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1回
夜の点数：4.7
2021/11 訪問
夜の点数：4.7
大衆焼肉と名乗る「ホルモン酒場 風土」さんは価格は大衆ながらクオリティが超高級の私的No1焼肉店!!移転前よりさらにグレードアップした感動のお肉に出会えます(^^♪
2021/11/14 更新
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見た目にもオシャレで心躍る新店舗に移転した「大衆焼肉 ホルモン酒場 風土. 本店」さんは、思い出してもうっとりするほど美味しいお肉をいただける最高のお店で、本当に大切な友達や家族を連れて行きたくなるお店です。
乾杯にといただいたクラフトビールは食事に合うよに余市で作られたオリジナルで、風味は豊かながら出過ぎていない確かな美味しさで、その後にいただくお肉を受け入れる準備にふさわしいお味にニンマリ♡
はじめの一皿は「黒毛和牛のカルパッチョ」レアが苦手な私でもハマっちゃう美味しさで、契約養鶏場の濃い橙色の卵黄は箸を入れてもなかなか流れ出さないほどの濃厚さで、極薄のザブトンのクセが全くないのに旨みがある絶品肉にからみつき、ゴマやニンニク香る醤油ベースのたれと薬味がさらにその味を底上げして、味の相乗効果が口の中に広がります。
続いての「ミノテッサ」はその名の通りミノをフグのお刺身のようにお皿が透けて見えるほどの薄切りで、特製のポン酢で芽ネギと共にいただくとサッパリで食感が良く最高!!
ここからは卓上の炭焼きコンロでの焼肉、最初は風土さんと言えばこれという逸品「元祖カリトロホルモン」はホルモンの常識を覆す見事なサクッとした歯切れの良さに、サクッとした表面とフワッとした内側、トロッととろける旨みが唯一無二、どれだけ手間暇かけて下処理すればこんなホルモンが出来るのか、そしてそのハイクオリティなお肉をこんなお値段でいただけて良いのかという感謝で一杯になる究極のホルモンで、高品質な焼肉店でありながらホルモン酒場とうたう原点を感じるものです。
ここからはタンを3種類、贅沢に全て希少なタン元で「特製厚切り牛タン」は2cmはあろう分厚い肉の半分ほどまで1cm角くらいで細の目に切り目を入れ、持ち上げると花が咲くように開くような美しさは見た目のためならずで、切り目の面の柔らかさとフラットな面はサクッと歯切れよく、ジューシーな旨みと相まって未開の絶品。
そして同じタンを半分くらいの厚さにした「特製牛タン」は切り目を入れてない分うまみが中に閉じ込められていて抜群、食感の豊かさでは厚切り、肉の旨みではこちらという甲乙つけがたい逸品で、「昆布〆牛タン」のこれまた昆布の旨みととろみを含んだものも唸るような一皿だし、いずれにしても私の苦手なミルキーな風味は一切感じず、どれもタンってこんなに美味しい部位だったんだと感動させていただきました。
ここで初めにたのんだ「土鍋ご飯」が登場、通常の焼き肉店なら絶対に注文しないご飯、しかもこんな早いタイミングでと思うところながら、市場に流通してない契約農家の「ゆきさやか」という初の品種は、驚くほどの艶とそれに負けない旨みで、おかずなしでも充分に美味しいご飯に加えて、冷めてまた別の美味しさが際立つ初めてのもので、良いお米を最高の火加減とタイミングで、それを高さのある土鍋でしっかりと対流させて炊いた故の芸術品でした。
ここからは「黒毛和牛シャトーカルビ」はさすが牛1頭から1kgほどしか取れない希少部位、今まで高級鉄板焼き店で目が飛び出るほど高いステーキは何だったんだと思ってしまうほどの深い旨みは、選びぬいたお肉の食べごろを完璧に見極めた熟成と、最高の焼き加減によるものからくるのでしょうが、ふだんならお腹いっぱいで食べられないはずなのに箸が止まらない人生一番のお肉で、「黒毛和牛特選カルビ」もまた旨みの宝庫で、苦手な部位ながら自らだまされたと思って食べてみた「レバー」も美味しいつけだれをつけなくても美味しい人生一番で、「豚足のテリーヌ」はフレンチのお店が参りましたというんじゃないかというバランスで、アッサリの中にコクを感じ豊かな食感で味わい深い。
そろそろお腹の限界が近づき〆肉は「黒毛和牛焼きすき」、四角いお皿一杯に盛り付けられた極上薄切り肉をさっと炙り、最高の玉子とタレにからめると、またご飯に乗せたくなる無限ループ(^^;
最後の最後は冷麵でフィニッシュ、麺もスープも美味しいだけじゃなく、それだけで食べても美味しいミニトマトや、ゆで卵が味玉って素敵すぎるオンパレードでした。
レビューを書きながら思い出すだけでも幸せになる風土さん、お客様に美味しく食べてもらいたいとか、お客様に喜んでいただきたいという思いを深く感じるというか、その思いだけでトップの方からスタッフの方々までが食材やお客様に向き合っているように感じました。
今回は4名での会食でしたが、美味しいものを大人の会話をしながらいただくのは最高で、人数がいると食べられる種類も増えるし、ようやく戻ってきた飲食店に行ける状況とお誘いいただいた仲間、お店の皆さんへ感謝でいっぱいになりました。
ごちそうさまでした、必ず近いうちに（会員制の2階にも何とかコネクションをみつけて）伺いたいと思います。