7回
2020/05 訪問
温度はシャリだけじゃない
本日も2か月に一度のくろ﨑へ。
本当にスタッフの皆様の分け隔てない接客には頭が下がります。
そして今回改めて感動したのはネタの温度管理。
口に入れた瞬間にネタもほどけるように徹底的に仕事して、包丁いれて、更に温度まで。
ここまでやってはじめてネタのぬるめの温度が活きます。
目指したのは一体感だと、大将。
全部が素晴らしい。
今回のフェイバリットは
サバと春子鯛、マグロ
ネタの温度、シャリのバランスが素晴らしい。
そして徹底的に臭みを消し、かつ旨味をだすために熟成させ、繊維を切る仕事で、ネタが口に入れた瞬間なくなります。
素晴らしすぎて、気のせいか、前回よりシャリやネタの温度が上がったような…。大将は変えてないと。
今回も素晴らしい日でした。
次回は7月。
また参ります!
2020/05/25 更新
2019/08 訪問
チームくろ崎と呼べる総合力
2か月に一度のくろ崎。
本当にここ1年くらい、この日の為に体も心も仕上げてくるようになっている。思えば、くろ崎にくるようになって、すし屋にいく回数はめっきり減った。美味しいものって毎日や毎月食べたいとは思うけど、実際そうした生活を送れば感動は正直減ってくる。そしてくろ崎はいつも僕らに心から最高の時間を楽しんで貰おうと常に全力で、大将始め、お弟子さん給仕のスタッフに至るまで一丸でおもてなしをしてくださる。これに応えたいと思うとやはり2か月の期間は必要だ。
くろ崎の凄さってここにあるかもしれない。腕のいい職人であることは大事だけれども、くろ崎さんに伺うとすし屋もひとつの組織だと感じる。そしてチームを大事にスタッフを大事にされるのを感じるおもてなしやスタッフの活き活きとして、丁寧な対応。。。
いい会社の特徴を持ったお寿司屋です。
それでも最近予約の取り方で粗相がある方もいるそう。私たちのお隣の方は4人予約なのに、平然と2人だと言い張ってそのまま最後まで食べて帰られたそうです。
お代いらないから帰ってくれ!なんていう対応でもよかったはずなのに最後まできちんと対応されたくろ崎の大将。
客だから何してもいいわけじゃない。僕らも一本の電話からくろ崎を好きになりました。そういった一般的な予約ルートでくろ崎さんにたどり着く、新しい出会いにワクワクしたいとまだここにない出会いを大切にされてるくろ崎の思いを大事にしてほしいです。中々ないですよ、このレベルで予約普通に取れるって。
さて今回のくろ崎。
感動したものをご紹介
しょっぱなな本マグロの大トロの握り
構成が少し変わって、すし屋だし、一番お腹空いたときに食べる大トロが美味いからあえて一発目でと、大将。うん溶けてなくなり、たしかに唸る美味さを感じます。
イワシ、コハダ
臭みを消す為に低い温度で出しがちな青魚を絶妙な温度で仕事してあり、食べると〆たお酢などと旨味がでてきてジューシー!青魚がジューシーですよ!あります?脱帽です。
真イカの裏に赤ウニを3枚ほど重ねた握り
圧巻。イカとウニがあうのはわかるんです。でもただイカの上に雲丹をのせても同じではない。敢えてウニをシャリとの間に挟み混むことで口のなかに入れた時に爆発する食感とか、真イカの厚みと赤ウニの力強さのバランスとか、色々考えるだけでも寿司が料理だと再認識させられます。
天然ウナギの焼き物
バリッとした皮とフワフワな身、うますぎるキュウリの酢の物、1時間半以上焼いた逸品。超絶うまいうざくがそこにありました。
お土産のバラちらしと太巻き
いつも帰ってからもくろ崎を感じることができるのがうれしい。
今回は日本酒4合、グラスシャンパン1杯、ビール2杯、お土産いれて1人4万弱
よかったー。今度は10月。楽しみです。
2020/06/25 更新
2019/02 訪問
寿司とワインなんていう貴方!くろ崎へおいでませ
前回の訪問から2カ月。
予約の日にちを間違えて来週だと思ってたら、今週だったと確認の電話で知る。危なかった笑
ツレに言ったら、でしょ、知ってたよと…。勝手に勘違いしていたようですね…気をつけよう。
相変わらず、黒崎さんの素敵な挨拶からはじまる。本当に間合いが素晴らしい。
