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ふらままのフラフラ気ままに食べあるき
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ふらまま (女性・北海道) 認証済
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1回
夜の点数:4.8
2019/10 訪問
食べ終えると知らない国を旅してきたような気分になる「HAJIME」は食を通じて地球との対話をする場でした
「HAJIME」を知ったのは関西へ向けて発つ9日前で、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で開店から1年5ヶ月というミシュラン史上“世界最短”で三ツ星を獲得したシェフの番組を観て、そのストイックさや食べることは希望という哲学的な思いに感銘を受け、調べてたどり着いたこの店のHPを見てみると美しいお料理のトップページにReservationの文字が!!私にとって人生で一番レストランにたくさんのお金を使うという予想もせずにのぞいてみると、予約希望日を3日選び申し込んでお店からの連絡を待つ方式だとわかり、その時点で行ける可能性がある日まで2週間を切っていたので全くのダメ元で私の伺える日を1日だけをチョイスし、メニューはスタンダードコースで42000円ペアリングワインは25000円と驚きながらも、いつも予約に苦労している者としては、こんなに迫った日程だから宝くじに当たるようなものだとポチリ。そして翌日その宝くじに当たってビックリ、予約していたちょっと高級なコートをキャンセルしてお店の指定の時間に伺いました(^^; 広々とした豪華な店内は私たちが最初で、早い時間にキャンセルでも出たのか、その場にいる奇跡にワクワクです(もちろん、その後に外国の方を2組含み席はいっぱいになりました)。お料理はテーマによって構成されていて、お品書きにはchikyu tono taiwa 2019地球との対話2019dialogue with the earthmori 森forest湖月seimei 生命life小さな生命iso 磯rocky coast海の森kawa 川river土に戻りそして生まれるchikyu 地球 planet earth自然への敬意、地球の循環、ミネラルの表現umi 海 sea満ちるつながりhakai to douka 破壊と同化destruction and assimilation食べるとはkibou 希望 《生命と大地の芽吹き》hope露大地空野花syukaku 収穫harvest飽き満ちるai 愛love地球に広がるとこれを見るだけではさっぱりわからないタイトルが書かれ、裏表紙にはその日使用する400種類以上の食材が記載されていました。全て書くことは出来ませんが、森を表現するのは珍しい茸を使った極上のコンソメスープで、川はサーモンが生のように見えるのに絶妙な火入れの逸品でまるで魚が川を泳いでいるように見える盛付けで、地球が米田シェフの代表的な一品でHPのトップにも写真が掲載されている、100種類以上の食材が使われる繊細で緻密な美くしく誰もが生涯忘れられなくなる素晴らしい一皿で、これを盛り付けている直径50cm以上はあるであろう大きな地球のお皿は特注品のオリジナルということです。魚介やお肉の種類も豊富でどれも作品と呼びたくなる美しさで季節とストーリーを楽しめるようになっていて、ペアリングワインも一捻りあり、パンも美しく美味しくバターも2種類、デザートも3種類ほどで本当に楽しめるものです。白トリュフを追加したこともありお会計は2名で189000円とブランドバッグが買えそうな金額で、その価値観は人によると思いますが、これだけの手間ひまと食材を集めるためには致し方ない金額であろうと思えることと、追求する人間には限界はないのかもしれないとさえ感じたこの時間は、これからの人生のモチベーションとなる気にすらなり、プロフェッショナルの番組でここの料理を食べてもう一度頑張ろうと思った方の気持ちがわかる気がしました。ごちそうさまでした、足繫くとはいきませんが人生の節目にまた伺いたい名店となりました。
2019/10/29 更新
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テイクアウト
家族・子供と
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女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
「HAJIME」を知ったのは関西へ向けて発つ9日前で、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で開店から1年5ヶ月というミシュラン史上“世界最短”で三ツ星を獲得したシェフの番組を観て、そのストイックさや食べることは希望という哲学的な思いに感銘を受け、調べてたどり着いたこの店のHPを見てみると美しいお料理のトップページにReservationの文字が!!
私にとって人生で一番レストランにたくさんのお金を使うという予想もせずにのぞいてみると、予約希望日を3日選び申し込んでお店からの連絡を待つ方式だとわかり、その時点で行ける可能性がある日まで2週間を切っていたので全くのダメ元で私の伺える日を1日だけをチョイスし、メニューはスタンダードコースで42000円ペアリングワインは25000円と驚きながらも、いつも予約に苦労している者としては、こんなに迫った日程だから宝くじに当たるようなものだとポチリ。
そして翌日その宝くじに当たってビックリ、予約していたちょっと高級なコートをキャンセルしてお店の指定の時間に伺いました(^^;
広々とした豪華な店内は私たちが最初で、早い時間にキャンセルでも出たのか、その場にいる奇跡にワクワクです(もちろん、その後に外国の方を2組含み席はいっぱいになりました)。
お料理はテーマによって構成されていて、お品書きには
chikyu tono taiwa 2019
地球との対話2019
dialogue with the earth
mori 森
forest
湖月
seimei 生命
life
小さな生命
iso 磯
rocky coast
海の森
kawa 川
river
土に戻りそして生まれる
chikyu 地球
planet earth
自然への敬意、地球の循環、ミネラルの表現
umi 海
sea
満ちる
つながり
hakai to douka 破壊と同化
destruction and assimilation
食べるとは
kibou 希望 《生命と大地の芽吹き》
hope
露
大地
空
野花
syukaku 収穫
harvest
飽き満ちる
ai 愛
love
地球に広がる
とこれを見るだけではさっぱりわからないタイトルが書かれ、裏表紙にはその日使用する400種類以上の食材が記載されていました。
全て書くことは出来ませんが、森を表現するのは珍しい茸を使った極上のコンソメスープで、川はサーモンが生のように見えるのに絶妙な火入れの逸品でまるで魚が川を泳いでいるように見える盛付けで、地球が米田シェフの代表的な一品でHPのトップにも写真が掲載されている、100種類以上の食材が使われる繊細で緻密な美くしく誰もが生涯忘れられなくなる素晴らしい一皿で、これを盛り付けている直径50cm以上はあるであろう大きな地球のお皿は特注品のオリジナルということです。
魚介やお肉の種類も豊富でどれも作品と呼びたくなる美しさで季節とストーリーを楽しめるようになっていて、ペアリングワインも一捻りあり、パンも美しく美味しくバターも2種類、デザートも3種類ほどで本当に楽しめるものです。
白トリュフを追加したこともありお会計は2名で189000円とブランドバッグが買えそうな金額で、その価値観は人によると思いますが、これだけの手間ひまと食材を集めるためには致し方ない金額であろうと思えることと、追求する人間には限界はないのかもしれないとさえ感じたこの時間は、これからの人生のモチベーションとなる気にすらなり、プロフェッショナルの番組でここの料理を食べてもう一度頑張ろうと思った方の気持ちがわかる気がしました。
ごちそうさまでした、足繫くとはいきませんが人生の節目にまた伺いたい名店となりました。