2回
2022/02 訪問
最高のお料理と感動のペアリング+あたたかい接客
2022年初頭、またもやコロナのせいでまん延防止となり
飲食業界は厳しくなっておりましたがやっと解除になった
タイミングで偶然京都に行く用事ができました。
久しぶりの京都、せっかくなんで前々から行きたかった「みくり」さんへ
初訪問です。この日はまだ客足が戻っていないのか
カウンターで我々ともう1組さんのみでした。
こちらで先ず驚かされるのがお店の方のかわいいスタイル。
個性的な蝶ネクタイはマリメッコの生地で作っておられるとか。
これは絶対に女性受けするやーつ(笑)
先ずはシャンパン
「ミッシェル・アルノー・エ・フィス グラン・クリュ」
ええっ?これってピノ・ノワール100%なんですね!
目の前でやさしく解説してくれるおじさんが
オーナーソムリエの西別當さんですね。
事前に調べてた感じではなかなかの大物なので怖かったらどうしようとか
思ってたのは完全に杞憂。
超いい人でこっちがワイン好きだと分かると
本当にやさしくいろいろ教えてくれるんですよね。
最初の料理は蟹のとろみをつけたスープやからね。
これと合わせるとかもう最高やないですか。
次に河豚なんですけどワインはLes Cabotines 2019
シュナンブランを発酵・熟成させたナチュールですね。
めちゃひねってきはるわ~さすがです。
この後、先付、椀物、お刺身、揚げ物と続きます。
イケメンシェフはソムリエの息子かと思ったら全然他人らしいけど
繰り出されるお料理が綺麗で全部すごく美味しい‥こういうの好き。
そしてソムリエが全てにしっかりと考えてペアリングしてくれるので
満足度が段違いだと思うんですよ。
個人的にはJ. Christopher Pinot Noir Lumiere 2017がすごく好みだった。
俗に言う「オレゴンのピノ」だけど自分が好きなワインってのは
こういう味なんだと再認識させられたなあ、と。
この後にお肉、ワインはシャトー・デギュイユ2012
メルロ80%、カベルネ・フラン20%かあ、なるほど。
そこまでワインに詳しいわけではないけど美味しいってのは分かる!
ペアリングのおかげで満腹中枢は破壊されていながらも
かなり満腹になったんですけど、最後の大根とサバのごはんが
めちゃくちゃ美味しそう、、食べきれない分はおにぎりにしてもらいます。
名物と思わしきカレーも少量いただきました。
最後にデザートをいただいて終了。
こんな素晴らしいお店があるなんて‥
京都がまた好きになりました。
また是非お伺いさせていただきます。
ごちそうさまでした!
2022/04/26 更新
2年ぶり2回目の訪問。
シェフが変わったのは知っていたが相変わらず最高であった。
お料理もいいけど、やっぱりお料理との相性を匠の技で考え抜かれた
西別當さんのペアリングが秀逸‥いやあ大満足でした。