かわとよさんのマイ★ベストレストラン 2018

オープンされてから、大阪で一番行きたかった中華料理店、火の鳥さん。

話は年末の一椀水さんにお邪魔した時にさかのぼります。

すごく久しぶりの一椀水さん、相変わらず精悍な南シェフ。
やっぱり、一椀水の料理は馬鹿げて旨いな～とかみさんと馬鹿な話をしながらも、気になっていた隣の席。
どう見ても素人じゃないなと。。。思ってたんです(笑)

かみさんとコースを食べ終えて、女性のスタッフの方と喋っていたら、
南シェフから隣に座っていた方をご紹介いただきました。

そしたら、あらら、火の鳥さん！？
今、大阪で一番気になる中華料理店のご主人とこんな形でお会いするとは！！
・・・やっぱり素人じゃなかった。
その場で名刺交換させていただきました。


そんなご縁のあった火の鳥さん、
すぐに行こうと思ったんですが、
１月中のこちらの都合の良い日の予約が取れず、
お邪魔できたのは年も明けて２月になってしまいました。

今回、お願いした料理は、
初めてお邪魔したということもあって、６０００円のコース。

どれもきちんと仕込みをされて丁寧につくっておられますね。
さすがです。

どれもおいしかったのですが、
特に印象に残ったのが、焼売と春巻きと一緒に出していただいたラー油？
これが、馬鹿げておいしくて！！
猪と水菜の炒め物もおいしかったですし、
締めのご飯は４人前くらいあったらしいのですが、
迷わず完食しちゃいました。

ただ、後から隣の席に来られたお客さんの料理が、
どれもこれも、
おいしそうで！！

ああ、あかん、食べたい～！
次回は、アラカルトでいこうと思います！
井上シェフ、よろしくお願いいたします。


今回のお会計は、
６０００円のコースにお酒やお茶も結構いただいて、
１８０００円ちょっと。
リーズナブルです。

こちら「すし丈」さんのお料理は、
どんどん変わっていきます。

八寸を思わせるアテの数々は、
インスタ映えを狙っているのかどうなのか。
すごく映えるお料理が増えた気がします。

小さなアテの数々も、
一つ一つに丁寧に仕事がされています。
例えば、
極細に切られた奈良漬けと一緒にいただくあん肝は、
滑らかに裏ごしされて山椒の風味が利いています。
それをパリッとした最中に乗せていただくのですが、
最中の香ばしい香りが実によく合うんです。


季節によって、
乗せるお料理によって、
遊び心のある器を見られるのも楽しみのひとつです。
鮎の季節にしか使えない鮎柄のお皿なんて、
なんとも粋じゃないですか。


お酒の種類も増えました。
お邪魔するたびに新しい出会いがあって、
酒好きには嬉しい限りですが、
何種類置いてらっしゃるんでしょうか？
「酒は飲んでも飲まれるな。」
大将の増田さん、
お互い気を付けましょう(笑)


肝心のおすしです。
アテとも共通しますが、
映えるおすしが増えましたね。
美しい包丁目の入った鰺や鱚など。
烏賊の握りのバリエーション。
定番の背と腹を１つに合わせて握った鯛。
スペシャリテとなった喉黒の手巻き。
今回はネギトロの握りを初めていただきました。
何度通っても飽きない楽しさがそこにあります。


コースのお値段も変わりました。
オープン当初は、
７０００円のおすしのみのコースと
１００００円のあて付きのコース。
次には、
１００００円と
１３０００円の２コース。
どちらもあて付きでおすしの内容が変わる仕様。
そして、
現在は、
１３０００円のコース１本。


何度もお邪魔した「すし丈」さんですが、
このお店の訪問は、
これが最後です。

トイレに行くのにお客さんに動いてもらわないといけない席も、
入り口の引き戸から中を覗く猫ちゃんも、
お邪魔したら知り合いがお土産持って待っていたり、
短い間でしたが、
楽しい思い出がたくさん。

