P-PROさんが投稿した草喰 なかひがし(京都/出町柳)の口コミ詳細

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草喰 なかひがし元田中、茶山・京都芸術大学、出町柳/日本料理

3

  • 夜の点数:-

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク 4.0
3回目

2019/06 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.6
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

日常の食生活を再認識

久しぶりの此方、6月の訪問は初めてということもあり、楽しみにして伺いました。
お弟子さんが大分増えたようで、何となく雰囲気が変わったかな。

以下、備忘録

【八寸】
美しい八寸ですが、季節のせいか少し高揚感は控えめ。
・そら豆の白和え、ままかり、根曲がり竹、鯖寿司、わらび、青梅、反魂草・はぜり・牛蒡の八幡巻など。

【お椀】
・白味噌、賀茂茄子のお椀
以前は白味噌の風味が全面に出ていましたが、今回はお出汁の味が多少強めに感じました。

【焼き物】
安曇川の鮎、旨し。

【お造り】
・鯉のヒラ造 、胡瓜のムース?などを合わせて。

【炊き合わせ】
・鰹、夏かぶら、真竹

【焼き物】
・子持ちの笹ガレイ

【おひたし】
・ロメインレタス

【ご飯】
メザシとおくどさんで炊いたご飯。

【デザート】
よもぎのアイス、詳細失念


いつもの通り八寸は美しく、いずれの品も美味しく頂きました。

ただ、率直なところ、以前ほどの喜びが感じられず…

それは此方の質が落ちたわけではなく、多分、自分が所謂「田舎」に移り住んだことで、食生活が大きく変わったことによると思われます。

田舎では(といっても場所によると思いますが)、自宅で精米した無農薬のご飯、朝どれの魚、平飼いの卵、新鮮な有機栽培の野菜などなど、近くのスーパーだったり、ちょっとした労力を惜しまなければ、比較的容易に手に入ります。
あとは少し奮発してキチンとした調味料・油などを使えば、質素でシンプルだけど、それなりに滋味ある食を日常的に頂けちゃいます。

此方の洗練された素晴らしいお料理と比べるべくも無いのですが、都市圏では、本来の食生活が送れていないのでは…と考えさせられてしまいました。

普段の食生活を改めて振り返る、よい経験になった今回のご訪問でした。

2019/07/05 更新

2回目

2017/11 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.6
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

相変わらず和と季節を体現した八寸は素晴らしいです

一年振り、かつ11月の訪問は初めてですので楽しみにしていました。

今回は此方の品々。

【八寸】
鯖の燻製、銀杏、大根でカラスミ・春菊・すいばの巻いたもの、栗の素揚げ、
実山椒で炊いた戻り鰹、黒豆の枝豆の空炒り、柿のきな粉酢和え。
(こうして文字にすると無機質かつ陳腐になって申し訳ないです。)

【むかごとイクラの飯蒸し】

【白味噌のお椀】
これも此方の鉄板ですね。今回の具材は栃餅となめたけ 。

【子持ち鮎の笹焼き】
みかんのマーマレードで頂きます。

【川鰻と蕪の餡掛け】

【鯉のひら造り】
山椒の葉、辛味大根、自然薯、わさび菜、鯉の皮の湯引き、鯉の骨の煮こごり、
鯉の鱗の素揚げ、マイクロ胡瓜などを混ぜて頂きます。

【原木椎茸のお浸し】
小松菜や糸瓜と頂きます。此方のお浸しは、体に染みます。

【ご飯】
今回初めて卵かけご飯を頂きました。
卵の黄身とアカヤマドリ茸のペースト、乾燥醤油などで頂きます。
他、定番のお焦げ(パリ)、ニューヨークを頂いて満腹。

【水菓子】
大白柿、マスカットベリエール。
人参の葉のソルベとチョコレートでできた柿の枝を添えて。

いわゆる高級食材は使っていませんが、此方の八寸は個人的にはこれまで頂いた中で
一番素晴らしいと思います。
和を端的に体現しているように感じる方も多いのではないでしょうか。

味もさることながら、体が喜んでいるような感がするのも此方ならではですね。

大将にはこれからもお元気で楽しませて頂きたいものです。

  • 八寸

  • 八寸

  • むかごとイクラの飯蒸し

  • 白味噌のお椀

  • 子持ち鮎の笹焼き

  • 鯉のひら造り

  • 川鰻と蕪の餡掛け

  • 卵がけご飯

  • 大白柿、マスカットベリエール

2017/11/13 更新

1回目

2015/09 訪問

  • 夜の点数:-

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.6
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

四季ごと改め、毎月行きたい滋味深いお店

2015/9

初めての9月訪問で楽しみにして伺いました。
相変わらず美しい八寸。その中で白眉は秋刀魚の燻製。
これは唸るような美味しさ。一口目は半分で食べましたが、あまりの美味しさに
残りはちびちびと大切に頂きました。
日本酒に合う美味しすぎて所謂「ずるい」お味。
鮎の風干しは恐らく8月でも供される品。これも酒に合いますね。
炊き合わせも蓮根や芋茎の炊きあわせも美味しかったです。
なんていう茸か忘れましたが、食感・風味ともにいいお味でした。
今回は、酒が飲める方も含めて3人で伺いましたが、初めて
A君(英勲)からC君(神蔵)まで頂きました。
C君は酒茶漬け。ご飯と一緒に頂くと、ほわっとご米の風味広がります。
仰っていましたが、まさに米偏に花で糀ですね。

