2回
2019/10 訪問
『高くて旨いは当たり前、されど安くて危ないも当たり前!!!』
初訪 201910(No.1504)
京都最後の夕飯としてこちらに伺わせて頂きました(^^)/
牛肉のお好きな方ならビタミンコントロールと言う飼育方法をご存知の方も多いかとは思われます。
牛のビタミンAの摂取量を制限する事によって、牛肉にサシを入れる技術ですね。
良く目にして耳にする『A5ランクの霜降り牛』、その霜降り度合いは
BMS(ビーフ・マーブリング・スタンダード)という12段階の判定基準により査定され、
その上位の8~12段階の中で質の良いものが5として格付けされています。
ただこの格付け、あくまで見た目だけであって美味しさの基準ではありません(^^ゞ
生産者は値段が高ければ(消費者が求めれば)、そういった牛肉を生産するわけですが、
このビタミンコントロールをやり過ぎると、牛に食欲の低下・視覚障害・下痢・血便・
四肢関節(前後の管部)の浮腫・起立不能などが起こって来ます。
こんな不健康な牛のお肉、食べたいですか?(>_<)
こちらは、1976年(昭和51年)の創業で 山中 康司 氏がオーナーシェフの
京都の肉好きの人達から『牛肉の聖地』とも呼ばれているお店であります。
氏の牛肉に対する拘り(愛情?)は、
【優秀なる血統の但馬牛を水、気候、風土、最高の素晴らしい環境の
鈴鹿山系蒲生の地で、昔ながらの安全な飼育方法で特定の生産者に
丹精込めて大事に育てられた近江牛(正真近江牛)を提供する】と言った感じで
並々ならぬ牛肉への拘りをお持ちなんですね(嬉
今回の京都旅行、半年以上前に計画してお店の情報収集も行って来ました!
行きつけの懐石料理のはし本の大将にも
『京都のお店で、お勧めありますかね?』『くいしんぼー山中!』と言った
やり取りがあってBMさせて頂いていたお店でありまする(笑
予約時間(19:00)よりかなり早くお店に到着で、先客・後客共に無しの
貸し切り状態でしたが、紅葉シーズン前の平日の夜ならこう言う事もあるんでしょう。
お陰で山中氏と少しお話させて頂きましたが、優しい温和な方で♡♡♡
当日は予約も少ないせいか?山中氏とコックの制服姿のお若い男性の
2名体制でしたが、感じの良いキビキビとした接客で優良レベル◎◎
店内は開業から40年以上経っていますので、特にお洒落でも有りませんが、
清潔感はタ~~~ップリで居心地の良い雰囲気であります!!!
グラスワイン(赤)800円+Tax & 生ビール 700円+Tax
値付け普通でしょうね(^^)
アラカルトで注文してシェアして召し上がる方が多い様で、
予算は一人20000~25000円程度の様ですが、15:00近くまで
お鮨を頂いており、その後に別のお店でサービスのおはぎまで頂きましたので、
如何せん腹ペコ状態には程遠くて以下のオーダーであります(泣・泣・泣
ジャガバター
添付のバター、昔は洋食屋さんや喫茶店のホットケーキで良く見かけた形状で、
懐かしい正統派ですが、ホクホクのポテトにバターの塩味とコクと
ほのかな甘みが加わり、上品で美味しいベイクドポテトですね(^_-)
オードブル タタキ 3000円+Tax
お醤油とホースラディッシュで ◎
サラダ
普通の葉っぱモノのサラダですが、ドレッシングが美味◎◎◎
最上特選近江牛ヒレ(100g) 12000円+Tax
焼き具合はミディアムレアでお願いしましたが、肉の旨味が
タ~~~ップリの美味しいステーキです◎◎◎
ビーフカツレツ 5000円+Tax
カラッと揚がったビーフカツレツで、火入れ具合絶妙で美味しいのですが、
デミグラスソースと付け合わせの野菜(里芋)が特に美味◎◎◎
ハンバーグ 2000円+Tax
つなぎ無しの肉々しいドーナツ状になったハンバーグの中央に玉子を入れて焼き、
ソースはデミグラスですが、これも肉本来の旨味があって美味◎
総括として、美味しいお肉が堪能出来るお店ですが、付け合わせの野菜
(ブイヨン辺りで煮ていそう)やドレッシングにもちゃんとお仕事をされており、
こう言うのが本当のお肉料理屋さんなんでしょうね(嬉
