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夜の点数:4.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.5
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|CP 4.8
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|酒・ドリンク 3.5
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[ 料理・味4.0
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.5
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| CP4.8
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| 酒・ドリンク3.5 ]
肉屋の実力を活かした川崎屈指の実力派大衆酒場
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煮込み(150円)2014年10月
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ガツさし(150円)2014年10月
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なんこつ(1本60円)2014年10月
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かしら(1本60円)2014年10月
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2014/10/30 更新
川崎区の新川通りから、ちょっと入ったところにある大衆酒場です。
店内はテーブル3卓とカウンターの小さなお店です。お店の年季の入り方はなかなかのもので、木のカウンター・テーブル・背もたれの無い椅子・壁に貼られたポスターや装飾品など、すべてから昭和を感じますが、これがセットで無いところが素晴らしいですね。それでいながら、手入れが丁寧のされているようで清潔感があり不衛生な印象は無いです。
メニューは、1本60円の串焼きと煮込みやガツさしなどの1品料理が150円と驚異的な安さです。
お酒の種類は、ビール(530円)・清酒(280円)・ウイスキー(280円)の3種類と少なめであるものの、安さとおいしさゆえに店内はいつも混雑しています。
お通しが無く、当然ながらテーブルチャージも無いのでとても安い印象のお店です。
また、店内飲食だけでなく、串焼きは持ち帰りができるので、飲み屋ですが早い時間は子連れのママさんも買いに来ます。
いただいたのは、
■煮込み(150円)
お店の看板メニューです。醤油ベースの煮込みでした。お店の雰囲気からは、煮汁はもっと濁ったものを想像していましたが、結構、澄んでいました。
味は、旨みがしっかりしています。塩気(醤油)もイメージ的にはもっと濃いのかと思っていましたが、さほどでもなく、ちゃんとバランスが取れている感じです。
大根がこの味を上手に吸ってくれており、味のしみ込み加減も絶妙な具合で提供されているのが素晴らしいですね。
上に盛られた長ネギが、ちょっと辛いのがいいアクセントになっています。
ヨーロッパでは、内臓肉を食することは当たり前であり、イタリア料理ではハチノスをトマトソースで煮込んだ『トリッパ』が、フランス料理ではリンゴ由来のお酒で味付けする『カーン風トリップ』があります。
ヨーロッパ系の煮込みで、私が最も美味しいと思うのは、広尾のラ・ピッチョリー・ドゥ・ルルのものです。ルルの煮込みは、繊細でありながら、脂がのっているところにはのっているという優れたものです。
ここ、島田屋の煮込みは、和食らしい方向性の味わいで力強いものです。
また、ルルの煮込みに入る野菜の玉ねぎや人参は、煮込みに甘さをプラスするためのものですが、島田屋の煮込みの大根は、旨みを吸わせる目的でしょう。
こういう点に西洋と東洋のものの考え方の違いを感じたりしてしまいます。
この2店舗の和洋煮込み対決ですが、味だけを比較すると甲乙つけがたいですが、島田屋の150円という価格からくるコストパフォーマンスを考慮すると島田屋に軍配が上がります。もっとも、価格はお店の雰囲気とか立地とか品揃えとかも含んで決まるものなので、2店舗の和洋煮込み対決は高尚な遊びだと思って読んでください。
とは言え、味では甲乙つけがたいのは事実です。食べログTOP1000に入るフレンチと肩を並べられる味を出せるお店が川崎にはあります。
■ガツさし(150円)
刺しと言っても本当に生なのではなく、ゆでられたものですが、手間を惜しまず下処理されているようで、とてもきれいな色をしています。
味付けは、川崎らしくニンニクでお願いしました。醤油の塩味とニンニク・ネギ
の香味とでいただくと、「下町文化そのものだなぁ」という味わいです。
こちらも、150円の価格では信じられない完成度で、内臓肉に抵抗のある人が初めて食べる際にはおすすめしたいぐらいの調理加減です。
■なんこつ(1本60円)
豚の気管の軟骨です。軟骨部のコリコリ感はもちろんのこと、焼いた焦げ目が香ばしいです。そして、最大の特徴は、付いている肉のジューシーさですね。
2つの味が1本で楽しめる優れた串ですが、これが1本60円である点が最も驚きです。
■かしら(1本60円)
これももちろん60円ですが、言われなければ1本200円ぐらい払ってしまいそうなボリュームがあります。
持ち帰りも含めて、毎日たくさん焼いているだけあって、焼き加減もよく、その焼きたてをいただけるのは何よりの贅沢です。
●ビール(530円)
キリンラガーをいただきました。隣の横浜の生麦にはキリンビールの工場があり、川崎・鶴見でビールと言えばキリンです。そして、歴史のあるお店だからか、一番搾りではなくラガーですね。力強い味わいの下町グルメには苦みの強いラガーが合います。
ビールの値段だけは、一般的な飲食店と同等レベルの価格ですが、食べ物の驚異的な安さを考えたら、ビールの価格にお通し代が含まれていると思って、飲むのがマナーでしょう。
川崎駅から遠いという立地・早く始まり早く終わる営業時間と日曜祝日休み・大衆酒場にある程度慣れていないと入れない雰囲気などの欠点はありますが、味とコストパフォーマンスは文句無しのお店です。
好きな人なら、遠方からでも来る価値がありますが、人気店なのでできる限り早い時間の入店をおすすめします。