そして毎度のことながら大将のお茶目さ。
今回ではありませんが、可笑しかったエピソードを幾つか。
大将のジョークにお客さん「よく聞こえないわ」。
これに対して大将、「こんなアホらしいこと、大きな声では言えまへん…」
また、関東のお客さんには、ジョークがが通じないことがあり、ぽかんとする
お客さんを見て「すいません…」を小声で去っていっていました。
料理には一切の妥協が無い素晴らしいものなのに、このギャップが可笑しくて。
本当に愛すべきお方で大好きになります。

次回は12月に訪問予定。初めての晩御飯で、今から楽しみです。

P.S.山椒オイルを店頭で販売されるようになりました。
  それまでご苦労もおありだったのか、女将さんが嬉しそうでした。
  確か一本1500円。もちろん買って帰りました。

2015/6

最近は割と頻繁に伺っていますが、7月は初めてで、楽しみにして訪問しました。
特に印象深い物を幾つか。

【焼き鮎】
爽やかな苦味とともに、ほんのりと甘味を感じます。
ふっくらと焼き上がっており、8月に頂いた風干しと、また違う味わい。

【鯉の平造り】
今回の鯉は今までで一番脂がのっているように感じられ、すこぶる美味い。
海水で伸ばした完熟梅とよく合います。

【笹がれい】
毎度のことながら、鴨と笹がれいのどちらにするか迷いますが、今回はそれぞれを
同伴者とシェアーすることに。
笹がれいは、色んなところで頂く機会がありますが、此方の其れは別格。
また、炭火で焼き上げた骨と頭が、日本酒のA君(英勲)と合い過ぎて、思わず笑みがこぼれます。

うっかりすると気が付かないような、しかし確かに感じられる食材の力。
これが身体に染み込んでいくようです。
毎度のことながら、自然の恵みへの感謝、美味しく頂けることのありがたさを感じます。
今回もご馳走様でした。


2014/3

久しぶりの訪問で、初めて二階の座敷での食事。
やはりカウンターは人気でなかなか予約が取れません。
その代り奥様と色々と楽しくお話しさせて頂きました。

毎回、楽しみなのは八寸。今のところ、こちら程、美しく季節を表現している八寸は出会っていません。
今回も春を感じさせる美しい品々。

今回、特に驚いたのは筍とわかめの炊き合わせ。筍に灰汁がないのは勿論ですが、
こんなに甘みがあり、ほっこり炊いた美味しい筍は食べたことがありません。

摘み草だけでなく、普段口にする野菜も、なんでこんなに美味しいのか。食材選びから調理方法などなど、
手間暇かけた仕事をされているように感じます。

また、白味噌のこっくりした優しいお椀も毎回楽しみですが、こちらのお使いになっていらっしゃる
白味噌を教えて頂き、お店を出た後、早速買いに行きました。

いつも皆さんに分け隔てない心遣い、応対をしておられ、毎回、気持が満たされてお店を後にさせて頂きます。

ご馳走様でした。


2013/8

以前から気になっていたお店でしたが、さほど野菜や山菜が好きではないので、どうかなと思っていましたが、
いい意味で全く予想と違っていました。
日本に生まれて良かったと思わせる、また四季ごとに行きたいと思わせる、味わい深い品々です。
野菜が中心なのに物足りなさは全く感じません。
また、どれも奥ゆかしさがありながらも、色彩感覚と盛り付けが素晴らしい。
特に美味しかったのは、鮎の風干し。干物系でこんなに美味しいと思ったことは初めてです。
冷酒との相性も最高。
メインディッシュとおっしゃっていた、おくどさんで炊いたご飯の美味しさは言うまでもありません。

大将も一見すると小難しい表情ですが、駄じゃれを連発しながら丁寧に説明頂きました。
スタッフの応対も適度な距離感と心遣いで気持ちいい。

食後は「ごちそう様」と手を合わせたくなる食事でした。

迷わず次回の予約決定。
しばらくはリピートすることになりそうです。

  • 八寸

  • 鮎風干し

  • 炊きあわせ

  • 山椒オイル

  • 杏の炊いたんバジルのシャーベット

  • 八寸 鱧の飯鮨 アカザ 玉蜀黍味噌漬け 川エビ きびなご

  • 里芋 荏胡麻あえ

  • 椀 合わせ味噌 新じゃがのすりおろし

  • 鯉の平造り

  • 賀茂茄子の炊き合わせ

  • 笹がれい

  • 笹がれい

  • あさかぜ胡瓜

  • 蕗の葉

  • 新じゃがの木の芽和え

2015/09/22 更新

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