ランチ向上委員会さんが投稿したアトリエドアイ(東京/広尾)の口コミ詳細

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The Tabelog Award 2軒訪問☆

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ランチ向上委員会 (男性・神奈川県) 認証済

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閉店アトリエドアイ広尾、白金台/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.3

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.1
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2014/04 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

華やかなランチは、味もシェ・トモグループらしい高品質

シェ・トモグループのフレンチレストランです。普段は、ラ・ピッチョリー・ドゥ・ルルを利用しているのですが、系列店の違いを楽しんでみようとうかがいました。

木目をパズルのように組み合わせた外壁、店内もフランスの香り漂う、ちょっと洗練された感じです。ルルが田舎風なのに対して、こちらは重厚感があります。

ランチコースは、ルルと同じで2,160円で前菜・メイン・デザート・コーヒーです。選択式のプリフィックスですが、ルルは、デザートは盛り合わせですが、こちらは選べます。

いただいたのは、
■前菜「ホワイトアスパラとグリーンアスパラのテリーヌ 薫製にかけた帆立貝を添えて」
旬のアスパラを使った前菜です。テリーヌは食感のしっかりしたゼリー寄せで断面のアスパラが美しいです。軽く燻製にした帆立の貝柱との相性は良く、ソースも軽めでアスパラや魚介とよく合うものです。
見た目にも非常に美しいですね。

■前菜「プラチナポークのトリップ カーン風」
ルルでは、クラシカルな王道のノルマンディーの郷土料理としてのトリップでしたが、こちらは、トマトベースの味付けをしたイタリア風のトリップです。とは言え、カーン風に仕上げた繊細な味を殺さないようにトマトの味わいは控えめでバランスが取れています。オーブンで焼いているので、表面の香ばしさも楽しめ、陶器の器も熱せられており最後まで熱々でいただけます。

■前菜「ガレットコンプレ」
ブルターニュ地方の郷土料理でそば粉のクレープです。ハムとチーズと目玉焼きを包んであります。上に盛られたクレソンの緑も美しいです。
ガレットは、フランス料理であるものの日本のお店では、なかなか提供してません。まれに専門店があるぐらいですね。
こういう、フランスの郷土料理を取り扱ってくれるのが、シェ・トモグループの魅力です。

■メイン「ウサギもも肉のシューファルシー」
日本人にはびっくりの食材ですが、ヨーロッパでは、さほど珍しいものではありません。
盛り付けは、大変凝っており、緑黄色野菜で作ったピューレでうさぎの耳を描いて、メインのキャベツ包みの部分が顔となって、うさぎの顔を表現しています。写真の方向を意識して撮影してみましたが、どうでしょうか?
味わいは、うさぎ肉自体が、脂が少なく鶏肉に近い食感で少し野趣がある味わいです。包み焼きでうまく味わいを閉じ込めてますし、ソースも肉質に合った濃さで作られており、バランスがいいですね。また、耳部分のピューレもソースとして一味違う食べ方もできるので、飽きずにいただけます。

■メイン「パートフィロで焼いた白身魚(イトヨリダイ)と空豆のフリット」
白身魚は、高級魚のイトヨリダイを使用しています。この魚も魚屋などではあまり流通せず、飲食店がメインで消費される上品な味わいの高級魚ですが、ルルでも見かけるシェ・トモグループの好きな食材です。
イトヨリダイに下味がつけられ、パートフィロというギリシャや中東あたりが発祥の薄い生地で包んで焼いてあります。
中には魚だけでなく、ズッキーニなどの野菜も入り、魚の旨みを吸ってくれています。盛り付けも当然ながら美しく、カットされたトマトなどで飾られ、女性に喜ばれそうなメインですね。

■メイン「牛バベット(ハラミ)と新ジャガイモのロースト」
いい焼き加減に焼かれカットされた牛ハラミ肉は、定番の食材なれど、いいお店のものはやはり美味しく、赤ワインをベースにしたソースによく合います。
付け合せを新ジャガイモのローストにすることで、季節感を出していますね。
男性向けのメイン料理です。
パンが、バゲットでなく質感のある黒パンなので、こういう肉料理との相性は抜群ですね。

■デザート「フォンダンショコラとフランボワーズのソルベ」
ルルとの決定的な違いのデザートですが、ソルべと1品で構成されています。流行のフォンダンショコラは、量もあって食べ応え十分。盛り合わせだと「もっと食べたい」と思ってしまいますが、この量があると「満足いくまで食べた」と思えます。ソルベもフォンダンショコラと相性の良いフランボワーズです。

■デザート「大きなイチゴのマカロンとショコラブランのソルベ」
自作のマカロンもシェ・トモグループのウリのひとつですが、これに上質なイチゴを挟んだマカロンは、見た目にもかわいらしくて女性に受けること間違いなしです。
合わせるソルベは、ショコラブラン(ホワイトチョコレート)です。濃厚なれどさわやかな感じがいいですね。

■デザート「サクラのモンブランとシャルトリューズのソルべ」
こちらは、さくらあんを使うことで季節感を強く出しています。その分、フレンチというより和菓子に近くなっているモンブランですね。
合わせるソルベは、シャルトリューズという薬草系のリキュールのソルベです。さくらあんでねっとりとした口の中をさわやかにしてくれます。

料理の提供がゆっくりなので、ビジネスランチよりも昼からお酒をいただいてゆっくり楽しむのが正しい使い方ですね。

どの料理を選んでも確実に美味しく、価格以上の価値があるのは、ルルと同じです。ルルと違う点は、総じてこちらのほうが華やかな印象で、ルルは質実剛健な感じです。女性にはこちらのアトリエ・ド・アイを、男性にはラ・ピッチョリー・ドゥ・ルルをお勧めしたいです。
いずれにせよ、高品質であることは確かなので自信を持っておすすめできるお店であることは間違いありません。

  • ランチコース(2,160円)の前菜「ホワイトアスパラとグリーンアスパラのテリーヌ 薫製にかけた帆立貝を添えて」2014年4月2014年4月

  • ランチコース(2,160円)の前菜「ガレットコンプレ」2014年4月2014年4月

  • ランチコース(2,160円)の前菜「プラチナポークのトリップ カーン風」2014年4月2014年4月

  • ランチコース(2,160円)のメイン「パートフィロで焼いた白身魚(イトヨリダイ)と空豆のフリット」2014年4月2014年4月

  • ランチコース(2,160円)のメイン「牛バベット(ハラミ)と新ジャガイモのロースト」2014年4月2014年4月

  • ランチコース(2,160円)のメイン「ウサギもも肉のシューファルシー」2014年4月2014年4月

  • ランチコース(2,160円)のパン。2014年4月2014年4月

  • ランチコース(2,160円)のデザート「フォンダンショコラとフランボワーズのソルベ」2014年4月2014年4月

  • ランチコース(2,160円)のデザート「大きなイチゴのマカロンとショコラブランのソルベ」2014年4月2014年4月

  • ランチコース(2,160円)のデザート「サクラのモンブランとシャルトリューズのソルべ」2014年4月2014年4月

  • ランチコース(2,160円)のコーヒー。2014年4月2014年4月

  • ランチコース(2,160円)の紅茶2014年4月2014年4月

  • 2014年4月

  • 2014年4月

  • 2014年4月

  • 2014年4月

2014/08/13 更新

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