりも肉質を重視している。薩摩芋・トマト・ズッキーニ・アスパラも良い、ナスの煮込みは間違いない旨さ、蓮根のフリットも◎。そして高級鶏として知られる「高坂鶏」のササミをサービスでシンプルに。有名な鶏を初めて食べたが、やはり焼いたのが食べたかった(笑)
⑤キウイやサクランボも市販のものとは一線を画す美味しさ、パンナコッタは仄かな珈琲風味の苦味がクセになる。カタラーナはこちらの定番、デザートまでボリューム満点。
大変な長文になってしまいました(笑)こちらの素晴らしさをなるべく沢山伝えたかったので御容赦下さい。皆さん是非(^-^)/
2024/07/09 更新
2021/06 訪問
ホスピタリティー精神
12年間親しまれた名店が、名前も新たに移転しました。土地勘のない方はタクシーの運転手に「県立図書館向かいのセブンイレブンと、児童会館との間を入って下さい」と伝え、「フクダ電子」という会社の所で降りると、もう目の前です。外観・内装・家具からして期待が高まり、料理と酒の素晴らしさに酔いしれます。夜は6,600円・8,800円・11,000円のコースがあります、今回は11,000円でお願いしました。以下、細かな記録です。
①心を鷲掴みにされる一皿。長崎産車海老は頭にミソが詰まって濃厚なだけでなく、身のミチミチに詰まった旨さも別格。カプレーゼには本荘の重兵衛トマト。シマアジは高知・宿毛産、1週間ねかせてトマトソースと共に。ジワリと余韻の深い味わい。江戸前アオリイカ&三河アサリ、大振りで食べごたえアリ。出色なのが鹿児島・出水産アジ、キャラメリゼされたオレンジピールと胡瓜と共に食べると口内で完璧に調和。脇役といっては失礼なオクラ・人参・ワラビ・大根の存在感。店の設えのせいか、以前にも増して満足しました(^_^)v
②冷製ポタージュ。トウモロコシを茹でてミキサーして濾しただけ、ただそれだけなのに驚異の甘さとコク。教科書にも逆らって、何も加えずに甘さを引き出す茹で方を見つけたとの事。文章では伝わりませんが本当に甘いです(゜ロ゜)
③写真撮り忘れました(T_T)大潟村・松橋ファームのアスパラ、先と根とで茹で方を変えている。根の方が甘味が深い印象。バターソースを効かせたタルタルソースに付けても美味。焼きハム?で巻いた方もコク・脂と相まって素晴らしい。
④ホウレン草と卵多めの濃厚なソースで自家製パスタを。市販のツルツルした麺とは一味違う食べごたえ。ロゼと好相性。
⑤田沢湖・乳頭産の根曲がり竹。さすがに根の部分は固めだが、噛めば噛むほど旨味が溢れ出る。これ以上はエグ味になるギリギリの線。神奈川・三浦半島のカマスは身がフワリとして軽やか、蕪の歯ごたえと調和してこれだけでも旨いが、オイル漬ズッキーニとキャビアと一緒に口に入れると…極上( *´艸`)
⑥フランス産子鴨とキャベツ。鴨をこれだけの量頂くのは初めて。キャベツと合わせるシンプルな料理だが、皮目の旨味が半端ない。そして冷めてからの旨味の凝縮っぷりに驚き。
⑦男鹿・船川の鮑のリゾット。やはり熱いうちに。ミソの苦味も素晴らしい。
⑧アイルランド産牛フィレ。草を食べて育ったので、噛むほどに味わい深い。巷のステーキとは一線を画す。ジャガ芋グラタンと一緒に頂くと相性抜群。茄子と玉葱のカポナータ、玉葱によって歯ごたえと鮮烈さが加わっている。牛蒡とパンチェッタも見事な相性、個性の強い具材が互いを高め合う。