４月から近くに移転され、
少し（？）値上げされて、
次のステージへ進まれます。
新店舗は個室もあってかなり広くなるようで、
楽しみです。
めざせミシュラン★★★！
これからもよろしくお願いいたします。
いつも行く和食店のご主人に勧められて、
かみさんと２人でお邪魔してきました。


こちら「すし丈」さんのあった場所は、
ついこの前まで「こいき」さんというお寿司屋さんのあった場所。

「こいき」さんは、
「アニエルドール」さんで食事をした際にシェフからお勧めいただいて、
何度か予約しようとしたんですが、
入れなかったお店。
その「こいき」さんが移転された後にお寿司屋さんが入ったという話を聞いていたので、
この機会に行こうとなった訳です。


予約の電話の際に、
寿司コース６０００円か、
あて付きのコース９０００円か、
聞かれましたので、
迷わず９０００円を選びました。

お邪魔して分かったことですが、
お好みでいただくこともできるようです。


お店の引き戸を開けると、
真新しいカウンターに席は８席のみ。
小ぢんまりしていますが、
清潔感のある落ち着いた空間です。


席に座って、
まずはビール。
生ビールはなくて、
キリンラガーかハートランドの小瓶になります。
キリンラガーをいただきました。


お料理はあてから始まります。

新潟のあかもく酢
耳慣れない名前で出していただいたんですが、
忘れてしまいました。
あかもくのことですとご主人に言われ、
なるほど、あかもくなら知ってる！
しゃくしゃく、おいしいです。

白バイ貝　酢橘　山葵　藻塩
コリコリでもなく、
かと言って柔らかすぎず、
おいしい貝ですね。

蛤の茶碗蒸し
蛤の出汁の利いた茶わん蒸しがおいしいです。
そろそろ寒くなってきて、
茶わん蒸しが合う季節になりました。
蛤が思いっきり砂を噛んでいたのが残念でしたが、
プロでもこういうことがあるんですね。

本鮪のねぎま　一味　辛味大根　黒豆コーヒー風味
鮪とねぎはやはり合いますね。
一口サイズでしたが、
おいしくて、
もう２～３本いただきたかったです。

セコ蟹
２人で１杯を半分こです。
蟹好きとしては、
解禁されたばかりのものにありつけて幸せです。
こうやって身をほぐしてもらえるのなら、
何杯でもいただきたいです。

喉黒の押鮨　山葵
脂の乗った喉黒です。
おいしく無かろうはずがありません。


ここから握りです。

剣先烏賊
透明感のある美しくておいしい烏賊です。
甲烏賊のねっとりもいいですが、
僕はこちらが好みです。

加太の鯛
寿司ネタの王道、鯛です。
鯛もピンからキリまでありますが、
やはり白身の王様はうまいです。

勘八？
勘八だったような。。。

軽く締めた鯖
光物好きとしては、
絶対に外せないネタの鯖。
脂の乗った鯖は抜群においしいですね。

鯵
光物続きでうれしい！
綺麗な旨味の鰺でした。

長崎の鰹　皮は炙り
この鰹はうなるほどおいしいです。
ご主人がおっしゃってましたが、
まだ２回しか鰹を入れたことがないそうです。
そんな鰹をいただけて幸せです。
季節的にはもうそろそろおしまいです。

赤身
この鮪はおいしいですね。
お好みなら、
まず注文することのない鮪ですが、
これならいいかも。

中トロ
お好みなら赤身以上に注文することのない中トロ。
やはりおいしいです。

トロ
中トロよりも更に注文することのないトロ。
これもおいしいです。

海老
活けの海老を見せていただいてから、
茹でて握りに。
茹で加減は、
ミキュイと火の通ったものの中間くらいでしょうか。
おいしいお寿司は
佇まいも美しいですね。

