ばなおさんが投稿したヴィラ・デル・ソル(静岡/熱海)の口コミ詳細

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ばなお (50代後半・男性・東京都) 認証済

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掲載保留ヴィラ・デル・ソル熱海/フレンチ、オーベルジュ

7

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.7

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
7回目

2019/03 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-

ありがとうVilla Del Sol(* ̄∇ ̄)ノ

登録有形文化財に指定された海のオーベルジュVILLA DEL SOL。

明治32年、紀州徳川家15代藩主「徳川頼倫」公が麻布飯倉の地に日本発の西洋式図書館を設立。
関東大震災、紀州徳川家の財政難など苦難の道を乗り越えて、旧図書館の一部が現在の熱海に移築され、レストラン兼宿泊施設のロビーとして使用され続けている。


今回は、来年度より休館が決定したVilla Del Solへ最後の訪問。


毎日が忙しく、寂しさなど感じている暇も無いまま、Villa Del Solの最後の訪問日を迎えることになった。


チェックインの後は、音楽を聴きながらうたた寝したり、温泉に浸かったり、久しぶりに快晴の相模湾や初島を眺めたり・・・


ふと気がついたら夜6時過ぎ。
南葵文庫1階のサロンで寛いだ後、2階のレストランへの階段を登っていく。


綺麗な接客の女性に、いつもの奥の窓際席に案内された。


    Menu

 Le mardi 12 mars 2019


 甲殻類のコンソメと紫雲丹

 伊勢海老とカラスミ 緑胡椒

 毛蟹のリゾット

 鮑と蛤の海水蒸し
 筍と木の芽

 磯魚の裏ごしスープ

 鰆のスモークと菜の花


 グアバのフラッペ
 苺とチンザノ

 ヘーゼルナッツのミルフィーユ

 カフェとミニャルディ-ズ



⚫️甲殻類のコンソメと紫雲丹
 海老や蟹などの甲殻類の旨味が凝縮されたジュレに、紫雲丹やホタテなどが折り重なる、舌触りも滑らかな逸品。

⚫️伊勢海老とカラスミ 緑胡椒
 カルパッチョ仕立ての伊勢海老に、カラスミ、緑胡椒のアクセントを添えていただく。

⚫️毛蟹のリゾット
 濃縮された毛蟹の旨味がリゾットに染み出した逸品。パルミジャーノチーズとの相性も良く、美味しくいただいた。

⚫️鮑と蛤の海水蒸し
 鮑とその肝、蛤のエキスがじんわりと染みだした海水スープで、添えられた旬の筍と木の芽をいただいた。
 

⚫️磯魚の裏ごしスープ
 何種類もの磯魚を丁寧に裏ごししたスープは絶品。スプーンで掬って持ち上げると、チーズがトロ~(* ̄∇ ̄)ノ

⚫️鰆のスモークと菜の花
 鰆の表面を火入れし、鰆を低温でスモークした逸品。菜の花をあわせていただけば、春の訪れを感じる。


⚫️グアバのフラッペ
 口直しにグアバのソルベ。
チンザノ酒で甘く円やかに仕上げた苺とマンゴーがソルベと良く合う。

⚫️ヘーゼルナッツのミルフィーユ
 ミルフィーユにはチョコレート、中身はヘーゼルナッツをペースト状に練り上げた、サクサクの逸品。もう昇天しそう~(* ̄∇ ̄)ノ


最後の訪問に相応しく、旧蓬莱旅館の女将が挨拶に来てくれたり、金野シェフと話をしたり写真撮影をしたり、挙げ句の果てにレストランのグランドピアノを弾かせていただいたり・・・
嗚呼、こんなことなら、もう少しピアノの練習しておくんだったorz


何、どさくさに紛れて、綺麗な接客の女性とツーショットの写真撮ってる奴は誰かって?
ほっといてくれ~(-_-メ)

  • レストラン南葵文庫は登録有形文化財に指定されています。

  • テーブルセット。カトラリーはフランス製クリストフルです。

  • シャンパン

  • 今宵のアミューズは、サクサクのパイ包み焼きでした。

  • 甲殻類のコンソメと紫雲丹。甲殻類の旨味が凝縮されたコンソメジュレに、紫雲丹やホタテが層をなす逸品です。

  • 葉巻のバゲット

  • 伊勢海老とカラスミ。カルパッチョ仕立ての伊勢海老をカラスミとワカメ、緑胡椒を添えていただきます。

  • 毛蟹のリゾット

  • ライ麦パン

  • 鮑と蛤の海水蒸し

  • バゲット

  • 窓に映るレストラン南葵文庫

  • 磯魚の裏ごしスープ

  • 鰆のスモークの蓋オープン(* ̄∇ ̄)ノ

  • 鰆のスモークと菜の花

  • グワバのフラッペ 苺のチンザノ

  • ヘーゼルナッツのミルフィーユ。金野シェフと私の両方の誕生日を祝って、蝋燭の火を消しました。

  • 金野シェフと数日違いの誕生祝

  • ミニャルディーズ

  • チェックインのウェルカムドリンクは、苺のスパークリング。

  • 金野シェフ!ありがとう(* ̄∇ ̄)ノ

  • 南葵文庫よ永久に!

  • どさくさに紛れて、綺麗な接客の女性とツーショット(笑)

  • 別れの朝は快晴でした。

  • レストラン南葵文庫での最後の朝食

  • サラダが彩り鮮やかです。

2019/03/13 更新

6回目

2018/12 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-

歴史ある洋館にて相模湾の魚介フレンチを堪能~(* ̄∇ ̄)ノ

登録有形文化財に指定された海のオーベルジュVILLA DEL SOL。

明治32年、紀州徳川家15代藩主「徳川頼倫」公が麻布飯倉の地に日本発の西洋式図書館を設立。
関東大震災、紀州徳川家の財政難など苦難の道を乗り越えて、旧図書館の一部が現在の熱海に移築され、レストラン兼宿泊施設のロビーとして使用され続けている。


今回は、改築のため休館するとの情報を入手し、事実確認を兼ねて、仕事の合間に訪問。


振り返れば、秋の引っ越しで披露が溜まっていたが休暇も取れず、ようやくたどり着いた温泉グルメ休暇となった。


南葵文庫の入口にはリース、一階サロンは大きなクリスマスツリーと、クリスマスの装い。
暖炉にも薪が用意されていたが、先日のうだるような暑さで出番無しorz


サロンでウェルカムドリンクをいただいた後、記念撮影までしていただいた。


部屋に案内された後は、温泉で汗を流し、部屋で音楽を聴きながらうとうと・・・


気が付いたら、ディナーを予約した午後7時に近づいていた。


南葵文庫の1階のサロンでしばし佇んだ後、2階のレストラン南葵文庫への階段を昇ってゆく。


窓から海が見渡せるレストランなのだが、12月の日没は早く、窓の外は闇。時折、船の灯りと海岸道路を通行する車のライトが仄かに光る。


先ずはシャンパンで喉を潤す。


⚫️帆立とキャビア

絶妙な火入れの帆立貝にキャビアと雲丹。帆立貝の甘味とキャビアの仄かな酸味って良く合うんだね。シャンパンとも相性抜群!


