2回
2019/09 訪問
シャリの温度を巧みにコントロールする本格寿司
じゅうろくに予約すると、寿司のコースならと急遽17として訪問。甲州のルバイヤートで悶絶の寿司コースを味わいました。
大間のマグロに始まり、圧巻のじゅうろく、いやじゅうしちクオリティのネタの数々。これだけのネタは一品だけならまだ知らず、全てのクオリティを保とうとすれば、ミシュランレベル3万コースにならないと難しいはず。これを7500円コースと言うのだから、恐れ入ります。
特質すべきはシャリとその温度!銀座の佐竹もアツアツのシャリでめちゃウマな寿司が提供されるが、ここでもそれが味わえるとは…。シャリは当然ずっとアツアツでなく、徐々に温度は冷えていくわけで、その温度変化に合わせてネタが並んでいく様は、ネタの良さを最大限ひきだしたいと思うこだわりからでしょう。シャリのお櫃のシャリは2回入れ替えてました。うん、細かいです!
シャリは赤酢メインでの固め。蕎麦屋プロデュースならではのこだわりが感じられるピーキーでエッジの効いたシャリでとても美味しいです。
お土産にいぶりがっこのトロたくとマグロ巻きをお土産にして、ワイン一本5000円にビール1杯、日本酒1合を一人で飲み干し、お土産を贅沢にお願いして、鹿カツやら八寸もつけてもらってなんとなんとの23000円!普通だったら二人で15000もあれば銀座で4万オーバーのミシュラン寿司が堪能できると思えば、安すぎです!
ご馳走様でした。またきます!
2019/09/23 更新
じゅうろくの仕入れの投稿みて、じゅうしちへ。
今週は中々予約が少ないらしく、首をかしげる大将。
こんなクオリティのお店が当日予約できるのは中々ないので、わたし的にはうれしいのですが、続いて欲しいので、皆さま一度はおいで、じゅうしちへ!
さて今日は12000円でまぐろは食べ放題の寿司のコースでどうですか?と大将におススメされるままに。しかし大間のマグロが食べ放題って…。まずそんなに食べれないしな…と思いつつスタートです。
まずは利尻のヒラメを刺身で。かなりの大振りのヒラメです。寝かせと歯ごたえのバランスが素晴らしいです。
次は蒸し鮑。火加減が絶品。くろ﨑の鮑にも負けてません。
そこから、大間のマグロです。大トロ、赤身、中トロと出し方もいいじゃないですか。今日のシャリはアツアツ…とまではいかなかったけど、やっぱりエッジの効いたシャリと夏らしい酸味もある大間のマグロは相性がいいです。
続いて春子鯛、明石の鯛、サヨリ。サヨリは絶品。
豊後水道のアジ、要は関アジですね。ブリブリなだけでなく、旨味がすごいです。薬味との相性が素晴らしい。仕事があります。
熊本のコハダ。アジの後ですがしっかりとした仕事とシャリの温度も合わさって旨味がでてきます。
青森のサバ!今日の1.2かも。ジューシーでウマウマ。
アナゴ。いつものじゅうろくクオリティ。何巻でもいけてしまう。
寿司の最後はお腹の具合もあるので、食べ放題の代わりに贅沢なマグロだけの太巻きと、マグロのミルフィーユの握りに変更!ナンジャコリャな旨さ!圧巻。マグロ一匹口にほうばるかのような贅沢な逸品。マグロ15巻分くらいはある模様。すごすぎ。この太巻きなんかはそれだけで銀座だと万越えもらしい…。
でラストに松茸蕎麦がでてくるわけですから、満足しないわけはありませんね。
お酒はビール1杯、リースリング一本、締めて19900円。
もう2万でいいやんと思うが、律儀な大将のお人柄。
ご馳走さまでした。また来ます。