山葵漬とガリ
ご主人と山葵がおいしいという話になって、
出していただきました。
山葵がクリアでお酒が進みます。

馬糞雲丹
小ぶりだったので紫雲丹かと思いましたが、
馬糞雲丹だそうです。
小ぶりながら、
磯の香りと甘みが口の中で溶けていきます。

味噌汁
赤出汁ではなくてお味噌汁です。
これはこれでいいものですね。

海老の頭焼き
待ってました。
海老といえばこれでしょう。
香ばしい海老の味噌、
足と殻のカリカリ感、
お酒が合う！

穴子　炭塩
穴子　つめ
穴子１貫を２種類の味で出していただきました。
塩もいいですが、
個人的にはつめ派です。

玉子
甘めの玉子です。

山葵の利いたかっぱ巻き
最後は手巻きでかっぱ巻きです。
山葵が引き立って締めには最適ですね。


コースが終わった後、
特に（かみさんが）気に入った鯖と雲丹をおかわりしました。
まだお腹には余裕があったのですが、
この後もう一軒行きたいところもあったので、
この辺にしておきましょう。
おいしいものを食べるとお腹が底なしになるのは恐ろしいものです。


ご主人には、
あてやお寿司のネタの産地も含めて説明したいただいていたのですが、
記憶が曖昧です。
ただ国産以外の産地は聞いた覚えがないので、
かなりこだわって仕入れされているのでしょう。

お料理は、
あてもお寿司も小さめなので、
たくさん食べられます。
その分、数を仕込まないといけないので、
大変でしょう。

ご主人の食材やお料理に対する真摯な思いを感じました。


今回のお支払いは３３，５００円。
かなりたくさんお酒もいただいて、
この値段！

まだお若いご主人の、
このお店のファンになりました。
また次の機会もすごく楽しみです。

かみさんと2人で晩ご飯をいただきにお邪魔しました。
やっぱりグランメゾンはいいなぁ〜と実感。
以下、
SNS投稿のコピペですみません。


昨晩は、ちょっとお久しぶりのプレスキルさんへ。

アミューズブーシュはキャビアとオマール。
ねっとりキャビアとシャンパンは鉄板の相性。
オマールのシューは手で食べるには大き過ぎだけど、一口で頬張るとオマールの香りが爆発！
「うまい。」
それしか出てこない。

1皿目のサラダはなんと妖艶な火入れのピジョン。
メインじゃなくて、前菜ですか？
内臓を使ったドレッシングなんて、おいしいに決まってます。

マッシュルームのスープは、鶉と栗とトリュフ入りの秋らしい料理。
やっぱりマッシュルームっておいしいんだなぁ。

白ワインをグラスで。
クローズ・エルミタージュとピュイ・フュッセ。

魚は初めて食べたキントキダイ。
しっかりした身質でめっちゃおいしかった。

パイ料理は秋刀魚のショーソン。
秋刀魚のフュメを使った赤ワインソースで。
白ワインよりも赤ワインの方が合いました。

メインは鳥取の日本鹿。
丸く描かれたヘーゼルナッツのソースとすぐりが繊細な火入れの鹿肉によく合います！
果実味たっぷりのヴォーヌロマネと合わせたら、もう幸せ。

ワゴンでやってくるチーズ。
もちろん、選び放題です。
残った赤ワインを合わせて。

アヴァンデセールは、「YOUは何しに日本へ」で紹介されたマドレーヌ。
いつものババではなくなってちょっと寂しいけど、このマドレーヌが食べられて良かった。

シャインマスカットとヨーグルトムースのデセール。
そう言えば、パティシエさん募集中だったし、これもシェフが作ったのかな？

ミニャルディーズはいつものようにヒュミドールから登場。
ダブルのエスプレッソを2杯も飲んでしまいました。

気づけば3時間半。
他のお客さんは全員帰って僕達だけでした。
あー、おいしかった、楽しかった！
いつもお願いしている限定20個のお節。
残りはあと1個だそうです。
ここ数年はプレスキルさんのお節で新年を迎えています。
フランス料理なんですが、
和のテイストもあって、
とてもおいしく楽しいお節です。

量もちょうど良くて、
かみさんと2人で2食に分けて食べ尽くしました。

また伺います。
本年もよろしくお願いいたします。
かみさんと2人でプレスキルさんへやって来ました。
今回は初めて座る角の席へ。
座った時の景色が違うと初めてのお店に来たようで何だか新鮮です。