⚫️伊勢海老のコンソメジュレ

絶妙な火入した伊勢海老の身に、伊勢海老の風味を閉じ込めたコンソメジュレ。生クリーム仕立てのアボカド。米のパスタは柑橘系の酸味を帯びていて、伊勢海老の旨味を引き立てる。


⚫️鮑 岩海苔

蒸し鮑に岩海苔ソースを添えていただく。こちらの料理が今宵のMVP(* ̄∇ ̄)ノ
鳥羽のフレンチ、シーホースでいただいた鮑はコッテリ系のソースで胃が重くなったが、こちらの料理は胃にも負担がかからず美味しくいただけた。残った鮑の肝と岩海苔はバゲットにつけていただけば、また異なる美味しさ!


⚫️磯魚のスープ

金野シェフの定番料理。鯛などの何種類もの魚の旨味溢れる出汁にグリュエルチーズ。スプーンで持ち上げるとチーズがトロ~(* ̄∇ ̄)ノ
あまりに美味しくて、お代わりしてしまった。


⚫️イトヨリ鯛のポワレ

料理の最後はイトヨリのポワレ。
外がカリッとして中身がジューシーな食感。そして、ソースは牛を赤ワインで煮込んだブルギニヨンソース。付け合わせのホウレン草の下に牛肉が(笑)


料理が終わるとデザート。


⚫️アイスクリーム

ココナッツのアイスクリームに苺とグアバ。口直しで次なるスイーツを迎える。


⚫️和栗のパイ包み焼き

和栗の入ったパイ包み焼きに、サクッとライオールのナイフを入れサクサクのパイ生地の食感と栗の甘味を楽しむ。


最後は和紅茶とミニャルディズ。


レストラン南葵文庫は不思議な空間で、食後にシェフと話をしていたら、夜10時を回っていた。


素晴らしきディナータイムに夢心地~♪


何、迷惑だからディナーの開始時間を早めたらどうかって?
ほっといてくれ~(-_-メ)

  • レストラン南葵文庫は有形文化財に登録されています。

  • テーブルセット

  • シャンパンで喉を潤します。

  • ホタテ貝にキャビアと雲丹を添えて。シャンパンに良く合います。

  • 伊勢海老とアボカド。コンソメジュレに伊勢海老の風味が閉じ込められ、クリーム仕立てのアボカドとともに美味しくいただきました。

  • 今宵の一品は鮑の岩海苔ソース添え。蒸し鮑と岩海苔ソースのマリアージュが絶妙(* ̄∇ ̄)ノ

  • 金野シェフ定番「磯魚のスープ」。何種類もの魚が入っているそうです。

  • 磯魚のスープの中にチーズがトロ~(* ̄∇ ̄)ノ

  • イトヨリのポワレ。何と、赤ワインの牛煮込みソース添え!人参とホウレン草が添えられています。

  • 磯魚のスープ、お代わり(* ̄∇ ̄)ノ

  • デザートの一品目はココナッツのアイスクリームの苺とグアバ添え。口直しのタイミングで提供されました。

  • 和栗のパイ包み焼き。サクサクのパイ包みをライオールナイフで切断し、和栗とともに味わいます。

  • 和紅茶

  • お茶菓子

  • レストラン南葵文庫への階段を昇る、感動の一瞬です。

  • レセプション

  • 南葵文庫一階のサロン

  • サロンはクリスマスの装い

  • 客室

  • ウェルカムドリンクは苺のスパークリング。爽やかな喉ごしで疲れが癒されます。

  • サロンのクリスマスツリー

  • 今年度末で休館するVilla Del Solを惜しんで記念撮影(><*)ノ~~~~~

  • 朝食はディナーの部屋の隣で

  • 彩野菜はシェフ自ら収穫するそうです。

  • クリスマスの装い

  • 木々に覆われた南葵文庫

  • 門扉も図書館時代のもの

  • ありがとうございました(* ̄∇ ̄)ノ

2018/12/12 更新

5回目

2018/04 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-

歴史ある洋館にて相模湾の魚介フレンチを堪能(* ̄∇ ̄)ノ

登録有形文化財に指定された海のオーベルジュVILLA DEL SOL。

明治32年、紀州徳川家15代藩主「徳川頼倫」公が麻布飯倉の地に日本発の西洋式図書館を設立。
関東大震災、紀州徳川家の財政難など苦難の道を乗り越えて、旧図書館の一部が現在の熱海に移築され、レストラン兼宿泊施設のロビーとして使用され続けている。


会社の仕事を早めに切り上げ、ダッシュε=ε=┏(・_・)┛


品川駅から新幹線で熱海へ。タクシーでVilla Del Solまで僅か一時間!


チェックインの後は、海を臨む温泉を独り占め!


あたりが闇に包まれた頃、南葵文庫1階のサロンへ。往時の雰囲気を味わいながらマッタリ・・・


ディナーを予約した午後7時になったので、2階のレストランへの階段を登って行く。


海を見渡す窓際の一番奥の席へ。
窓の外は既に闇。4月下旬の日の入りはまだ早い。


    Menu

 Le mardi 24 avril 2018


 鮑と蛍烏賊
 アンチョビーのサラダ

 伊勢海老のコニャック風味

 蛤と筍

 魚の裏ごしスープ

 石鯛とアスパラガス
 岩海苔のソース


 柑橘類と紅茶のスープ

 レモンのオペラ

 カフェとミニャルディ-ズ



旬の野菜が魚介を引き立たせた料理を美味しくいただいた。


先付はオリーブ、と思いきや、雲丹と海水のジュレをサービスしていただいた。懐石料理風の演出にワクワク!


鮑と蛍烏賊は、契約農園で育ったというイタリア野菜の苦味が、鮑や蛍烏賊の旨味、アンチョビーオイルと見事に融合!春を感じる逸品だ。


伊勢海老のコニャック風味は、伊勢海老の風味を独特な方法でクリームに閉じ込め、プリプリの身と共に。最後はパンで伊勢海老風味のクリームを拭っていただけば夢心地~♪


そして、春の代表格は蛤と筍。シェフ自ら伊豆山で掘ってきた筍に蛤のエキスのスープ。まさに今だけしか味わえない逸品!


