1回
2025/04 訪問
鮨屋ってまさに食のエンターテイメント♪「美味い」を追求した鮨の奥深さに感動!
「サッポロラガー(赤星)中瓶」@1210
先付け(白身魚の南蛮揚げ)
雲丹とインカのめざめ(北海道産ジャガイモ)の茶碗蒸し
大トロ・中トロは、豊洲市場「やま幸」さんから仕入れた波崎産の本マグロを使用
ランチの準備が整った様です
大トロ(ピンボケですいません。雰囲気だけ)
中トロ
鰤の燻製
平目の昆布締め(平目の骨を焼いたダシを加えた醤油を使っているそうです)
「芋焼酎 伊佐美(お湯割り)」@1100
炙りキンキ
炙りキンキは、すだちを掛けて塩で仕上げます
炙りキンキ
縞鯵(玉ねぎ・万能ネギ・生姜を擦りあわせたものがのっています)
北海道産活ホタテ
活ホタテを手で割いて握るので、ホタテの繊維が壊れず、食感がぷりっとしています
北海道産ズワイガニ
ズワイガニの脚も身もミソの全て入っている贅沢な蟹
袖烏賊 味噌漬けのからすみを削って頂きます
車海老
車海老を茹でて甘酢で締めたのだそうです。シャリとの間には、「えびのおぼろ」を挟んでいるそうです。
赤身漬け(ミナミマグロ) 柚子胡椒を挟んでいます
イクラ 有明海の芳ばしい海苔で巻いたイクラは絶品!
べったら漬け
左がバフンウニ、右がムラサキウニ
コースメニューではバフンウニ一種類ですが、1500円追加してムラサキウニとの味比べをしました
赤だし味噌汁
右は伊達巻風の昔ながらのだし巻き玉子、左はメレンゲ風に泡立てて焼いたカステラのような玉子焼き。どちらもヤマトイモ、海老のすり身を混ぜ、伊達巻風の方は白身魚のすり身も混ぜるのだそうです。
コースのお品書き
ドリンクメニュー表紙
ドリンクメニュー1
ドリンクメニュー2
ドリンクメニュー3
入り口を入ったホール
お店入り口
外観
二子玉川ライズ、スタジオ&ホールにて「ドリカムワンダーランド大衣装展」
DWL1991 ドリカムが3人の頃の衣装
DWL2003衣装
DWL2007 衣装 代々木国立競技場での「何度でも/LOVE LOVE LOVE」が印象的
2025/04/06 更新
平日の金曜日、この日は二子玉川ライズ、スタジオ&ホールで「ドリカムワンダーランド大衣装展」と言う企画があり、ミーハーな私は会社を休んで観に行く事にしました。
せっかく二子玉川に行くので、何ぞ美味しいランチを頂きましょう。という事で、大衣装展の前に「鮨 銀座おのでら 弟 本店」さんに11時予約で伺うこととしました。
お店は二子玉川駅から徒歩5分程。ベルフラット玉川というマンションの1階に店がありました。
「銀座おのでら 」さんは『銀座から世界へ』をキャッチフレーズに、東京銀座を本店に3カ国に22店舗を構え、「食」を通じて洗練された日本文化を世界中に広げていくことを目指すグローバル企業。鮨、廻天鮨、天ぷら、薪焼き、ラーメン、鰻など様々な料理を国内外に提供されている様です。
11時にお店に入って名前を告げると、黒服のホールスタッフが丁寧に席に案内してくれます。2人以上で来られている方は個室へ案内され、2名迄はカウンターに案内されます。カウンターの向かい側では、キュッと姿勢の良い二人の板前さんがランチ提供の準備をされています。何とも雰囲気のイイ、綺麗なカウンター席です。ホールスタッフの方が椅子を引いてくれ、席に座ります。
「鮨 銀座おのでら 弟 本店」さんのランチは、『旬のおまかせ握りコース』の以下3種類。
①縁(先付・茶碗蒸し・握り12種・お椀)
@5000×サービス料×税=@6050
②華(先付・茶碗蒸し・握り14種・お椀)
@8000×サービス料×税=@9680
③結(先付・茶碗蒸し・握り12種・
雲丹とイクラの丼・お椀)
@10000×サービス料×税=@12100
私は、食べログでの予約の時に、「華」を指定しました。カウンターの目の前では板前さんが実に軽快な包丁捌きで握りの準備をされています。「ほぉ、こうやるんだ」とか思いながら見ているのは実に楽しいですね〜。この時点で既に「It's show time!」って感じ。ワクワクが止まりません♪
先ずはドリンクメニューを拝見し、
■ 「サッポロラガー(赤星)中瓶」@1210
を注文。板前さんの見事な包丁さばきを見ながら、昼間から飲む赤星!正直、最高です♪
まず先付けで提供されたのは、
■「白身魚の南蛮漬け」
白身魚を揚げて厚揚げと一緒に甘辛く味付けしたもの。白身魚は鰤かな?脂がのった美味しい魚です。
■「茶碗蒸し」
雲丹とインカのめざめ(北海道産ジャガイモ)の茶碗蒸し。茶碗蒸しには小さくサイコロ状に切ったほっくりしたジャガイモが何個も入っています。表面にのっている雲丹は、とにかく素晴らしく美味しい雲丹で、感動すら覚えます。そしてこの上品で風味豊かな出汁の味。素晴らしい茶碗蒸しでした。
続いては、以下のメニューを頂きました。
■「大トロ」・「中トロ」
大トロ・中トロは、豊洲市場「やま幸」さんの本マグロで、茨城は波崎産。どちらも本マグロ特有のとろける美味しさと香りが口の中いっぱい!劇的に美味いです。
■「鰤の燻製」
鰤の燻製は初めて頂きました。食べ慣れた大好きな鰤ですが、燻製にしたスモーキーな鰤の味と香りは、また違った美味しさ。いやいや、これは斬新で楽しい~(^^♪ 歯応えもサクッとして、めっちゃ美味いです!