支配人さんから「はい。」とメニューを渡されて、
説明を受けます。
それにしても「はい。」って！
おちゃめが過ぎますよ！


まずは、
シャンパンとキールロワイヤルをいただきます。
「何もない日にカンパーイ！」
こうして平和に乾杯できる事に感謝です。


マグロのグリエ キャビア
説明いただいた時に「コシマグロ」と聞こえた気がしましたが、
「コシナガマグロ」の聞き違いかも。
リーフが小さいのにしっかりとセロリ味で、
あっさりした鮪の身とキャビアに良く合っていました。


支配人さんから、
「ブルゴーニュ？ボルドー？」と突然聞かれました。
なんの事？と一瞬思いましたが、
すぐにお任せしていた赤ワインの事だと気付きました。
メインが仔猪ですから、
ブルゴーニュでしょ！


シマアジと生ハム ラタトゥイユのクーリ レモンコンフィ
何と言ってもラタトゥユのクーリが少量なのにすごい存在感でした。
おいしかったです。


ここで白ワインをお願いしました。
違うものをグラスで1杯ずつ。


フォアグラとカイユのポワレ シャンピニョンのクリーム
鶉は久しぶりです。
そこにシャンピニョンドパリとフォアグラの王道の組合せ。
抜群のおいしさでした。


鶉のお皿にはペアリングだと、
赤を合わせるということで、
ワインはお任せしていた赤が注がれました。


オマール海老とバターナッツ
バターナッツはひょうたん型の面白い形をしたかぼちゃです。
いつも水っぽく感じてしまい、
実はあまり好きではなかったりします。
オマールは盤石のおいしさでした。


鮑とほうれん草のフイユテ
これまた王道の組合せ。
バターの芳醇な香りと鮑やほうれん草が合わないはずがありません。
一口食べて「うま！」とつぶやいてしまいました。


仔猪フィレ肉のポワレ
全く癖がない子猪ですが、
やはり豚肉よりもお肉の味は濃く感じます。
栗と松茸・銀杏やむかごとジビエ、
秋らしいお皿に満足しました。


ナチュラルチーズ
プレスキルさんと言えばこのチーズのワゴン！
(ワゴンの写真は撮り忘れてます。)
残しておいた赤ワインと一緒に楽しみました。


ココナッツの香るババ
しっかり甘いのにすっきり。
この定番のアヴァンデセールがおいしいんです。


シャインマスカットとヨーグルト スーパーフルーツのアイスクリーム
お皿の上で完成されていて、
持ち帰れないくらい繊細なのが、
レストランでいただくデザートの醍醐味だと思います。
さすが！


宝石箱に入ったかわいい小菓子たち
ヒュミドールに収められたミニャルディーズです。
最後まで手抜かりなし。


特選コーヒー、または紅茶
僕はエスプレッソをダブルで。
かみさんはベルベーヌのハーブティーを。


やはりグランメゾンは良いですね。
大好きです。
何をしても許されそうな空気感で、
ついつい高いお酒を頼み過ぎてしまい、
お会計の時にびっくりしたりするんですが、
そこは平静を装って。

聞けば、
2番手の方が抜けてから火入れはシェフお1人でされているそうです。
そのため、
客席は満席にせず人数を絞っているのだとか。
休みもなくランチもディナーも1人で火入れとは！
シェフ、
どうぞお体にお気をつけて！！

今回もとてもおいしかったです。
ごちそうさまでした。
7周年＆ミシュラン星1おめでとうございます。

いつもお邪魔するたびに感心しきりです。
また、よろしくお願い致します。
１周年スペシャルメニューのディナーにかみさんと２人でお邪魔しました。
ご案内をいただいていたので１周年記念メニューのことは知っていたのですが、
行こうかどうしようか迷っているうちに数日経ってしまって。。。
予約で一杯になってるだろうなと勝手に思ってたんです。

で、数日前。
Facebookでプレスキルさんのページを見たら、まだ行けそうな感じで。
スペシャルメニューだぜ。
しかも、１万円だぜ。
だったら、行こうぜい！と、
予約を入れた訳です。