それから、魚の裏ごしスープ。
魚の旨味が凝縮されたスープにチーズが仄かなアクセントを添える。


石鯛とアスパラガス。
石鯛の身と皮。添えられた野菜はグリーンとホワイトアスパラガス、ルッコラの花。野菜の苦味が石鯛の素材も引き立てる。春ならではの食材に最後まで舌鼓。


さて、デザート。


一品目は、柑橘類と紅茶のスープ。酸味溢れるオレンジ系、レモン系の果物にパッションフルーツの種で爽やかな味わい。口直しにぴったりだ。


そして二品目はレモンのオペラ。
しっとりしたケーキに挟まれた生クリーム。そして表面の綺麗なレモン色の層が酸味でオペラの重さを引き締める。


今回は一時間半でデザートまで食べ終わるという、私にしてはハイペースなディナーであったが、金野シェフと話していたら、結局、22時前になってしまった。


愉しく美味しい時間は、いつも、あっと言う間に過ぎる。


何、シェフとダイエットの方法について語り合ってたのかって?
ほっといてくれ~(-_-メ)


  • レストラン南葵文庫は有形登録文化財に指定されています。

  • シャンパンで喉を潤す幸せ!

  • 先付のオリーブに雲丹と海水のジュレをサービスしていただきました。

  • 鮑と蛍烏賊 アンチョビーのサラダ。契約農園で育ったイタリア産の野菜の苦味が鮑や蛍烏賊と良く合います。

  • スモールバゲット

  • 伊勢海老のコニャック風味。独特の方法で伊勢海老の風味を閉じ込めたクリームでプリプリの伊勢海老の身を堪能します。

  • 蛤と筍。シェフ自ら伊豆山で掘ってきた筍にプリプリの蛤とそのエキスのスープ。春を感じる逸品です。

  • 魚の裏ごしスープ。魚の旨味を存分に凝縮したスープにチーズが仄かなアクセントを添えます。

  • ライ麦と胡麻のパン。香ばしい胡麻の風味が美味しくて、3つも食べてしまいました(笑)

  • 石鯛とアスパラガス 岩海苔のソース。ホワイトアスパラとルッコラの花の仄かな苦味が石鯛にアクセントを添えます。

  • 柑橘類と紅茶のスープ。パッションフルーツの種の酸味も感じる、口直しに良い爽やかな一品です。

  • レモンのオペラ。しっとりした生クリームのケーキですが、表層のレモンの酸味が食感を軽く感じる一品です。

  • 和紅茶

  • お茶菓子

  • テーブルセット

  • レストラン南葵文庫への階段を昇る、感動の一瞬!

  • 南葵文庫一階のサロンでディナーを待ちます。

  • アンティークが設えられたサロン

  • 天井のシャンデリアも素敵です。

  • チェックインのウェルカムドリンク。イチゴのスパークリング(ノンアルコール)でした。

  • 朝食の野菜サラダ。契約農園で収穫した彩野菜が綺麗に盛付けられています。

2018/04/26 更新

4回目

2017/11 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-

歴史ある洋館にて相模湾の魚介フレンチを堪能(* ̄∇ ̄)ノ

登録有形文化財に指定された海のオーベルジュVILLA DEL SOL。

明治32年、紀州徳川家15代藩主「徳川頼倫」公が麻布飯倉の地に日本発の西洋式図書館を設立。
関東大震災、紀州徳川家の財政難など苦難の道を乗り越えて、旧図書館の一部が現在の熱海に移築され、レストラン兼宿泊施設のロビーとして使用され続けている。


会社の仕事を早々に終わらせ、品川駅から新幹線で熱海へ。タクシーでVilla Del Solへ向かえば、僅か一時間で到着!


海に面した温泉で汗を流せば、瞬く間にディナーを予約した午後7時。南葵文庫1階のサロンでしばし佇む。
そして、2階のレストランへの階段を登って行く。


海を見渡す窓際の一番奥の席へ。
11月は日が落ちるのが早い。
窓の外は闇に時折、波飛沫の音が響く。


    Menu

 Le mardi 14 novembre 2017


 伊勢海老のコンソメジュレ
 カリフラワーのクリーム、紫雲丹

 鰆の軽いスモーク
 温かい蕎麦粉のクレープ仕立て

 唐墨,帆立貝,根菜類のカルパッチョ
 ほおずきのオイルとハーブの香りで

 真鯛の白子とアンズ茸のムニエル
 マーシュとブルーチーズのソース

 ブイヤベース

 甘鯛と松茸のグリエ

 黒無花果とグアバ
 ココナッツのクレームグラッセ

 和栗のヴァシュラン仕立て
 コニャック風味のキャラメルソース

 カフェとミニャルディ-ズ



甲殻類を脇役に、旬の魚介を引き立たせた料理を美味しくいただいた。


伊勢海老のコンソメジュレは、カリフラワーのクリームと紫雲丹との絶妙なマリアージュ。伊勢海老の旨味がもう少し強ければ尚、喜ばしい。


鰆の燻製の香りが素晴らしい蕎麦粉のクレープは、チーズも入って、キャビアとの相性も良い。


根菜類のカルパッチョは、唐墨や帆立貝、ハーブ類をあしらった、口休めに良い一品半。大根のカラフルな色合いも美しい。


そして、ブルーチーズソースで味付けされた真鯛の白子。濃厚な味わいはバゲットと良く合う。


それから、ブイヤベース。
本日は蟹入りの絶妙な味わい。
バゲットを食べながら口をリセットし、再びこの黄金のスープを味わう。


料理のフィナーレは、真鯛の鱗焼き。
カリカリの鱗と火を入れすぎないジューシーな身。添えられたハーブ類も素材を引き立てる。


さて、デザート。


一品目は、ココナッツのクリームグラッセ。黒無花果、グアバの酸味とも良く合う。


そして二品目は和栗のヴァシュラン。
大きな渋皮を纏った栗を下で支えるのは、メレンゲなど使わず、クリームとしっとりしたケーキ。砂糖など殆ど使わず、クリームの自然で上品な甘味。そして渋皮を纏った栗の素朴な美味しさ。


チェックインの際にお勧めいただいた梅酒の飲み比べ(21時~)、ご当地楽(21時半~22時)にも参加せず、今回も金野シェフ達と話していたら22時を過ぎていた。


愉しく美味しい時間は、いつも、あっと言う間に過ぎる。


何、沢山ご馳走食べたら、翌日はダイエットで熱海中を歩き回るのかって?
ほっといてくれ~(-_-メ)


