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夜の点数:4.3
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¥15,000~¥19,999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味4.3
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.5
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク4.5 ]
趣向を凝らしたつまみと、一体感抜群の握り
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2015/12/17 更新
2015年12月再訪
今回も堪能させていただきました。
定番の鯖の棒寿司に穴子の肝、小粒の牡蠣を炊いたものや、アンキモを奈良漬と和えたものなどが特に良かったですね。
握りは旨味たっぷりで香り豊かな車海老や、塩と柑橘で食べさせるはまぐりなどが印象的でした。
ただ、改めて一通り食べてみて、自分の好みのど真ん中ではないなと。
ところどころ、味付けがやや甘めに感じますし、炙り系のネタは少々焦げ臭さが気になりました。
また、今日のネタは全体的にそれほどでもという印象。
特に赤身のヅケがイマイチだったのが、とても残念でした。
小振りでゆるめな握りも少し好みから外れます。
もちろんつかんだ際に崩れるようなことはありませんが、個人的にはしっかり握られていてパラける握りが好きなので。
また、美味しいシャリだとは思いますが、もう少し酢が効いた方が好みです。
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2015年7月
20:30からの2回転目にお邪魔しました。
店内には馥郁たる酢の香りと、わずかに魚を炙ったような残り香りが感じられました。
時間も時間ですし、食欲をそそることこのうえないですね。
カウンターの向かいに立つ店主はかなりのイケメン。
落ち着いた雰囲気と柔和な声音が印象的です。
撮影禁止らしいので、写真はなし。
メモを取ろうかとも思いましたが、せっかくなので食事に全力投球したいと思い、止めておきました。
ですので、ところどころ、記憶があやふやです・・・。
つまみは一口サイズのものが次から次へと出てきます。
どれも趣向を凝らしたもので、次に何が出るのか待ち遠しくなりますね。
酒飲みにはとても楽しいひと時です。
清冽な甘さの白えびの昆布〆も美味しいですし、鰹のヅケも浸かり具合や和辛子のアクセントが最高。
鯖の棒寿司は昆布の香りにやや甘めに締めた鯖の風味、赤酢を使用したシャリが混然一体となっており絶品。
まるで焼肉でも食べたかのようなパンチの効いた味と香りの穴子の炙りも〇。
以前北海道の某有名店で食べた穴子の炙りは正直?でしたが、こちらは丁寧に骨切りされており美味。
甘辛く炊いた穴子の肝も全くイヤな風味がなく、まったりとした濃厚な味わいでとても美味しかったです。
赤むつの焼き物はホロホロに柔らかく、脂も上質でスーッと舌の上を流れていきます。
鰯の海苔巻も美味しいですね。素晴らしく香りの良い海苔。芽ねぎとごまがいいアクセント。
続いて握りです。
ネタは塩や酢で締めたり、ヅケにしたり、寝かせたりと、魚の旨味や香りを引き出す仕事がなされています。
赤酢を使用したシャリは固めの炊き加減で、ほとんど粘りがなくパラリとした仕上がり。
とても美味しいシャリです。
酢の使い方が巧みなのか非常に香り高い握りで、ネタとシャリの一体感が抜群でした。
ちょっと捨てシャリが目立ちましたが、私レベルの舌ではそれで味がどうこうということはなかったです。
どのネタも美味しかったですが、特に春子や赤うにがとても美味しかったです。
もちろん他のネタも良かったですよ。
酸味が感じられる鮪や、穴子や車海老も美味しかったです。
さて、不愛想などと言われることもある店主ですが、全くそんなことはなかったですよ。
確かにもっと料理についての説明があるといいなーとは思いましたが、質問すれば丁寧に答えてくれますし。
たぶん、客同士の会話を邪魔したくないというのと、性格的にシャイなだけなんでしょう。
他の客が帰った後話しかけてくださったのですが、結構気さくで笑顔の素敵な方でした。
いやはや、素晴らしい店でした。
この店のためだけに福岡へ来たくなる、そんなお店ですね。
どうもご馳走さまでした。