予約の電話で感じの悪い店は、
実際にお邪魔しても満足できないことが多いのですが、
このプレスキルさんは、その逆で！
電話の対応から感じがすごくいいのです。


さて、当日。
予約の時間ほぼぴったしに満を持してプレスキルさんにお邪魔しました。

やはり店内は満席ではないですね。
２～３テーブル空いていました。
これだけの料理とサービスを提供する店が、
周年で満席でないなんて。。。まだ知名度が低いんでしょうか？

席について、
まずは、シャンパンで乾杯です。
でっかい６Lのボトルから注いでくれました。
調べたらこのサイズはマチュザレムと言うようですね。
何回も注いだら手首が腱鞘炎になりそうです。


この日のお料理は、
１周年記念という事でスペシャルコースのみ。

50℃で火を入れたボタン海老にレモンゼストのコンフィとキャビア
北海道産雲丹の冷たいロワイヤルと本マグロのタルタル　サフランの香るコンソメと共に
キノコのエキスをたっぷりと含んだブイヨンとフォアグラ、生ハムとフランス産シャテーニュ
赤の一皿：オマールエビとビーツ
大阪湾の舌平目と香住のベニズワイガニのトゥルト　ゆず風味のソース
スペイン産皮付き乳飲み子豚のロティと秋野菜　丹波黒大豆味噌風味のジュ
ナチュラルチーズ
グランマルニエの香るババ
ブーケに見立てた長野県塩尻産自社畑で採れたリンゴのオーブン焼きと香ばしく仕上げたヴァニラアイスクリーム


1万円の料理でここまでやるかって感じですね。
しかもナチュラルチーズは頼み放題(笑)

どのお料理もさすがですね。
特にキノコの料理は抜群においしかった！
聞けば、アラン・シャペル氏のスペシャリテを佐々木シェフがアレンジしたそうで。
そりゃ、シャペル氏の愛弟子がつくれば旨くないわけがないでしょ。

ただ、今回はメインがちょっと弱かったかな。。。。
フランス料理なんですけど、ちょっと和に寄っちゃたかな。。。
食材が子豚でなくて瓜坊だったらな。。。
と、いう気もします。
まあ、1万円のコースなので十分なんですけどね。。。

サービスは、
相変わらずいいですね。
この時間と空間をめーいっぱい楽しんで帰ってもらおうという気概に溢れています。

ちょっとフランクで、
ちょくちょく冗談というか。。。ギャグが入って、
ボケた返事をすると、ちゃんと突っ込まれますし(笑)
フランクすぎるという意見も聞こえてきそうですが、
僕はこういうサービスも大阪らしくて好きですね。


こうやって楽しく食べて飲んで、喋っていると、
時間の経つのはあっという間で！
また、このお店に来たいなぁと思ってしまいます。


お会計は、
コースは１万円で、
飲み物（アルコール）もややセーブしたので、
約５万円。
大人２人が４時間も遊んだことを思えば高くはないんではないでしょうか。


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その日は寒い寒い日でした。

１８：００の予約。
入店直前で、仕事の電話。
なんでこういうタイミングで、こういう電話かかってくるかなー(怒)
せっかくテンションあがってたのに、一気に落ち込みます。
予約の時間は過ぎてしまったので、いったん電話を切ってお店の方に一言。

結局、コートを預かってもらえたのは３０分くらいは過ぎてからでした。
お店の皆様、遅刻してすみません。

さて、やっとこさのディナー。
入った店内はノーゲスト。
この日のディナーは、私たち夫婦の１組のみの予約だったそうで。。。。
お店のど真ん中に二人で座らせていただきました。
オープン間もない寒い日曜日とはいえ、こんなこともあるんですね。
店内貸切で贅沢なディナーになりました。


コースは１６０００円のデュギュスタション。
以下はホームページからのコピペに加筆してます。

食前のお愉しみ 二皿
１皿目は、
グジェールや兎のリエット、など４種のフィンガーフード盛り合わせです。
説明していただいたのに、忘れてしまいました。
どれもきちんと丁寧に作ってるなという感じでとてもおいしいです。
シャンパンを飲みながら食べるアミューズが、これぞフレンチの醍醐味って感じで結構好きだったりします。

