2回
2018/01 訪問
ついに川崎にも本格的なダルバートのお店が!!
川崎区の元木町交差点付近にあるネパール料理店です。
この場所は、居抜きで何軒ものネパール料理料理店がオープンと閉店を繰り返していた場所です。
今回のお店の屋号は『タカリ』です。ネパールの民族のひとつ「タカリ族」から名前を取っていて本場っぽさが高くなりましたね。タカリ族は料理上手な民族だと言われています。期待できるでしょう。
また、川崎の隣の蒲田が、新大久保に続き、第二のリトルカトマンズと言われ始めました。そのおこぼれで川崎も本格的なネパール料理店がオープンするという流れがきているのだと思います。
こちらのお店や近隣のエベレストがあるのは、この界隈に日本語学校があり、ネパール人が多いのでしょう。旧東海道沿いにはネパール食材を売るお店もあり、川崎のネパール人街ができるとするならば、このあたりだと思います。
店内は、4人用テーブルが3卓と2人用テーブルが1卓、L字のカウンター席と以前と変わらずです。
使用感は出てきましたが、店内には民族衣装を着たネパール人の写真(これがタカリ族でしょうか?)が飾られており、ネパールっぽい装飾も増えましたね。
ランチメニューは、日本人が好む北インド式のカレーセットはカレー1種、ナンまたはライス、サラダ、ドリンクのセットで700円もしくは800円です。選ぶカレーによって価格が変わります。
カレーとナンが好きな人はこちらでもOKですが、ネパールの味を楽しみたい人にはダルバートでしょう。
最低限のセットになっているネパーリセットは700円、それにカレー1種が加わった豪華版のタカリセットは1,000円です。
いただいたのは、
■タカリセット(1,000円)
カレーは、マトン・チキン・フィッシュの3種類から選べます。マトンカレーにしました。
それにダル、ライス、タルカリ、チャトニ、アチャール、パパド、ほうれん草炒めが付きます。
ダルとライスはおかわりできます。
中央にドーンと盛られたバート(ご飯)は、ジャポニカ米です。寒いネパールで作られるお米は耐寒性があるジャポニカ米です。インドから輸入されるインディカ米のほうが安いですが、ネパール人にとってもお米はジャポニカ米が標準です。日本人と同じなので親近感がわきますね。
ダル(豆)は、サラサラです。これをスープと表現するか豆カレーとするのかは、たまに議論されるところでもありますが、そんなことはどうでもいいでしょう。サラサラですが豆の量は多いようで、豆の皮が下に沈殿しています。種類も2~3種類は入っているようですね。
タルカリ(おかず)は、ジャガイモ・玉ねぎ・ミックスベジタブルの炒めです。日本人がイメージするカレーの味付けの炒めです。ミックスベジタブルを使っている点は残念ですが、安く、イロイロなものを用意するお店の気概がうかがえるともいえるでしょう。
チャトニ(チャツネ)は、ペースト状の調味料です。色あいからも香辛料が入っている点からも、コチュジャンに見えてしまします。
アチャール(漬物)は、大根・キュウリ・人参・ニンニクが入っています。ニンニクは生のものを漬けていますが、まだまだ、生の辛さが残っていて、かじると効きますね。ニンニク大好きな川崎市民にはたまらない味です。
ほうれん草炒め(サグブテコ)は、ほうれん草ではなく、小松菜でした。これは「サグ=青菜」であるので、誤訳が原因ですね。こういう文化の違いを学びつつ、ダルバートをいただくのも急増中のネパール料理店の楽しみ方のひとつでしょう。
単なる炒めではなく、クミンシードが入っていて、これを噛むと香りますね。
そして、メインのマトンカレーですが、辛さの指定もできるので中辛でお願いしました。スパイスはクローブ主体っぽいですね。こちらもサラサラで、お肉がたっぷり入っています。
マトンのお肉は、赤身の部分もありますが、脂身やスジ肉っぽところもあり、食べ応え抜群です。羊肉が好きな人にはたまらないですね。
それぞれの味を味わったら、次は混ぜていただきます。豆せんべいのパパドをバリバリと砕いてバートに散らし、ダルをかけて準備完了、マトンカレーと混ぜていただきます。
バートにダルをかけて混ぜることで、お米の味わいが増しますね。それにマトンカレーのお肉の旨みが加わるのでご飯が進みます。
