うぉっさむさんが投稿したかわ津(神奈川/大磯)の口コミ詳細

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かわ津大磯/ダイニングバー、ワインバー、創作料理

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2022/09 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

開店から1ヶ月、既に謎の美味さ全開。

大好きな飲食店はたくさんあります。食べる度にその美味しさに破顔してしまう店も多々あり、これまで食べログでも紹介してきました。
でも一口ごとに驚き、感心し、その想像を超えてくる味に感動するのは極めて稀な体験です。

そして食べログの意義に思いを馳せます。
自分と同じような好みの方を見つけフォローすることで、将来訪れたい店を見つけ、あるいは将来的にも訪店しないであろう店を見つけることにこそ、食べログの価値があると思っています。知見を広げる場所だからこそ、ネガティブなレビューにも意味があるのですーー今回のレビューは超ポジティブですが(笑。

さて、9月後半の木曜日、業態が昼間のアペロ「ロー」から夜のおまかせフュージョン割烹「かわ津」に切り替わる17時に友人と訪店。ソファー席の方のアペロ客も居残っていましたが、カウンター席のかわ津客は我々二人を含めて四人。
オープン前には店内に置かれていた「水」のサインも外壁にかけられていました。

そしてこの日の私たち二人の、一口ごとに驚き、感心し、その想像を超えてくる味に感動する極めて稀な体験が始まったのです。
一品ずつ出される料理はおまかせなので一期一会のものかもしれず、一品ごとにその味の細かい描写を食べログに載せる意味もあまりない様な気がします。このお店の真価は我々二人の感動にあり、私が伝えたいことも、私をフォローして頂いている方なら訪店してご自分の舌で味わう価値あり、ということに尽きるのですから。

とは言え、この日頂いたものをざっくり紹介していきましょう。(以下総合計金額を除きすべて税抜き価格)

◼️飲み物
・Le Vinsans Ricard Mousseux(850円/グラス)。
 Vinsans Ricardの醸す自然派スパークリングワイン。すっきりフレッシュ、口開けにもってこいです。

・Les Caves CathedATHEDRALES(4,800円/ボトル)。
 Mas Theoの醸す白ワイン。泡がソーヴィニヨン・ブランだったのでこれはどう?とオーナーシェフNさんから勧められたもの。これもフレッシュで美味しかったです。

・La Vie Pinot Noir(600円/グラス)。
赤も一杯飲みたいねぇと言って、出してもらったもの。ミディアムボディ、辛口。軽い口当たりですが果実味もしっかりあって、美味しいです。

・ジン(サービス)
 締めに、前回も頂いた京都の「季の美」にライムを絞ったものをクイっと一杯分頂きました。美味い!これは普段はツンツンしてるジンが不得意な方でも美味しく飲めますね。

・コーヒー。
 最後の最後にコーヒーを頂きました (^^)。

◼️食べ物(名称はどれも正式なものではなく、内容を伝えるために私が便宜上付けたものです)
・太刀魚とピーマン(パドロン)のフリッター。
 え?フリッターと言うともっさりした衣もやや厚めのフライを想像しますが、まるで別物。フワフワと浮かびそうな軽い揚げが太刀魚の味とベストマッチ。
パドロンというピーマンのフリッターも一つ付いてきましたが、このピーマンは味がしっかりしてて良いですね。

・締め鰤。
 ブリをラズベリービネガーで締めたもの。マッシュポテトの上に乗せて供されました。ツンとくる酸味ゼロの、これまでに味わったことのない締め魚。

・オリーブ、アンチョビ、ケイパーのプッタネスカ。ただもう、なんでこんなに美味いの?としか言いようがないです。

・葉っぱサラダ。
 ルーコラとかアレとかコレとかの葉物サラダ。一枚いちまいの葉の味の濃さが驚異的。

・箱根山麓豚のステーキ。
 肉も美味さだけでなく、付け合わせ用のツブツブーー一見粒マスタードに見えますがまったくの別物で、タイ米を薬研で挽いてアレしてコレしてナニしてソレして作るそうです ^^;ーーがまた美味かったですね。

・バター乗せパン。
 パンにバターを乗せその上になんか特別な塩をかけたもの。何処の何の塩だったかは失念したものの、何故こんなシンプルなものが一味違う美味さになるのでしょう。

・デザート。
 普段は決して口にしないスイーツですが、Nさんの作るものは別腹(笑。
甘いものが大不得意の私でも甘過ぎずに美味しく食べられました。

どれもこれも”謎の美味しさ”です。N氏の経験と好奇心のなせる技なのでしょう。

そしてもう一つ挙げたいのが、この店の中の時間の流れ。この日一緒に行った友人はつい先日も一人でランチタイムに訪店したのですが、ランチ後にアペロタイムに入ってそのまま軽くつまみつつワインを楽しんでいる内に3時間経っていたそうです。
やっぱり時間の流れが違う。ランチに入って、コンピュータ広げて仕事するでもなく、一人で3時間ゆったりすることって、あんまりないですよね。

こちらのお店はランチタイムとアペロタイムは「L’EAU(ロー)」として営業していますが、何故ロー即ち水なのかを聞くと、僕は飽きっぽいからひとつ所に留まらないで、過去は水に流して変わっていきたいから、とのこと。なるほど (^^)。
夜の「かわ津」のネーミングやロゴについても面白いことを伺ったのですが、それはその内にNさん自身がお披露目していくかも。その日をお楽しみに。

さらには、ロー=水だけあって、昼営業は間貸し、コラボなどなどどんどん新しい展開をしていく模様。こちらも目が離せませんね。

17時のスタート時間から20時のクローズ時間までの3時間、料理は3,800円/人のおまかせコースと飲み物代が4,800円のボトルワインを含め16,830円(これのみ税込み)/二人。

すごい体験をしてしまいました。ご馳走様でした。そしてもちろん、また来ます。

  • 店舗看板が設置されていました。「L’eau(ロー=水」で、「かわ津」のサインは作らないのかな?

  • 「かわ津」は17時〜営業で要予約。

  • Le Vinsans Ricard Mousseux(850円/グラス)。

  • Le Vinsans Ricard Mousseux(850円/グラス)。

  • 2ピースほど食べた後に写真を撮っていないことに気づいた太刀魚とピーマン(パドロン)のフリッター。食べ散らかしていることを少しでも誤魔化すために、絞り開放で撮影 ^^;。

  • ここでボトルワインをオーダー。Les Caves CathedATHEDRALES(4,800円/ボトル)。

  • 何切れか食べた後に写真を撮っていないことに気づいた締め鰤。これまたちょっと誤魔化すために絞り開放で撮影 ^^;。なんだろう、私は完全にいつものペースから逸脱していました。

  • 厨房の風景。オーナーシェフ、N氏=ノブさんです。

  • オリーブ、アンチョビ、ケイパーのプッタネスカ。

  • 葉っぱサラダ。

  • La Vie Pinot Noir(600円/グラス)。

  • 厨房風景。

  • 箱根山麓豚のステーキ。

  • バター乗せパン。

  • デザート。

  • コーヒー。

  • 「季の美」w/ ライム。

  • 店内風景。この薬研はプロップスではなく、実際に七味などを挽くのに使われています。

  • 店内風景。

  • 店内風景。

  • 店内風景。壁面棚が完成していました。

  • かわ津メニュー。

  • ドリンクメニュー。その日にどんなワインがあるのかはメニューを見ても分かりませんが、Nさんのお店なんですから、やはりワインをメインに飲みたいところ。

2022/10/01 更新

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