２皿目は、
イトヨリのヴァプールです。
イトヨリはヴァプールした後、サラマンダーで皮目をさっと焼いているそうです。
ハーブのスープと一緒にいただきます。


フォアグラのコンフィと梅のクーリ、
小さなサラダと共に
変化球の前菜で、フォアグラに梅を合わせる趣向。
フレンチに限らず変化球の料理は、合わせるものに料理の方向性を持っていかれて迷走することも多いと思うのですが、
この料理は梅という和の食材を合わせてもフレンチという方向性は変わらずシェフの力量がしのばれました。
この料理に合わせてまるき葡萄酒さんのマスカットベリーＡを戴いたのですが、これが梅に合って面白かったです。
余韻も短くてベリーＡなんですが、イメージしてたベリーＡと違っててベリーＡをちょっと見直しました。


オマールブルーと牡蠣、
季節野菜の軽い煮込み
牡蠣とオマールの絶妙火入れ、野菜、アメリケーヌ、フランス料理のお手本のような盤石さ。
やっぱりフレンチはソースたっぷりがいいですよね～。


平目のロティ シャンパン風味のサバイヨンソース
キャビアのトーストを添えて
これまた王道。
本当はモンラッシェ系でもいただきたいところですが、ポマールを抜いてしまったので。。。(笑)
柔らかい食感の魚のアクセントにトーストを添えるところもさすがです。


蝦夷鹿のポワレ
カシス風味のソース ビーツのクロッカン
王道続きで、鹿にベリー系のソース。
セルフィユのベニエとビーツが面白い。


平目もそうでしたが、鹿も、ポーションがそれなりにあっていいですね。
ポーションが小さいと何を食べてるのか見失うこともありますし、
どこまでが前菜だったのか分からなくなることもありますし、
やはりメインはそれなりのポーションがないと駄目だと思うんです。


ナチュラルチーズ
これ、びっくりしました。
近頃、これだけのチーズをそろえているレストランは少ないんじゃないでしょうか。
今日のディナーの客は私たち１組のみ。
チーズの管理も大変でしょうし、売れなくても買うグランメゾンの気概を感じました。


グランマルニエの香るババ
これが、アヴァンデセール？？
しっかりデセールなんですけど！
デセールは、しっかり甘いのが好きな僕は、これ、ド・ストライクです。
おいしい！


栗とアールグレーの香るピュイダムール
フルーツのフランベとチョコレートのフォンデュ、
赤い果実のシャーベットを添えて
かみさんと１皿ずつお願いして、途中で交換してもらいました。

栗のデセールは大阪らしくたこ焼き風の見た目で(笑)。

フルーツのフランベはワゴンで目の前で仕上げてくれます。
これぞグランメゾン！

クレープシュゼットもできるんじゃないですか？
って聞いたら消防の関係でフランベができないらしく。。。残念。


小菓子
ミニャルディーズもワゴンでやってきます。
壺の中でとぐろを巻いているものが気になって聞いたら、ギモーブでした。
なんで、そのビジュアル！？
おもしろいですけど。

いやしい僕たちは、当然のように全種類をおいしくいただきました。


コーヒーまたは紅茶、アンフュジョン
僕は、エスプレッソをダブルで。
かみさんは、紅茶を。

かみさんに、この紅茶おいしいよっていわれて一口飲んでみたら、
あら、おいしい。
マリアージュフレールの茶葉を通常よりも多く使って入れているそうで。
こういうところにケチケチしないのもグランメゾン。
いいですね。


今回のお会計、
コース料理　Ｘ２
グラスシャンパン　Ｘ２
ベリーＡグラス　Ｘ２
ポマールボトル　Ｘ１
ポルト酒　Ｘ１
ミネラルウォーター　Ｘ１
で、７万円ちょっと。
金額だけ見ればそれなりですが、十分価値はあると思います。
そのうち予約困難になりそうです。
また、是非伺いたいと思います。


追記：
お店の方も言っておられましたが、ワインの価格が安めと思います。
ラターシュが２０万でした。
これって、普通に買うより安いんじゃ？？
ま、どっちにしても買えないんですけどね。。。。