  • レストランは南葵文庫の2階にあります。

  • 伊勢海老のコンソメジュレと紫雲丹

  • 鰆の軽い燻製と蕎麦粉のクレープ

  • 根菜類のカルパッチョ

  • 真鯛の白子とアンズ茸のムニエル

  • ブイヤベース

  • 甘鯛の鱗焼き

  • シャンパン

  • 甘鯛の鱗焼きにあわせて、シャルドネ種のキリッとしたワインをいただきました。

  • ココナッツのクレームグラッセ

  • 和栗のヴァシュラン

  • 和紅茶

  • ミニャルディズ

  • レストラン南葵文庫

  • 南葵文庫1階のサロン

  • 朝食のサラダ。野菜本来の辛み、苦味、甘味を強く感じます。

  • 朝のレストラン南葵文庫

  • 海の彼方に初島を臨む

2017/11/16 更新

3回目

2017/06 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-

歴史ある洋館にて相模湾の魚介フレンチを堪能(* ̄∇ ̄)ノ

登録有形文化財に指定された海のオーベルジュVILLA DEL SOL。

明治32年、紀州徳川家15代藩主「徳川頼倫」公が麻布飯倉の地に日本発の西洋式図書館を設立。
関東大震災、紀州徳川家の財政難など苦難の道を乗り越えて、旧図書館の一部が現在の熱海に移築され、レストラン兼宿泊施設のロビーとして使用され続けている。


熱海駅から徒歩でと思いきや、雲行きが怪しくなってきたのでタクシーで。感じの良い若い男性が迎えてくれた。


ウェルカムドリンクでスパークリングワインをいただきチェックイン。


海を一望する露天の温泉へ向かう途中の石段で小さな蟹と遭遇。夏だなぁ~


温泉で汗を流した後は、部屋で夕方までうたた寝(__)..zzZZ


ディナーを予約した夜7時、南葵文庫2階のレストランへの階段を上ってゆく。
海を見渡す窓際の一番奥の席に案内された。


    Menu

 Le mercredi 7 juin 2017


 石カレイと海藻オイル

 ムール貝のベニエ

 伊勢海老のアヒージョ

 スープドポアッソン

 イサキの黒オリーブソース

 メロンとペルノ酒のフラッペ

 バナナケーキ

 カフェとミニャルディ-ズ



石カレイはマリネ仕立て。薫製にされた石カレイの卵が添えられ、マリネと薫製卵の仄かな塩味が絶妙な味わいを醸し出す。
マリネの上に添えられた一枚の葉はオイスターリーフ。名前だけだろぅ何て思いながら食べてみると、本当に牡蠣の味がする驚きの葉っぱだ!


ムール貝のベニエは、ビールを原料にしたフワフワな生地で熱々のムール貝を閉じ込めた逸品。
添えられているのはジロール茸、そして何故かバナナ(笑)


伊勢海老アヒージョは、伊勢海老の風味が出るように軽くグリルしたあと、バターで低温で蒸したコンフィ。伊勢海老の風味に惚れて殻まで齧り付きたい衝動に駆られた!
添えられた焼いたヘーゼルナッツとの相性も抜群!
皿に残ったバターは伊勢海老の旨味が溶けており、バゲットで拭いて美味しくいただいた。


そしてスープドポアッソン。
本日は相模湾で獲れたイサキなどの魚を骨の髄まで入れ込んだスープ。チーズも入って絶妙な味わいが楽しめる。


そして、本日のメインディッシュはイサキの黒オリーブソース。
カリカリの皮にジューシーな身。
黒オリーブソースの他、ラタトゥユとイサキの卵の薫製も添えられた逸品。


さて、デザート。
一品目は、メロンとペルノ酒のフラッペ。軽やかな味わいのソルベの下にメロンが潜む、口直しの一品。


そしてフィナーレを飾るに相応しい二品目は、バナナケーキ(笑)
シットリした濃厚なバナナケーキは、チョコレートやバニラが入っているそうだ。本来、シットリした濃厚なケーキは得意としない私だが、このケーキは格別!
私のスイーツの好みを根本から覆す一皿に感服!
別の皿で供されたアイスクリームとの相性も良く美味しくいただいた。


4年前は魚介の素材そのものの味わいを引き出す料理を探究していた金野シェフ。
最近は、多くの宿泊客の声に押されて、新たなる料理への挑戦が始まったようだ。
これからも一期一会の料理から目が離せない!


何、バナナの料理はお前のリクエストかって?
ほっといてくれ~(-_-メ)

  • レストラン南葵文庫は明治時代の洋館の落ち着いた佇まい

  • 日の入り前の青く染まるひとときにシャンパンで乾杯!

  • オリーブとバター

  • 石カレイと海藻オイル

  • スモールバゲット。硬いクラストの食感が好評です。

  • ムール貝のベニエ

  • 伊勢海老のアヒージョは、伊勢海老軽くグリルした後、バターを投入して低温で煮たコンフィ。伊勢海老の旨みがバターに溶けた逸品です。

  • 伊勢海老の旨みの溶けたバターは、こちらのパンで拭いていただけば二度美味しい(*^^)v

  • 外は闇。窓に映るレストランもシックです。

  • スープドポアッソン

  • ノンアルコールドリンクをサービスしていただきました。

  • イサキの黒オリーブソース

  • メロンとペルノ酒のフラッペ

  • バナナケーキ

  • 和紅茶

  • ミニャルディ-ズ

  • ディナーのテーブルセット

  • チェックインのウェルカムドリンク。ノンアルコールドリンクもあります。

  • 本日の朝食はテラスを望む特等席(*^^)v

  • 屋根の下にアラビア文字を発見!

