ゆっきょしさんが投稿した日本料理 幸庵(神奈川/藤沢)の口コミ詳細

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ゆっきょしのランチ限定?食べ歩き日記

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日本料理 幸庵藤沢、石上/日本料理

1

  • 昼の点数:4.3

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.1
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2022/09 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

【そのために旅行する価値のある卓越した料理】が頂けるミシュラン☆☆☆店

初訪 202209(No.3937)
1.訪店目的
・行きつけの『銀座 とよだ』の女将の清水さんが
 こちらのお店のご出身で、そのご紹介での訪店

2.お店の情報
・食べログのジャンル:懐石・会席料理
・2004年(平成16年)にオープン
・大将である 飯嶋 有紀則 氏は 滋賀県の「招福楼」で12年間研鑽を積んだ方
・ミシュランガイド神奈川で☆☆☆獲得
・食べログ 日本料理 EAST 百名店 2021 選出
・The Tabelog Award Bronze を 2017~2020 連続受賞
・営業時間 11:30~15:00 17:30~22:00
・席数 30席

※「招福楼」は、現在の日本料理界を牽引している名店「松川」、
 「銀座 しのはら」を始め、「山玄茶」、「桜田」、「柏屋 大阪千里山」、
 「味道広路」、「多仁本」など数々の有名料理人を輩出している名料亭

3.当日の混雑状況とお店の雰囲気
・平日の昼間で、店内7割程度の入り
・マンションの一室を使った店舗のためか?段差があるのは
 気になるものの、高級サロンのような落ち着いた雰囲気
・クラッシックが BGM として流れており、厨房の音は殆ど聞こえない状態

4.接客
・カウンター席でも板前や店主が出て来る事はなく、女性スタッフが
 客の食べるペースや反応を見ながら配膳をするスタイル
・入り口で出迎えてくれたお若いスタッフさんは未だしの感はあるものの、
 ベテランさんは笑顔もあって料理に関する見識も高く、説明も正確!
・程よい距離感を保ちつつ、温かみの感じられる接客態度
 
5.注文品
■生ビール(大) 1,980円
■ASANOKA 3,520円
 飲み物は、値付けやや高めの様な気はしますが・・・(^^)
 お茶に力を入れておられますので、お勧めの上記商品を発注です。
 鹿児島県霧島の有機緑茶で、軽い甘さとしっかりとした
 旨味が感じられる、美味しい商品でありまする~♬

※普通のほうじ茶は、無料です♡

■【コース】14,520円
〔2022年10月より10%のサービス料が付加されます!〕

香煎茶:あられが入った香煎茶(御香煎)を最初に出される辺りは、
 修業先で学ばれて感じられた事を、実践されているんでしょうね (^^)

※御香煎(おこうせん)とは、漢方薬の原料を調合して煎り、粉上にしたものを
 お湯に浮かべて香りを楽しむ飲み物で、江戸時代には東海道の宿場や茶屋には
 必ず置かれていたそうで(江戸時代の清涼飲料水?)、現在でも
 お茶事や料亭で最初に出される飲み物

 ▼今秋の上洛時に、“原了郭” でチェックする事 φ(..)メモメモ

一献:1877年(明治10年)創業の成龍酒造の「伊予賀儀屋」
 食事をしながら飲む事を意識して造られたお酒ですので・・・(^^)/

先付けテーマは “お月見”
 (北海道産のズワイガニ、黒舞茸、ツルムラサキ、菊、、トビッコ、生姜のジュレ)
 生姜のジュレが爽やかで美味しいのは勿論ですが、ズワイガニの量が、
 銀座辺りの高級店の倍以上?入っていますね(嬉

お椀
 (松茸、お麩、銀杏、冬瓜、ウサギを模したニンジン)
 お椀には、霧吹きで水がさり気なくかけられています。
 これまでに伺った銀座の☆のお店(5軒)全てでやっておられましたが、
 これ程さり気ない(目立たない?)かけ方は初めてです(#^^#)
 2品目としてはお味ややしっかり目ながら、出汁の引き具合が出色 !(^^)!
 このお値段ですので国産ではないものの、香りの強~~~い
 良品の中サイズの “松茸” が1/2本?(1本?)入っていますね♡♡♡

 ※椀ものに霧吹きがされているのは、お椀は蓋を開けた時の香りが一番の命であり、
 お食事を召し上がって下さる方に『あなたの前にはどなたもお椀に触れていませんよ』
 『水滴が乾かない位の出来立てをお持ちしましたよ』そういう、
 料理人のおもてなしの気持ちの現れ

お造り
 (マコガレイ、ダルマイカ、ホッキ貝)
 少しネットリ感がありましたので、熟成モノか確認した処、
 こちらのお造りは熟成はされないとの事であります!
 これも十分な量の美味しいお造りです(苦笑
 
 ※醤油、肝醤油、梅肉

焼き物
 (カマス、松茸の松葉焼き)
 ここにも小振りの松茸が、丸ごと1本使われています (#^.^#)
 「カマス」独特の風味が押さえられており、普段は「カマス」や「太刀魚」が
 苦手の客もこのお店のモノは食べれると言うのも、納得の超美味しい一品♡♡♡