まずは食前にビールとスパークリングで乾杯。
その間に続々と他の方も入店してきます。お店の前で待たなくなってよくなったのは、とても有り難い。
まずはアナゴの稚魚のお吸い物。キンメ、ノドグロ、タイで出汁をとってあります。スープはキンメ、ノドグロの濃い感じをタイのキリッとした味でとてもバランスよく仕上がってます。そこにトロッとした食感のアナゴの稚魚がたまらんです。マジうま。
と、書いたところで、半年後に下書きをほったらかしてたことに気づく…すみません。
写真みて思い出されるのは、圧巻のマリアージュ。
くろ崎の大将が、料理に合うよう自らが試した、寿司、和食に合うワインが次から次えと出てきます。しかも、え?これグラスで??みたいなグランクリュがバンバン出てきます。最後はソーテルヌの貴腐ワインシャトー・スデュイロー1988アクサ生命が入る前だけど、全然うまさが違う!長期熟成の昔ながらの作りを感じます。すごすぎ!これをグラスで、しかも寿司に合うんだから最高なんですよね。
二人でたらふくワインをほうばりグラスで8杯以上は飲んだ気がします。二人で8万オーバーは新記録でしたが、飲んだものから考えれば、安すぎです。絶対他だったら今時12万は超えます。
ご馳走様でした!
2019/09/24 更新
2018/12 訪問
一体感のあるグルーヴ感づくりがくろ崎の凄さ
クリスマスにくろ崎と思い、前回の接待時に予約しての訪問。訪問時、大将にこの間はありがとうございます!とつい口を滑らせてしまい、ツレにいつきたん?と軽く詰められてのスタートです笑笑
まずは白子のすりながし。スープ仕立てで滋味深い味わい。白子って下処理で味わいが変わるけど、きちんと白子のワイルド感を残しつつの滋味深い味わいにしてる。やっぱりキワキワを攻める感じがくろ崎だと勝手に解釈している。
次に寒ブリのしゃぶしゃぶ。この時期のブリの脂を見事に処理しきれてる。前菜としてこの味わい中々ににくいなー。
続いてはカツオ。カツオの亜種のようで名前が思い出せない。こちらは海苔の佃煮と一緒に。これは美味い。
そして
カワハギ。肝を間に挟んだ握り。
これは!!フェイバリット!肝が口の中で爆発!まさに肝爆弾!というくらい美味い!以前も食べたけど、スペシャリテでは。
赤貝
デカすぎて、国産で潮の香りが独特の味わい。
叩きつけないくても美味い!
小肌
締め具合は厚みと生感にも関わらず、締めすぎず、浅すぎず。うまい!!
ふぐの焼き白子!!
焼きの香ばしさ、下処理!カンペキ!
天然鰻のひつまぶし
カリッカリとふわふわがやばみです。
珍味3種
あんきも …トロットロ!あったかくて冷たいあん肝じゃありません。なんじゃこりゃ!うまいー。
自家製カラスミ…日本酒があいまくり
なまこ…柔らかーい。コリコリもいいですが、このトロトロ感すご。
香箱ガニのカニミソまぶし
これまた凄い。お酒がどんどん進みます。飲んべえなので珍味系が続くと箸の進みが遅くなってしまいます。大将にゆっくりでいいですよー。と言っていただきました。本当に配慮がすごい。
マグロ3種握り
中トロ、赤身、大トロ!相変わらずの出し方。三貫で一つの料理に仕上がってます。
その他、イカ、鯛、巻物、玉、追加のトロたく。。。
圧巻の2時間半。
いただいたお酒は、日本酒は6合、ビール一本、スパークリング2杯。日本酒は有名どころから大将が探し歩いた掘り出し物まで様々。相性は相変わらず。素晴らしい。くろ崎は日本酒のお任せに限ります。
お会計は二人で76000円。お土産もいれて。
納得です。今度は2月予約しました。
最大3カ月先まで予約できる模様。
今日は大将の接客の妙が下町浅草の修行されていた話を伺い納得しました。うるさ型の多い街で研鑽を積めば見事な接客になるのですね。声のトーン、スタッフへの指示出し、話題の振り方、お客の回し方…すべてが見事です。持ち込みのお客さんとか独特なお客さんとかいても一体感がある雰囲気になってしまうのは、大将の接客への姿勢です。頭が下がります。
どんな方でも気持ちよく過ごせます。
是非!行かれてください。オススメです。
また参ります。ご馳走さまでした。