  • チェックアウトに別れのエスプレッソ

2017/06/24 更新

2回目

2017/01 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-

歴史ある洋館にて静岡産魚介のフレンチを堪能(* ̄∇ ̄)ノ

登録有形文化財に指定された海のオーベルジュVILLA DEL SOL。

明治32年、紀州徳川家15代藩主「徳川頼倫」公が麻布飯倉の地に日本発の西洋式図書館を設立。
関東大震災、紀州徳川家の財政難など苦難の道を乗り越えて、旧図書館の一部が現在の熱海に移築され、レストラン兼宿泊施設のロビーとして使用され続けている。


今年度からの新しい仕事に疲労困憊する中、強引に休暇を取って4カ月ぶりの訪問。
といっても、会社からの直行直帰。
山手線、新幹線、タクシーを乗りついで1時間少々。夢の世界にワープ(* ̄∇ ̄)ノ


趣ある洋館のラウンジで、ウェルカムドリンクのスパークリングワインとツマミをいただきながら、接客の女性に丁寧に案内を受ける。
僅か4ヶ月の間に、温泉や朝食の時間が延長されたり、貸出用DVDが事情により廃止されたりと、短期間で慌ただしく変化があったそうだ。温泉は24時まで、朝食は9時30分LOとなり、夜型人間には有り難い運用変更だ。


部屋に案内していただいた後、一風呂浴びて、海を一望出来る休憩所「青海テラス」へ。
炬燵に入りながら梅酒を飲んだり、和菓子や蜜柑を焼いて食べたり出来るコーナーが夕方限定で設けられていた。
寒い中、若い女性が二人接客を担当していた。
彼女たちに焼いた和菓子や蜜柑、色々な種類の梅酒をいただき、炬燵で寛ぎながらしばし日暮れの海を眺める・・・


心地よい湯上りタイムは瞬く間に過ぎ、辺りは闇に包まれ、ディナーの時間になった。
南葵文庫2階のレストランへの階段を上って行く。


      Menu

 Le mercredi 25 janvier 2017


 アイオリ

 白子のクラフティと白トリュフ

 大蛤のグリル

 朝日蟹のブイヤベース

 鰆の燻製とポテトのエクラゼ 海藻バター

 オレンジのフラッペ コニャック風味

 紅玉のショーソン

 カフェとミニャルディ-ズ



アイオリは、生ニンニクのパンチが効いたマヨネーズ的ソース。
丁寧な仕上げでニンニク臭は無い。彩野菜や蛸、海老などの具材との取合せも良い。


続いて白子のクラフティ
真鱈の白子をオリーブオイル等で丁寧に仕上げた逸品。
白トリュフも沢山。


三品目は、此方の名物、大蛤のグリル
蝶番を予め割って貝の旨味を閉じ込めながら、ギリギリのタイミングまでグリルした蛤は、思い出すだけでヨダレが~(笑)


そして、朝日蟹のブイヤベース
近海で取れる朝日蟹をフレッシュな状態で提供。
ブイヤベースは、何種類もの魚介の出汁だが、以前いただいたものとは異なる味わいで、スパイスを感じる。


料理の最後は鰆の燻製
皿の上の大きな銀の覆いを取り去ると、燻製の桜チップの良い香り。
鰆の身はジューシーさを感じる。
付合せのポテトや海藻バターのソースとの相性も良く、美味しく頂いた。


口直しはオレンジのフラッペ
今回の料理は、以前の魚介ストレート系から一歩、標準的な重さに近づいたものであったので、こういう口直しは嬉しい。


デザートは紅玉のショーソン
パリパリのパイ生地で包まれた熱々の紅玉林檎。
別皿で供されたアイスクリームと合わせていただいくとより一層美味しい。


和紅茶をいただきながらシェフと話をして、気がつくと3時間が経過していた。
本当にこのレストラン南葵文庫は時間を感じさせない不思議な空間だ。


直前まで、仕事の都合でキャンセルになるかも知れず不安であったが、無事、再訪出来て良かった。
仕事疲れで精神的にも参っていたが、すっかり回復出来た。


何、次回は仕事の成果をあげてから再訪しろって?
ほっといてくれ~(-_-メ)

  • レストラン南葵文庫

  • 設え

  • オリーブ

  • シャンパン

  • ミニバゲット

  • アイオリ

  • 白子のクラフティと白トリュフ

  • 大蛤のグリル

  • 大蛤Open(*^^)v

  • 朝日蟹のブイヤベース

  • 鰆の燻製とポテトのエクラゼ 海藻バター

  • オレンジのフラッペ コニャック風味

  • 紅玉のショーソン

  • ミニャルディ-ズ

  • 和紅茶

  • 南葵文庫1階ロビーでのウェルカムドリンク

2017/01/27 更新

1回目

2016/09 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-

歴史ある洋館にて静岡産魚介のフレンチを愉しむ(^^♪

国の登録有形文化財に指定された海のオーベルジュVILLA DEL SOL。

明治32年、紀州徳川家15代藩主「徳川頼倫」公が麻布飯倉の地に日本発の西洋式図書館を設立。
関東大震災、紀州徳川家の財政難など苦難の道を乗り越えて、旧図書館の一部が現在の熱海に移築され、レストラン兼宿泊施設のロビーとして使用され続けている。


今回は、後れ馳せながら、自分への50歳の誕生日プレゼントで訪問。温泉やディナーは勿論のこと、熱海のご当地楽として芸妓の舞や投扇興も楽しんだ。


14時過ぎに南葵文庫に到着し、チェックインの手続きをしていると、何と金野シェフがお出迎え。ひとしきり話した後は部屋へ。一風呂浴びて部屋まで戻ると、ディナータイムまで爆睡(_ _)..zzZZ
聞くところによると、台風一過で海上に綺麗な虹が見えたらしい。嗚呼~(-_-;)


     Menu

 Le jeudi 8 septembre 2016


 赤烏賊と唐墨

 ムール貝、ジロール、チョリソのキッシュ

 伊勢海老のコーヒー風味

 的鯛と松茸&魚のエスプレッソ

 仔羊とセップ

 無花果のサングリア

 和栗のバシュラン

 カフェとミニャルディ-ズ



赤烏賊と唐墨は、きゅうりと赤烏賊に唐墨を添え、レモン汁で仕立てた一品。食べ方によって塩気や酸味の感じかたが異なる料理だが、赤烏賊は仄かな甘味を感じる。


 ムール貝、ジロール、チョリソのキッシュは、茶碗蒸しの舌触りに似た円やかな仕立てのキッシュにムール貝とジロール茸、そしてスパイスの効いたチョリソがアクセントを添える。


 伊勢海老のコーヒー風味は、伊勢海老の風味を引き立たせるためにコーヒーを使った逸品。伊勢海老の香ばしさを楽しめる。


 的鯛と松茸&魚のエスプレッソは、フレンチの料理の流れに和のアクセントを添える料理。松茸と的鯛の出汁の味わいは素晴らしい。


 仔羊とセップは、久しぶりの肉料理。
絶妙な火入れの一品。


さて、デザート。


 無花果のサングリアは、サングリアのソルベにマロングラッセと無花果。


 そして、フィナーレを飾るに相応しい、和栗のバシュラン。メレンゲの覆いの中に、マロンと生クリームの層が幾重にも積み重なった逸品。美味しくて昇天しそう~♪


今回も海辺の南葵文庫にて美味しいディナーに舌鼓。


何、50歳の誕生日を言い訳に贅沢したのは何度目かって?
ほっといてくれ~(-_-;)


