『日本酒とともに07「寛永通宝」』ランチ向上委員会さんの日記

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ランチ向上委員会 (男性・神奈川県) 認証済

日記詳細

前回紹介したものが「新寛永通宝」であるのに対し、こちらは普通の「寛永通宝」です。

裏面には何も書いておらず、1文として流通する普通の銅銭です。
江戸時代には、通貨をつくる場所が江戸に3か所あり、金貨たる大判小判を作る金座、銀貨を作る銀座、銭を作る銭座がありました。
金座は、中央区日本橋本石町付近、現在の日本銀行本店です。
銀座は、中央区銀座に地名がそのまま残っていますね。
銭座は、江戸では亀戸にありました。
当時の貨幣は現代のように一元管理して製造されておらず地方でも鋳造され、文字のデザインが微妙に異なるとのこと。また、諸藩が勝手に鋳造したものもあり、当時としては偽物ですが、希少性があるため、現代の古銭マニアには価値が高いものとして扱われています。
こちらの寛永通宝は、「亀戸文字」と書かれていることからわかるように亀戸の銭座で鋳造された一般的なものです。まさに江戸市中に流通していた一文銭ですね。

現代の価値としては、非常に低く、これは古銭のお店で300円で買いました。
300円という価格は、洗浄し、鑑定し、コレクション用にパッケージングするという手間賃ですね。
仮にこれを売るとしても値段はつかないでしょう。
しかし、江戸時代に市中を流通していた本物を手にしているという感じが楽しい物です。個人的には、希少性よりもこういう一般的なものが嬉しいですね。
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