お土産に太巻きをいただきました。
めちゃくちゃうまかったです。
2019/01/25 更新
2018/10 訪問
どんな方にも配慮を感じる温かみのある確かな接客。確かな腕とコース展開にクリエイティブな感性を感じる稀有なお店
アライアンスの営業さんが転職されたので、お疲れ様の意味も込めて、渾身の接待にしようとくろ崎に予約。彼女ときてから、約半年以上の久しぶりの訪問でした。相変わらずの接客が素晴らしい。どんな一見の客でもきちんと対応される大将の気遣いがたまりません。初見でこんな接客ができるお店だけでも貴重なのに久しぶりのお客様にもスムーズに対応されるところも心にくい。
某サイトレビューにもあった右ききの客には握りを斜め左に傾けて置き、左ききには右に傾けて置く…利き腕を瞬時に見抜き、対応される大将の気遣いは流石です。
それがコースにも現れています。つまみと交互に出してくるだけでなく、冷たいものから、温かな握りなどの温度の緩急、あっさりした素材から濃いものなど、飽きがこないように、より引き立つように組み立てに配慮がありまさに緩急自在。参りました。
圧巻だったのは、本マグロ。大トロ、赤身、中トロとまずはジューシーな大トロから旨味の赤身、バランスの中トロと流れていく組み立てはどんなメジャーリーガーも三球三振です!!あー幸せ。
最後はトロたくをオーダーして締めました。
めっちゃよかった!お会計は2人で67000円。飲んだお酒は生1杯、梅酒ソーダ割り、日本酒1合✖️4種(これもお料理に合わせて出していただいたのですが、どれもソムリエかと思う見事な組み合わせでした。)、ワイン1杯。前回に比べれば少し割高にはなったようですが、サービス、料理、コース展開はもはや日本一ではないでしょうか。だとすれば納得のお値段です!
次回は彼女とクリスマスに伺います!
ありがとうございました!
2019/01/25 更新
お伺いする時は特別な日になってしまいぐらい魅力的なお店。
もう通い始めて三度目の夏が訪れます。
お伺いする度の温故知新とも言えるあくなき追求に圧倒され、
隔月の至福が色あせることがありません。
今では港区、渋谷区の寿司好きからさいとう派と二分すると謳われるお店と方々から聞くようになりましたが、大将やお店のスタッフは変わらず、丁寧なチームがそこにあり、いつも初見さんにも分け隔てない感じがとても素晴らしいです。
昨日のフェイバリットはなんといっても青魚とウニ!でしょう。イワシ、アジ、カンパチ、サバ、シマアジ、ウニは4種。
赤ウニは特に強烈で食べると口の中で爆破しますwww夏らしいウニもエビと合わせると最高で、茶碗蒸しに入ってたウニはジャイアントサイズw遠近感がわからなくなりますww
そして昨日の一番はイワシ!寝かせることで脂が全体に回る加減が最高で、さらにそれをシャリの握り方が加わり口の中で溶けてなくなります。絶品。マグロを越えたかも。
あと印象深いのは海うなぎの蒲焼きと、太刀魚の竜田揚げ。
皮目や衣はパリッパリで中フワッフワ。うなぎはあくまで甘くなく、白焼きよりは味があり、砂糖を使わないからすっきり!太刀魚は個人的にはこの調理法は過去ベスト!フグ越えたかもwww
やはりくろ﨑の素晴らしさは一体感。角の取れた柔らかさやしなやかさとも表現できるかもしれません。ネタやつまみが軽やかにかつ旨味はキッチリ、ネタやシャリの温度は都度変えていくし、構成もらしさを残しつつ変えていくのは本当に頭が下がります。
切りつけ方も毎回少しずつ変えてるし、もしかしてネタの具合で変えてる?とか思ってしまいました。
いつも日本酒でなくワインをペアリングしてもらいますが、ワイン単体でも美味しく、お寿司や肴の流れを邪魔せず受け止めるものをセレクトする力は流石!!日本酒のセレクトはそれ以上です。
本日は一人47500円。お土産の太巻き二本いただいたので、前回と同じくらいか。最近知ったけどお任せ30000円になってたのね。ネタの高騰やあのクオリティなら仕方ないな。となるとお酒めちゃくちゃ安くないか???
大丈夫ですか!心配です!大将!w
本当にありがとうございます!
次回は日本酒をペアリングします。