<<2015年12月上旬の訪問記録>>

今回は、温泉保養を兼ねて、クリスマスの装いのVILLA DEL SOLを訪問。
南葵文庫1階のラウンジで、スパークリングワインとサラミ、ケーキをいただいた。


ほろ酔い気分で部屋で微睡んだ後は、敷地内の温泉へ。
戻って来ると、まだ5時前だというのに、日が暮れようとしていた。


ディナーの時間になり、南葵文庫1階のラウンジから2階のレストランへの階段を昇る。
予約していたのは、スペシャリテ(7皿+デザート2皿)だ。


       Menu

 Le mercredi 9 decembre 2015


 毛蟹とキャビアのブリニ

 活〆真鯛の昆布締めと塩レモンの氷

 蛤とフォアグラ カプチーノ添え

 真鱈の白子 ロックフォール風味

 伊勢海老のグリエ

 プティブイヤベース”マルセイユ風”

 ”海のジビエ” 石鯛のグリル

 和栗と薔薇のパルフェ

 苺のミルフィーユ

 カフェとミニャルディ-ズ



シャンパンで喉を潤していると、小さな蕎麦粉のパンケーキにのった毛蟹とキャビア、そしてウォッカが登場。
「料理と一緒にウォッカを」ということで、キャビアと毛蟹の身を蕎麦粉のパンケーキごとペロリと頂いた後にウォッカをクッと・・・
とても口当たりが良い。
気分は殆どロシア。


お次は、活〆真鯛の昆布締めと塩レモンの氷
活き〆の真鯛を最高に美味しい状態で味わうために、塩レモンの氷を載せた一皿。


蛤とフォアグラ カプチーノ添えは、折り重なる蛤とフォアグラの上に緑のからし菜の葉と花。
蛤とフォアグラって合うの~?
と思って別々に美味しくいただいたが、実はとても相性が良いのだそう。


真鱈の白子 ロックフォール風味
苦みのある野菜が入っており後味が良い。
器は今までのジノリや大倉陶器ではなく、金野シェフが調達したUFOのような皿(笑)


次は伊勢海老のグリエ
海老味噌のソースと合わせて美味しくいただいた。


そして、黄金のブイヤベース登場。
身は金目鯛のみ、黄金色のスープは甲殻類を一切使わないそうだが、このスープが旨い!
あまりに美味しくて、何回もお代わりしてしまったゾ(^O^)/


料理のラストは石鯛のグリル
石鯛の身とカマのグリルだ。
脂ののったカマが絶品だ。


さて、デザート。


まずは和栗と薔薇のパルフェ
小さな野イチゴが入ってベースの和栗の甘さにアクセントを添えている。


そして、フィナーレを飾るに相応しいのは苺のミルフィーユ
パリッとした薄いパイ生地が折り重なるミルフィーユに思わず齧り付きたくなるゾ♪


これまた絶品のお茶菓子と和紅茶をいただきながら金野シェフと話して、気が付いたら夜の10時。
ディナーの開始が夜7時だったので、3時間も居たことになる。
本当にこのレストラン南葵文庫は時間を感じさせない不思議な空間だ。


翌朝は温泉でリフレッシュした後、館内や庭を散歩。
お腹が空いたので、早めにレストラン南葵文庫で朝食。
供されたサラダには地場の金柑が入っており、彩り鮮やか。
何でカメラを持参しなかったんだろう、と後悔したが、写真撮影せずに料理を美味しくいただくのも悪くない。
いつもの若い接客の女性に話相手をしてもらいながら、パンや自家製ジャム、ポーチドエッグ&鎌倉ハムをいただいた。
いつもいただくクラムチャウダーは、今日は浅利がとびっきり沢山入っていて、美味しい。
マンゴーを載せたヨーグルトを頂いたあと、海を眺めながら和紅茶をゆっくりといただいた。


何、チャウダーに沢山アサリを入れるよう要求したのかって?
ほっといてくれ~(-_-メ)


(注)昼の★評価は朝食のものです。


<<2015年5月下旬の訪問記録>>

GW明けに、父母の金婚式祝としてVILLA DEL SOL宿泊をプレゼントした。
そして2週間後、今度は私が、父母の宿泊時の様子を伺いに訪問。
今回は仕事の都合で夜8時にディナーの予約をしていたが、幸運にも予定よりも早く切り上げられたため、ディナーの開始時刻を7時に繰り上げていただいた。


さて、レストランの食事であるが、ランチが土日も含めて完全に廃止され、私がこれまで4度にわたっていただいたグレードアップメニュー「海のデギュスタシオン」も廃止された。


ということで今回いただいたのは、スタンダードのコース(4皿+デザート2皿)。


       Menu

 Le lndi 25 mai 2015


 磯魚の煮凝りと
 白アスパラガスのクレーム
 エピス風味


 鰆の瞬間燻製キャビア
 蕎麦粉のパンケーキ仕立て


 伊勢海老のグリエと
 トマトのコンポート


 真鯛と農園野菜のサラダ 


 海藻ゼリー グアバ 
 シャンパーニュのクープ


 ヌガーグラッセ


 カフェ



まずは、磯魚の煮凝りと白アスパラガスのクレーム エピス風味
磯魚の煮凝りは、今迄の素材の味そのものがダイナミックに迫ってくる料理とは異なり、何種類もの魚がブレンドされたもの。一方、白アスパラガスは強く主張して来る。


続いて、鰆の瞬間燻製キャビア 蕎麦粉のパンケーキ仕立て
瞬間燻製された鰆の身と、鰆の卵、キャビア、サワークリームを蕎麦粉のパンケーキとともに味わう。
鰆のレアな身とたらこに似た食感の卵・・・となかなか楽しませてくれる。


伊勢海老のグリエとトマトのコンポートは、伊勢海老の味噌まで味わう素材の直球料理!
と思いきや、糖度の高いトマトのコンポートとのコンビネーションも絶妙だ。


次はサービスで磯魚のスープをいただいた。
前回の真鰯の裏漉しスープと良く似た味わい・・・と思ったが、こちらは何種類もの磯魚のブレンドスープだそう。
こうなるともう、私の舌で素材を見分けるのは限界だ。
まぁ、美味しいので、文句はないが。


そして真鯛
いつもの鱗がカリカリの奴とは違い、わりとレアさを残した感じの逸品。
鱗は取り去ったのだろうか?
まぁ、鱗を怖がる方もいるからかなぁ。。。


さてデザートが登場。
海藻ゼリーとグアバにテーブル上でシャンパーニュが注がれるパフォーマンス。
お味もなかなかよろしいゾ。


そして、ヌガークラッセ
白いヌガーに色々な種類のナッツが入っている。
ん~これはいける!(^^)!


