2回
2021/05 訪問
ふんわり玉子サンドは、関西風出汁巻きの名品
ほどなく、正午になるころ、麻布十番3丁目の甘味処「天のや」へ。
裏道に面したシックなお店。
1927年、大阪長堀橋で創業。
2002年にここへ移転してきました。
夜の部のお好み焼き(!)で、昨年まで7年連続、ミシュランガイド「ビブグルマン和食部門」を受賞しています。
そちらは、「食」に関する「習わし」を、季節に反映して料理に込めているそうです。
テーブルと小上がりで全19席。
酢スタイル抜群で、愛想のよい若いキレイめ女子スタッフが、キビキビと動いてホール対応を一人でこなしています。
和風のインテリアに、琴の音のBGMが静かに流れます。
昼の部は、「ふんわり出汁巻き玉子サンド」1050円(税別)が有名なので、当然それをオーダー。
「ホットコーヒー」600円(税別)も付けました。
ほどなくして、ホットコーヒーから登場。
蓋つきの和風カップとは、これまた粋な演出。
石丸陶芸「林九郎窯」の有田焼ですね。
手にしっくりなじみ、お店の趣のある風情にマッチしています。
香り豊かなブレンド。
抑えめの苦みが、この後食べる甘い玉子サンドへの期待を高めてくれます。
続けて、「玉子サンド」がドカンとやってきました。
これが、また、何たるボリューム。
階段式ピラミッド状態ですね。
玉子を4~5ケは使っていますか。お見事です。
奥久慈卵の濃厚な旨味を生かし、枕崎のカツオ節と利尻コンブで摂った和風だしは、関西風。
それを出汁巻き玉子にして、自家製和ガラシを塗ったパンにはさんでいます。
出来立てほやほやの熱々。
手でつまもうとすると、玉子が嫌よ嫌よと、だし汁を溢れだし、震えて、蕩けて、零れ落ちそうです。
指先に全神経を集中して、壊さないようにそっと口に運びます。
口に含むと、淡雪のように溶けて流れて、口いっぱいの旨さの洪水。
ああああ、甘し、旨し。スペシャル、グレート、エクセレント。アイム ハッピ~~♪
素晴らしいです。
夢中で食べ続けて完食。
山のようにあったボリュームがあっという間に消えていきました。
実にオリジナルに満ち満ちた逸品。
ご馳走様でした。
COVID-19が去ったら、夜の部で訪問しましすから、それまで頑張ってね( ´∀` )/ぽん!
2021/05/06 更新
昼の部は、お好み焼きを出していないので、オーダーは、昼の名物「小倉トースト」1050円(税別)。
「紅茶」600円(税別)も付けました。
ほどなく登場。
今回は、ノリタケ製のティカップとソーサーですね。
さあ、頂きます。
あああ、心が震える。カ・イ・カ・ン。。
こんなに美味しい小倉トーストを食べたのは初めてです。
大納言ってこんなに美味しいアズキなんですね。
素晴らしかった。
何も言うことはありません。
甘し、旨し。ただそれだけだぁ~♪
そして・・・
「ふんわり出汁巻きの玉子サンド」1050円(税別)をオミヤでお持ち帰り。
自宅のバルコニーで冬の日差しを浴びながら頂きます。
ああああ、会いたかったよ。。
玉子を4~5ケは使っている、玉子サンド。
枕崎のカツオ節と利尻コンブで摂った関西の和風だしを使用。
玉子は、茨城県奥久慈市「ひたち農園の奥久慈卵/おくくじらん」。
この濃厚な味は、和風だしにベストマッチ。
それを出汁巻き玉子にして、自家製和ガラシを塗ったパンにはさんでいます。
手でつまむと、玉子焼きが「嫌よ、嫌よ」と、だし汁を吹き出し、震えて、蕩けて、零れ落ちます。
指先に全神経を集中して、壊さないようにそっと口に運びます。
旨味が、淡雪のように溶けて流れて、口いっぱいに広がる。。
甘し、辛し、旨し。
スペシャル、グレート、スーパーエクセレント。
アイム ハッピ~~♪
実にオリジナルに満ち満ちた逸品。
ご馳走様でした( ´∀` )/ぽん!