⑨"まだ食べれますか?"と聞かれ、yesと答えて供された一品。鱈をパイ包みで焼いてミネストローネと合わせ、更に北海道・礼文の生雲丹を乗せて。雲丹は勿体なくて(笑)そのまま頂いた。臭みも全くなく、ワインともよく合う。白身魚パイとミネストローネの組み合わせは無敵。
⑩ドルチェ。移転前からの定番の美味しさ。満腹でもペロリといけてしまう。少食な人では辿り着けない境地に、自分はいるという陶酔感( ゚∀゚)ノシ
アスパラの写真を撮り忘れた点だけが本当に悔やまれます(/_;)温もりある木造の内装、中庭、明かり…こだわりの詰まった店内で、かけがえのない一時を過ごして下さい(^o^)/
①アンティパスタミスト各種
②トウモロコシ冷製ポタージュ
④ホウレン草と卵ソースのパスタ
⑤カマス、蕪・根曲がり竹・ズッキーニ・キャビア
⑥フランス産子鴨・キャベツ
⑦男鹿産アワビのリゾット
⑧牛フィレ・芋グラタン・カポナータ・牛蒡パンチェッタ
⑨鱈パイ包焼・ミネストローネ、生雲丹を乗せて
⑩ドルチェ~カタラーナ・ショコラ・ベリー
2021/06/17 更新
いろいろ面倒事を引き受けて貰った後輩に、御礼のランチをご馳走しに伺いました。更に頼み事もあった為、こちらのランチ最高額の1人1万1千円コースを。オーナーの人懐っこいキャラも相まって、居心地よく料理も見事な、最高のランチとなりました。
①海老&マッシュポテト、ブロッコリー&イベリコ豚?ベーコンで牛蒡?を巻いた物、ハムとレタスと玉子、鱈のパイ包み焼には仙北市角館(かくのだて)産のエノキとオーロラソース、エノキは火入れしてもシャキシャキ食感、ピクルス、秋田産ヒラメのカルパッチョに横手市十文字(じゅうもんじ)産の菊を乗せて、比内地鶏でワラビを巻いて贅沢なロールチキンには大仙市「石橋牛蒡」を、付け合わせのトマトソースに大潟村・松橋ファームの「鞍掛豆」(くらかけまめ)。根性で書きました(笑)、全部旨い(^-^)/
②揚げパンに薄くスライスした生ハムを乗せて。イタリア・パルマ伝統の食べ方との事。こちらの生ハムスライサーは超一流メーカー品、その薄さといったら舌の上で溶けるほど、至福(ToT)
③スパゲティにはなんとカラスミを振りかけて、烏賊&帆立と焼き海苔。海鮮は勿論の事、焼き海苔が味わい深さを生み出している。ラザニアも旨い、ここまでで少食な人ならノックアウト?
④の一口ピザの前にも、撮ってませんがパン各種がツマミ的に供され、
⑤なんとワカサギを春巻に、ほろ苦さとパリパリ感にアボカドソースがよく合います。鱈の白子(秋田では「ダダミ」と呼称)のムニエルには由利本荘市産「重兵衛トマト」を添えて。クリーミーで濃厚なコクのダダミに、これまたトマトが合います。有名な湯沢市三関(みつせき)産のセリですがこれはプレミアム品、サッパリと自家製ドレッシングでサラダに。セリの根を食べるのは秋田県民だけらしいです、ヤミツキになります、根っこを洗うのは大変でしょうね…タスマニアサーモンは生でも食べられる鮮度、ごく軽く火を通して、口中でほどけました(^o^)/
⑥鹿角市(かづのし)産の短角牛の内モモ部分は脂身がほぼゼロ、噛めば噛むほど味わい深い。蓮根や馬鈴薯のフリットも旨いが、小さなラビオリやホットケーキなど、意外な付け合わせも◎。
⑦カタラーナはこちらの定番、プリンとチーズケーキのいいトコ取りのような味わい深さを。生クリームに苺を砕いて混ぜて冷凍したというシンプルなデザートも美味しかった。
地元の食材を見事な腕前で味わわせるホスピタリティー精神に脱帽です。皆さん是非(^o^)/