河内屋新右衛門さんが投稿したうなぎ 若松(滋賀/甲賀市その他)の口コミ詳細

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河内屋新右衛門の美味いもん紀行

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河内屋新右衛門 (60代前半・男性・大阪府)

この口コミは、河内屋新右衛門さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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うなぎ 若松甲賀市その他/うなぎ

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/09 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

減点出来ません

河内屋にございますぅ~

前日のビーフシチューで上あごを完全にやられ、翌朝もトーストを食べるのにひと苦労でした。
しかし!
この日は9月のまだ初っ端ではありますが、数少ない完全休日だったのです。
ビーフシチューリベンジに燃えます。いや、燃えたらさらに傷みが酷くなるので、静かに闘志を燃やします。あ、なんで燃やすねん!熱い!痛い!

そんなんで2,000軒目のお店をロックオンして出かけました。
目指すは信楽です。
いつもなら21号ですが、今日はなぜかアキさんの愛車「伊奈五郎」。これまで「いなごろう」とか「イナゴロウ」とか言ってましたが、正式に名称を「伊奈五郎」とします。よろしくお願いします。

燃費悪いのぉ~こいつ、とか悪態をつきながら163を走ります。ターボ車なので以前のムーキャンと比べたら和束のあのくねくねもわりと軽く走りはしますが、スライドドア車の泣き所はみな同じ。軽のくせに車重が重い。まぁ私の自重を落とせば良いだけなのかもしれませんがね。

目的地のレストランに到着!
臨時休業!
がぁ~~~~~~~~~~~ん
食材が不足しているので休業~~~~~~~~~

なぁ、なんでなん?
大阪から来てるのに・・・
せめて何かお知らせってでけへんのか、おい!

アキさんがぽつり「うなぎ、うなぎ食べよう」といいました。
「うなぎ・・・?信楽でうなぎ・・あ!」

そうです。
以前からそういえば「ここに鰻屋さんあんねんや」と看板だけ見て通り過ぎていたお店。もちろん307号線沿いではないのでお店の前を通り過ぎてるわけではありません。為念

307号線から集落に向かう細い道を進みます。突き当りの三差路を左折したらすぐです。
お店を通り過ぎてすぐ左手に駐車場があります。十分なスペースがあります。

なんか田舎の農家みたいな佇まいです。伺う前に電話を入れておきました。

ドアを開けるとゴールデンレトリバーのちゃっぴーが出迎えてくれます。
おとなしいです。まだ2歳だそうですが、ずいぶん大人な表情をしています。おそらく年輩のお客さんが多いから、2歳なのに大人の対応をおぼえたんだろうな。犬種として賢いからね。

愛想抜群の女将さんが部屋に案内してくれます。まぁ土間で靴脱いであがると広間なんですけどね。
到着時、先客はいません。

うな重は「特」「上」「並?」とあります。
それぞれ5,500円、4,500円、3,500円です。税込値段です。
「上」をお願いしました。
ここのところ鰻は外し気味なので、アキさんは「並」でも良いと言ってたのですが、「上」ふたつです。

しばらくしたら一組やってこられました。たぶんわたしたちより年上だと思います。
こちらのお客さんに対しても、とっても丁寧親切愛想良い。

お店の中を眺めます。
ええ雰囲気です。田舎の家って、広間はほんまに襖外せば馬鹿でかくなる。そんなイメージ通り。

さて、うな重「上」が到着です。
ふたを開けるととても良い香りがします。

ご飯はタレを混ぜ込んでいるご飯ではありません。
なんといっても「今日から新米です」ということでした。
好みでタレを自分でかけていきます。わたしはそのままで十分でした。

身が分厚いです。愛知県一色町産です。
最初のひと口から、これはとんでもなく美味しい!と思いました。
思いましたが、その次に上あごが痛みます。腹立つわぁ。
肝吸いはこのままでは飲めそうにないので少し冷やします。

と、このタイミングで鰻の白焼き(塩)が半身提供されました。サービスです。
驚きました。
梅肉か辛子味噌で食べるのだそうですが、これがまたむちゃくちゃ美味しいのです。梅肉が圧勝です。鱧じゃないのですが、梅肉圧勝。

感動しながらうな重食べます。
今度は女将さん、夜のお食事会に出すという巨大なサザエを見せてくれました。このサイズはお見掛けしないです。ここって、かなりマニアックなお店なんでしょうか。どういう計算でお料理だしてはるのかな。どれほどの儲けがあるんやろうか。

とにかく美味しい。これほどのうな重はなかなか食べられないです。
4,500円、安いです。

晩ご飯に利用したいと思うのですが、お酒飲みたくなるに決まっているので、ちょっと難しいかなぁ。信楽で泊まるにしても外れに近い集落(上朝宮です)やしなぁ。

食後、厨房の料理長(息子さん?いや、もっと若いなぁ)が挨拶してくださいました。白焼きのお礼を言うと「いまハマってるんです」と笑顔でひと言。ハマってるからサービスなん?大丈夫なのか?あるいはリピーターとなるべき客への先行投資?いやいや、それにしては元が取れん。

とにかく減点法で行けば減点するところがない。
仮に3.0という基準点からプラス査定していっても5.0を付けざるを得ない。

2,000軒目は信楽にある素晴らしい鰻屋さんでした。
ちなみに1,000軒目のレビューは7年前、アルプラザ京田辺にあるたこ焼き屋さんでした。
今回のキリ番レビューはちょっとこだわってみました。

2025/09/21 更新

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