八寸
 (焼きイチジク、茹でた落花生、鹿のつくね、赤万願寺唐辛子、サツマイモの栂尾煮)
 まさか、ジビエが出て来るとは思っていませんでしたが、レパートリーの
 種類が多くて、研鑽の成果なんでしょうね (*^^)v
 
 ※栂尾(とがのお)煮とは、さつま芋の砂糖煮。大学芋程の蜜煮ではなく、程良い甘さ。
 京都・栂尾の高山寺の精進料理だったとか、祇園にあった『栂尾』という料理屋が
 創案したなど、そんなふうに伝わっている煮物

炊き合わせ
 (鰻のハス蒸し、銀餡、山葵)
 器が洋食器の “ロイヤルコペンハーゲン” だったのには、ちょっとビックリですが
 違和感も感じられずで、大将のセンスなんでしょうね (^^)

・食事
 (サツマイモの炊き込みご飯、黒トリュフ、シラス)
 (香の物代わりのドンコと昆布の佃煮)

 美味しく頂いた処で、スタッフさんから「もう少し召し上がりますか?」との
 お声掛けありで、当然同じモノが出ると思いきや、
 (昆布麹、トビッコ、白飯)と言う、別のモノを提供です (*^^)v

・お菓子
 (卵の葛炊き、粒あん)

・御抹茶

・水菓子
 (スダチのゼリー、シャインマスカット、巨峰)

 ※最後の一品が出された頃に大将がご挨拶に来て下さって、少し
 お話をさせて頂きましたが、釣りが趣味でご自分で釣られた「鮎」も
 お店に出されるとの事で、鮎大好きのゆっきょしとしては・・・♡♡♡

6.総括
 ミシュラン☆☆☆のお店は、2019年に京都で伺った「なかむら」以来、久し振りです (@@;)
 【そのために旅行する価値のある卓越した料理】と言うのが、
 ミシュランの料理の評価の☆☆☆ですが、その通りのお店ですね。
 今回頂いたこちらのお店のお料理を、東京都心(銀座、日本橋 etc)で
 頂けば、17,000~18,000円はお支払いしますので、お安いです!!!
 来年のお節料理の案内も拝見しましたが、8寸1段(2人前)で37,800円も
 都内のミシュラン☆のお店なら、50,000円はいきますので・・・(;゚ロ゚)
 自宅からこちらのお店までは Door to door で、2時間弱と小旅行ですが、
 時間を作って是非また伺いたいお店ですね(●^o^●)

【追記①】
 この手のお店では、退店時に大将が外まで出てこられて、
 お客様が見えなくなる所まで見送りして下さる事が多いのですが、
 こちらもちゃんと大将がお見送りして下さいました♡
 ただこのお見送りには、角を曲がる直前にこちらも振り返って
 会釈をするという “お約束事項“ ?があって、こちらのお店から
 駅に向かう通りの角までの距離が30~40mもあり、その間
 大将はずっと立っておられるわけで、気になって思わず早歩きに
 なってしまった、小心者のゆっきょしであります ((+_+))

【追記②】
 偶々かもしれませんが、化粧室の便座がスイッチ一つで操作出来る
 (化粧室にお金をかけている)お店はミシュランの☆が付いている事が多くて、
 『ゆっきょし的ミシュランガイドブック☆のお店の法則?』と呼ばせて頂いております。
 こちらのお店もその仕様でしたので、ミシュランガイドブック☆を
 取られたのも納得であります <(_ _)>

【追記③】
 スタッフさんにお節のお話も伺いましたが、12月26日まで営業されて、
 後はお節作りに専念されるとの事で、スタッフさんの事など
 お構いなし?のお店では、年末ギリギリまで営業しながら、
 連日徹夜の様な状態でお節を作ったりしますので、
 こちらの大将はスタッフさん思いの優しい方です。

大変ご馳走様でした。

[Pre. 05]

  • 店頭

  • 店内

  • 店内

  • 店内

  • 扉が開くと料理が登場です♡

  • お節の案内

  • ドリンクメニュー

  • ドリンクメニュー

  • ドリンクメニュー

  • ドリンクメニュー

  • 大将自ら活けたお花

  • 生ビール(大) 1,980円

  • ASANOKA 3,520円

  • ASANOKA 

  • ASANOKA ラベル

  • ASANOKA ラベル

  • 香煎茶

  • 一献 & 先付け

  • 先付け

  • 先付け

  • 北海道産のズワイガニがタ~ップリです♡

  • お椀には水滴!

  • お椀

  • お椀

  • 松茸の厚さが・・・(^o^)

  • お造り

  • お造り

  • 醤油

  • 肝醤油

  • 梅肉

  • 焼き物

  • 八寸

  • 炊き合わせ

  • 炊き合わせ

  • 鰻は白焼き

  • 器は洋食器の “ロイヤルコペンハーゲン”

  • 器は洋食器の “ロイヤルコペンハーゲン”

  • ご飯①

  • ドンコと昆布の佃煮

  • ご飯②

  • ご飯②

  • ほうじ茶 & 新しいお絞り

  • お菓子

  • 黒文字とお箸の先端は湿らせてあります♡

  • 御抹茶

  • 水菓子

  • 水菓子

  • 大将である 飯嶋 有紀則 氏 (写真掲載了承済み)

  • 化粧室はミシュラン仕様(嬉

  • ※2022年10月より10%のサービス料が付加されます!

2022/10/07 更新

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