5回
2017/10 訪問
進化したトリュフご飯と感動の上海蟹に度肝をぬかれた「はらまさ」さんの秋の夜
2017/10/16 更新
2017/05 訪問
どんどん伺う間隔が狭くなるも、今回も大満足の「はらまさ」さん
お料理も大将の人柄も抜群のこのお店、本当に大好きです。
覚書的にいただいたものの一部を書くと、北海道産の鱒は木の芽焼きでさわやかで、1番お気に入りの渡り蟹の茶碗蒸しは、蟹味噌と内子と蟹の身が素晴らしいバランスでコクがある絶品、お刺身は金目鯛などを浅葱とともに海苔で巻きで肝醤油でいただき、名物魚卵祭りのソーメンは、イクラとキャビア、ウニとカラスミに鯛の白子で至極のお味、烏賊と筍の木の芽和えも穴子と水茄子も美味しかったし、白焼きかかば焼きか食べ方を選べる天然うなぎも素晴らしいし、うなぎのお椀も名物トリュフご飯ももちろん完璧でしたが、今回は揚げ物のスッポンの春巻き、ヤングコーンの天ぷらにやられちゃいました。
すっぽんの独特な食感と旨みが口の中で、生きてて良かったと感じるほど得も言われぬ幸せを味合わせてくれるのです。
ヤングコーンの青い感じもたまらなく、ちょっと奮発した白ワインといただくと至極のひと時でした。
今回も大満足で再訪を誓いました。
ごちそうさまでした、また絶対に伺います。
2017/06/10 更新
2017/03 訪問
今回は白ワインを合わせて楽しませていただきました♪
またまた行っちゃいました「はらまさ」さん。
春のホタルイカや筍の焼き物、肝醤油でいただく最高のお刺身、驚きの大きさのたいら貝は身がしまって最高だし、評判の魚卵祭りの素麺や〆のトリュフごはんまで、しっかりといただいてきました。
毎回、旬の食材を中心に素晴らしいラインナップで大満足なのですが、今回 特筆すべきは蟹の茶碗蒸しの奥深さ…
茶碗蒸し自体もとても美味しいのですが、その中にたくさんのむき身とソースのようにかかるのは蟹味噌のコクと、内子の濃厚な味と美しいオレンジ色のとろみのあるあんが、口の中で合わさると得も言われぬ美味しさでした。
いつもはビールや焼酎などでいただくのを今回は白ワインを合わせていただきましたが、種類は多くなないものの厳選された和食に合うものでした。
毎回、本当に素晴らしいお料理ばかりで幸せな時を過ごさせていただいています。
ごちそうさまでした、次は初夏のメニューをいただきに伺いたいと思います。
2017/04/09 更新
2017/02 訪問
愛すべき「はらまさ」さんは最高の食材を生かした素晴らしいお店です
ここに伺うために飛行機に乗っても惜しくないほど気に入っている「はらまさ」さん、300レビューの記念に(同じ店でも1件にカウントされるのであれば)、前後を調整してのコメントにしました。
2月の初めのこの日はすでに春の食材で、待ち遠しい春の到来に思いをはせる北海道民の我々には何よりの御馳走となりました。
先付けの一皿には、菜の花、白魚、ホタテの揚げ物(中のホタテはレアで雲丹ソースが最高)、さやえんどうが薄味に上品に盛り合わせてあります。
次はフグの白子をメインにした野菜たっぷりの一皿で、ふっくら濃厚な白子がたまらないところに、フレッシュなお野菜が彩りを添えます。
続いてはすっぽんの春巻きで、プリップリのすっぽんを春巻きにする発想の大将はまさに天才!!!
肝醤油でいただくメジマグロと鯛のお刺身は、おかひじきとともに海苔で巻いていただきます。
更にハマグリと蕨のお吸い物は、ホッとする優しい味で、大きなハマグリから出るお出汁が抜群で、蕨が良いアクセントになっています。
次の素麺のカラスミ和えはキャビアと生うにのトッピングで、超豪華かつ味は繊細の絶品です。
焼き物は鯛と鹿児島産の筍を皮付きのまま蒸し焼きにしたもので、春の香りが最高です。
鰻とかぶらの炊き合わせは、さっぱりとしたお出汁の味で、鰻だということを忘れそうな優しいお味。
そして名物のトリュフご飯はもちろん、その香りと深い味わいに大満足。
デザートはお汁粉ですがさっぱりといただけるものです。
今年一番の御馳走に大興奮の夜でした。
食べきれなかったトリュフご飯はおむすびにしていただき、翌朝レンジでチンしていただきましたが、香りもそのままに美味しくいただくことができました。
次はいつ行けるかなぁと考えるだけで、笑いが止まらなくなってしまいます。
ごちそうさまでした、季節の変わる頃にまた伺いたいと思います。
2017/02/09 更新
2016/10 訪問
オリジナリティあふれる究極の和食は、まさに天才のなせる技!!
