tamtam0306さんが投稿したコトノハ(三重/江戸橋)の口コミ詳細

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tamの(゚д゚)ウマーなお店たち

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コトノハ江戸橋/ラーメン

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.6
      • |CP 3.3
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/02 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.6
    • | CP3.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

神は細部に宿る:つけそば 〜黒トリュフとポルチーニ茸〜

三重県津市の『コトノハ』へ。
近鉄名古屋線 江戸橋駅から東に550mほどの国道23号線沿いにあります(4軒並んだテナントの右端)。

11時オープンのお店ですが、インスタの公式アカウントを見ると朝早くから記帳台を出している模様。
日曜日の朝、開店2時間前(9時過ぎ)の到着で14人目の記入でした。

駐車スペースは店舗の隣に4台分…と思っていたら、開店時刻が迫るにつれ縦に2台並べて計8台が停まる格好に。
いくら無料駐車場とはいえ、これでは奥に停めた人も手前の人もお互い大変そうです(笑)
私は無難に、お店の北側すぐのコインパーキングに停めました(30分100円)。

開店は11時ぴったりで、名前を呼ばれた順に、店内の一番奥にある券売機に向かって並びます。

陽気なジャズがそれなりの音量でスピーカーから流れている、直線カウンター8席のみのタイトな空間。
お冷ポットは全席完備、卓上アイテムはありません。
パリッと整ったテーブルセッティングはまるで予約の取れない和食店のようですが、堅苦しい雰囲気は皆無でリラックスできます。

店主さんは、お客さんを暑い中寒い中外で待たせるのをかなり心苦しく思っているようで、カウンター席の背後に約10席分の待ち椅子を用意。
背後に人の気配を感じながら食事をしなければならないデメリットもありますが、心遣いは十分に伝わってきます。

この日は10食限定の『つけそば 〜黒トリュフとポルチーニ茸〜』1,800円+『大盛り』100円をセレクト。
つけそばメニューの場合、つゆ系と塩系の味変アイテムを事前に選択する必要があり、今回はそれぞれ『出汁醤油とろろ』と『鯛塩』をチョイス。

なお、券売機は高額紙幣と新紙幣に対応していないので、できれば財布の中に旧千円札を2〜3枚忍ばせておいた方がスムーズです。

一杯ずつ確実に丁寧に作っているため回転はかなりゆっくりめで、第1陣の8人全員に麺が行き渡ったのはオープンから45分後のこと。
14番目の私が着席した頃には70分が経過していて、着丼にはさらに20分を要しました。

配膳された器を一通り並べた時の佇まいは『神は細部に宿る』を地で行くような美しさで、『つけ麺』ではなく『麺料理』と呼びたくなるような存在感。

麺は、ひもかわうどんばりに幅広なものと、美しく折りたたまれた中細ストレートの2種類で、多加水らしいしなやかさと鮮やかな小麦の風味を両立させた、真空ミキサー仕立てのような洗練された食感が印象的。

刻み昆布がヌラッと絡みつくセクシーな昆布水は、7種類の昆布を10日以上熟成させたもので、思わず笑いが込み上げてしまうほどの旨味の濃さ。
鯛塩を指でつまんで麺にふりかけるだけで余裕で完食できてしまうレベルですが、このつけそばの真骨頂はやはり『つけ汁』に浸してこそ。

ポルチーニ茸と黒トリュフが織りなす、森の土の精を集めたような奥深い香り、多めに浮かべたオイル(鶏油?)のコク、ドライトマトの酸味、昆布水の濃厚な旨みが口の中で一つになった時の、和でも洋でもない、うまく言葉にすることもできない『美味』にはただただ感動するばかり。

しっとりと柔らかで素材の旨みがみっちり詰まったチャーシュー,上品な和出汁がしゅんだザックザクの材木メンマ,自家製のドライトマトといった別皿トッピングたちも、妥協の『だ』すら見当たらない精緻な作り込みで、店主さんの技量は底が知れません。

一通り麺をさらったら、器に残った昆布水をつけ汁に投入。
レンゲを口に運ぶたび、濃厚なフコイダンのボールが舌の上でトゥルンと弾みます。

食べ終わって外に出ると、入店待ちの方がまだ10人ほど。
遠征組だと一日つぶす覚悟でお店に行く必要がありますが、それに見合うだけの価値がある一杯です。
ごちそうさまでした(^^)

  • 『つけそば 〜黒トリュフとポルチーニ茸〜』1,800円+『大盛り』100円

  • 7種類の昆布を10日間以上熟成させた昆布水

  • しなやかさと小麦の風味を両立した極上の麺

  • 黒トリュフとポルチーニ茸のつけ汁

  • 至福のひととき

  • 別皿トッピングも悶絶級の美味しさ

  • 材木メンマ

  • ひもかわうどんのような幅広の麺

  • 味変アイテムは『出汁醤油とろろ』と『鯛塩』をチョイス。

  • とろろと昆布水の組み合わせもたまりません

  • カウンターの様子

  • 券売機

  • 味変アイテムの選択用ポップ(つけそばのみ)

  • 店内の様子

  • 店内待ち席

  • 店舗外観

  • 記帳用の用紙

  • 店先の風景

  • 開店間近になると前後2台駐車に

  • 11時ぴったりに開店

2025/05/07 更新

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