最後はお茶菓子をいただき、静岡産の和紅茶で〆・・・
と、ここで金野シェフ登場!

ひとしきり話をさせていただいた。
部屋に帰って時計を見ると10時。
またしても時間の感覚がなくなるような夢のディナータイムを堪能させていただき満足&満腹。


ちなみに、先日の父母のお祝いディナーのお礼方々、様子をお伺いしたところ、


「実に良く食べていただきました。」


とのこと。流石は第二次世界大戦を経験した元欠食児童たち^^
お祝いを送った息子としては、嬉しいやら恥ずかしいやら。。。


何、親子そろって料理のお代わりを要求したのかって?
ほっといてくれ~(-_-メ)


<<2015年1月下旬の訪問記録>>
http://tabelog.com/rvwr/001547324/diarydtl/135017/

<<2014年3月上旬の訪問記録>>
http://tabelog.com/rvwr/001547324/diarydtl/128076/

<<2013年11月下旬の訪問記録>>
http://tabelog.com/rvwr/001547324/diarydtl/128075/

<<2013年6月下旬の訪問記録>>
http://tabelog.com/rvwr/001547324/diarydtl/128074/

  • (2016/9)南葵文庫2階のレストランでディナーが始まります。

  • オリーブ

  • 赤烏賊と唐墨

  • 人気のミニバゲット

  • キッシュ。ムール貝とジロール茸が入った円やかな仕立て。チョリソーの辛さがアクセント‼

  • 伊勢海老。絶妙な火入れとコーヒーが香ばしさを引き立てます。

  • 仔羊

  • 無花果のサングリア

  • 和栗のバシュランは、白いメレンゲに覆われた中に、マロンと生クリームの層が幾重にも積み重なった逸品‼

  • 和紅茶

  • ミニャルディ-ズ

  • シャンパーニュ

  • 金野シェフ特製シャンパーニュと洋梨のカクテル。

  • テーブルセット

  • 日が暮れる僅かな時間、窓外が深い碧に染まります。

  • ウェルカムドリンク

  • 相模湾を眺めながらの朝食

  • 地場野菜は、専門の農園から取り寄せています。

  • (2015/12)レストランにもクリスマスのリースが飾られています。

  • (2015/12)まずはシャンパン♪

  • (2015/12)オリーブ

  • (2015/12)毛蟹とキャビアのブリニ。そして・・・

  • (2015/12)・・・料理のお供はウォッカ。ロシアを想い起す一品。

  • (2015/12)スモールバゲット。パンも秀逸です。

  • (2015/12)活〆真鯛の昆布締めと塩レモンの氷。黒大根はスライスのみならず根まで添えられています。個性豊かな一品。

  • (2015/12)蛤とフォアグラ カプチーノ添え。からし菜の葉が添えられています。

  • (2015/12)バゲット

  • (2015/12)真鱈の白子 ロックフォール風味。、苦みのある野菜が入っており後味が良いですね。お皿は今までのジノリやオオクラではなく、金野シェフが調達したUFO皿(笑)

  • (2015/12)伊勢海老のグリエ。海老味噌のソースを添えていただきます。

  • (2015/12)プティブイヤベース”マルセイユ風”。身は金目鯛のみ。黄金色のソースは甲殻類を一切使わず仕上げたそうです。

  • (2015/12)”海のジビエ” 石鯛のグリル

  • (2015/12)和栗と薔薇のパルフェ。小さな野イチゴが入ってベースの和栗の甘さにアクセントを添えています。

  • (2015/12)苺のミルフィーユ。パリッとした薄いミルフィーユに思わず齧り付きたくなります♪

  • (2015/12)お茶菓子。左から、ココナッツのメレンゲ、トリュフチョコ、塩キャラメル、ピスタチオのマカロン。

  • (2015/12)最後に静岡産の和紅茶をいただきました。

  • (2015/12)今回は、ウェルカムドリンクにスパークリングワインをいただきました。

  • (2015/12)チェックイン後、しばらく部屋で海を見ながら微睡みます。

  • (2015/12)ラウンジはクリスマスの装いです。

  • (2015/12)夜のラウンジでディナータイムまでの時間を過ごします。

  • (2015/12)ラウンジの電燈は南葵文庫発足時からのものだそうです。

  • (2015/12)設え。プレートは大倉陶器、カトラリーはクリストフル製です。

  • (2015/12)翌朝は天気に恵まれました。

  • (2015/12)ヴィラデルソルはクリスマスの装いです。

  • (2015/12)木々に覆われた庭の奥に潜む南葵文庫。

  • (2015/5)レストランの天井が素敵♪

  • (2015/5)奥のテーブルからレストラン全景を撮影

  • (2015/5)テーブルセット

  • (2015/5)シャンパン

  • (2015/5)オリーブ

  • (2015/5)磯魚の煮凝りと白アスパラガスのクレーム エピス風味

  • (2015/5)スモールバゲット

  • (2015/5)ローズマリーのパン

  • (2015/5)鰆の瞬間燻製キャビア 蕎麦粉のパンケーキ仕立て

  • (2015/5)バゲット

  • (2015/5)伊勢海老のグリエとトマトのコンポート

  • (2015/5)磯魚の裏漉しスープ

  • (2015/5)真鯛と農園野菜のサラダ

  • (2015/5)海藻ゼリー グアバ シャンパーニュのクープ

  • (2015/5)ヌガーグラッセ

  • (2015/5)和紅茶

  • (2015/5)南葵文庫の階段を上るとレストランの入口。感動の一瞬!