「はらまさ」さん、超~~~~~気に入っちゃいました。
伺ったきっかけはテレビで観た「トリュフごはん」が気になって、こんなことを考える料理人さんのご飯を食べてみたいと思ったことからでした。
時々東京には行くものの、曙橋ってどこだろうと思う田舎者の私でしたが、その魅力に完全にノックアウトされて帰ってきました。
食べたものを羅列することは簡単なのですが、見事な素材と調理法はもちろん、順番や間合いやその全てが素晴らしく、筆舌に尽くしがたいと言うかなんというか、京都の料亭などとは比べようがない、私の中の和食NO1が決定した訪問となりました。
いただけるお料理の内容は、季節や仕入れによって変わるでしょうが、たった1度の訪問ながら、いつ伺っても間違いないだろうという自信が芽生えちゃったほどでした。
この日は、上田産の松茸のフライ(天ぷらじゃなくフライ!!これがジューシーで絶妙)で心を鷲づかみにされ、焼き胡麻豆腐(とろける美味しさにノックアウト)の雲丹乗せでとりこになり、昆布森の生牡蠣(今年は良くいただきますが、やはり間違いない)で我に返り、蟹身がごっそり入った茶碗蒸し(上に乗る卵黄とカニ味噌がコクを与えて超絶品)でひれ伏してしまいました。
更に、冷たい素麵にはイクラ、カラスミ、キャビアがトッピングされていて、魚卵祭りながら加減が良いのか決してしつこくなく最高のバランスでしたし、鯛などの白身のお刺身にはあん肝醤油が添えられ、言葉にできない感動をいただきました。
北寄貝ほどの大ぶりなハマグリのお鍋は、ハマグリから出る最高のお出汁に松茸が香りを添え、ネギと水菜がさっぱり感を与える抜群の一品で、更には 見たことのない大きな天然ウナギが登場、かば焼きか白焼きかのチョイスまでできるのです。
この完璧なコースを〆るのが、トリュフご飯とお椀ですが、ご飯はお出汁にほんの少しバターとお醤油の風味が香り、その上にこれでもかというほどの量のトリュフを削ってくださいます。
その味は驚くほどバランスが良く、きのこの炊き込みご飯とはまた違う美味しさで、大黒しめじとカブにふっくらとした魚まで入ったお椀とともにいただくと、生きてて良かったと思うほど。
ご飯はペースに合わせ、人数分を小ぶりな土鍋で炊いてくださいますが、残るとおにぎりにして持たせてくれるという心遣いにも感激でした。
京都の老舗のようなかしこまった和食が、おいしい日本料理の代表のように思っていましたが、それだけではないことを学ぶことができました。
「はらまさ」さんのような、若く才能がある料理人さんに出会えて本当に良かったと思いました。
次は何を食べさせていただけるのでしょうか、そう思いながらお店をあとにしました。
ごちそうさまでした、またぜひ伺います。
2016/11/03 更新
数えきれないくらい伺っている「はらまさ」さんについては書くこともなさそうですが、毎回バージョンアップするので記録したくてサラっと口コミしてしまいます。
今回も素晴らしいラインナップで、フグに上品なジュレをかけたものや、大トロの衣が極薄のフライと銀杏はわさびと塩かおろしポン酢で、のどぐろや鯛のお刺身を肝醤油につけて好みで茗荷やねぎと共に海苔で巻く定番の「はらまさ」流のお刺身、たっぷりの松茸と脂ののったお魚(失念)のお椀、香ばしくすっぽんを焼いて焼き胡麻豆腐を添えたものなど、いつもながら思い出すだけでため息が出るようなお料理の数々に加え、定番のお料理のバージョンアップと目から鱗の驚きの逸品があったので、書き添えたいと思います。
「はらまさ」ファンをとりこにさせる別名痛風素麵とも呼ばれる、キャビアやからすみが和えてある温かい素麵に、なんとこの度白トリュフがトッピングされてしまいました。
その味たるや、とろける至極の逸品で、例えようがないほどです。
また、「はらまさ」と言えばトリュフご飯のあの土鍋ご飯も進化して、たっぷりのトリュフに選べるトッピングがたまご以外に、生ウニとイクラが登場!!
私は雲丹でいただいたのですが、最高すぎて泣けてくるほどでした。
そして、生きてて良かったにとさえ感じたのが、上海蟹ご飯。
もう、これがすご過ぎてすご過ぎて夢にまで出てくるほどでした。
上海蟹の甲羅の中に、上海蟹の身と子と味噌をまとったご飯が盛り付けてあるのですが、ご飯一粒一粒に染み込んだ濃厚な上海蟹の味に悶絶ものでした。
各季節を味わい、もう目新しいものはないかもしれないという思いを毎回裏切ってくれるこの店は、生涯離れられないのではないかと思うほどで、帰りには次はいつ来れるかと考えてしまいます。
素晴らしい名店に出会えた感謝で、お店を後にしました。
ごちそうさまでした、またすぐに伺います。