味に飽きてきたら、チャトニをちょっと混ぜてみたり、サグブテコのクミンを加えてみたり、そして、アチャールに入っているニンニクを使ってみたりとすることで、ご飯がどんどん食べられます。
ごちゃ混ぜにするのは、日本人には抵抗感がありますが、これがダルバートの醍醐味ですから、混ぜていきましょう。
ダルとバートは、1回ずつおかわりしてしまいました。
個人的には、ダルバートとは、ご飯をお腹いっぱい食べるという贅沢を味わう食事なんだと思います。
ランチにはサラダも付きますが、これはキャベツと人参で、インド・ネパール料理店でよく出る感じなものですね。
料理上手なタカリ族の名前を持つお店にふさわしいダルバートのお店でした。
1,000円という価格でお肉たっぷりのカレーでご飯がいただけるので、コストパフォーマンスも抜群でしょう。ぜひとも、皆さんにも本格的なダルバートをこちらのお店で味わっていただきたいですね。
夜もきっと本格的なネパール料理がいただけるのかと思います。
タカリセット(1,000円)2018年1月
タカリセット(1,000円)付属のサラダ2018年1月
内観2018年1月
内観2018年1月
外観2018年1月
2018年1月
2018年1月
2018年1月
2021/04/25 更新
川崎区の元木町交差点付近にあるネパール料理店です。
この場所は、居抜きで何軒ものネパール料理料理店がオープンと閉店を繰り返していた場所ですが、久しぶりにこちらの『タカリ』となって安定しています。
この界隈に日本語学校、インド・ネパール食材を売るお店もあり、ネパール人が多いからか、こちらのお店がネパール人が集う場所になっていますね。
使用感が強くなってしまいましたが、マニ車も飾られて、内装のネパールっぽさは強くなりました。
いただいたのは、
■シンプルカナセット(500円)
新メニューですが、ネパール人向けに低価格で提供するために作った簡易版ダルバートという感じのものでしょう。
ダル(豆カレー)、バート(ライス)、チキンカレー、タルカリ、アチャール、チャトニです。
メニューの写真だとダルは見えないのですが、提供されるところを見ると、やっぱり、ネパール料理にダルは必須アイテムですね。
ダルが非常に美味しいですね。皮付きのウラドダル(ケツルアズキ)を皮付きで使っていて、ギーでコクを出し、塩気も強めで、いい味しています。
このスタイル、タカリ族の定番の味ですね。
これだけでもご飯が食べられるぐらいの味に仕上がっていますね。
チキンカレーは、汁気が無いグレービーなもので、スパイスが強すぎないネパールな味わいのチキン炒めという感じです。
タルカリは、定番のジャガイモとインゲンのもの。
アチャールは、大根の漬物で、漬かり具合はきつすぎません。(たまに古漬けのようになって酸味の出ているお店があります。)グリーンピースも入っていて、食感にも変化があっていいですね。
チャトニもなかなか良く、トマトベースに辛さと塩気がしっかりしていて、ダルに飽きたときに使うと引き締まりますね。
山盛りご飯はジャポニカ米です。
500円のセットなのにダルとライスはおかわりできます。こちらからお願いせずとも頃合いを見計らって持ってきてくれます。しかも、最初に盛られていたのと同じぐらいの量ですね。
日本語が堪能ではないネパール人のお店の方ですが、素朴な印象で親切でネパール人らしさがありますね。
大量のおかわりは、親切心の証です。ありがたいですね。
■タンドリーチキン(150円)・シークケバブ(150円)・チキンティッカ(150円)
シンプルカナセットが安いのでお店が儲かるように、また、肉っ気があったほうがご飯も食べやすいので、追加注文しました。
価格は安いですが、ボリュームも相応という感じです。ひき肉を使うシークケバブが一番大きいですね。
シークケバブは、細かく切ったニラが加えてあり、餃子っぽい味になっているのがおもしろいです。
お客さんなのか、経営者なのか、友達なのかわからないネパール人が常に店内にいるのでちょっと入りにくさがありますが、入ってみれば安く美味しくネパール料理を楽しめるお店であるのは変わりがありませんね。
川崎で本格ダルバートが食べられるお店のひとつとして、ネパール料理に興味がある人におすすめのお店です。