『高くて旨いは当たり前』と言う言葉が有って金科玉条の様に使われる方もいますが、
ゆっきょし的には『高くて旨いは当たり前、されど安くて危ないも当たり前』で
こちらのお店のように安心・安全で美味しいお料理には
喜んでお支払いをさせて頂きます~(笑
次回はし~っかりとお腹を空かせて、カウンター席指定で伺わせて頂きます<(_ _)>
大変ご馳走様でした。
店頭
ドリンクメニュー
メニュー
店内
グラスワイン(赤)800円+Tax & 生ビール 700円+Tax
ジャガバター
ジャがバター ズーム
オードブル タタキ 3000円+Tax
お醤油
タタキ ズーム
サラダ
当日頂いた最上特選近江牛ヒレ(100g)
最上特選近江牛ヒレ(100g) 12000円+Tax
最上特選近江牛ヒレ ズーム
ビーフカツレツ 5000円+Tax
ビーフカツレツ ズーム
ハンバーグ 2000円+Tax
お茶
2019/11/04 更新
再訪 2022012
1.訪店目的
・2019年(令和元年)10月以来の3年振りの京都ですので、
室町時代創業の老舗から映えそうな2020年代オープンの
新店まで幅広くネタ拾いを行う予定の中の一軒としての選店
2.お店の情報
・食べログのジャンル:ステーキ、ハンバーグ、洋食
・1976年(昭和51年)にオープン
・滋賀県一と言われたステーキ店で腕を磨いた山中 康司 氏がオーナーシェフで、
京都の肉好きの人達から『牛肉の聖地』とも呼ばれているお店
・優秀な血統の但馬牛を鈴鹿山系蒲生で、ビタミンコントロールなどされていない
昔ながらの安全な飼育方法で特定の生産者によって育てられた
近江牛(正真近江牛)のみを提供
・The Tabelog Award Bronze & Silver 受賞店
・食べログ ステーキ 鉄板焼き 百名店 選出店
・営業時間 11:30~14:00 17:00~21:00
・定休日 第2、第3月、火曜休み
※ビタミンコントロール
牛のビタミンAの摂取量を制限する事によって、牛肉にサシを入れる技術!
良く目にして耳にする『A5ランクの霜降り牛』、その霜降り度合いは
BMS(ビーフ・マーブリング・スタンダード)という12段階の判定基準により査定され、
その上位の8~12段階の中で質の良いものが 5 として格付けされている。
この格付けは、あくまで見た目だけであって美味しさの基準ではない。
生産者は値段が高ければ(消費者が求めれば)、そういった牛肉を
生産するわけですが、ビタミンコントロールをやり過ぎると、
牛に食欲の低下、視覚障害、下痢、血便、
四肢関節(前後の管部)の浮腫、起立不能などが起こって来る。
3.当日の混雑状況とお店の雰囲気
・一ヶ月以上前に予約を入れての訪店
・クリスマスの18:00頃の訪店で、満席状態
・開業から40年以上経っていますので、特にお洒落ではないものの、
清潔感はタップリで居心地の良い雰囲気
4.接客
・無駄のないテキパキとしたお仕事振りの中にも
細やかな気配りが感じられる、普通以上の優良レベル
5.注文品
■生ビール(中) 770円
値付けは良心的です。
■ヒレステーキディナー 15,400円
・ジャガバター:○○
・カボチャの冷製スープ:◎
・グリーンサラダ:○○
・特選ヒレステーキ:◎◎
・ライス:〇
・香の物:〇
・紅茶:〇
■イチゴのショートケーキ:◎◎◎
甘さ控えめの非常に美味しいケーキでしたので、マダム(奥様)が
お作りかと思いきや、山中氏のお手製との事で、ビックリです♡
6.総括
前回伺ったのは紅葉の時期で、偶々?の貸し切りでしたが、
今回はクリスマスディナー目当ての常連さんで満席と言う、アウェイ状態(;´∀`)
クリスマスコースの特選ステーキはロースとの事で上記商品を
発注してはみたものの、隣席のオードブルの牛タンもステーキ肉も
旨みが凝縮された熟成かけまくり状態のお肉で・・・♡♡♡
山中氏がお勧めのモノを頂いた方が、このお店が京都の肉好きの人達から
『牛肉の聖地』とも呼ばれている所以も、良く分かるって事なんですね ((+_+))
ご馳走様でした。
[Pre. 05]