■「平目の昆布締め」
平目を昆布締めして、更に平目の骨を焼いたダシを加えた醤油を使って風味付けをしているそうです。淡泊な旨味が美味しい平目ですが、ほんのり昆布の旨味が加わってこれもまた美味しく頂けます。
■「芋焼酎 伊佐美(お湯割り)」@1100
濃いめに伊佐美のお湯割りを作って頂きました。熱々の芋焼酎、鮨とよく合います♪
■「炙りキンキ」
皮面をバーナーでさっと炙ったりキンキに、すだちと塩をぱらりと掛けて仕上げます。もう、作っているのをみているだけで美味しそう。最初「金目鯛」かと思ったら、まさかの「キンキ」。とにかくキンキ自体が旨味の濃い魚なので、最高に美味しく頂きました。
■「縞鯵」
大好きな縞鯵。とても新鮮で歯応えもしっかり楽しめます。握りの上には、玉ねぎ・万能ネギ・生姜を擦りあわせた緑色の薬味玉がのっています。光物特有の脂の味と、この薬味玉の相性は抜群です!
■「北海道産活ホタテ」
普通ホタテの鮨は、真ん中を横方向に包丁で切って開いて鮨にしますが、おのでらさんのホタテは、貝柱の繊維に沿って手でサクッと割いて鮨にします。北海道から活きた状態で輸送していることもありますが、これほど弾力のあるホタテは初めて頂きました。お味の方は言うまでもなく旨味たっぷり!
■「北海道産ズワイガニ」
蟹の脚の肉だけを使った鮨ではなく、他の部位・身、カニ味噌も合わせたズワイガニの鮨です。いやぁ、こりゃ贅沢だわ~。握る時は、カニがばらけない様に、大葉を使ってそっと握っていたのが印象的でした。
■「袖(そで)烏賊」
袖烏賊?初めて聞いた烏賊です。ねっとりした旨味を感じる烏賊ですが、さらにその上から「味噌漬けのからすみ」を削って、たっぷりと掛けて頂きます。からすみはふんわり柔らかい食感で、塩っぱいかなと思いましたが、意外に淡い味わいで烏賊のねっとりした旨みとバランスよく頂きました。
■「車海老」
しっかりと歯応えと旨みが凝縮された車海老。車海老を茹でて甘酢で締めたのだそうです。また、シャリとの間には、「えびのおぼろ」を挟んでいるそうです。個人的には滅多に食べる事の無い車海老ですが、あまりに美味しくて驚きです!
■「赤身」
ミナミマグロの赤身の漬けです。ミナミマグロは赤身の色がとても濃く、赤身は本マグロよりも美味いくらいだと思います。ワサビの代わりに柚子胡椒を使っていて、風味も爽やかな赤身でした。
■「イクラ」
プチプチと新鮮なイクラはもちろん美味しいのですが、軍艦巻きにしていた有明海の海苔が、パリッと芳ばしくて「旨っ!」。イクラ以上に海苔の美味しさに驚愕でした。
■「バフンウニ」、「ムラサキウニ」@1650
華のコースの標準は「バフンウニ」ですが、「ムラサキウニ」と一緒に味比べされますか?と、両方の雲丹の箱を並べて見せて頂きます。ここまできたら頼まない手は無いので、追加でお願いします。バフンウニは濃いオレンジ色で、ムラサキウニは明るい黄色。バフンウニは雲丹らしい濃い香りと味を感ますが、北海道の昆布を食べて育っているムラサキウニも、上品な味と旨み、香りを感じます。どちらもとにかく新鮮で、めっちゃめちゃ美味しく頂きました。
■「赤だし味噌汁」
普段あまり食べない赤だしですが、たまに頂くととても美味しく頂けます。鮨を頂いた後にすっきりとした味わいです。
■「玉子焼き」
最後の玉子焼きは、二種類の玉子焼きです。ひとつは伊達巻風の昔ながらのだし巻き玉子、もうひとつは玉子をメレンゲ風に泡立てて焼いたカステラのような玉子焼き。どちらもヤマトイモ、海老のすり身を混ぜてつくり、伊達巻風の玉子焼きの方には、白身魚のすり身も混ぜるのだそうです。どちらも同じ玉子を使っているとは思えない味と食感の違いがあります。
以上、最後まで楽しく美味しく頂きました。いずれの鮨も上質なネタを使いながらも、更に美味しさを引き立てるためのひと工夫が随所にあるのには感心しました。改めて「鮨」という日本の伝統食の懐の深さに感心しました。それなりにお値段はかかりましたが、とても満足度の高いランチでした。
他の地域の店舗でもいいので、またおのでらさんには伺いたいですね。ご馳走様でした~。
この後は、二子玉川ライズ、スタジオ&ホールで、お目当ての「ドリカムワンダーランド大衣装展」に行ってきました。ドリカム初期からの貴重な衣装が間近で見られて感激!数枚だけ写真をアップしました。