  • (2015/5)南葵文庫1階のサロン

  • (2015/5)サロンの天井も素敵です。

  • (2015/5)本日は1階の部屋でした。アンティークな家具が置かれています。

  • (2015/1)レストランは登録有形文化財「南葵文庫」の2階にあります。

  • (2015/1)

  • (2015/1)暖炉の灯で微睡む

  • (2015/1)設え

  • (2015/1)オリーブ

  • (2015/1)シャンパン

  • (2015/1)毛蟹とブロッコリのパルフェ

  • (2015/1)ミニバケット

  • (2015/1)寒鰤と野生種のルッコラ エクストラバージンオイルとパルメザン

  • (2015/1)キスとそば粉のベニエ 黒ラッパ茸のソース

  • (2015/1)黒鮑と黒トリュフのパイ包み

  • (2015/1)シャルドネ(白)

  • (2015/1)伊勢海老とラディッキオディプレコーチェのタリアッテレ

  • (2015/1)外皮のラディッキオOPEN(*^^)v

  • (2015/1)真鰯の裏漉しスープ

  • (2015/1)金目鯛のグリエとロメーヌレタスのエチュレ アンチョビーのオイル

  • (2015/1)チーズ5種類(ロックフォール・カマンベール ・エポワス・ミモレット ・ポンレベック)

  • (2015/1)少量ずつ取り分けていただきました。

  • (2015/1)貴腐ワイン

  • (2015/1)赤い木の実と赤ワインのフラッペ

  • (2015/1)特性和栗のモンブラン

  • (2015/1)和紅茶

  • (2015/1)ミニャルディーズ

  • (2015/1)南葵文庫1階サロンより2階レストランへの階段を登ります。

  • (2015/1)ウェルカムドリンクとお茶菓子

  • (2015/1)南葵文庫の入口

  • (2015/1)こんもりとした木々の中に南葵文庫が潜んでいます。

  • (2015/1)チェックインまで庭でハーブティーを楽しみました。

  • (2015/1)初島と大島を臨む

  • (2015/1)部屋の窓から海を臨む

  • (2015/1)熱海駅から国道135号線を歩いてきました。

  • (2014/3)レストランの天井が素敵(*^^)v

  • (2014/3)テーブルセット カトラリーはフランス製クリストフル

  • (2014/3)シャンペン

  • (2014/3)黒オリーブ

  • (2014/3)貝類のデギュスタシオン

  • (2014/3)スモールバケット

  • (2014/3)バター&フィンガーボール

  • (2014/3)アオリ烏賊のシヴェ

  • (2014/3)若いソムリエお勧めのロゼ。メニューには無いそうです。

  • (2014/3)バケット風の食感のパン

  • (2014/3)真鱈の白子とラディッキオ ロックフォール風味

  • (2014/3)伊勢海老のグリル 殻風味のジュ

  • (2014/3)ブイヤベースロワイヤル マルセイユ風

  • (2014/3)ブイヤベースのお代わり パンにはグリュエルチーズ

  • (2014/3)マンゴーとグァバのパルフェ

  • (2014/3)イチゴのフイユテ

  • (2014/3)和紅茶

  • (2014/3)ミニャルディーズ チョコレートの文字はフランス語で「お誕生日おめでとうございます」

  • (2014/3)絶品のディナー、ごちそうさん(^^♪

  • (2014/3)朝食 ジャム&調味料

  • (2014/3)朝食 フレッシュオレンジジュース

  • (2014/3)朝食 熱海の契約農家の野菜をあしらったサラダ

  • (2014/3)朝食 焼きたてのパン♪

  • (2014/3)朝食 クラムチャウダー♪

  • (2014/3)朝食 卵とハム

  • (2014/3)朝食のヨーグルト。マンゴーとパッションフルーツ入り。

  • (2014/3)ディナーで頂いた和紅茶を再び朝食で(*^^)v

  • (2014/3)ディナー・朝食ともこちらの席でした。

  • (2014/3)

  • (2014/3)ラウンジの暖炉には薪が用意されていました。

  • (2014/3)

  • (2014/3)元バーはセルフのコーヒー・紅茶コーナーに。

  • (2014/3)新しいエスプレッソメーカーで4種類のエスプレッソをどうぞ。 自家製のクッキーも美味いです。

  • (2014/3)チェックインでは、ハーブティーとお茶菓子をいただきました。

  • (2013/11)木々の奥にひっそりと隠れるように潜む洋館。大磯移築後VillaDel Solと命名された際、玄関とバルコニーが設置されました。

  • (2013/11)夕焼け

  • (2013/11)テーブルセット

  • (2013/11)シャンペン

  • (2013/11)オリーブ

  • (2013/11)トマトのムース マジョレーヌ風味

  • (2013/11)黒アワビとサザエの海水蒸し アンチョビーのオイル

  • (2013/11)アオリ烏賊とピーマンのソテー

  • (2013/11)蛤とあやめ雪蕪のカプチーノ 黒胡椒風味

  • (2013/11)ソムリエお勧めの白ワイン

  • (2013/11)鱸のソテー クミン風味

  • (2013/11)小鳩のロティー ニンニクとローズマリーのジュ

  • (2013/11)ソルベ

  • (2013/11)洋梨のロティー シャルトリューズ風味

  • (2013/11)ミニャルディーズ

  • (2013/11)スモールバケット

  • (2013/11)黒ゴマのパン

  • (2013/11)パン

  • (2013/11)バケット

  • (2013/11)レストランの窓からいさり火が見えます。

  • (2013/11)南葵文庫2階のレストラン

  • (2013/11)ウェルカムドリンク  ロゼのスパークリングワイン 椎茸のミルフィーユ

  • (2013/11)

  • (2013/11)

  • (2013/11)レセプション

  • (2013/11)南葵文庫の通路

  • (2013/11)バー

  • (2013/11)南葵文庫の入口

  • (2013/11)熱海駅からの途中の風景

  • (2013/11)途中で急坂を下ります。

  • (2013/11)朝焼け

  • (2013/6)席に案内された瞬間(^^♪

  • (2013/6)窓側の海の見える席より奥を撮影した♪

  • (2013/6)シャンパン♪

  • (2013/6)オリーブのローズマリー添え

  • (2013/6)熱海原産のなかなか採れない貴重なしったか貝

  • (2013/6)アスパラガスのブランマンジェ 紫雲丹添え

  • (2013/6)アオリイカとインゲンのサラダ

  • (2013/6)毛蟹のリゾットと白桃のグリエ

  • (2013/6)サザエのパセリソテー

  • (2013/6)大蛤のグリル

  • (2013/6)磯魚の裏ごしスープ

  • (2013/6)甘鯛の鱗焼き ライムソース

  • (2013/6)柑橘類と紅茶のスープ

  • (2013/6)黒トリュフのグラタン

  • (2013/6)静岡産「和紅茶」

  • (2013/6)ミニャルディーズ

  • (2013/6)南葵文庫の入口

  • (2013/6)南葵文庫。庭園より撮影。

  • (2013/6)南葵文庫。温泉へ通じる階段より撮影。

  • (2013/6)小さな小さなバケット♪

  • (2013/6)通路に「南葵文庫」徳川15代将軍慶喜の直筆のコピー

  • (2013/6)宿泊棟より南葵文庫への入り口を撮影。

2016/09/10 更新

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